吾輩はホロライブのパーフェクトスタッフである   作:ジョ力

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遅くなっちゃった。申し訳ない!!

どうでしょう好きなんですよね。設定とか細かいのは考えない。
深夜バスは苦しいものだよ。昔に比べれば寝れるけど苦しいものだよ。苦しいものだよ。
流石に1話にまとめきれなかった。残念!!

UA 77,777 達成感謝!!
ジワジワ評価も伸びててありがたさしかない。ありがたやありがたや。

書いてる最中に 80,000 も達成!!
うれしー


37 AZKiちどうでしょう!?地獄のサイコロの旅 その1

 

 

吾輩はパーフェクトスタッフである。

 

が、現在ホロライブに退職届けを出して逃走しようと思ったがAちゃんに取り押さえられたところである。

 

「まぁまぁまぁ。落ち着いてくださいよ。今日のロケは男手と体力がいるんですよ」

 

吾輩が組み伏せられているのは某バーチャル首都空港の入口の前である。色んな人の目についてるが今は言わせてもらうぞ!!

何が男手だ!!体力がいるだけだろう!!

と吾輩は魂の叫びをAちゃんにぶつけた。

 

「AZKiさんがどうしてもやってみたいと言ってたので」

 

「ご、ゴメンねモブさん。私がやってみたいと結構前に企画出したら許可出たからモブさんが聞いてたものだと」

 

“Guessrとはワケが違うんですよ!?本当にやりたいんですか!?”

 

今日のAちゃんの荷物が妙に多いように感じられたが計ったのか。思わずAZKi様を見る。4th衣装服を少し厚手にしたような格好に変装用のサングラスに動きやすそうなブーツでそこそこ準備してきたと伺える。サングラス越しに「やりたいです」という強い意志を目から感じた。もうAちゃんもAZKi様も準備をしてしまっている以上吾輩がゴネても無駄なのだ。

仕方ないという諦めと共に怨嗟の思いと溜め息が漏れた。

 

「ゴメン!モブさんありがとう!!」

 

「よし。ではモブさんはこれとこれ持ってください」

 

勢い良く最敬礼のポーズをとるAZKi様に少し癒やされつつ、Aちゃんからとてもかさばる荷物とスマホが渡された。

 

「そのスマホは私達の目的の場所を探すための情報源プラス撮影用です」

 

なんということでしょう。あまりにも低コスト。このスマホで全てを解決しようというのか。

バックをあさるとホワイトボードとペン。二人分の着替え等のみ。当然のことだが吾輩の分の荷物ないじゃないか。

 

「さあ、カメラ起動してください。さっさとリスナー用に企画説明しますよ」

 

パーフェクトなスタッフが替えの下着すらねぇって呟いとるのが聞こえんのか。

今後が非常に不安になる状況ではあるが渋々カメラを起動する。

AZKi様は頬を軽く抑えヨシッと呟いていた。気合入ってるね。吾輩とは真逆である。とりあえずブレないように両手で構えて録画開始。ぽちっとな

 

「はい!皆さんこんあずきー!!AZKiです!!今日はある企画をやってみたくて」

 

「どーもスタッフの友人Aです。リスナーの皆さんに早速企画説明をしますね。今回はAZKiさんが一度やってみたいと発案した地獄のサイコロの旅!!バカジャネーノ」

 

「まず最初に今行ける交通機関を6個ピックアップ!そしてサイコロ1から6の数字に振り分ける。サイコロを振って出た目の所に行く!それを続けて最終的に目的地に帰れるようにする旅だよ!!」

 

Aちゃんは死んだ目で、AZKi様が目をキラキラさせて企画説明を行っている。このカメラアングルの中に凄まじい空気感の差があって非常に心苦しい。

 

「そして今回の目的地はこちら!!バーチャル北海道!!奇しくもどこかのどうでしょうと同じです」

 

「AZKiさんのライブがありますからね。正確には打ち合わせとリハーサルがあるのでそれまでには間に合わせないといけません!というわけで制限時間は3日後!!つまり72時間となってます」

 

ふむ?いや待てそれは困る。吾輩は明後日に企画の段取りを決めねばならぬのだ。そんな思いを込めて説明中のAちゃんを見つめてみる。

 

