花音の弟がハロハピのメンバーになった話(完結)   作:春はる

5 / 5

1ヶ月以上空いてしまい、すみません。第4話です。

では、本編をどうぞ。



第4話

 

~夏輝視点~

 

 

ミッシェル「ねぇ、夏輝。ちょっと手伝ってほしい事があるんだけど……」

と、ミッシェルになった美咲からそう言われた日から、一週間が経った。

 

一週間が経った今日もサークルのスタジオで皆て集まっていた。

 

ミッシェル「というわけで、このバンドが出られるライブを夏輝と一緒に探して見つけてきました」

と、ミッシェルモード(夏輝独自の呼び名)になっている美咲が、スタジオに集まった皆に伝えていた。

 

花音「ど、どうやって……見つけてきたの?二人とも……」

 

ミッシェル「私はクラスの皆に聞きまくって、夏輝は部活の先輩に聞いてくれたりしてましたよ。あとはライブハウスの受付にいたスタッフの月島さんにも聞いたりしました」

 

夏輝「でも月島さんに聞いたらすぐに見つかったよね。最初、聞いて回ったけど月島さんに聞いたら、すぐに提案された。さすが、ライブハウスのスタッフさんだったよ」

 

はぐみ「そういえば、このバンドって名前は決まってるの?」

 

お姉ちゃんから、ライブの事を聞かれて俺と美咲が説明をしていたら、はくみがバンドの名前の事を口に出してきた。

 

美咲「あ、バンドの名前は未定で出演申請しているので、ご安心を」

と、はぐみの言葉に美咲が答えたと思ったら、その直後にこころが会話に入ってきた。

 

こころ「バンドの名前なら、もう決めてあるわ!」

 

美咲「決めてるなら言おうよ!」

 

夏輝「なんて名前?」

 

俺は、隣で突っ込みをした美咲の言葉を聞いて少し苦笑いしながら、こころにバンド名を聞いたり。

 

こころ「ハロー、ハッピーワールドよ!」

 

夏輝「ハロー、ハッピーワールド…?」

 

こころの言ったバンド名を聞いて、オウム返しで聞き返した。俺が聞き返すと、こころがバンド名の説明をしてくれた。

 

こころ「そうよ!世界を笑顔にするには、まず自分が笑顔になって話しかけないね!"ハロー!"って」

 

夏輝「こころらしい名前の付け方だ……」

 

花音「そうだね……。けど、確かにこころちゃんの言う通りだよね」

 

夏輝「うん「夏輝……!」……ん?」

 

美咲「少しこころ達を押さえるのと、練習させるのを手伝って」

 

お姉ちゃんと少し話をした時に、美咲からそうお願いされたから、"分かった"と返事をしてこころ達に声をかけた。

 

声をかけた後は、こころ達皆はちゃんと練習をしてくれた。

 

ライブ本番まで、こころ達のハチャメチャを止めながらライブハウスやこころの家で練習したりする日々が過ぎていった。

 

そんな日々の途中で、薫先輩と俺以外の皆が通う花咲川で文化祭の準備で放課後まで残るという事があって、その時はライブ練習とか出来ない時があった。そして美咲がミッシェルの頭を取って、三バカ達があたふたするという出来事とかがあったりした。

 

他にも、俺は美咲と一緒に、本だったりネットだったりを使って調べたりしながら、曲を作ったりした。だけど、花女の件で美咲が居なくて、曲を作るのが俺一人で作る時があった。

 

けど、とにかく美咲と頭を抱えながら、頑張ってなんとか曲を作っていった。

 

その出来事の間のお姉ちゃんは、こころたちを抑えることをしていた。

 

 

そんな日々が過ぎて、ライブ当日になった。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

~ライブ当日~

 

 

~楽屋1~

 

 

ライブ当日になった。

 

 

ライブハウスに着いた後に、出番など色々聞いて楽屋に案際された。ライブに出るバンドは沢山いたので楽屋が何個かあって、その中の楽屋1に案内された。

 

