吾輩はホロライブのパーフェクトスタッフである   作:ジョ力

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ついにバーに色が!!ありがたやありがたや。

これからも不定期であげていきますので暇なときに見てくだされば!!


9 吾輩はL+!!

 

 

 

吾輩はパーフェクトスタッフである。

 

本日は実に平和である。

現在昼休憩中でAちゃんやマネージャーさん達と談笑中。珍しくゆっくりと仕事をしている。素晴らしい!たまにはこういう時もなければ。

 

バアン!!

 

「貴様ら刮目せよ!!ラプラス・ダークネスだ!!」

 

扉を勢いよく開けて手で顔を半分覆った所謂中二病っぽいポーズをしながら入ってくる紫角吾輩系幼女。相変わらずゴツい首輪も付けて凄い服装だ。

今日はお休みだったはずだが、何かあっただろうか。

 

「む。やはりいるじゃないか。モブ!!」

 

むむ。何やら面倒な予感がした。

一先ず助けを求めようと周りを見るとそそくさと昼の片付けをする皆の衆。片付け出来て偉い。

 

「貴様に言っておかねばならないことがあってワザワザ電車に乗ってやってきたぞ!!駅員に何回か止められたけどな!!誰が幼女だふざけやがって!!」

 

どうやら物申したいことがあってワザワザここまで来たらしい。メールでも良かったろうに何か問題でもあったろうか。

地団駄を踏み、長さの合ってない袖を振り回す幼女を宥める。

目線を合わせるのがコツらしい。屈んで目線を合わせどうどう

 

「フー!フー!!」

 

余程道中で疲れたのか肩でもうすでに息をしている。

一先ず落ち着いたようなので飴ちゃんをやろう。甘いものは脳に良いのだ。

 

「子供扱いするな!!」

 

振り払われると思いきや飴をひったくられた。フッ…素直じゃない子供を相手にしているようで微笑ましい。これならいつまでも相手ができそうである。

しかし午後も仕事があるので早速要件を聞こうか。

 

「モゴモゴ…忘れた!あ、そういえば吾輩と貴様はキャラが被ってるな!!だが真のパーフェクトは吾輩のことをいうがな!!」

 

…さて、仕事に取り掛かるか。まず溜まったダンボールと発泡スチロールを処理せねば。

 

「おい無視するな!!」

 

よっこらせと立ち上がろうとすると背中に何かがへばりついた感覚が。

 

「うおぉ…浮いてる」

 

どうやら背中に憑かれてしまったようだ。後ろを見ると黒と紫の縞々模様の角が見える。

 

「フッフッフッ。これなら振り払えまい。」

 

然程重さを感じないから別に問題ないのだが、

結局の所我輩にどうしろというのか。

 

「いや、話す内容はしばらくすれば思い出すだろうし、折角だからモブと遊んでやろうかと思ってな!!」

 

まるで吾輩が暇遊んでもらえると喜ぶ犬とでも思っているかのような物言い。

なんと無礼な幼女だろうか。

ここは吾輩のカリスマ性でも見せつけてやるとしよう。

 

“無礼者が出たぞ出会え出会え!この紫幼女をつまみ出すのだ。”

 

吾輩にはノリが良いスタッフさんという仲間達がいるのだ。さぁラプラス・ダークネス!観念せい!!

 

「誰が幼女だ!!うおぉ!!ズルいぞ!!」

 

ふざけて良いノリになったら近付いてくるスタッフ達。

そして渡されるダンボールと発泡スチロール。

吾輩共々担ぎ上げるスタッフ達。

吾輩達は廊下に置かれた。

 

「え?お?は?」

 

どうやら困惑しているようだ。当然だろう。何故ならば吾輩も困惑している。

 

「吾輩はともかくとしてなんでモブまで追い出されたし。」

 

どうやら遊んでないでさっさとダンボール等を片付けろということらしい。

 

「これがカリスマ?」

 

ダンボールをまとめて担ぎ上げようと思ったらまた背中に引っ付いてくる紫幼女。まるで定位置だというように登るのはやめてくれないだろうか?

