吾輩はホロライブのパーフェクトスタッフである   作:ジョ力

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最近仕事が忙しくなってきたわよよよ。
ネタはあるけど小説になってないのです。
とりあえず全部のホロメンと絡ませたいでござる。


4 mrn襲来!!

吾輩はホロライブのパーフェクトスタッフである。

 

おつかれさまでした~

そう元気に退社していくマネージャーさん達に手を振る。時は定時退社が可能な時間。しかし吾輩の楽しいお仕事の時間はここから始まるのだ。

ちなみに今日の作業は握りつぶされてしまった可哀想なゲームのコントローラーを直してあげることだ。誰もいない事務所で機械いじりは最高だ。

モノを直すときはね、誰にも邪魔されず自由でなんというか静かでなきゃぁダメなんだ。独りで静かで

 

ガチャ!

 

「Ahoy!! モブさーん船長がお酒持ってきましたよー!一緒に飲みましょーぃ!!」

 

“あ、結構です。”

 

「まぁまぁそんなこと言わずに船長の愚痴でも聞いてくださいなー!」

 

ガラガラガチャーン!

 

“なんでそんなひどいことするの!?”

 

「おっと失礼しました。」

 

お酒の入ってるであろう袋で机の上にあるコントローラーを薙ぎ払う不届き荒くれ者に抗議の視線を向ける。適当にながされた。しかも吾輩の椅子に座りおった。

ちらりとコントローラーを確認すると重力に逆らう機能がない為か部品が散らばっている。修復作業は難航しそうだとため息を出た。明日とある天使にコントローラーを直すの時間がかかると伝えねば。

 

「おやおや?どうしたんですか〜?ため息なんかついて船長が悩みを聞いてあげましょうか?」

 

お前が原因だと叫びたい気持ちを堪えつつ不届き荒くれコスプレイヤーの方を見る。

赤い髪のツインテールに左右違う目の色、オッドアイという珍しいようなそうでもないような目を持つどこまでも真っ赤な海賊っぽい見た目の女性。袋からお酒をとオツマミの類を机に並べている。散らかったコントローラーを片付けてはくれないようだ。

…うん?頬が赤いし僅かにアルコールの匂いがする。もうすでに出来上がっているようだ。

 

「あ、船長に見惚れてしまいましたか?このワ・タ・シの美貌に惚れてしまうのは仕方ないですけど襲わないでくださいね。船長の身体はそんなに安くないんで…」

 

いきなり独り言を始めた怖い人を鼻で笑いながら代わりの椅子を持ってくる。

 

「無視は…酷いじゃん!」

 

“すみません考え事をしてました。”

この謝り方は大抵の事をやり過ごせると自負している。

 

「船長にちゃんと集中して構って!ちゃんと相手しないと暴れちゃうから!!」

 

泣き顔で缶チューハイを持ってにじり寄ってくる赤い怪物。

どうやらやり過ごせない時はこういった面倒事が起きるようだ。また一つ賢くなってしまった。

缶を顔にグリグリと押し付けられながら、打開策を考えてみるが結局何も思いつかないのであった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

「それでですね!一味の皆がその時に船長に酷いセリフを言ってきたんですよ!!」

 

“あーそうなんですね。カワイソウ”

 

あれから2時間は経ってしまった。吾輩の優秀な頭脳で解決策を考えた結果。しばらく全肯定おかゆ人形になるのが最適だと解を弾き出したのだ。

 

「誰が年寄りだぁ!船長はピチピチの◯◯歳だっての!!」

 

今ノイズが入って聞こえなかったな。どうやら場に酔ってきてしまったらしい。

 

「モブさん全然飲んでないじゃないですか〜」

 

“仕事中なので”

 

「アタシの酒を飲めないってのかぁん!?」

 

“うざ絡みやめてもらえません?”

 

「うえーん。皆船長に冷たいんだー!うわああああ!!」

 

ついに駄々っ子みたいな暴れ方を始めてしまった。どうしてこんなことになってしまったのか。今日は心穏やかに機械いじりをする予定だったのに。

 

“地べたに寝転がってると埃つきますよ。”

 

「………」

 

ムクリと無言で起き上がる船長。ジト目でこちらを見て来ている。

 

“なんでしょうか?”

 

「泣いている女の子が居たら優しくするのが良い男ってェやつじゃないですか?」

 

“吾輩別にウホッ良い男を目指してるわけではないので優しくしないです。”

 

「なん…だと!?」

 

ワザとらしく膝から崩れ落ちる船長。だから汚れると言ってるではないか。しかし船長が周りに冷たくされるのは芸風だったと記憶していたが…

 

「芸風じゃないわ!アイドルだし!!」

 

ドスンドスンと地団駄を踏みながら暴れる船長。巻き上がる埃を見ながら帰る前に掃除機をかけてようと決意した。吾輩の職場は綺麗でなければならない。

 

「アイドルな船長をチヤホヤしてよ!皆最近ほんとーに冷たいの!!」

 

“最近?”

何か人間関係が拗れたのだろうか?あまり吾輩が介入してどうにかなるかは怪しい問題だが聞くだけ聞こう。

 

「ノエルとフレアがよく仲良くしてるから船長もぺこらとコラボしようと思ったの!」

 

ノエフレてぇてぇ分からんでもない。ノエフレの子に生まれたいと言う人もいるくらいだからな。

更にてぇてぇが生まれるのは良いことだ。それで?

 

「ぺこらの奴ヤダって一言で断ってきて…しかも船長の脛を蹴って逃げて行ったの…酷くない!?」

 

あら〜残念。しかしそんなバッサリ切り捨てるような子だったろうか?どんなコラボの誘い方をしたのだろう?

