ピンクの悪魔(亡霊)「・・・お腹がすいたわ妖夢」 作:空たん
なので性格が少し違う部分があるかもしれません
それでもいいという方はどうぞ!
あれから妖夢をなんとか落ち着かせ不合格の理由を聞き出した
「紫・・・私許せないわ」
「幽々子・・・私も同感よ」
「「お仕置きが必要のようね」」ふふふふ
二人して不気味な笑みを浮かべる
「明日が楽しみね」
「ええ」
翌日
「行くわよ、隙間を開けてちょうだい」
「もうできているわ」
「「カチコミじゃ!!!」」
「紫様!幽々子様!おやめください!」
「止めないで妖夢、ちょっとO・HA・NA・SIしてくるだけだから」
「私は大丈夫ですから落ち着いてください」
「・・・仕方ないわね」
妖夢に止められ仕方なく計画を中止する
「あら?やめてしまうの残念ね」
「妖夢がいないときに行くわよ」ぼそぼそ
「わかったわ」ぼそぼそ
「んん・・・本当にいいの?」
「はい、元々は私の不甲斐なさが生んだことなので
もう気にしてません」
あきらかに気にしているようだが妖夢がいいって言うのだもの
主人として我慢してあげないと
「わかったわ、ただし、今日のご飯は豪華にしましょう!」
「わかりました」
時間が経ち妖夢が作ったご飯に舌鼓を打ちながら
妖夢のこれからを紫と相談する
「遠月に通えないとすると他にどこがあるかしら」
「そうねぇ、私も妖夢が落ちるなんて考えても見なかったから
何も思いつかないわ」
「そもそも妖夢の料理の腕で落ちるほうがおかしいのよ」
思い出しただけでも怒りが噴き出してくる
「そうよ!妖夢でダメならこの世界の料理人はゴキブリ以下よ!」
紫の私の意見に賛成のようだ
「そ、そこまでの腕はありませんよ?!」
「妖夢は自己評価が低いのよ、もっと自信を持ちなさい」
「・・・はい!」
「・・・ところで、さっきから戸を叩く音がするけどいいのかしら?」
紫にそう言われ、耳を澄ますと確かに叩く音がする
妖夢との会話に夢中で気づけなかったわ
「妖夢、お願いできるかしら?」
「わかりました」
「幽々子様、薙切仙左衛門という方が会いたいと仰ってますが」
「わかったわ、通してちょうだい」
妖夢に案内された仙左衛門が私たちの前に現れる
「西行寺殿、こんな時間にすまぬな、急用がありここへまいった」
「急用?」
なにかしら?がっこには四月からのはずだし
何もすることはないはずだけれど
仙左衛門はかしこまった顔になった
「この度は儂の孫娘がそちらの魂魄殿に失礼を働いてしまった
誠に申し訳ない」
そう言って深々と頭を下げる仙左衛門
「あなたが謝ることでもないでしょう?
私は直接本人に会って謝ってもらうから」
「むう・・・わかった
それともう一つ魂魄殿の料理を食した結果じゃが、文句なしの合格じゃ
あれ程の料理を食べたのは久々じゃわい」
え?てことは・・・
「妖夢は学校にいけるってこと?」
「そうじゃ、これほどの才能を逃してしまうのは勿体無い」
「・・・そう」
「儂の用事は終わったゆえ、失礼する」
そう言って出て行ってしまった
「ゆ、幽々子様・・・」
「ええ・・・おめでとう妖夢」
「幽々子様ぁぁぁぁぁ!!!」
妖夢は泣きながら抱き着いてきた
「もう・・・可愛いな妖夢!」
妖夢がいなくなった部屋にて
「紫いくわよ」
「わかったわ」
紫の隙間を薙切えりなとかいう小娘の部屋に繋いでもらう
「少し行ってくるわ」
「ええ、私はここで妖夢が来ないか見張っておくわ」
見張りを紫に頼み隙間に入る