この令和にリリなのssを上げることにしました。
意味が分かりません。
取り敢えず初心者なので誤字脱字報告待ってます。
「これがプロジェクfate…」
「そうだね…ただ記憶の転写は失敗したみたいだがね。」
紫髪の女と紫髪の男が培養器を見ながら話している。
「そんな事分かっているわ、こんな失敗作はそっちで処分しておいてちょうだい。」
女はそう言うと身を翻し出口に向かって歩き始める。
「おや、どこに行くのだい?」
「これ以上あなたのところで世話になる訳に行かないわ、後は私1人で完成させるわ……ジェイル・スカリエッティ。」
「そうかい、まあ僕には関係のない事だ、好きにするといい……プレシア女史。」
女、もといプレシアはそう言い残し出て行く。
男、もといジェイルは培養器の中を見ながらプレシアを見送る。
「ドクター、この失敗作は如何致しますか?」
「ウーノもこれを失敗作と言うのかね?」
「違うのですか?」
ウーノと呼ばれた女は首を傾げ、ジェイルはため息を吐きながら大袈裟に首を横に振る。
「確かにプロジェクトの内容からすると失敗ではあるがクローンの生成という観点からすると成功だ。」
「確かにそうですね。」
「ましてやあの女傑、プレシア・テスタロッサのクローンだ、無能な物が出来るとは思わない、そうは思わないかい?」
「なるほど、確かに優秀な彼女の遺伝子から作られたのなれば高い魔力値か優秀な頭脳のどちらか最低でも引き継ぐでしょうね。」
ウーノはそう言うと興味深げに培養器の中身を見直す。
クローン、つまり培養器の中身は胎児である。
「無理な成長促進は寿命を縮めるがこの段階では適切な手段を踏めば間違いなく普通の人間と同等の寿命を得られる、そうすれば優秀で長く使える手駒が増える、そうだろう?」
「おっしゃる通りだと思います、ではそのように今後は進めていけば宜しいのですね?」
「頼んだよ?」
「承りました。」
ジェイルはそう言うと身を翻し出口から出て行く。
ウーノはジェイルが出て行ったの確認した後、培養器に接続されているキーボードを操作し始める。
「通常はおおよそ一年くらいで排出されるのでしたね。」
そう言うとキーボードを打つ音のみが部屋に中に木霊した。
〜二年後〜
「ウーノ、オムツの予備はどこにあるのだい?」
「確かあの子ベットの下の引き出しに入れある筈ですよ?」
「探してみるよ。」
2人は立派に子育てしていた。
「しかし、いざ育ててみると人体の神秘の一端が垣間見えた気がするものだ。」
ジェイルはオムツは変えながら興味深げに赤ん坊の顔を見る。
「だあ?」
「いや、なんでもないよ…さ、変え終わったよ。」
そう言いながらお腹を軽くポンッと叩く。
「だあ!!」
赤ん坊は待ってましたと言わんばかりに寝返りをうちハイハイを始めた。
「この間まで目も開けられなかったのに早いものだ。」
「ふふ、いつまでそんな事言っているんですか?」
「実に興味深いからね、何度でも言ってしまいそうだ。」
ウーノはくすくす笑い、ジェイルは赤ん坊を見ながら微笑む。
〜さらに三年後〜
「潮時か…」
「そうですね…」
ジェイルとウーノは深刻そうな顔で言った。
「この子の為にもやはり管理外世界に逃げるのが1番なのかもしれないな。」
「では彼に頼んで?」
「ああ頼むよ、他のシスターズもまとめて行くとしよう。」
「ええ。」
ジェイルとウーノはモニターに移された“第97管理外世界 地球”と書かれた青い星を見ながらお互いに頷いたのだった。
そして、さらに四年経ち、今、歯車は噛み合った。