これで3期生コンプリートかぁ!!(一人は除く)感慨深い。
次こそはぐらちゃんでも完成させようかな。
と思ったけども最近暑くて何もやる気せん。何この暑さ。
吾輩はパーフェクトスタッフである。
今日も今日とて仕事である。本日の業務は案件の内容をまとめて明日打ち合わせするための資料作りである。とても大事な仕事なのだ。
「見てマリン!最近のおもちゃって凄いぺこ」
「うおおお!!スッゲェ変形するのってやばぁ!!進化を感じるわぁ」
とても大事な仕事故にどんなことが起ころうとも完遂させねばならぬ。
「へぇーこんな感じのもあるんだ。手錠と拳銃も少しリアルっぽいね」
「ノエルー!船長も逮捕してくれぇー!!」
大事なんだ。なんとしても完遂させないと…
「マリンきもちわるいよ?」
「あぁん?フレア〜!!お前ぇふざけた事吐かすと逮捕しちゃうぞ☆」
「古いぺこ」
「うるせぇえええ!!」
ガシャアーーーン!!
“うるさいのはお前らじゃぁあぁあ!!吾輩が仕事してるのが見えんのかぁあああ!!”
流石に机までガッチャンガッチャン揺らされては仕事なんてできるわけがない。いくら温厚無害で通っている吾輩といえどプッツンしてしまうというものだ。
「ひぇええモブさんが怒ったぺこ!」
「逃げろおおお!!」
ぺこらさんと船長は玩具らしきものを手に一杯抱えてフラフラと逃げていく。まったく元気が良いのは素晴らしいが作業中の所でキャピキャピされるのは困るというものだ。床の上に落ちてしまった書類もあるではないか。どっこらせ
「冷房効いてるし居心地が良いからつい。ごめんなさい」
「あはは。ゴメンゴメン。書類拾うの手伝うよ」
吾輩に怒られたからかバツが悪そうな顔をしたノエルさんが頭を下げ、フレアさんが落ちた書類を拾うのを手伝ってくれる。流石キャラの濃い3期生達だ性格が出るね。
『なにしてるんですかー!!』
『ぺごぉ!!?!?』
書類を拾っているとAちゃんに鎮圧されたであろうぺこらさんの声が聞こえてきた。
「おー。Aちゃん良いタックルしてる…ん?」
どうやら決まり手はタックルだったらしい。ノエルさんは成り行きを見ていたのだろう。
「どしたのノエル?」
「いやなんか飛んできた」
「なんかってなに?」
吾輩も気になったので視線を上にするとそれと同時にフレアさんも同じ事を考えていたのか、お互いの手がぶつかってしまった。上に意識を向けると下が無意識になる典型である。
「あ、ごめん」
“いえいえ、こちらこそ”
カチャン
お互いに謝って手を引こうとした瞬間に吾輩の左手首とフレアさんの右手首に手錠がピッタリハマっているではないか。
「あ…」
「え?」
事の成り行きを見守っていたノエルさんと何が起こったのか理解できずに目を白黒させるフレアさん。吾輩は咄嗟に手錠のハマった左手をこちらに引き寄せる。
「うわっとぉ!?」
少しよろめくフレアさん。存外手錠はしっかりしている作りのようだ。思わず口からウボァという声が漏れてしまった。
「えーと。多分ぺこらがタックル受けて転んだ際に飛ばしたやつだと思うよ。鍵もあるんじゃない?」
なるほど。
ぺこらさんの方を見る。
抱きかかえていた玩具をゴソゴソ漁っているが次第に青い顔になっていく。
船長の方を見る。
船長もワタワタしながら玩具を漁っている。まるでド◯えもんがひみつ道具を探しているかのようだ。
Aちゃんも嫌な予感がしたのか手伝ってくれている。流石勘働きの良い人だ。
「鍵あった?」
『あ、アリマセンデシタ(ぺこ)』
仕方ないので力に自信のありそうなノエルさんに壊してもらおう。確かそこに今日忘れ物としてあった持ち主不明の刀があったはずだ。
「団長に任せろー!これか。…よしよし。何で真剣なのか分からないけどサクッといくよー!!」
フレアさんと吾輩はなるべく手錠のチェーンが引っ張れるように距離を取った。真剣だったらしく失敗されたらと思うと少し不安である。
「よーし。チェストオオオ!!」
ノエルさんは気合を籠めて縦に刀を振り下ろした。手錠はザクッでもスパッという音ではなくキィンと甲高い音を立てた。
そして吾輩とフレアさんは強かに床に叩きつけられた。
『“ぐへぇあ!?!?”』
「なんでぇ!?二人共ちゃんと踏ん張ってたよね?」
「踏ん張ってたけどふっ飛ばされたわ。イテテすごい威力。ノエル手錠は切れた?」
「…えーと傷一つなく新品そのものです」
嘘!?と驚きながら手錠を確認するフレアさん。吾輩の腕が引っ張られた。地味に痛い。
この痛み悲しみ苦しみどうしてくれようか。とりあえずフレアさんと協力してなんとか立ち上がる。この悲惨な状況なのにケタケタ笑う声がするので視線を向けると
“兎田ァ…”
「アッハイ。そんな怨念に満ちた顔しないで!?鍵探してくるぺこ!!」
「モブさんがさん付け無くなるのは初めて見た!!」
「案件のまとめで今大分大詰めというか、切羽詰まってるので。私もここまでになっているのは初めてですが」
カサカサと地面を這うように鍵を探すぺこらさんに船長とAちゃんが話をしている。確かに地獄の底から這い出たような声になってしまったが、まぁフレアさんには申し訳ないが仕事させてもらおう。そして船長も鍵探さんかい!!
