テンションで書く物じゃないねw と笑ってしまいました。
だって、改めて読みなおしたら誤字が!
あれ? この表現? えぁ!? とかとか……
訂正はしたから大丈夫と思いたい。
話は変わってリアルのこと。
クッソいそがしい!!!
いや、マジで。リモートが出来ない業種だから、現場に行かないといけないんだけど……
コロナとか諸々で体調不良者が続出☆
勤務時間は変わらないのに、人員↓ 仕事量↑ な状況☆
お金欲しい☆彡 けど 働きたくない♪
終わらねぇ。ある意味で、オワタ。
12月1週目のとある日。
私こと、シュネージュネコは一枚の紙を見ていた。
シ:7月3週函館1200m GⅢ函館ジュニア級ステークス 3100万
シ:8月2週新潟1400m OPダリア賞 1600万
シ:9月1週小倉1200m GⅢ小倉ジュニア級ステークス 3100万
シ:9月4週中山1200m OPカンナステークス 1600万
シ:10月3週京都1600m OPもみじステークス 1600万
シ:11月2週京都1600m GⅡデイリー杯ジュニア級ステークス 3800万
計:14800万 手:5920万
ホ:8月5週新潟1600m GⅢ新潟ジュニア級ステークス 3100万
ホ:9月3週阪神1800m OP野路菊ステークス 1600万
ホ:10月2週東京1600m GⅢサウジアラビアロイヤルカップ 3300万
ホ:10月5週東京1600m GⅢアルテミスステークス 2900万
ホ:11月3週東京1800m GⅡ東京スポーツ杯ジュニア級ステークス 3800万
計:14700万 手:5880万
え?
これ何って?
まぁ、書いてあるように、12月1週現在までに出たレースと獲得賞金と総賞金と手取り賞金ですが?
え?
けっこうなヘビロテだって?
それはまぁ、私の生まれつきの特性のおかげというか……
シュネージュネコ 所持特性
『快眠主義◎』
常に疲れが残らない満足な快眠が保証される。
レース後の体力低下を防ぎ、『寝不足』にならない、また常に休養では全回復する。
なぜか、同室者も同様の効果を得られる。
という、生まれながらに寝不足になったことが無い特性というか、体質のおかげでレースの翌日にはスッキリ全開になっているためである。不本意だが、同室者のシロも同様の効果を受けているので、まぁ、簡単に言うと……
体力の低下を防ぎ疲労も無い生活を送れるので、中1週2週なんて無茶苦茶なレースローテが可能になっていた。それで体力と快眠にモノ言わせて出れるレースに出まくり上記の様な賞金を手にしているという事である。
本当は中1週や連闘のプランを考えていたのだが、トレーナーから『ルドルフ会長に殺される』とか『緑の悪魔に殺られる』とか土下座をしながら言ってきたので、しぶしぶ諦める形となった。
さて12月。
12月と言えば、ジュニア級のGⅠ戦線。
・阪神ジュベナイルフィリーズ 6500万
・朝日杯フューチュリティステークス 7000万
・ホープフルステークス 7000万
である。距離ではなく賞金が記載されている事については気にしないで頂きたい。
そんなGⅠのある12月に、私とシロはというと……
「あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ~~~……」
「ネコちゃん? その声はどうかと思うわよ?」
トレーナ室にこたつを持ち込んでぬくぬくしていた。
ふぁ~~~ ぬくぬくですぅ~~~
え? どのGⅠに出るのかだって?
それは……
「しっかし、お前らよぉ。勝負服の申請していないって、どういう冗談?」
「ん~? 忘れていた?」
「速攻でシュレッダーですが何か?」
いや、シロ? そこはせめてゴミ箱にしとこうよ……
そう、勝負服の申請をし忘れていたのであった。ゴミ箱とかシュレッダーとか言っているけど、申請を忘れていた。いいね?
URAに問い合わせてみたら、今から申請しても間に合いそうにないとの返事。GⅡ以下で着用する体操着でいいか確認したらダメとの事。
で、今年はもうGⅠの3つぐらいしか目ぼしいレースは無いので、仕方が無いけど年明けまで私とシロは休養期間という開店休業状態なのである。
いや、本当はわざとなんだけどね。8月5週でシロがGⅢに勝った辺りで申請書が届いたんだよね。で、GⅠの賞金額が額なだけに出ると思うじゃん? それが私もシロも出たくないという意見で一致してしまったんだよね~。
なので、申請書類はシロがシュレッダーの餌にしていましたとさ。
GⅠねぇ……。だって、ねぇ?
