ガルパンRTA風実況 ~黒森峰の悪魔~   作:ZK

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スランプに陥っていた挙句闇堕ち(?)していたので初投稿です。

追記:殺→札などは、あえて物騒な漢字を使わないようにしているRTA小説走者の諸兄貴姉貴をリスペクトした形です。とはいえ誤字報告ありがとうございました。


裏 切 り 者 編

勝てばよかろうなのだぁぁ!!!な実況はーじまーるよー。

今回は、エイプリルフールに合わせて、劇場版での大学選抜チーム戦でまさかの裏切りをぶちかますとかいうマジキチルートを走ります。

これのために、事ある毎に悪のエリートとすべく調教誘導したさやかちゃんを用意しました。あとスキルに『演技』が入っているので裏切りによる精神ダメージもアゲアゲです。

このさやかちゃんの裏切りに、未だ高校生の西住殿達は耐えられるでしょうか?

 

 

 

 

「副隊長、転校しちゃったね?」

 

その言葉に、私は動揺を隠せなかった。頭で1度反復し、唖然とし、2回目に反復して頭が真っ白になり、3度目の反復でへたりこんだ。

 

「さぁ、アンタはどうしようかねぇ?」

 

う、嘘だ。み、みほさんが・・・。

 

「刃向かってくれたんだからねぇ?」

 

「う、う、うわあああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

 

 

「はっ!?」

 

また夢だ。たちが悪い。・・・いや、思い出してしまった、の方が正しいかもしれない。

 

抽選会で西住みほに再び会ってからいつもこうだ。周りに余計なことをされない様に、表面上では気にしていないようにはしているが、私は許せない。

そんな私にチャンスが回ってきた。第63回大会で優勝出来なければ、大洗女子学園が廃校になる、ということを聞いた。

黒森峰を去り、戦車道から身を引いていたならまだ仕方がない。許せる。しかし、去っておきながら、またのうのうと戦車道を続けている。私は何だったのか?トカゲのしっぽ切りだったのか?はたまた私を陥れる為だったのか?

 

そう思った私は、来るべきその時のために、手を打った。私には何がある?彼女には何があるか?

私には何も無い。なぜなら私は落ちこぼれだったからだ。

しかし私は逃げなかった。彼女が転校し、その分も全て、『上級生への反逆者』として全ての矛先が私に向いてなお、私は耐えきった。逃げなかった。私は生き残った!それが私が勝っている唯一の点。それしか無い。

だから私は全てを捧げた。全ては西住みほを負かすため。

 

決勝戦。やはり大洗女子学園は、否、西住みほは私の目の前に立った。いや立ってくれた。取り巻きを排除し、味方すら邪魔して、ついに、ようやく西住みほを撃ち抜く絶好の機会を得た。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、試合で負けた。やはり彼女には勝てなかった。戦闘では確かにほとんど勝ちだった。取り巻きを、分断の策を打ち破り、なおそれでも試合では勝てなかった。

私は絶望した。全てを賭けても勝てなかった。あの西住みほに勝つことが出来なかった。全てが無駄になった。私はもはや、血と尿が詰まっただけの、肉袋でしか無い。

 

 

 

そんな私に、またしてもチャンスが回ってきた。

 

 

 

 

 

とりあえずとしては、劇場版の時まで、本性を隠して誰にも悟られないようにしましょう。表には出してませんが、内心では西住殿に対する怨嗟の念が渦巻いてるので走者はヒェッとなってました。

ちなみにさやかちゃんは、西住殿が転校してしまったせいで、

 

黒1:飼い主は、守れましたか(小声)?

さ:みほさんが転校・・・?うそだ、嘘だドンドコドーン!!

黒2:この辺にぃ、戦犯庇って先輩に楯突いた奴いるらしいっすよ?

黒1:それマ?規律ガバガバすぎぃ!

黒2:じゃけん夜(根性叩き直しに)行きましょねー。

黒1:おっ、そうだな。

さ:待って!助けて!待ってくださいお願いします!!!

 

という感じで暴力!暴力!暴力!!って感じになってたので、西住殿絶頃モードです。

あ、この負の感情をエリカ殿やまほ隊長にも向けてます。まぁ助けなかったし、多少はね?

