急に仕事が忙しくなってゴールデンウィーク潰れました。
誤字、脱字報告ありがとうございます、またよろしくお願いします。
警察やら救急車やら来始めたので俺達は場所を移した。
「改めて、僕はユーノ・スクライアです。」
「わたしは高町 なのはです。」
「俺はレイ・リエッテ。」
俺達は三者三様に自己紹介する。
「今回は本当に助かりました、ありがとうございます。」
「困った時は時はお互い様だから大丈夫なの!」
「住んでる世界が危ないってなら助けざる得ないだろ。」
俺と高町は安易に気にするなと言う。
そして、ユーノからこれの経緯を聞き出した。
まずジュエルシードはユーノが発掘し、それを護送中に何者かに襲われ護送船が事故を起こした。そしてジュエルシードはこの管理外世界“地球”に全部落ちてしまった。
一応管理局に連絡してあるとのことだが…
「まあ責任感が強いこって。」
「それは、管理局が到着する前にこの星に何かあってはいけないと思ったから僕が動きました……それで申し訳ないのですが、このジュエルシードの回収を手伝ってもらえないでしょうか、もちろん事態が終息次第、それ相応のお礼はします!」
「わたしは大丈夫だけど…」
高町はそう言うと俺の顔を見てくる。
俺個人は別に構わないんだけどな、一応父さん達に報告して俺でも対処出来るかどうかが問題なんだよなぁ。
「取り敢えず俺は父さんと母さんに聞いてみる、俺がことに当たっても問題ないかだけは聞いておきたいし、一旦保留って事にしといて。」
「これは僕の我儘です、気にしないでください……あなたの家族はもしかして管理世界出身なんですか?」
「ん、俺自身も管理世界出身らしい、完全に物心ついた時には地球にいたからよく分からないけどな。」
「なるほど、道理でまったく驚かない訳ですね。」
「じ、じゃあトーレ先生もなの!?」
「トーレ先生?」
「あ、わたし聖祥大附属小学校に通ってるからリエッテ君とトーレ先生の事知ってるの。」
「へぇ。」
トーレ姉を知ってる理由は分かったけどなんて説明すればいいか分からん。
なんか魔法ではなくて、先天性なんとかスキルとか言ってたけどよく分からなかったんだよなぁ…
「そんなとこだな。」
取り敢えず特異な力ってことだから魔法って事にしておこう。
「そうなんだ!」
なんか高町の目がめっちゃキラキラしてるんですが!?
side高町 なのは
わたしは今日、噂のレイ・リエッテ君とお話をした。
綺麗な金髪に赤い瞳で顔も整ってる男の子って事でよく噂は聞いてたけど、かっこいいっていうよりかは綺麗って表現の方が合ってるのかも。
ジュエルシードを封印して軽くお話をしてユーノ君はわたしが預かるって事でお家に帰ってきたんだけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんに家出てたことがバレてちょっと怒られちゃったの。
取り敢えずユーノ君、ようは動物病院に預けたフェレットが心配だったからって事にしたのと家にユーノ君をおいておくことも許して貰えたから今はわたしの部屋。
「本当にごめん、なのは、君達を巻き込んじゃって…」
「んん、気にしないで、それにさっきも言ったけど困った時はお互い様だよ。」
わたしは気落ちしてるユーノ君にそう言う。
確かに驚きもしたけどわたしでも出来ることがあるって事が分かっただけでも嬉しいの。
それよりも…
「リエッテ君も魔法使いだったなんて…」
「うん、僕も現地に魔導士がいるなんて思ってなかったから驚いたよ。」
「それにしても管理世界かぁ…」
「…おそらくだけど、何かしらの事情があって管理外世界で暮らしてるんじゃないかなって思うんだ、普通だったら管理外世界に行くのも難しいからね。」
「そうなんだ。」
でもリエッテ君は管理世界にいた時の記憶はほとんど無いって言ってたからもしかしたらお父さんとお母さんがなんか事情でもあったのかな?