出番はというと、最後の方で後ろから数えたほうが早い順番だった。とりあえず皆は出番がくるまで楽屋で待機することにした。

 

そして今は、ライブが始まり出番が最後の方だから楽屋でしばらく待っている。

 

ただ、最後に近い出番だからなのかは分からないけど、はぐみが緊張で落ち着きなくて、お姉ちゃんも緊張をしてる感じだった。

 

こころはわくわくで落ち着きが無く、薫先輩は舞台慣れしているからかいつも通りだった。美咲はこころやはぐみの相手をしていたから、緊張とかには無縁だった。

 

俺も出る訳じゃないから緊張はしてなかった。

 

 

こころとはぐみは、しきりにミッシェルの事を言っていたので、その事でしびれを切らした美咲は楽屋の外に出て行ってしまった。少ししてミッシェルに着替えて入ってきた。

 

その時に、楽屋にいた他のバンドの人達が"何あれ"と言ってはいたけど、こころ達が落ち着いてくれた。

 

皆か落ち着いたタイミングで、ハロハピのライブの出番になったので、"ライブ頑張って"と言った。その言葉に皆はそれぞれの反応してから楽屋から出ていった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ライブが始まった時に、こころが観客の方へとライブハウスが禁止しているダイブをしてしまっていた。

 

バンドAの人1「あれ、禁止されてるやつじゃん」

 

バンドAの人2「確かに。あ、あの熊がステージに連れ戻してる。でもすごく楽しそう。……なんだか、こっちも楽しい気分になる」

 

バントAの人1「だね。なんか自然と笑顔になる」

と、楽屋に付いてるテレビでライブを見てたら、近くにいたバンドの人がそう言ってるのが聞こえた。

 

バンドBの人1「ねぇ、君ってあのバンドの人と一緒にいたよね?」

 

ハロハピのライブの事を話してるのを聞いてると、いきなり別の年上っぽいバンドの人に話しかけられた。

 

夏輝「あ、はい。そうですけど……」

 

バンドBの人1「あのバンドのボーカルって、いつもあんなに動くの?」

と、こころの動きついて聞いてきたから、俺は頷きながら答えた。

 

夏輝「は、はい。いつもあんな感じです。学校だと確か……階段を数段すっ飛ばして降りたり、塀に登った後降りる時に宙返りして地面に着地したりするみたいですよ」

 

俺がそう言うと、"えぇ……"となっていた。俺がこの人の質問を答えると、また別の人からも話しかけられたりして、しばらく会話をした。

 

話し終わった後は、ハロハピのライブが終わるまでライブの様子を見ていた。

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

~ライブ終了後~

 

 

ライブが終わり、楽屋にお姉ちゃん達が戻ってきた。

 

夏輝「皆、お疲れ様」

と、声をかけると、こころとはぐみは、満面の笑顔で"楽しかった"と言っていた。

 

薫先輩は、いつも通りシェイクスピアとかの言葉を言ってたりしてたけど、楽しんだのがすごく分かる笑顔だった。

 

お姉ちゃんも、自分の演奏でお客さんが笑顔になった事に喜んでいて、ミッシェルモードをやめた美咲はなんだかんだ楽しんでいた顔になっていた。

 

ライブが終わった後は、帰ってもいいみたいだけど、少し休んでから帰ることにした。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

しばらく楽屋に設置されてるライブ演奏を見れるテレビで、残りのバンドの人達の演奏を見て過ごした。そして最後のバンド、ロゼリアの演奏を見た時に驚いた。

 

ロゼリアの演奏はプロと言っても過言じゃないぐらいだった。お姉ちゃんと美咲も演奏技術に驚いていた。

 

美咲「え、やば!演奏凄すぎでしょ」

 

夏輝「どんな練習したら、あんな演奏できるんだろう……?」

 

美咲「確かに……。他のバンドよりも上手いよ、ロゼリアの演奏って……」

 

美咲とロゼリアの演奏を見てそう言い合ってると、薫先輩が口を開いた。

 

