花音の弟がハロハピのメンバーになった話(完結)   作:春はる

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1ヶ月以上も空いてしまいましたが、前回の続きです。

文字数は前回より少なめで、少し雑な部分があると思いますが、ご了承してもらえたらありがたいです。

では、本編をどうぞ。



第3話

 

~夏輝視点~

 

部屋に案内された後、俺とお姉ちゃんと美咲はこころから言われたバンドでやりたい事を書いてある紙を見て、呆気にとられていた。

 

夏輝「シロツメクサでかんむりを作る……」

 

花音「お腹いっぱいお菓子を食べる……」

 

美咲「流れ星を探しに山を登る……」

 

三人「なにこれ……」

 

それぞれ紙に書かれてる内のものを呟いて、そのあと同時に"なにこれ"と言ってしまっていた。

 

花音「こ、こころちゃん……!全部楽しそうだけど、楽器で演奏したり歌を歌ったりしないと、音楽……バンドと言わないよ」

という事を聞いたお姉ちゃんがこころにそう伝えた。それを聞いたこころ本人はというと……。

 

こころ「そうなの?でもどうしても音楽をやらなくちゃいけないの?」

と、こころはお姉ちゃんにそう聞き返していた。

 

お姉ちゃんはこころから言われた事に、"どうしてもというか……"と気弱部分が出てしまって押しきられる感じになってしまった。

 

すると、美咲がお姉ちゃんに話しかけて二人だけで話を始めたので、俺はこころに声をかけた。

 

夏輝「ねぇ、こころ。なんで、さっきのシロツメクサでかんむりを作るとかをやりたいと思ったの?」

 

こころ「だって、あたしは楽しい事をやりたいのよ!」

 

夏輝「楽しい事……」

 

こころ「えぇ!それにあたし、人の笑顔が大好きなの!だから世界を笑顔で溢れさせたいの!」

 

夏輝「それだったら、お姉ちゃんが言ったみたいに音楽をやるのもいいと思うけど」

 

こころ「花音の言う通りなの?」

 

はぐみ「そうだよ。確か、音楽って"音"と"楽しい"って書くもん」

 

夏輝「そうそう。好きな曲聞くと笑顔になるし」

 

こころ「!……確かにそうね!はぐみ、夏輝!二人の言う通り、このバンドで音楽をやりましょ!」

 

はぐみと俺の言葉を聞いたこころは大声でそう宣言した。こころの大声で、お姉ちゃんと美咲の二人がびっくりした感じで俺のところに来た。

 

こころ「音楽で世界を笑顔にしましょう!……って、どうすればいいのかしら?」

 

美咲「まず、楽器持ってないじゃん!持ってなかったらバンド出来ないし!」

 

こころの言葉に美咲か鋭いツッコミをして、こころが即反応した。

 

こころ「だって、あたしはとにかく楽しいことをやりたいのよ!」

 

美咲「じゃあ、その楽しい事をやればいいじゃないですか?」

と、美咲がツッコミをしてからこころと美咲の二人でしばらくそんなやり取りをしていた。

 

そのやり取りの中で、こころが世界を笑顔にしたいと、俺やはぐみに言ってた事を美咲に伝えて、聞いた美咲は呆れて、はぐみと薫先輩は共感していた。

 

美咲「……花音さんは、どう思います?あと夏輝も」

 

花音「……現実的じゃないけど……そうなったら素敵だなって思うよ……」

 

夏輝「俺は楽しそうって思った。世界を笑顔にしていくって、しようって人は身近にいないから、どんな感じに笑顔に出来るのか気になるから、やってみたいなって思ったよ」

 

美咲の聞かれた事に俺とお姉ちゃんが答えると、美咲は"え……?"と驚いている顔になっていた。

 

美咲(マジか~。二人を味方に付けて、抜け出そうとしたのに……)

 

美咲が黙ったままになったから、俺はこころに声をかけた。

 

夏輝「こころ。バンドって楽器で演奏して歌を歌うんだよ」

 

こころ「あら、そうなの?」

 

夏輝「うん」

と、こころの言葉に頷きながら、スマホを取り出して俺が好きなバンドのライブをしている動画、何曲か見せてた。

 

夏輝「こんな感じで、オリジナルの曲を作って演奏するだよ」

 

こころ「そうなのね。夏輝って物知りなのね」

 