「一度、リエッテの家族に会いに行った方がいいかな……」
「ある程度事情を知ってるならそれも良いかもしれないね。」
首傾げて唸るユーノを前にわたしは明日学校でリエッテ君に声掛けようと思うのだった。
side out
「か、母さん、流石に術式の丸暗記よりデバイスにインストールしてくれる方が楽なんだけど…」
「そ、そうだぞ、ウーノ、早急に事に当たらなくてならないんだ、効率を考えれば…」
「何も丸暗記しろと言ってません、ある程度覚えろと言っているのです、デバイスが破損したりしたどうするのですか!?」
「わ、私がもっと丈夫に作れば良いだけじゃないか。」
「いざって時が来てからじゃ遅いんです!!」
リエッテ家の女房は強かった。
「取り敢えずジェイルはアルファに封印魔法をインストールしておいてください。」
「おや、いいのかい?」
「誰もダメとは言ってません、ただ、ロストロギアの対処にあたるならデバイスの破損時のことを教えなくてはダメだと思ったから教えているだけです。」
おお、インストールしてくれない訳じゃないのか。
このツンデレ母さんめ。
「だからといって疎かにしちゃダメよ…ねぇ、レイ?」
「あい…」
母は強しとは良く言ったものだ……
「リエッテ君って居ますか?」
学校の昼休み、健太達駄弁っていると高町が教室に来た。
「レイ、聖祥三大美少女の高町さんが呼んでるぜ?」
「おう、今行くからちと待ってろ、ちょっくら行ってくるわ。」
「私と言うものがありながら…」
「一緒にご飯だって食べたのに…」
「昨日は一緒にお家で遊んだのに…」
「「「私以外に色目を使うなんてどうゆうつもり!?」」」
『パコ、パコ、パコ』
「やかましい。」
俺は懐からハリセンを取り出し3人の頭を叩いてから席を立ち上がり高町の方に歩いて行く。
上から、健太、雄大、清である。
高町は微笑みながら扉の前で待っていた。
「喧しい連中で悪いな。」
「んん、楽しそうな人達だね。」
「まあ楽しんで生きてるって事は分かるわ、どする、屋上のがいいか?」
「うん。」
高町が同意したので屋上に向けて歩き始める。
この学校の屋上は開放されている。
昔馴染みの隆史が言うには市立の学校は基本的には開放してないそうだ、流石私立。
ちなみにその隆史はよく家に入り浸る。
まあお互いの両親が知り合い同士だしうちの父さん母さんも気にしてないみたいだから俺が気にするのはお門違いだろ。
しかし、この学校の屋上広すぎだろ。
俺は周囲を見渡し人気が少ないところ見つけ、高町のと一緒にそちらに向かう。
「んで、用事はなに?」
「その、今日リエッテ君のお家に行って良いかなって事なんだけど…」
「…ちょうど良いか、まあそれは大丈夫だけどユーノも連れて来いよ?」
「もちろん、学校終わったから神社で待ち合わせしてるからそのまま行けるよ。」
「手際がいいことで。」
まあ父さんが現地でリンカーコアを持ってる人がいるって聞いてめっちゃ興味津々だったからちょうどいいか。
などと考えていると、物陰からこちらを除いている2人を見つける。
「高町さんや。」
「なぁに?」
「あの2人は知り合いか?」
俺は2人を指差しながらそう言う。
「あ、アリサちゃん、すずかちゃん!!」
金髪はあちゃーって顔、紫髪はクスクス上品に笑っている。
「2人ともどうしたの?」
「どうしたのじゃないわよ、なのはが男の子に物陰に連れて行かれたの見て心配になったのよ!!」
「?ただお話してただけだよ?」
高町はは全く理解できていなかった。
その様子に金髪は深くため息を吐いた。
「それで、アンタは…レイ・リエッテよね?」
「……高町さん、やばい、俺の個人情報が漏れてる。」
「いや、アンタかなり有名人よ…」
「ふふふ。」
金髪は呆れ、紫髪は上品に笑う。
まあ日本の学校で地毛が金髪でしかも目まで赤いんだから目立って当然か。
「あたしはアリサ・バニングスよ。」
「私は月村 すずかです。」
「俺はレイ・リエッテ。」
金髪はアリサ・バニングス、紫髪は月村 すずかというらしい。
「じゃあ高町さん、放課後な。」
「うん!!」
俺はそう言ってこの場を離れる。
「おいっすユーノ。」
「こんにちは、レイ。」
神社に先に着いてたユーノに挨拶する。
高町は何故か頬を膨らませてこちらを見ているが……
「じゃあ行くか。」
「う、うん。」
「ねえ、こっち見たよね!?」
「え、逆ギレ?」
いや、マジで何で?