 

“そもそもの話キャラも然程被ってないだろうに。吾輩程パーフェクトな人はそうは居ないだろう。”

 

「吾輩だって全てにおいてパーフェクトだし!!」

 

「…言われてみると結構似てますよ。パーフェクトという程では…いえどこか抜けてるし。」

 

後ろから抗議の揺すり攻撃が来るうえに、通りすがりのAちゃんからは追加攻撃をされてしまった。

そんな馬鹿な…吾輩が…パーフェクトじゃない?

思わず膝から崩れ落ちてしまった。

 

「吾輩が…モブと似てる?」

 

「謝りますので二人してそこで倒れないでくれます?普通に邪魔なので。」

 

“「泣けるぜ。」”

 

「わぁ息ピッタリ。」

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

あの後、仕事を再開しダンボールと発泡スチロールを片しに行くことにしたのだが、未だ背中に引っ付いてきた紫チープ・トリック。先程心を圧し折られたのにまだ何か用だろうか。

 

「フッ。我輩のほうが貴様よりパーフェクトだということを知らしめてやるのだ。」

 

背中に引っ付いてるだけなのにどこからその強気が生まれてくるのか。そのメカニズムを知れば自信の持てない人達を救えるのではないのかと思ってしまうほどの自信だった。

 

「さぁモブよ!貴様の仕事を手伝ってやろう。その発泡スチロールを寄越せ!!」

 

…差し出された手は袖から出てないが。まぁ問題ないだろう。ニ〜四分割くらいしてくれたまえ。

 

「余裕だ!ウギギギギ…」

 

顔真っ赤にしながら発泡スチロールを割ろうとしてるが、袖で滑るわ、力が足りないわでずっとぷるぷるしている。

…魔が差してしまった。

ソッとラプラスさんの角に発泡スチロールの塊を刺してみる。

 

「くぅ…なかなかやるじゃないか!!とおーう!!」

 

結局うまく割れなかったから自分の体重で圧し潰すことにしたようだ。やったぞ!!角に刺さった発泡スチロールに気づいてない。素晴らしい満足感に包まれた。

 

「よし粉砕してやったぞ!…ん?そっちは全然進んでないではないか。」

 

確かに偉大なる目的のために尽力をしていたら仕事がおろそかになってしまっていた。反省せねば。

 

「何言ってんの?ほら次を寄越せ!この程度の仕事さっさと終わらせるぞ!」

 

ではラプラスさんを発泡スチロール粉砕係に任命し、吾輩はダンボール片付けオジサンにでもなるとしよう。

 

 

 

 

━━━━━━━━━2時間後━━━━━━━━━

 

「終わったー!!ふー…働いた働いた。」

 

ラプラスさんは角に発泡スチロールが刺さりながらも非常に真面目に働いてくれた。実に意外である。

そのおかげが事務所内にある全ての処理すべき発泡スチロールとダンボールを集め終えるという素晴らしい成果を得た。

事務所が広くなった気がして実に素晴らしい。

 

ぐぅ〜…

 

「う。そういえば昼を食べてなかったからお腹が…///」

 

どうやらラプラスさんはハラペコ属性も持っていたようだ。意外な一面を見れたので得した気分である。折角だからなにか作ってやろう。

 

「マジィ!?何作ってくれんの?」

 

“無論冷蔵庫の中を見て相談である”

 

「じゃあさっさと行こう!!さっさと」

 

ポーンと跳んで背中に引っ付くラプラス。だからそこは定位置ではないのだが…後角に刺さった発泡スチロールが地味に痛い。なるほど因果応報か。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

まず確実に米は沢山あるから使ってもいいだろう。非常用に置いている乾パン等や缶詰は食べないでおきたいところだ。

 

「はーい!炒飯が食べたい!」

 

“残念卵がありませんでした。”

 

「えー…」

 

“でも味噌があったので焼き味噌おにぎりを作ります。”

 

「ていうかモブ料理できんの?」

 

“たかだかおにぎりを料理というのか…独り身を舐めるでないわ。家事等は出来ますとも”

 

「おにぎりは料理だろ!…意外だ。結構家庭的だったんだな。」

 

