お久しぶりです。地獄の出張祭りと体調不良で爆発四散したけど他人の身体乗っ取ったので無事でした。ホロライブまた新人増えるとか。この小説は終わらないぞ!!
吾輩はパーフェクトスタッフである。
が、今日は仕事が終わったのでマイホームである。日々のホロメン達の世話や頼まれ事で疲れ切った体を癒すため、今日はゆっくりと休み明日への英気を養うとしよう。
さて、ということでナンジ◯モちゃんの動画でも見ながら溜まったゲームでもしようか。そう考えマイパソコンの電源をつけると同時にドガタンと後ろで物音が聞こえた。
コートラックからエコバッグでも落ちたのかと振り向くと視界に黒い物が映り吾輩の側頭部に鈍痛が走る。一瞬意識を持ってかれそうになったが吾輩はパーフェクトスタッフ。せめて犯人に一矢報いようと目の前に一日一万回していない正拳突きを繰り出した。
「あっ…ぶねぇ!!寝てろお!!」
吾輩の正拳突きは空を切り、聞き覚えのある低い声が聞こえたと思ったらバゴォン!という衝撃が脳天に響き吾輩は崩れ落ちることになった。まだだ。まだ終わらんよ!せめて下手人の姿だけでも視認し後に探し出して報いを受けさせてくれるわ!と顔をあげるとフワリと甘い香りを感じるとともに首をくきっとされたグケー!!?
ドサッ
「く、クロちゃん!!モブさんの首が!?首がぁ!!何もそこまでしなくても!!?」
「うっせーぞフブキ!!仕方ねぇって蹴ったアタシの足が痺れたんだぞ?コイツマジで耐久値どうなってんだ。まぁ良い、サッサと調べるぞ。コイツの回復力だとすぐに目を覚ます可能性がある」
「ひぇえ。ゴメンナサイモブさん!今度お詫びに何か奢りますので化けて出ないでくださいね」
「お、紐とエコバッグあったな。縛って顔を隠してりゃ大丈夫だろ」
「ひ、ひど過ぎるクロちゃん!!」
何故こんな事になったのか少し時間を遡る。
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白上Side
「ただいまー!モブさんが余ったお弁当とお菓子をくれたのでクロちゃんにもあげる」
「あぁ。弁当の中身は?」
白上がテーブルにお弁当を広げているとソファで寝転がっていたクロちゃんは弁当の中身を確認してからあげの入った弁当を食べ始めた。
「お、これ前にモブが言ってた弁当屋のやつか。たしかに美味いな」
表情はあまり変わってないけど耳がピョコピョコ動いてるからお気に召したみたいだ。
しかしモブさんからお弁当屋の情報を聞いていたのか。基本的に反応が薄い彼女にしては嬉しそうな反応に驚いた。
「どしたの?いつもあんまり人の名前なんていちいち覚えてられねー!とか言ってたのに。モブさんの名前しっかり覚えてるなんて。そんなに話す機会あった?」
「いや、ちょっとな」
適当にはぐらかしてそのままお弁当をもぐもぐと食べてるクロちゃん。これもまたあまりない光景だ。ハッまさか!!
「モブさんの事気になってる…とか!?」
「…?あぁそういうことか。気になってるぞ」
しれっとそんな事を堂々と言うなんて!!
おあー!!?なんてこと!!これは応援するべき!?
なんて私が葛藤をしているとクロちゃんは
「あの異様なタフネスさと強靭な精神力。あたしの記憶が正しけりゃパーフェクトスタッフなんて名乗っちゃいるが一般人だったはずだ。それが今やホロメンに劣らない身体能力だ。そりゃ気になるだろ」
確かに私もモブさん最近の耐久力の悍ましい伸びは気になるところではある。気絶しても数分で目を覚ましてた事もあった。
白上がムムムと唸っているとからあげを口に放り込んだクロちゃんはスマホを取り出して何かを確認するかのようにタプタプと操作をしていた。
何を見てるんだろうと後ろに回り込む。
「あたしが集めたモブの情報だ。誕生日は7月25日。三十代で見た目は黒髪黒目でいつも死んだ目してるな。身長は平均的。体重はやや平均より高い値だがスラッとした見た目から筋肉質なのかもな。健康診断の結果も特に問題なし。特筆すべきところも面白いところもない」
健康診断の結果に面白いことなんてないと思うんだけど好き勝手のけちょんけちょんに言うクロちゃん。というか人の健康診断の結果を見ないであげて。
「生まれは詳しくは聞けてないが噂によると獅白ぼたんと近かった。ギャングタウンが近かったらしい。家は畑もやってるようだけど本当に畑だけか?ってくらい家がデカいって獅白が言ってたな。そこで三人兄弟の次男らしい」
白上はクロちゃんが語る知らないモブさんの内容にドン引きしました。どこでそこまで情報を調べたのだろう。しかしモブさんの家大きいのか。お金持ちだったのかな?