GⅡ以下と比べて色々面倒なんだもん。テレビ撮影とかインタビューとか、申請書類諸々。トレーナーも「面倒。やりたくねぇ~」って言っていたから、「じゃあ、しなくていいね」ってなった訳。オーケイ?
ジュベナイルフィリーズの出走発表は来週になるからか、テレビでは年末のGⅠ戦線に向けて色々と、あーでもないこーでもないと有識者が語っている。
『どれに出ると思われますか?』
「あ、ネコちゃんと私が映ってる」
「んあぁ?」
と、寝惚けつつテレビに視線を向けると、私とシロの戦績が表示されている。『ジュニア級GⅠ戦線! 注目ウマ娘!』と題しているが、その白い2人は何をどう頑張っても出てきませんよー?
「ネコちゃんが朝日杯で、私がホープフルだって」
「正解は年明けての1月2週のGⅢ2つか、翌週のGⅡ2つなんだけどね」
「お前らが勝負服無くて出れない何て向こうも思わんだろうなぁ……」
「や、知りません。面倒ごとはパスで。GⅡ以下で頑張るんで」
ズズズ……
あ゛ぁ~……茶が美味しい。
もちろん、私達だけじゃなくて他にも期待できるウマ娘が次々に表示されていく。お? ラインたちが出て来た。
『インデュラインが朝日杯、テイクオフが阪神、アウトオブアメリカがホープフルに出走を表明していますね。先程の2名との一騎打ちが非常に楽しみなレースとなるでしょうね。しかし……、チームハダルの方からは特に反応が無いんですよね。これはもしかしたら2名ともホープフルの可能性もありますね。どれに出走しても非常に面白いレースとなるでしょう』
なんて言ってる。や、だから出ないって。なんなら冬休み期間は帰省するつもりだし。ついでにレース賞金から100万くらい下ろして旅行するつもりだし。
「お前らのおかげで特別ボーナスも出たからなぁ。俺も年末年始はトレセン学園にいない予定だ。年度代表なんて話も来ているが無視だ無視。めんどくさい事になるからお前らも無視しとけよ」
「トレーナーってこんな事を言うの? まぁ、面倒なのは同意です。なので、携帯は置いて行きます。2台目の携帯の番号を教えるので、何か連絡はそっちにお願いしますね」
「了解だ。やっぱり逃げるために携帯複数持ちは基本よな。こっちの連絡先も教えておくから冬休み期間はそこに連絡してくれな」
トレーナーと2台目の携帯の連絡先を交換する。何かあればこっちに……ね。まぁ、お互いに面倒ごとは嫌なので使うことは無いと思う。思いたい。
そんな事をしながらぼけ~っとテレビを眺めて1日が過ぎた。
12月 2週 阪神
阪神ジュベナイルフィリーズ
「ん~、いないねぇ。やっぱり来週と再来週か~」
シュネージュネコが来る確率は低い、ホワイトロリータはもっと低い。が、どちらかと勝負できるかもしれない。と、登録した阪神のレース場に2人の姿は無かった。
「まぁ、来年。やり合う機会はあるでしょう。それまで勝負はお預けかな?」
ぐっと伸びをしてゲートに入る。あの2人がいないなら、相手になるウマ娘はいないなぁ。
という予想通りに、難なく1着でゴールを通過した。
来週と再来週か……。
あの2人が羨ましいな、なんて愚痴りながらウイニングライブに向かった。
『大方の予想通りに、シュネージュネコが朝日杯で、ホワイトロリータがホープフルでしょうね。ジュニア級の名勝負が期待できそうです』
という有識者の言葉を信じて来てみれば、そこには……誰もいなかった!
12月 3週 阪神
朝日杯フューチュリティステークス
「むぅ……勝負できると思っていたのに」
入学当初から気になっていた同級生でもあり、ライバルたりえる2名のウマ娘。シュネージュネコとホワイトロリータ。
シュネージュネコと勝負を! と思って来てみたが、誰もいないという結末が!
「だが、まぁいい! ここでGⅠウマ娘となり、来年のクラシックで改めて勝負だ!」
勢いのまま先頭でゴール板を駆け抜け、来年に向けて決意を新たにする。
楽しい勝負を待っているぞ! シュネージュネコ!