失礼な話である。汚部屋に住むなど吾輩には想像もつかない。心の安寧は綺麗な部屋と安定した食生活こそ保たれるのだ。その点をおにぎりを作りながらラプラスさんに語ってやる。

 

「先週は4徹した上にその間ほとんどカロリーメイトと菓子パン食ってたって聞いたが?」

 

どうしてそんな細かい情報を知ってるのか。しかしあれはキツかったが、最後にはミオさんが差し入れ持ってきてくれたので蘇った。実に美味しい唐揚げであった。

 

「えーミオ先輩の唐揚げ羨ましい。」

 

唐揚げはないが味噌焼きおにぎりなら丁度できたので、机の上に突っ伏してたラプラスさんの前に置いてみる。

 

「ん?え、普通に美味しそう。ど…どれ吾輩が点数でもつけてやるか。」

 

ガバリと起き上がり、両手でおにぎりを掴むと小さい口でかぶりつき始めた。

 

「もぐもぐ…」

 

“どうだろうか。”

 

「…ウマ!」

 

どうやらお気に召したらしい。目が輝いているしハムスターみたいに口に詰め込んでるのが良い証拠だ。

 

「あら良い匂い…ってモブさんとラププフゥ…」

 

焼き味噌おにぎりの匂いに釣られタカ〜と言った所か。

鷹嶺ルイ…司令塔という名のお世話係さんだろう。

ラプラスさんを探していたようだが、ラプラスさんの角に刺さってる発泡スチロールを見て吹いた様子。

 

「あ、幹部!!どうかしたか?」

 

「クフフ、いやどうしたじゃないですって。ラプこそ何やってるの?」

 

「モブにおにぎり作ってもらった!やらんぞ?」

 

「え〜ケチだなぁ。いやそうじゃなくて!!モブさんにコラボするためにスタジオ借りるって話どうなったの?後で連絡する話でしたよね?」

 

「あ、それそれ思い出した。モブ〇〇スタジオ貸してくれ。来週の火曜日!!」

 

まるで母親と娘の会話を聞いてるような気持ちで居たのだが、なるほど。ラプラスさんはスタジオを借りに来ていたらしい。確か空いていた筈だが。

 

“念の為少しスマホでスケジュール確認するので少々お待ちを”

 

「お願いします。で、ラプ…角のそれ何?」

 

「ん?角?」

 

うむ。やはりスタジオは空いているようだ。その旨を伝えようとしたところ。

 

「うわぁあ!!なんだこれぇ!!」

 

「ちょちょちょ!?危ない!!危ないから!!」

 

ブオンブオンと頭を振っているディアブロスが暴れていたそうな。撒き散らされた発泡スチロールの破片がまるで砂嵐のようで恐ろしいね。

 

「うおおおお!!気づいてたなら教えろやぁ!!」

 

どうやら因果応報とやらは確実に痛い目を見ることを指すらしい。吾輩は猛り狂うディアブロスに突き刺されるのであった。

 

「わぁあぁ!!?モブさんが撥ね飛ばされたぁ!?」

 

モブは力尽きました▼




モブ 
イタズラ心が発動し逆鱗を撫でくりまわした事から、紫ディアブロスに撥ね飛ばされ一乙した。
猫車を持ってきた猫又おかゆに回収され、死体のように仮眠室に投げられた。

ラプラス・ダークネス
あまりに幼女扱いされすぎて怒り狂い本来の用事を忘れてた。発泡スチロールが服に飛び散ったので少し嫌いになった。
「これと吾輩が似てるわけないじゃん!!(おかゆに回収されていくモブを指差しながら)」

鷹嶺ルイ
いつまでも連絡が来ないためすっ飛んできた。モブの焼味噌おにぎりを美味しそうに食べてたラプラスを見てホッとしたが角に刺さっていた発泡スチロールで我慢出来ず吹いた。
「あー…こら人を指差さない!(ちょっと似ていると思って苦笑い)」

猫又おかゆ
突然猫車を持ってきてモブを回収してった。
「これはネコの仕事だから〜」
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