「高校では半グレで結構ヤンチャだったみたいだ。色々と有名だったらしいぞ。かといってこのあたりで身体能力が化け物級だったかというとそうでもない。なんか拳銃持ったヤクザに飛び蹴りを何度もぶち込んで倒したとかいう眉唾物の噂があるとかなんとか」
へー。そりゃ高校生でそんな事をしてるわけないよね。と私が笑いながらお弁当をつつく。
「というわけでこれ以上の情報がなかったから後は直接見に行くぞ」
既にお弁当を完食していたクロちゃんがそんな事を言い立ち上がった。見に行く?どこへ?
「何言ってやがる。モブの家だろ」
宇宙キツネの顔をした白上の事をとんでもねぇアホ面してんぞと呟くクロちゃん。しまった脳が機能停止しまっていた。
モブさんの家ですと!?ていうかシレッと言ってるけど住所わかるの?
「白上の姿に化けて他のスタッフからサプライズでプレゼント贈るためって言って教えてもらったぞ」
なんてことしてるのクロちゃん!!白上は吠えました。
「じゃ本当にサプライズして枕元に土産でも置いておこうじゃねぇか。こんなこともあろうかとくさや買っておいた」
酷いことしようとしてるよクロちゃん!!白上はモブさんの事を同情しました。ニヤニヤと不敵な笑みを浮かべるクロちゃんはくさやが入った袋をラッピングシートに押し込んでいた。本当にやる気だこの子は。
「てなわけでさっさと行くぞ」
足早に外に出ていってしまうクロちゃん。あ、待ってよー!!と一声かけてクロちゃんの後をついていく私。
少し罪悪感を感じたけどワクワクが勝ってしまった白上を許しておくれモブさん!!
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「ここがあの男のハウスね」
妙にノリノリなクロちゃんに着いて電車を乗り継ぎながら数十分。たどり着いたのは普通の綺麗なアパートでした。まぁ当たり前だけど普通に住宅街。駅は少し遠いけど近くにコンビニとかスーパーがあるから総じて過ごしやすそう。
「部屋は104。あの1階角部屋だな。よし侵入するぞ」
スタスタとアパートの裏側に周るクロちゃん。ベランダがあるとは言え鍵がかかってるだろうしどうやって入るんだろう。
「ホロライブのずのーが作ってたやつを借りてきた」
そう言って映画でガラスを丸くくり抜く機械を取り付け始めるクロちゃん。それ本当に借りてきたのかとか音出てバレるんじゃないかとか色々ツッコミどころがあるけど!?犯罪ダメゼッタイ!!
「後で直すから大丈夫だ。と思ったよりアッサリ開いたな。カーテン開けて…って邪魔だな!なんでこんな窓際にコートラックあんだよ!」
ベランダ窓を開けたクロちゃんはズカズカと部屋に侵入しようとしたけどコートラックにぶつかり苛立った声を出していた。
白上も周りに誰も居ないことを確認してから中を覗き込むとこっちを振り向いてるモブさんがいて焦ったけどクロちゃんが暴行を振るうことで解決?した。
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そしてモブさんが変な首の曲がり方をして倒れ伏しているのを見ている今に至るわけですが、何の罪もないモブさんを縛りながら謝ることしか出来ない白上を許しておくれ。
「も、申し訳ねぇモブさん。今度絶対何か美味しいもの買ってくるからね!」
「おし。くさやも置いたしとっととモブの情報漁んぞ。見ろ。本棚はタイトルごとに五十音順だ。几帳面なやつだ。アルバムとかもこのあたりか押入れの奥底にありそうだ」
本当に初犯かと思うほどの手慣れ具合。白上はクロちゃんに恐れを抱きました。
けど室内を眺めるように見回すと感慨深いものがある。ここがあのパーフェクトスタッフの部屋かと。私達と一緒に歩んできたと言っても過言ではないが、仕事する様しか知らないからか私生活はあまり知らなかったような気がする。
そんな事を思うとモブさんがどんな癖を持っているか知ってみたい欲がフツフツ湧いてきてしまった。
几帳面なのは知ってる。なんならそこの棚にホロメンのグッズが綺麗にピラミッドみたいに積み上げられている。一番上はルイルイとござる。下はシオンちゃんやすいちゃん。何の順番だろう。真ん中あたりにReGLOSSがいるからデビューした順ではないだろうけど。うーん。
「あったぞモブの学生時代のアルバムだって…なにしてんだ?」
私がモブさんの部屋を見回していると気になる物が壁にかかっていた。緑色の服を着た金髪の少女の絵画なのだけれど復元でもしたのかボロボロだったり焦げた跡が見えたりする。
「あん?なんだこの絵。ロリコンかってなんかこっち見てそうで気味が悪いな」
不吉な事を呟くクロちゃん。もう一度少女の絵を見ると少女の絵は目を細めて白上をジッと見おろしてきていた。背筋にゾワリとするような感覚を感じ急いでクロちゃんの後を追う。たまに少女の啜り泣く声も聞こえるようになってきたしここは曰く付きの家かもしれないと思いました。
「さーてと、気を取り直すがこれアルバムか?熱血高校とかいうのを卒業してるらしい。も、も、も、どこだ?」
ササッとアルバムを流し読みしているクロちゃん。そんなことより少女の啜り泣く声がモブさんのPCデスクの下から聞こえるのが気になりすぎてそれどころじゃない。覗いてみるべき?