「私達の仕事はのどかさんに全て事前に引き継ぎ済みです」

 

の、のどかさーん!?なんて酷いことをしているんだ!!吾輩はあまりの仕打ちに思わず身体を震わせた。

 

「あーカメラさんしっかりカメラ持ってくださいね」

 

「手が凄い震えてる。が、頑張って!!」

 

Aちゃんは冷めた目で、AZKi様は少し申し訳無さそうな顔をして両手でお祈りポーズをしている。

吾輩ものどかさんに後でお祈り…ではなく普通にわからない事がないか確認のメールを入れておこう。

こうして非常に不安だらけな旅が今始まってしまった。

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

「というわけで早速行き先を説明しますね」

 

1バーチャル博多 14時間

2バーチャル鳥取 11時間

3バーチャル弘前 9時間

4バーチャル大阪 2時間

5バーチャル八丈島 1時間

6バーチャル宇都宮 50分

 

 

「なんだろう。右側が移動時間かな?凄い移動時間に差がある気がする」

 

「…ほら発案者AZKiさん。サイコロ一投目!!どうぞー!!」

 

「なんかAちゃんの反応が冷たい気が、ま、まぁ行きます!!てやー!!」

 

両手でぽいっとサイコロを降るAZKi様。サイコロの動きが止まったので吾輩が出目を確認しようとした瞬間にAちゃんに弾き飛ばされた。

 

「アッー!!!」

 

「あっ」

 

叫び蹲るAちゃんにサイコロを見てやってしまったという顔をしたAZKi様。吾輩もカメラを持ちながらサイコロを確認すると赤い点が一つ。

 

「えー出目は1です。つまり博多!!これ何で行くんですか?」

 

そんなものミンナダイスキ深夜バスである。実に快適な長旅をお送りしてくれるだろう。

その旨を業務用チャットで送る。

 

「カメラさん喋らない。ん?えーと…深夜バス…は乗ったことないや。楽しみです!!」

 

その威勢がいつまで持つのか楽しみである。では時間があまりないのでサッサと行こう。AZKi様の後ろで親の仇を見るように吾輩を睨んでいるAちゃんもいて怖いのだ。何故そんな目で見るのか。別に吾輩がやらかした訳でもないのに。そしてまだカメラ回ってるからやめようねその顔。

 

 

━━━━━━━━━━ 夜 ━━━━━━━━━━

 

 

「おー。やってきましたね深夜バスが。あれが今日私たちを博多まで連れて行ってくれるという」

 

「うわぁやだなぁ寝れる気しませんよこれぇ」

 

意気込みバッチリのAZKi様と顔面蒼白で項垂れているAちゃんをカメラで映しておく。これが最期の記録になるかもしれないのだ。しっかり焼き付けるように映しておく。

深夜バスは恐ろしいのだ。乗ったことがある人は言わずともわかるだろう。

 

「わぁ3列だ!丁度いいですね!」

 

ビジネスシートというやつである。昔と違ってシートが柔らかい気がする。

吾輩はこの深夜バスには乗ったことはないが時代は変わったものだ。wi-fiやUSBポートもあるではないか。素晴らしいこれならなんとかなるかもしれんな。

キョロキョロ周りを確認しているAZKi様が可愛かったので撮影しておく。Aちゃんを映すと睨まれた。何故。

 

「狭いけど結構快適な気がする。二人がそんな気にするほどでもないような?」

 

「…それはどうでしょうね」

 

3列シートの真ん中に座りシートの柔らかさを確かめているAZKi様はそんな事を宣った。即オチ2コマみたいな事にならなきゃ良いが。

 

「あ、アナウンスが始まった。出発だって!!」

 

さぁ地獄の始まりである。

 

 

━━━━━━━━━━ 朝 ━━━━━━━━━━

 

 

「……おはようございます。ほぼ10時?朝日が眩しい。ここどこ?」

 

バスは現在止まっているが、ここは休憩地点でまだ博多ではないのだ。頭を抑えてスマホをぼうっと眺めているAZKi様を見る限り大分ヤラれているようだ。ここからまだ最低でも1時間は乗ることになるわけだ。ところでゆっくり休めましたか?