或いは黒森峰や、戦車道全てを破壊しようとするルートもありますが、それは後続にお任せします。(他力本願寺)

まずはまほ隊長が何の警戒もなく大洗女子への義勇軍計画を教えてくれます。なので、この情報を手土産に役人サイドに協力を持ちかけます。

当然怪しまれる上、なんだコイツ・・・?となること確定ですが、彼もカードは1枚でも欲しいため、受け入れてくれます。

なおこの際は携帯とかではなく、公衆電話か、直接会いに行ってさしあげましょう。たまに聖グロのMI6にバレます(2敗)。

今回は電話でいきましょう。

とうおるるるるるるるる(某イタリアン二重人格者)

 

 

 

 

「あなたは大洗女子学園を廃校にしたい、そうですよね。学園艦教育局長 辻廉太殿。」

 

「それが決定ですから・・・何が言いたいのですか?」

 

「あなたに協力したい、と言ったらどう言います?」

 

電話の相手は、そう言った。

火筒さやか。あの大洗女子学園のフラッグ車以外を全て撃破し、西住みほの喉元まで迫ったIII号戦車の砲手だ。

 

私としては、万全を期したはずだが、手札が多いに越したことは無い。相手は今年出来たばかりの急造チームでプラウダも黒森峰すらも打ち破った異例の相手だからだ。そんな彼女がいたという黒森峰の生徒ならば、何かしら役に立つかもしれない。

 

「・・・何が目的ですか?」

 

とはいえ、流石にそのまま信用する訳にはいかない。探りを入れる。

 

「目的ですか?・・・西住みほを打ち倒すことですかね。そうすれば、結果的に西住みほがつなぎ止めている大洗女子学園は負け、廃校になる。一石二鳥ですよ。」

 

「・・・話は聞きましょう。」

 

まぁ、内通者がいれば何かと楽だろう。教えるとしても、逆用できないものだけだ。

 

「私を、試合に出させてください。そうすれば、西住みほに精神的ダメージを与えられます。私が出させるように脅迫したことにすれば、問題ないでしょう。」

 

それを聞いて、私は考えた。確かに彼女が敵として現れたならば、少なからずの動揺を誘うこともできよう。問題は、何に乗せるか。という話だが、それにはアテがある。だが彼女はどうしてこちらに協力するのだろうか?

 

「それは分かりましたが、あなたはどうしてここまでするんですか?」

 

一応は同じ学校にいた人間だ。しかし彼女は、そんな西住みほを打ち倒すためだけに、私に近付いてきたのだ。腹の中を探る為にも問いかけてみる。すると電話から聞こえる声は、一呼吸ついて話し始めた。

 

「第62回戦車道全国大会。そこで黒森峰の敗因と糾弾されたのは、西住みほです。周囲からの風当たりは厳しく、当時親しかった私は耐えきれず、止めに入りました。上級生に手まで出しましたよ。・・・でも西住みほは、黒森峰から逃げ出した。私をおいていったんです。」

 

彼女は淡々と、しかし自嘲気味に語った。

 

「まぁ、そのまま戦車道を辞めてしまった、ならばまだ同情の余地はありましたよ。それ程辛かったということでしょうし。」

 

「しかし彼女は戦車道を続けている、それが許せないのですか?」

 

そう言うと、彼女は

 

「そんな所です。」

 

とだけ返すと、

 

「どうですか?協力、させて貰えますか?」

 

と聞いてきた。・・・まぁ良いだろう。少なくとも不利益にはなるまい。

 

「わかりました。頼りにさせて頂きましょう。」

 

そう答えを伝えると、彼女は

 

「ありがとうございます。」

 

と礼を述べると、お近づきの印にと『多数の学校が大洗女子学園へ、短期転校手続きを行って加勢する』という情報を伝えて来た。

彼女は全てを失っても西住みほを倒そうとしている。凄まじいまでの憎悪だ、とは思いつつ電話を切った。どちらにせよ、利害は一致しているのだからどうということはない。

 

 

「・・・さやかがいない!?」

 

III号戦車の乗員からそう聞き、辺りを探し回る。こんな試合直前にいなくなるなんて・・・。

 

「仕方がない、パンターを出そう。」

 

隊長の決定により、III号戦車の代わりに急遽パンターを出すことを決めた。

 

 

 

「いやー、よくここまで仲間を集めましたよ、大洗女子学園大隊長西住みほ殿。」

 

そう言って現れたさやかは、大学選抜チームの制服を着ていた。

 

「さやか?」

 

そう零れた言葉に、さやかはコクリと頷き、「いかにも。」と答えた。

 

「・・・どういうことだ?」

 

隊長の低い声での問いにもさやかは

 

「見ての通りですよ。私は私の敵意を持って、この試合であなた方を射抜こうと思います。」

 

と、制服を指して言った。その顔には薄っすらと禍々しい笑みが浮かんでいた。ショックを受けているように見える副隊ち・・・、大隊長を見つけると

 

「良いお顔ですね。私もあなたに見捨てられた時、そんな顔をしていたと思いますよ。大洗女子学園大隊長、西住みほ殿。」

 

と嗤ってみせたのだった。

 

 