『予想は外れてしまいましたが……これでしょうね。有馬の後のホープフルステークスで、ジュニア級のトップ3の激突。いやぁ、楽しみですね。……だよね? まさか、参加しないなんてことあるの? ははは……そんなことナイナイ……』
「ネコちゃん? 何見てるの?」
「ん? ああ、有識者の戯言かな? 当たることのない予想をべらべら喋っているからね。ニヤニヤしながら見ていたんだ」
朝日杯フューチュリティステークス前日。チームハダルの面々は……
既にトレセン学園にはいなかった。
朝日杯フューチュリティステークスに向けて学園がバタついている頃を見計らい、私達はそれぞれ「欠席します」「有休消化をします」という旨を書いた書類を、そっと事務の申請書類を入れる箱の下に置いて来た。
一応、提出の際に事務員に伝えたが、「そこに置いておいて」と、箱の下を指さしたので、言われたとおりに置いて来た。だから問題ない。
携帯は充電した状態でチームルームに置いて来たので、電池が切れることは無く、しかし誰も出る事のない状態での放置となる。携帯に連絡したとしても留守電になるので、メッセージを入れた後は返事を待つことになると思う。しかし、いくら待てども返事は来ないんだけどね。
その状態でトレーナーと駅で別れた私とシロは一度自宅へ。その足で冬休みが明けるまで長期の旅行に出たのだった。だから、自宅に電話をしても私もシロも出ないが、まぁ些事でしかないだろう。
今回の旅行は各地を巡り美味しい物を食べ歩くのが主な目的だ。と、いうことで、朝日杯フューチュリティステークスの翌日、私達は九州の南にある焼酎と桜島が有名な県に来ていた。ここから徐々に北上しながら食べ歩いて行くのが主なプランとなる。
で、現在地は旅館。温泉と美味しい食事を堪能し、寝る前にとテレビを見ていたところだった。
シロと二人並んでテレビを眺める。私とシロについては見当外れな事を真面目な顔で語る人を笑いながら夜は更けて行った。
「おい! まだかっ!」
「すみません、今連絡をっ!」
とある場所。年末のホープフルステークスに向けて出走発表を前日に控えたとある日。ある場所ではそれなりの騒ぎが起こっていた。
「シュネージュネコとホワイトロリータどちらでもいい、連絡を取るんだ! まだホープフルステークスにギリギリ登録できる! 出走するように何とか……」
とある番組で語られたように、シュネージュネコとホワイトロリータがジュニア級のGⅠに出る事を望まれている。同じ世代にいる強者とも言えるウマ娘と、ぜひ名勝負を!
各所で様々な人が思う事であった。しかし、シュネージュネコとホワイトロリータと連絡が付かない。これでは出走してもらえない。
なぜか、シュネージュネコとホワイトロリータはホープフルステークスに出走するという、謎の確信を感じていた彼らはとにかく2人と連絡を取る様に走り回っていた。その確信は全くの見当違いであるという事に気付く事なく。
まぁ、ムリも無いと思う。GⅠに出る、そして勝つことはトレセン学園に通うウマ娘なら誰もが持つ感情であると思い込んでいる。しかし、肝心のその2人にその感情が無い事を誰も知らなかった。いや、チームトレーナーだけは知っていたが、そのトレーナーとも連絡が付かないので結局は分からずじまいだった。
無人のチームルームに携帯が放置されていて、話題の2人が既に学園にいない事を知るまであと数時間……
数時間後、世間は大いに賑わう事になる。悪い意味で。
『これは……驚きですね。まさかの回避ですか』
画面の向こうでそう言うコメンテーターに苛立ちを覚える。昨日まではホープフルステークスに出るって言っていたのに、翌日の今日になって回避なんてほざいている。
分かっている。こいつらが悪いんじゃない。あいつらも悪くない。むしろこれまでのレースを見ると休んで当たり前だと思う。
なんて思うが、納得できない。ラインもイクも楽しみにしていたのに、結果がこれだ。
「ッチ! くそぉ……ヤル気出ねぇ……」
結局、3強対決は消えてアウトオブアメリカ1強のホープフルステークスとなってしまった。直前で調子を落としてしまったが、勝ちは勝ちだ。
「まぁ、いい。来年だ。クラシックでヤリ合うしかねぇ」
来年からのクラシックに向けてトレーニングに励む。シュネージュネコとホワイトロリータにぶっちぎりで勝つために。その思いを熱に変えて。
冬休み明け
とあるSNSアカウント
『チームハダル 今年の目標 ウマ娘の意思を尊重し、GⅠは全て回避。チームの方針に従い、GⅡ以下で無理なくレースに臨みたいと思います』
『今年はGⅡ以下で稼ぎまくるぞ! 目指せ、安泰な老後に向けた資金調達! GⅠ? 全部無視ですね!』
『ネコちゃんに着いて行くわ~♪』
アウトオブアメリカの調子が下がった
インデュラインの調子が下がった
テイクオフの調子が下がった
あと、なんか色々とあちこちで調子が下がった