 

「ねれなかった。いや寝たり起きたりを短期間でずっと繰り返してたのが正解かな」

 

「最初はずっとお喋りしてたから良かったけどね。博多に何があるのかとかAちゃんと最近の話題の話とかしてたけど。うん。話題がなくなると苦しいね。飽きてくるし動けないし」

 

「そういえばAちゃんは?」

 

この深夜バス一度夜中に停車した後、まさかノンストップで朝まで突っ走るとは思わなかった。運転手さんは非常にタフである。AZKi様をダウン寸前まで持っていくとは恐ろしいことだ。

ちなみにAちゃんは先程魘されてたので起こさないでおいた。

 

「そこは起こしてあげないの!?」

 

起こさぬ。せっかくの睡眠だし邪魔しないでおこうという吾輩の粋な計らいである。これからまだ長い旅なので今のうちに休んでいただこう。

 

「えー悪夢見てたら休めてないような」

 

吾輩達が乗っていたバスの方をぼうっと眺めているAZKi様。カメラの撮影を止める。もう少しゆっくりしたいところであるがそろそろ出発時刻が近いので乗り込むとしよう。

 

「はやい」

 

頬をふくらませ幼児退行しようと無駄である。後ろから肩を掴み強制連行の時間だ。少し嫌がっているようで少し手に抵抗感感じるが、あと1時間ほどで到着でございます。

 

「ながい」

 

 

━━━━━━━━━━ 博多 ━━━━━━━━━━

 

 

「はい。半日以上の移動の末到着しました。非常に快晴ですが私は人生で初めて太陽が憎らしく思えてます」

 

「いやー苦しかった。背中とお尻が痛いです」

 

14時間かけてバーチャル博多に到着したAちゃんとAZKi様達は吾輩がカメラを用意すると直ぐ様お化粧直しに逃げてった。特にAちゃんの顔が絶不調ですよという顔をしていたので流石に止める勇気はない。

30分程してようやく戻ってきた二人は幾分マシになったので撮影開始。Aちゃんがサンサンに輝く太陽に毒づき、AZKi様が困り顔で背中とお尻を叩いている。

 

「おい、カメラさんずいぶんと余裕そうじゃないか」

 

「確かに、私達と同じ状況だったはずなのにさっきコーヒー飲みながらメールチェックしてた!仕事する余裕があるってことだ!!」

 

今日のAちゃんはどうやら余程機嫌が悪いらしい。深夜バスで受けたダメージを感じさせない吾輩が余程気に食わないらしい。ちなみにメール相手はのどかさんで、まだ何とか正気を保っているとのことだ。

 

「それは良かった。ではなくて!!なーにあの無限地獄を味わってケロッとしてるんですか!!」

 

「そうだそうだーー!!」

 

二人でピーピー言ってくるが、まだイベント前のデスマーチに比べればマシなのだ。なんならもう一度乗ってもギリギリ人間性を保つことは可能だろう。

そう思いながらもう一度深夜バス東京行きを書いたホワイトボードを見せる。

 

「おいふざけるなぁ!!」

 

「いくらカメラさんでもそれはだめでしょ!?」

 

叫ぶAちゃんに泣き顔のAZKi様が縋り付いてくる。きっと視聴者はこの顔を見たかったに違いない。しっかりとカメラに収めサイコロを渡す。

 

「え…観光は?」

 

「……先にサイコロを回してからです。最悪時間によってはすぐに出発なんてこともありえるので観光なんてないですよ」

 

「ヒィン」

 

そう。残り時間が58時間切っているのだ。さっさと帰りたいので早くサイコロを転がせ。ちなみに今回の行き先を書いたホワイトボードはこんな感じである。ゴールは4番だけだ。

 

1バーチャル東京 14時間かけて戻る

2バーチャル大阪 9時間

3バーチャル兵庫 8時間

4バーチャル北海道 2時間

5バーチャル鹿児島 1時間半

6バーチャル沖縄 1時間半

 

「では、行きます!!せや!!!」

 

最初の時より気合が違う。キレのある動きでサイコロを転がしたAZKi様。Aちゃんがいち早く確認に行くので吾輩はあとをついていく。結果は。

 

5!!