「い、イエッサー!!」
「あぁ全然良いよ?付き合うよ!」
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「用もないのに手を伸ばしてるのは変な気持ち」
「モブさんがキーボードに手を伸ばしてるから仕方ないよね」
その後1時間ほど掛かったが、手錠をつけたまま仕事は問題なく完遂できた。ずっと手を伸ばしてくれたフレアさんに感謝である。
最初は繋がれた手や肘同士をぶつけてしまったりで多少の問題はあったものの人は慣れるものだ。最終的に肩をぴったりくっつけてもらい余計な動きをしないように制限させて解決した。ノエルさんが「良いなー」と呟いていた。代われるなら代わってあげるよ。
“さて、仕事も終わったしこの手錠を外すことを考えますか”
「ちなみにぺこらとマリンは何の成果もあげれなかなったらしいよ」
「今そこで二人共そこで土下座してる」
フレアさんとノエルさんが指を差す所には兎とコスプレ輩が深々と土下座していた。腹を切れぃ。
『そんなー!!』
「マリンにぺこらサヨナラ!二人共今までありがとう!!」
処刑人となったノエルさんにズルズルと引っ張られていく二人を眺めながら考える。所詮は玩具の手錠であるならばその内壊れるはず。絶えずダメージを与え続ければ…
「なんか思いついた?」
“吾輩に秘策あり!!”
「ほほー?」
策その1ノコギリでギコギコ
「中々不格好なポーズしてるね」
“考える人のポーズしながら片手にノコギリ持ってますからね。仕方ない”
ギコギコ
「ノコギリ事務所にあったんだ」
“吾輩が色んな物をDIYしてるので、セットとか”
ギコギコギコギコ
「なるほどいつも助かってるよ!また近々お願いします牧場みたいなセットで!!」
“ええわかりました。作っておきますね”
ギコギコギコギコギコギコ
「ずっとギコギコしてるけど切れないねえ…手が痺れてきたんだけど」
“ば、馬鹿な。こんなにギコギコして無傷だと!?”
「うーん最近の玩具お見事!!」
策その2やっぱりノエルパワーに頼る
「あたしは思ったのです。やっぱ力こそパワーだと」
大きい胸を張り当たり前のようなことを語るフレアさん。
この人も大概脳筋思考である。
「ノエルの力は凄い。本気でやってもらえばこんな手錠なんて一瞬よ」
確かにその通りだが、先程それで吾輩たちは床を舐める事になったわけだが。
「まぁまぁ。ここはアタシに話を合わせてちょうだいな!!」
フレアさんが考えたノエルさんに本気を出させる策を聞くが、嫌な予感しかしない物だった。
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まずは作戦の要であるノエルさんを呼び出した。
「どったのフレアー?まだ手錠の鍵は見つかってないらしいよ」
「なら仕方ない。このままモブさんと一緒に暮らしていくよ」
「!?!?!?」
作戦としてはノエルさんを怒らせそのパワーを手錠にぶつけさせるといったものなのだが、失敗すると吾輩とフレアさんが粉砕されそうな策である。今の所ノエルさんはショックを受けたような表情をしているだけだ。
「これからモブさんのことをダーリンと言おうかな。お風呂もトイレも一緒なの」
嫌なの。吾輩はどちらもゆっくり静かにさせて欲しい。
咄嗟にフレアさんが腕を組もうとしてくるが手錠が掛かってる腕を動かしやがったので吾輩の肩関節を極められただけであった。ヒギィ…
「あ、ぁあ。フレアが…寝取…うぅ」
わなわなと震えるノエルさんは涙目でこちらに近付いてくる。すぐに手錠を向けられるように腕に力を入れておく。
「お幸せにーーー!!」
「え、ちょノエルー!!」
ノエル は 逃げ出した▼
どうやら脳が耐えられなかったらしい。状況は悪化したといえよう。
「うーん。じゃ次の作戦だ」
おや?ノエルさんはそのまま放置ですか?