薫「ギターとキーボードの人以外の人は、話した事はないが知ってる人だね」

 

美咲「え、薫さんそうなの?」

 

薫「あぁ。……夏輝は知っているかい?」

 

薫先輩がロゼリアのメンバーの事を聞いてきたから、俺は演奏を映してるテレビを見て、ロゼリアメンバーをしばらく見てから答えた。

 

夏輝「俺は見かけた事があるだけだから、どんな人か知らない」

 

薫「そうか。……確か、ボーカルの人は孤高の歌姫って言われていて、ベースの人はその幼馴染みだって聞いたことあるよ」

 

花音「……孤高って言われてるのに、バンド組んでるんだね」

 

薫「そうだね。なんでも業界で最高峰のライブに出るためにソロで活動していて、その過程でメンバーが集まりバンドを組んだ。……と、麻弥から聞いたよ」

 

薫さんの説明に"へ~"となった。

 

美咲「だったら、あの演奏は納得は出来るわ……」

 

花音「……あの、ギターとキーボードの人……確か同じ学年の人だったような……」

 

薫先輩の説明で美咲が納得した言葉を言った後に、お姉ちゃんがそう呟いた。

 

夏輝「そうなの?」

 

花音「うん。学校の廊下で見かけた事があるだけだよ。でも、ギターの人は美咲ちゃん達も見た事ぐらいはあると思うよ」

 

お姉ちゃんからそう言われた美咲とこころとはぐみは、演奏してるギターの人を画面越しで見続けた。

 

少しして、こころとはぐみが元気よく"覚えてない、分からない"と言っていた。その答えに、俺は何処か納得していてお姉ちゃんはその答えに苦笑いしていた。

 

そうしてると、美咲が答えてきた。

 

美咲「もしかして、風紀委員の氷川先輩でしたっけ?」

 

花音「多分、そうだよ。たまに校門の所で荷物検査しててそこにいる事があるし……」

 

美咲の言葉にお姉ちゃんが答えて少し話をしていた。

 

夏輝(風紀委員……。確かに厳しい人っぽい感じがするし)

と、思いながら、お姉ちゃんと美咲が話が終わるのを待って、声をかけた。

 

夏輝「とにかく、あの二人も花女の生徒ってことだよね?お姉ちゃん」

 

花音「う、うん」

 

夏輝「じゃあ、花女の文化祭とかの準備とか色々してた中であんな演奏してるんだ……」

 

美咲「確かに……!ほんと、凄いバンドだ……」

 

お姉ちゃんの言葉で、ロゼリアの演奏の凄さを俺と美咲とお姉ちゃんは実感してしまった。その後にこころは"私達もやれば出来るわ!"と言ってきて、美咲がツッコミをしたりした。

 

そうこうしている間に、ロゼリアの演奏が終わったみたいだった。

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

 

 

ロゼリアの演奏を見た後は、帰ることになった。

 

帰る時にロゼリアの人達とすれ違ったんだけど、一人だけ男子がいたのを見かけた。

 

すれ違った後に、薫先輩にその事を聞いてみた。

 

薫「……サポートをしてる男子がいると、聞いたことがあるよ。確か……ボーカルの人がソロ活動をしていた時からと言っていたかな。……私が知ってるのはそれぐらいだよ」

 

夏輝「いや、それでも十分ぐらい知ってると思うけど……。教えくれてありがとう、薫先輩」

 

薫先輩に話を聞いた後に、こころが自分の家でお祝いをしようと言ってきた。

 

美咲とお姉ちゃんは疲れて家に帰りたがってたけど、こころ達三人に巻き込まれてしまった。

 

俺はやりたかったからこころの発案に乗っかって、美咲は"マジか……"と呟いて、お姉ちゃんは"夏くんが行くなら……"と言ってた。

 

 

そして、こころの家で初ライブ成功のお祝いをして、一日が終わった。

 





完結しました。いきなりすぎな所がありますが、詳しい事は活動報告に書いていますのでそちらをご覧ください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。