「ブッハ!?ええマジかこれ!?す、スゲェ攻めてるじゃねぇかあっはははははは!!エホッゲホッゲホッ」
デスクの下をゆっくり覗き込もうとしているとクロちゃんが今までしたことないような笑い方をして噎せていた。何があったんだろうか。白上が振り向こうとするとパシッと何かに腕をつかまれた。
ん?
掴まれるって何に?
恐る恐る白上の手を掴んだ者を確認しようと目線を向けるとそこには『真っ黒に焦げたような身体、腹部に火のついたマッチらしきものが突き刺さっていた少女』がいた。
「に゛ゃーーーーーーーーーー!!!?!?!?」
白上は逃げ出した▼
「おい、見ろよこのアルバム!!モブのやつ高校の頃リーゼントで…っておいどこに行くんだ!?」
ヒタヒタヒタ
「あん?なんだこの足音みた…いな?」
スンスンスン
「は?ちょ、冗談じゃないぞこんなのが居るなんて洒落になんねー!!」
スンスンスンヒタヒタヒタ
「ちょっと待てこっち来んな!?くそっアルバムしまってモブを縛ってた紐は引き千切って…おいフブキィ!!手伝えって!!マジで居なくなりやがったのか!?」
スンスンスンヒタヒタヒタ
「くっそマジで冗談じゃない!!こんなところに居られるかあたしも帰るぞ!!」
黒上は逃げ出した▼(窓の穴は塞いだ。ずのーの機材は慌ててたので忘れていった)
スンスン…(Vサイン)
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吾輩はパーフェクトスタッフである。
目が覚めると何かとんでもない頭痛と首に痛みがある。
体調不良ではなく物理的なダメージである。しかし記憶があいまいだ。
何者かが我が家に侵入したのは分かっているんだが、吾輩はベッドに寝かされていたし、枕元にくさやが置いてかれた。嫌がらせだろうか。
なにか物が盗られたわけでもなさそうだ。
不思議なことがあるものだ。犯人は一体何が目的だったのか。なんとなしに犯人が侵入したであろうベランダから外を眺めるとなにか機械のようなものが落ちている。こよりん印のマークが描かれている機械だ。
ほーん。なるほどなるほど。おやおやおや。
マヌケは見つかったようだな。
『ハローこよりさんご機嫌いかがかな?』
「も、モブさんどうしたの?そんな怖い顔してこよ何もしてないよー!!ホントだよー!!」
「なにこよりまた何かしたの?さっさとゲロって謝りなー?」
「博士だもんなー」
「今回本当に何もしてないもん信じてよ!!」
『問答無用です』
「ぎゃああああああ!!?」
「おー。博士が魚雷みたいにキリモミ回転しながら飛んでったぞすげー!!」
そんな出来事があったそうな。
白上&黒上
「フブキてめぇ!!?一人で逃げやがって!!」
「ごめんクロちゃんスタ〇ドが出てくるとは思わなかったんだよぉ!!?」
結局大して情報は調べられず!!
黒上フブキ
あとから気付くがこよりの機械を忘れてしまったことに罪悪感を感じ。美味しいものを奢ったとか。
白上フブキ
モブにも美味しいもの奢った。突然に日頃の感謝の気持を込めてとのこと。不思議だね。
モブ
可哀想なパーフェクトスタッフ。
昔はやんちゃでリーゼントだったらしい。エビフライみたいなやつ。
出身校はわかったね。ビックリドッキリ人間の集まりの学校だ。まっはぱんちや人間を魚雷のように投げ飛ばす技をする人がいる。
こより
可哀想(^^)
今回は『まだ』何もしてない。
ホロメングッズのピラミッド
モブ式内申点
どれくらい大変な目に遭わされているかの順番。上に行けば好感度高め。上の方に行くと少なくなる。まさにピラミッド。
モブの家セキュリティ
その1謎の少女の絵
一体何アリーなんだ。その昔ぐらに連れられて行った博物館で燃えカスになった物を取得。そして直してしまった。こちらが彼女を見ている時彼女もまたこちらを見ているのだ。
その2真っ黒な少女
謎のマッチガール。こんがり。どこかの図書館からちょっと収容違反した。ほとんど力がないので本来の爆発は出来なくなっているがどこまでも追いかけてコッチヲミロォは出来る弱めなシアハートアタック。