夏輝「別に、これぐらいは皆知ってるよ……」

 

薫「では、私達も曲を作って練習をすれば、儚い演奏が出来るって事かな」

 

夏輝「儚い演奏とかは分からないけど、ギターを練習して皆での演奏も練習すれば出来るんじゃないかな……」

 

はぐみ「じゃあ、はぐみもベース出来るかな?」

 

夏輝「多分」

 

こころ「あたしは歌を歌いたいわ」

と、俺が動画を見せてから、薫先輩とはぐみとこころが楽器の事とかの事を、いろいろと聞いてきた。

 

俺はそれに分かる範囲やネットで調べたりしながら、答えていった。

 

しばらくして答え終わると、はぐみが掛け声がほしいと言ってきて、考え始めたと思ったらすぐに声をあげてきた。

 

はぐみ「ハッピー!ラッキー!スマイル!イエーイ!……ってどうかな!」

と、はぐみが言うとこころと薫先輩が共感していた。それを見た美咲は大声で俺とお姉ちゃんに声をあげた。

 

美咲「もうダメだ!この3人はバカだ……3バカだ!花音さん、夏輝。これ以上、ここにいたら振り回されるから帰ろう!」

 

夏輝「……俺は、もう少し振り回されてもいいかなって……」

 

美咲「え?」

 

夏輝「さっきも言ったけど、こころの言ってたのがどうなるか見てみたいなって思って……」

 

花音「……私も、夏くんと同じかな……。もう少し見てみたいなって」

 

俺とお姉ちゃんの言葉に、美咲は"帰るに帰れないじゃん……"と呟いていた。

 

 

そんなこんなで、別の日にライブハウスで練習をするっていう事になり、この日は解散となった。

 

 

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ーーーーーーーーー

 

 

 

~数日後~

 

 

今日はライブハウスで集まることになった。

 

だからお姉ちゃんと美咲の二人と一緒に行く事になったから、待ち合わせをした。そして今はライブハウスに向かっている。

 

美咲「あのさ、初めて会った時から気になってたんだけど、二人って何で手をつないで歩いてるの?」

 

夏輝・花音「「お姉ちゃん(私)が、方向音痴だから」」

 

美咲「……ほ、方向音痴……。花音さんが?」

 

夏輝「うん。お姉ちゃん、極度な方向音痴だよ。だって、前に手を繋がずに一緒に出掛けた時になんか、いつの間にか居なくなってたもんね。お姉ちゃん、俺の隣に居て同じスピードで歩いてたのに……」

 

花音「あの時はごめんね……夏くん」

 

美咲「だから手を繋いでる訳ね……」

と、苦笑いしながら美咲が言ってきたから、俺は頷いた。

 

美咲「夏輝は大丈夫なわけ?」

 

夏輝「うん、俺は大丈夫だよ」

 

美咲「なんで?」

 

夏輝「俺はお父さん似なんだよね。お父さんは方向音痴じゃないから。逆にお姉ちゃんはお母さん似なんだ。お母さんは方向音痴なんだ。ただ、お姉ちゃんはお母さん以上になっちゃった感じだよ」

 

美咲「なるほどね」

 

この後も話をしながら歩いてると、ライブハウスに着いた。

 

しばらくしてスタジオの中に入った。

 

スタジオには、はぐみ以外の皆が集まっていた。俺は、まだはぐみが来てないなって思ってると、はぐみがやった来た。

 

その時、はぐみは何か言いたそうにしていたけど、すぐに元の元気のはぐみになったので俺はそんなに気にしなかった。

 

この後は、こころとはぐみが読んだ雑誌の話で、二人の会話に薫先輩が入ってからの三人のやり取りとかで、美咲は呆れて俺とお姉ちゃんでフォローしたりとしていった。

 

一区切り付いた時に、美咲が休憩しにライブハウスの受付の方に向かって行った。

 

美咲が出ていった後も、しばらく皆が好き勝手動き出そうとした時に押さえたり、練習をしてるのを見たりとしていた時だった。

 

何故かミッシェルの姿でスタジオに戻ってきた。それに驚いてると美咲が俺の所までやってきた。

 

美咲「ねぇ、夏輝。ちょっと手伝ってほしい事があるんだけど……」

 

俺の側に来て皆に聞こえないぐらいの声で、美咲からその一言を言われたのだった。

 





次回も期間が空いてしまうと思います。
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