 

「んー。AZKiさんは暖かい所が好きなようで」

 

「わぁーまた南下かあ。私も別に暖かい所に目指してるわけじゃなくてこのサイコロがー!!」

 

「どんどん離れてるじゃないですか!!更に南下するようなら私は帰るぞー!!」

 

「ダメー!!」

 

二人がキャッキャと話し合ってる様を撮影しておく。行き先が決まったので吾輩はいそいそと荷物を持ち上げスマホを操作する。

 

「あれ?カメラ…は止めてるか。モブさんどうしたんですか?」

 

“鹿児島行きのチケット取って、取れました!では行きましょう”

 

「早い!?」

 

「モブさんそんなに行き急ぐ必要ないんじゃないですか?せめて何か見ていってからでも」

 

AZKi様とAちゃんが観光だ何だと言っているが駄目である。サイコロを振るAZKi様は“持っている”人のような気がする。つまりドンドン変な方に進んでいく。そんな気がするのだ。

 

「そんな変な行き先を書かないでよ!!」

 

例えAZKi様の頼みでも駄目である。ただ観光して終わりなど面白くない。それなら旅行に行ってくれたまぇ。

 

「うぐ」

 

というわけで移動は新幹線なのでさっさと行こうではないか。あと三十分で新幹線乗場まで行かねばならぬ。

そう伝えると二人はトボトボと着いてきた。

 

「次は行き先を私が決めて書きます」

 

吾輩達がお土産を見る暇なく新幹線に乗り込んだところ、Aちゃんはそう呟いた。なんとなくカメラを構えてみる。

 

「次は!!私が!!行き先を考えますからね!!」

 

涙目である。

折角なので窓際で景色を眺めているAZKi様をカメラで映してみる。こちらに気づいて手を降っている。まだ余裕があるようだ。

 

「余裕はあまりないけど?」

 

ジト目のAZKi様に心を読まれた。吾輩は1ミリも悪いことをしていないのだが、二人から責めるような視線を受けたので吾輩はそそくさとカメラをしまって睡眠をとることにした。

 

「「じーーー」」

 

 

━━━━━━━━━ 鹿児島 ━━━━━━━━━━

 

 

「バーチャル鹿児島!いやー。なんか。来るとこまで来てしまいましたね!!」

 

「何を言ってるんですかAZKiさん。まだ南ありますよ!!ほらこれが今回の行き先です!!」

 

1〜3バーチャル東京行き 2時間

4 バーチャル沖縄 1時間半

5〜6バーチャル北海道 ゴール!!

 

「おお!これは!!」

 

Aちゃんが作った行き先はこれ以上南に行きたくないぞという意思を感じる。

2個もゴールを作って3個は無限の可能性がある東京。4を出すと更に南下。

普通ならば好転するのだが。

 

「わ!?」

 

「AZKiさん!?ちょっとなんてことしてくれてるんですか!!」

 

「ごめんなさーい!!」

 

サイコロの神はいつだって残酷だ。

 

 

━━━━━━━━━━ 沖縄 ━━━━━━━━━━

 

 

「ハアーイ!!皆さんこんあずきー!!!なんとまだこの企画始めて1日経ってないという事実。沖縄ー!!もうずいぶん遠いところに来てしまった気がしますね!!残りあと50時間ちょっとといったところ!!まだまだ行けますサイコロの旅ー!!」

 

きれいな砂浜でジャンプしながら随分とテンションが高いAZKi様。暖かい陽気でお元気な様子を映しておく。

 

「はい。Aちゃん!」

 

「はい?なんです?」

 

AZKi様は突然振り返りAちゃんに何かを手渡した。中身を確認するとサイコロだった。

 

「おい?」

 

「私無理だ。これ以上南に行ったらどこ!?オーストラリアにでも行く!?べーちゃんに会いに行くことになるよ!!そんな事になったら帰ってこれないもんやだー!!!」

 

どうやらテンションが高いのは精神的に限界だった為らしい。我らがホロライブのスタッフにも見かける現象だ。あまり良くない状況なので休息を取らせる必要がある。

AZKiさまは砂浜で服が砂まみれになるのも気にせず転げ回っている。吾輩としてはオーストラリアに行ったことはないから別に行っても良い旨を告げる。これが休暇を取らせる良い上司の在り方かもしれない。