ではやって参りましょう。西住殿は、和解したと思っていた友人に裏切られたことで戦車道を強制された時より酷い顔をしているので、デバフがちゃーんとかかってくれます。

役人にはおねだりしておいたので乗車を選べます。乗車はカール自走臼砲にしました。

これの60cmロケット弾はあらゆる戦車を撃破できる為、できれば各校の指揮官クラスを爆札するのが望ましいです。

そしてその中でも西住殿のデバフをリカバリーしてしまいかねない、まほ姉隊長やエリ公殿、その他隊長組も狙い撃ちできればなお良しですかね。

あ、あんこうチームがけし飛べば統制の取れなくなった連合チームはカラスさん達チーム(烏合の衆)になるのでもう勝ったも同然ですよ。

 

まずは203高地に60cm砲弾を叩き込みましょう。この時、仰角にちょーっと独創的な計算を足すことで、赤星殿や小島殿以外の車両を撃破できることがあります。

ここでカチューシャ殿か、まほ中隊長を爆破できればグッ、と楽になります。

ほらカチューシャ殿、この後プラウダ高校の最後の1両になるんですよ。ひとりぼっちは寂しいですよね?良いですよ、一緒にいてあげます。砲弾が。(撃破)

 

無線を聞く限り、カチューシャ殿はトマトジュースにはなってないようなんで大丈夫でしょう。着弾前に頭を引っ込めたかな?(適当)

と、これを合図にアズミ中隊とメグミ中隊がひまわり中隊に襲いかかります。という訳で予測経路上に砲撃をします。

お、小島殿の撃破報告。できれば赤星殿も仕留めたかったですが無理みたいっすね。

 

あ、そうだ。(唐突)

言っていませんでしたが、当然の権利のように周波数合わせて傍受した無線を聞いています。

戦車道のルールに、相手の無線傍受しちゃダメってありましたっけ?(暗黒微笑)

そしてオープン回線で連合チームの皆さんにお話しておきましょう。

そもそもプラウダがあの時撃たなければ、もしくは西住殿がちゃんと中断を申請していれば、あのゴタゴタは起こらなかった訳ですしおすし。

それは良いとしても、ちゃんと西住殿を放ったらかしにしなければ良かった訳で。

そして先輩方から沢山可愛がられた()けど、それでも誰も助けてくれなかったよね。

とかを垂れ流しにします。なんだかんだ皆これ聞いてるので、特に西住殿にはぶっ刺さってると思います。

そしてそれらとカチューシャ殿を撃破したのが功を奏しか、プラウダ組の統制にガバが出て、それを庇うように動いた黒森峰組も含め、原作より大きい打撃を与えることに成功しました。

 

お、お?

無線を聞いてると西住殿が元気無くしてアッアッアッ状態のようです。そして各校の隊長たちが分裂し始めましたので、もう勝ったも同然です。

 

ということで勝利までひたすら蹂躙するのみなので、甥のキムラ、加速します。

 

(裏切り少女ダメ押し中)

 

『試合終了!・・・大学選抜チームの勝利!』

 

勝ちました。やったぜ。

絶望感溢れる無線があぁたまらねぇぜ(人間の屑)

 

「ふふふ、ふふふふははははは!!!」

 

大洗女子学園を助けに集まった連合チームは、無残にも散り散りとなり、各個撃破されるという結末にいたった。最後の1両が撃破された時、カール自走臼砲の砲を操作していた火筒さやかの狂笑が響いたという。

大洗女子学園は廃艦。各校もこの試合での分裂により関係にヒビが入ったことは間違いなかった。

そして、黒森峰女学園に、もはや元凶の火筒さやかの姿は無かった。

あの日以降、忽然と姿を消した彼女は、今も新たな編入先で不登校となっている西住みほ や、幼なじみの離反にショックを受けた逸見エリカ、この事態を防げなかったことを後悔し続ける西住まほを見て、どこかでほくそ笑んでいるのかもしれない。

 

 

 

 




お久しぶりですわに。
エイプリルフールなので(?)このような企画を考えました。
有り得たかもしれない、もう1つのさやかちゃんって感じっすかね?

あと腕が落ちた(絶望)弁解するとこれ1日で思いついて深夜テンションで書き上げてるのでゆるしてください!
近々また何かうpしますから、センセンシャル!

考えたら最終章完走までかなり時間かかりそうなことに気付いた侍。外伝は亀更新が予想されるが、作る意欲は(一応)ある(はず)。どうするべきだろうか?

  • 多くの学校を1、2話ずつ書くべし
  • 少ない学校でもそこそこ進めるべし
  • 最終章版の体験版を進めるべし
  • 後続の為にも自重すべし
  • とにかく片っ端から作るべし
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