「何でユーノ君は名前で呼ぶのにわたしの事は苗字なの!?」
「あ、そこ?」
「確かに…レイ、何か理由でもあるの?」
「特に理由とかは無いんだけど母さんが『女性に不誠実に当たってはいけないのよ、名前を呼ぶのもちゃんと許可を貰ってから呼ぶのよ』ってな、言われてから多少交流があっても安易に呼ばないようにしてんだよ。」
あの頃はまだ幼稚園児だったからそういうもんなんだって納得してたっけかな。
なんか父さんが仕事中毒だったんだよなぁ。
そんなこと思っていると魔力が急に反応した。
「なのは、レイ!!」
「うん!」
「分かってる。」
魔力の反応がした方に俺達は走り出す。
「あれって犬なのか?」
なんか牙がギラついてんだけどさ。
どっちかってと猪じゃね?
それにしても静かだな。
「僕が結界魔法張ったからその間にあれを封印して!!」
えっ、結界魔法って人払いできるんすか!?
それなら動物病院のときにも張ってほしかったな…
てか、母さんに頼むことまた増えたな…
そんなこと考えてたら猪犬が突っ込んできた。
「セットアップ、アルファ。」
俺は即、変身して大剣で突進を受け止める。
「どっせーい!」
そして大剣を振って飛ばす。
ただ援護が来ないことを疑問に思い高町さんの方を見ると、今変身したとこだった。
「何やってんのさ…」
「変身の呪文忘れちゃってたの…」
「………」
『Protection』
高町の発言に唖然としていたらいつの間にかこちらに突進してきていたワンコをレイジングハートが自動で防いでいた。
「優秀なデバイスでこって!!」
俺はそう言いながらワンコに向かって剣を振る。
そして振ると同時にレイジングハートはプロテクトを解除してくれた。
本当に優秀だな!!
「高町!!」
「ディバインバスター!!」
その言葉と同時にワンコの上からピンクの砲撃が降ってきた。
あ、空戦適正あったんすね。
動ける砲台とかチートじゃないっすかね?
あ、ワンコが逃げようとしてる。
「待て……」
「お願い、行って!!」
俺がワンコを追いかけようとしたら上の方からピンクの魔力スフィアは飛んで行った。
これ、俺、いらなくね?
『ドーン!』
高町の放った魔力スフィアは全弾ヒットした。
「リリカルマジカル、ジュエルシード封印!!」
『Number16』
俺は初撃を防いだだけで終わった。
「ユーノさんや。」
「なに?」
「あれ、化け物。」
「ノーコメントで。」
拝啓 お母様へ
昨日、魔法少女になった彼女の才能は化物クラスのセンスと才能の塊でした。
ついでに魔法少女から魔砲少女にジョブチェンジしようとしているみたいです。
追伸
僕は飛行魔法と砲撃魔法が苦手で逃げていましたがこれからは頑張ろうと思います。
主人公の活躍はいつかあります。