 

「やだーーーー!!!!!!!!」

 

壊れちゃった。あまりにも可哀想だったのでAZKi様の口にサーターアンダギーを押し込んでおく。吾輩がおやつにしようと買っておいたのだ。

 

「モゴモゴ」

 

「じゃ、落ち着いたようなのでサイコロ回してもらいましょう」

 

「モゴ」

 

Aちゃんに無理やり持たされたAZKi様の放ったサイコロは力無く転がり

結果は3であった。

ソっとバッグからホワイトボードを二人に見せる。

 

1〜3バーチャル東京 2時間半

4〜6バーチャル石垣島 1時間

 

「ゲホゴホ!!」

 

「あ、あっぶな!!?良く考えたらこのカメラマン私達にホワイトボード見せてなかったじゃん!!東京だから良かったものの!!」

 

失礼な。君達が吾輩のホワイトボードを見る前に振ったのだ。吾輩に落ち度はない。

 

「はあ。まぁ良いです。飛行機ですか?さっさと帰りましょう」

 

まだ帰れないが。

 

「…え?」

 

「どうゆうこと?」

 

次の便が6時間後なのでゆっくり観光できるという事である。残念ながら早めのホロライブサマーというには時間が少ないので何かを食べに行くことをおすすめする。

 

「え、あ、そうなんだ。わ、ワーイ」

 

「AZKiさんなんか反応が。大丈夫ですか?」

 

「いや、折角だから沖縄らしいもの食べる!」

 

すぐに帰れない旨を伝えると笑顔を引きつらせたAZKi様だったが、すぐに観光に頭を切り替えたようだ。素晴らしいこれがプロの姿か。では、タコライスとかどうだろう?良い店があるようでピリ辛のタコスをご飯に乗せる料理で野菜もとれる素晴らしい逸品とのことだ。

 

「それでいこう!ところでカメラさん元気だね」

 

ジト目でこちらを見てくるAZKi様。人生初めての沖縄でテンションが上がっているのだ。ウキウキ気分で元気になろうというもの。AZKi様は違うのだろうか。

 

「ワタシモゲンキ」

 

「AZKiさんも私も1日目でちょっとキテますよ。というかこれもし石垣島とかになったらどうなってたのやら?」

 

“気になるなら選択肢に書きますか?”

東京からはそこまで本数はないが、沖縄へは結構な頻度で飛行機が出ているようだ。戻れなくなる心配はないので選択肢の一つとしてはアリかもしれない。

 

ガシッ「ないよ」

 

ホワイトボードに石垣と書こうとしたら唐突に後ろからAZKi様が吾輩の腕を掴んで否定の一言。ないか。

 

「ない」

 

「ほらさっさと私達休みたいんでご飯食べれるお店に連れていきなさい」

 

有無言わさず吾輩の手からホワイトボードを毟り取るAちゃんにペンまで回収するAZKi様。二人共真顔である。吾輩が何をしたというのか。好感度が非常に下がった気がする感覚を味わいながら吾輩はタコライスが美味しいというお店へのナビをするマシーンになったのだった。

 

 

つづく




モブ
カメラマン兼荷物持ち
基本的にずっと座って作業したり、機材運んだりしてるので14時間ならまだなんとかとか思ってる化け物。既に人間性はだいぶ失いつつある。

AZKi
タレント
歌って踊れるアイドル。地図を見るのが好きとかそのおかげか非常にGuessrで知識を爆発させる。今回の企画はモブを主体にしたのが運の尽き。
モブは人間性が足りないから無情な選択肢を入れるのだ。

Aちゃん
カメラマン兼荷物持ち+タフネスさでモブを指名したが後悔した。選択肢もっと緩くて良いじゃん!!とモブに詰め寄るも「本家はあの地獄の様相が面白さを引き立てた。こちらもリスペクトしてる身として同じ事をしなければ」といらないところでパーフェクトな対応をされた。泣いた。

のどかさん
被害者
まだ他のスタッフも居るのでまだ人間性がある。でもこの忙しさが続くと社会の亡者になってしまうときがあるかもしれない。


次回は他のホロメンとか出ます。確定してるのはみこち。運転させます。
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