2022/4/15 ウィポ9 2022プレイ開始
2022/4/21 なんとなくPCでウマ娘プレイ開始
2022/4/27 なんか、急に書きたくなった
2022/4/28 よっしゃ書いたろ んで、投稿 ←今ここ
ふと、気が付けば。と言う感じで自覚した時には自分は馬の姿だった。
(え? ……え?)
意味不明であった。
確か、自分は人間だったはずなのに? ……あれ? 人間……だったよね?
と、問いかけても答えなんて返って来ない。確か人間だったはず? きっと。多分。メイビー。
(確か……携帯版機種のウィポ9の2022をプレイしながら、PCでウマ娘をしつつ、PC横のテレビでPS版ミリクラをしていたはず? ……うん、覚えているぞ。で、眠くなったから寝て起きたら馬になっていたと……。うん、意味分からん)
うろ覚えながら記憶をたどると徐々に思い出せる最後の記憶。明日は仕事が休みだからと課金しつつゲームを存分に楽しんでいた。楽しんでいた3つのゲームは競馬物なんだけどね。
で、なんか急に眠気に襲われたけどそれでも気合でゲームしていたけど、半分寝ながらプレイしていたから一旦寝ようと横になった。眠気ですぐに意識が落ちて、目が覚めたら馬の姿だった。
(分からん。何一つ分からん。なんで馬? 本来の俺は? あれか? 死んだ後の転生先は馬ってことか? そもそも俺は死んだのか? 夢……じゃないよな? 五感をはっきり感じる夢なんてあるのか?)
立ち上がる。馬という人の姿とは全然違う姿のはずなのに、スムーズに4本の足で立ち上がれた。
寝藁から起き上がると飼葉が置かれている箱に向かう。まだ十分にある飼葉を一口咥え食べる。
もっしゃもっしゃ……
(ああ……、飼葉が美味い。やっぱり馬になったんだなぁ……。味を感じる夢なんて無いんだろうなぁ……。やっぱり俺、完全に馬になっちまったみてぇだよ……)
もっしゃもっしゃと飼葉を食べて小腹を満たしたら、現実逃避をする様に寝藁に横になり寝た。
(ま、深く考えるだけ無駄だろ。俺、死んだ。俺、馬に転生。俺、馬生を楽しむ。うん、それでいいじゃないか)
翌日、俺は牧場を元気に駆け回る。馬になった以上は人間に戻れないものとして、人生ならぬ馬生を存分に楽しもうじゃないか。
そう考えを改めた俺には次に気になることがあった。
(俺、なんの馬?)
その後しばらくして、調教が始まった。決していかがわしい意味ではないよ?
どうやら俺は競走馬として生まれたようで、牧場に併設されている坂やコースを駆ける日々が始まった。
「この馬大人しいですね。全然荒れませんし、指示に従ってくれます。これはレースでも乗りやすいと思いますよ」
「まだ単走だから何とも言えんが、馬群にまぎれたら分からんからなぁ」
「まぁ、デビューしてからの調教次第ですね。早く走れるので最悪逃げるしかありませんけど」
騎手・牧場長・馬主さんが俺の近くで俺について話をしている。
ここ最近の調教から、全力を出せば1200~1600mまでなら問題なく走れる。それ以上は走れるけど遅くなってしまうし、それ以下だと体力を使い切る前に終わってしまう。
そう考えれば、スプリンターズ・高松宮記念・安田記念・マイルCSあたりを狙うことになるんだろうか?
「よし、短距離とマイルのレースを狙っていこう。スピードは十分にあるから最後の直線を走れるスタミナと坂を上るパワーを中心に鍛えようか」
「わかりました」
騎手が俺に跨ると坂の方に俺を誘導する。騎手の合図で一気に坂を駆けあがる。今日も俺は全力で調教に取り組むのだった。
俺が気が付いた時は、産まれてから2年目だったようで、年が明けると栗東トレーニングセンター、通称トレセンに移された。
担当調教師の話から、どうやら俺は早熟なようでデビューは7月後半に決まったようだ。距離は1200mで逃げで行くらしく、主戦予定の騎手が俺に毎日のように乗り込んでいる。
それと俺の生きている時期も何となくだが理解した。調教師や騎手たちの会話に時々『テンポイント』『トウショウボーイ』『グリーングラス』という名前が上がるのだ。
どうやら俺は1976年に生まれたんだとすぐに気が付いた。まぁ、トレセンに来る際に馬主から『~~~76はシュネージュネコにしよう』と言っていたからね。
しかし、馬主の名付けよな。なんだよ『シュネージュネコ』って。『ネコ』って。俺は馬ぞ?
馬主さんは自家生産馬に限り冠名を使うようで、牡馬には『ネコ』で牝馬には『メイド』とつける。
いやね、何でネコとメイド? ネコミミメイドが好きなん? って小一時間ほど問い詰めたい。馬主さんの趣味ですか? 趣味を俺たちに押し付けているんですか? と。
まぁ、馬主さんがいいならいいんだけどね。ドイツ語の雪のシュネーとフランス語の雪のネージュを合わせて、シュネージュまではいいんだけどなんで最後にネコを足す?
雪猫? いや、雪雪猫? 牧場にネコがいっぱい住んでいるからか? まぁ、もういいんだけどな。 猫な馬として頑張って走るだけさ。
と、色々思いつつ時は過ぎ、いよいよ今週末は俺のデビュー戦。作戦は最初から最後まで全力で駆け抜ける『逃げ』で行くことになった。
『先行』案もあったんだけど、調教で俺が徹底的に馬群を嫌がったからと思われる。
……だって、馬群のあいつらうるさいんだもん。走りながら周りを威圧しているのか怒鳴っているのか、とにかくやかましいから馬群には近寄らないようにした。もう徹底的に。
最初は我慢したけど、2回目以降は走るのを拒否したもんね。そのかいあってか調教師も騎手も俺は馬群がダメだと判断したみたい。
仮に、馬群にまぎれそうになるとしても大外に出る様にして、とにかく馬群には近づかないようにしていた。大外を走る関係で1600mコースに対して俺だけ200mぐらい長く走ることもあるけど、それでも逃げ切れるくらいのスピードとスタミナを持っていると自負できるくらいに頑張った。
週末には今までの頑張りを発揮できる日だ。週末に備えて今日はゆっくり休もう。
寝藁に横になると俺は目を閉じそのまま眠りについたのだった。
ちなみに、作中の馬主さんは私のウィポ9のプレイデータから引用。
冠名は「ネコ」と「メイド」と書いてありますが、実際は「ネコ」と「ロリ」です。
「メイド」はクラブの牝馬の冠名です。
さすがにね、ゲームで「ロリ」は問題なく使えたといっても、小説に使ったらダメじゃね? と思って変えました。
馬名や名前として「ロリ」を連呼するのはねぇ……?
レース中の実況で「ロリ」を連呼させるのはねぇ……?
まぁ、でも問題なさそうな? 「ロリ」の名前で出しますけどね。
どうでもいいことですが、
作者は今現在、本当にゲームを3つ同時プレイしています。
「ミリクラ」は1999年頃? 発売のPSソフトの「ミリオンクラシック」です。作者が好きなソフトで今でも時々プレイしていますし、中古も含めて予備としてソフトを3本持っています。賛否両論ある遺伝子システム、あのシステム好きだったんですけどね。