「よくよく考えたらこのままだと一緒にトイレ行くことになるからヤバいと思うんだ。形振り構っていられない」
少し目が据わった様子のフレアさんはただならぬ雰囲気でこちらを見ていた。もしかしてトイレに行きたいのでは?
「ノンデリ男!!」
パァン!!室内に乾いた音が響いた。
今日日些細なことですらセクハラ扱いになるのは悲しいことである。
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「とにかく状況は不味いワケです。本格的にお手洗いやお風呂の事を考えなければならないのよダーリン」
フレアさんは手錠を掛けてない方の手首をスナップさせながら語りかけてくる。
吾輩は旦那の頬を張り倒す鬼嫁はノーセンキューである。
等と言おうものなら吾輩の頬に拳が突き刺さるかもしれない。無言で頷いておく。
「…やっぱり今すぐにお手洗いに行きたい。というわけでさっさとイヤホンして目隠しつけて!!」
我慢していたのか突如モジモジし始めて机の上にあるヘッドホンを指差すエルフ様。
目隠しは前に企画で使った物を使うとしよう。だからなるべく急いで準備するので手錠をそんなに引っ張らないで頂きたいのだが!!
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「はい。何もなかったねダーリン。復唱!!」
その後のトイレは特に特筆すべき事はなかった。目隠しして耳栓してトイレに正座とか新手のプレイかと思ったが何もなかった。
「要らない事は考えない!何もなかったハイ復唱!!」
“何もなかった”
「よし!」
洗脳教育するハニーことフレアさんに引き摺られつつ、何か手錠を外す良い作戦はないものかと付近を見回していると少し跳ねた白い髪の女性が歩いているのを発見した。おや?あれはまさか何でも出来ると噂の…
「あ、ぼたんちゃんだ!!」
「んー?フレア先輩じゃないですかーっとモブさんも…」
フレアさんが声をかけるとやはり何でも出来る獅白ぼたん様ではないですか。目線は一瞬で手錠に向けられるとニヤァと口が裂けるように笑いながら近寄ってきた。
「おやおや、お二人さんがそういう関係だとは知らなったなぁ。私は邪魔しないように退散しようかなぁ」
「ちょっと待とうか!!」
「いでぇーッアッハッハwww冗談ですって!!」
とんでもないことを言いながら逃げようとするぼたんさんを止めようとするフレアさんは吾輩の腕ごと振り回してぼたんさんに叩きつけた。え、ゴリラ?いてぇよー!!とハ◯ト様のように叫んでみたが無視された。
「で?私にこの手錠を外して欲しいんですね。ちょっとまってくださいね」
「なにそれ?ブニブニしてる…ガム?」
「パテ。ちょっと鍵の複製に使ったりする特別製ですけど」
そう言いつつ手慣れた様子で鍵を複製したぼたんさん。流石ギャングちほー出身!本当に前科ないのか心配になるお手前である。
「捕まるようなヘマはしてないから前科はないかもしれない」
「おっと?」
妙な言い回しをしたぼたんさんに一抹の不安を覚えた吾輩とフレアさんはお口をミッフィーにした。
特にその後会話はなく無事手錠も外され開放された。
「さっきの話ですが別に本気にしないでくださいよ?冗談なんですから」
「そ、そうだよね。でも何でパテなんてすぐ持ってたのかなんて疑問に思ってないよ!!」
「………」
吾輩は何も聞いてない。案件関連の仕事があるので死ぬわけにはいかぬ。そそくさとその場を後にした。
例えフレアさんを犠牲にしたとしても吾輩は生きる…生き残るんだ。
その後冷たくなったフレアさんが見つかった。ということはなく普通に過ごしていた。どうやら杞憂だったようだ。まぁ当然のことである。
モブ
死亡フラグにならなかった。当たり前。
特殊プレイを経験したが全く嬉しくなかった。
実は純愛厨。寝取とか見たら発狂するし悲愛とか見たら大泣きする。無論百合も可
フレア
死亡フラグにならなかったその2
特殊プレイをするハメになった。興奮はしなかった。
その後何事もなかったかのようにノエルと会話した強者。
ノエル
今回は可哀想な人。
寝取は夢だったたぶんきっとめいびー。
ショタがとてもとても好き。
兎
ふざけすぎて切腹を言い渡された。
船長と罪の擦り付けを行い争いの末討死(?)
その最期はノエル団長曰く実に醜い争いだったとかなんとか。
船長
共犯者扱いされ切腹を言い渡された。
ぺこらと罪の擦り付けを行い争いの末討死(?)
その最期はノエル団長曰く最初の勢いは凄かったが体力の少なさが仇となり相討ちになったようでこちらも実に醜い様相であったとのこと。
Aちゃん
毎度巻き込まれて可哀想。
ショタに告白されたい欲求強め。
ぼたん
何故パテをすぐ持っていたのかは永遠の謎。何でも出来る人。強い。