 

「えー?確か…おいぺこらワタシとてぇてぇ事しないか?って言いながらイケボ壁ドンをですネ」

 

それじゃない?

 

「負けられねぇと思ってもう一回同じことしようとしたらタックルぶちかまされたんだワ。」

 

それじゃない?

 

「ぺこらその後ノエルとフレアの所に走って逃げちゃって。船長一人なんですぅ〜」

 

一分の隙無く自業自得じゃないか。

ありがとうございました。

ため息と共に置いてあったつまみのスルメを噛みちぎる。

 

「仲間外れにされた悲しいぴえん」

 

じゃあ他の先輩後輩誘ったら良いじゃなイカ。

もう帰ってくれなイカ。

 

「もう誘いましたよ。あくたんとか。」

 

おっと被害者がまだいたようだ。

 

「あくたんはシャイだからスーって消えてったけど。」

 

都市伝説かな?色々極まってるなあの子は…

 

「シオン先輩も誘ってみたんだけど『ヤダーー!!襲われるー!!』とか言って飛んでっちゃうし。」

 

「ラミィも誘おうと思ったら丁度コラボしてるし!」

 

“随分フットワークが軽い!結構フラれてたんですね。”

 

「えーん!傷抉られたー!!」

 

机の上を涙で水浸しにしながら荒れ狂う船長を眺める。

吾輩の完璧な頭脳でもこのような状態の人物を沈静化させる術は出てこないのである。

 

「ハッ!?モブさんが獣のような目で見てきてる!?あぁん。やめてください!!マリンを襲う計画をしてるんでしょ!?身体はどうにかできても心までは堕ちないんだからぁ!!」

 

くねくねと身体をよじらせながら両手で身体を抱きしめる船長。海賊団の一味の人達のことを尊敬せざるを得ない。どうしてプロレスが出来るんだこんな荒くれと。

気軽に触れようものならこちらが粉砕されてしまいそうだ。

 

「誰か船長を甘やかしてくれ〜」

 

後ろを見てみる。誰もいない。一応仮眠室も覗いてみよう。

 

「モブさんしかここにいないだろうが!船長を甘やかすことができる人は!!」

 

ぐわあー!!?後ろから頭を鷲掴みにされてしまった。

仕方ない。このままでは吾輩が疲労してしまうので相手をすることにしよう。

 

“甘やかすというが実際どうしてほしいのか?”

 

「お風呂に入れて〜髪をやさしくタオルで拭いてぇ、ドライヤーかけほしい。」

 

「その後はベッドに運んでぇ頭をナデナデしてくれればそれ以上は望まないの。」

 

船長がキラキラした目でこちらを見てくる。ここで「望みすぎだバカタレが!」と罵詈雑言を浴びせたいのはマウンテンマウンテンなのだが、言えば確実に赤ちゃん駄々っ子が目を覚ますだろう。

かと言って今言われたこと実行したとしてもトンデモねぇことになる。というかそんな介護みたいなことをしたくはないのだ。

仕方がない。吾輩の必殺技能を見せねばならんか。

 

“マッサージなら出来ますよ”

 

「ハァッ///ゼッッッッタイエッチなやつじゃん!!」

 

これが終わったら今日はもう帰ろう。妙に疲れた。目がキラキラしすぎてビームみたいなことになってる船長を見ながら決意を固めた。

 

「え?仮眠室とかがいいですか?うつ伏せですか?仰向けですか?」

 

“あ、座ったまま足を出して頂ければサッサと終わらせますので”

 

「座ったまま?ほ、ほほーう船長の御御足に触れられるんだから感謝してほしいですね!!」

 

ワクワクしたような表情で船長が足を吾輩に向けてくる。さて…

 

「ん!?思ったより力強く掴んできますね!!情熱的でイダダダダダダ!!?」

 

足の裏を指圧で抉るように押してやると痛みが走るところがある。所謂ツボと言われ血行がよくなったり不調が和らぐという。本当に泣きたくなるほどに痛いことで有名だ。吾輩もこれを教わるために死ぬほど身体を抉られたのだ。

 

「うぎゃああああ!!?しぬ!!?ひ、ひんじゃいますぅ!!?」

 

おやおや、指の付け根を押すと痛がるな。自律神経が狂ってるかもしれない。

 

「モブさん!ギブです!!ギブです!!」

 

“ジタバタしないでください!ちゃんと癒やしてあげますからね!!”

 

「う、うぎゃああああああああ!!!!!!」

 

その後メチャクチャマッサージしてやった。終わった後、船長は動かなくなってしまった。ん!?間違ったかな?

ともかく吾輩も疲れたので船長を仮眠室に放り込み帰るとしよう。サラダバー!!

 

 

 

「うっ…ここは仮眠室…?あー…?アレ!?身体がすんごい軽い!?でも昨日何してたんだっけ…あれー?」

 

「まぁ、いっか。よく寝たし帰って配信の準備しよ〜っと。」

 

マッサージ二ギセイハツキモノデース。




モブ 必殺技は激痛マッサージ。15%程で不調が治って野球がうまくなる。失敗すると不調は治るが記憶が飛ぶ。

マリン 今回マッサージのおかげで記憶が吹っ飛んだおかげで体の不調は治った。癒やされてはいないが嫌な記憶も吹っ飛んだためプラスに転んだ。

どこかの天使 コントローラーグリップが粉砕したかわいい方の花山薫。この世の物は脆すぎる。

どこかの兎 船長に壁ドンされて食べられるかと思った(意味深)ヤられる前にやったと供述しており…

どこかのあくたん 妖精みたいなもの。近付きすぎると消えるとかなんとか。

どこかの魔法使い ペタンコポッターと呼ぶと消し飛ばされる。キケン。
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