ドラゴンボールTH ~地球育ちのサイヤ人の幻想入り~ 作:超野菜
これも高校生の定めか・・・!
遅くなって申し訳ありません。マジでリアルが忙しくて・・・
とりあえず、[ドラゴンボール超]の放送に間に合って良かったです。
それでは続きをどうぞご覧ください。
異変解決に向け、動き始めた霊夢と魔理沙。
適当に飛びながら犯人を探していると、桜の花びらを魔理沙が見つけた。
しかし、性懲りもなくまたチルノが挑んできた。
今度こそぶっ潰す。そう言って霊夢はこれを迎え撃つーーーーー
一方、霊夢達のアシストとして動き始めた悟空。
しかし、悟空は悟空で足止めを受けていたーーーーー
白銀の世界が広がる中、紅霧異変以来に霊夢とチルノが対峙する。
「悪いけど、あんた達と遊んでいる暇はないのよ。
一刻も早く異変を解決して、こたつに入って寝たいのよ。」
(ダメだこの巫女・・・早く何とかしないと・・・)
霊夢の余りにも酷すぎる理由に魔理沙は少し引いた。
それでいいのか博麗の巫女。
「今度は絶対に勝ぁーつ!!
前と同じと思ってナメていると痛い目見るよ!」
チルノとレティも既に弾幕ごっこの準備は整っていた。
霊夢も気を引き締め、札を取り出した。
(・・・ここであまり力を消費しない方がいいわね・・・)
「一気に終わらせてやるわ! 霊符[夢想妙珠]!」
いきなりスペルカードを使い、さっさと決着をつけようとする霊夢。
力をなるべく温存したいため、コストの少ないスペルカードを使う。
だが、いくら低コストのスペルでも、博麗の巫女のスペル。
威力も高く、弾幕の密度もチルノとレティには十分だった。
「ふふん、鍛え上げたあたい達の力をナメるなよぉーー!
はあぁぁぁ・・・! 凍符[パーフェクトフリーズ]!
それっそれっそれっそれーーっ!」
チルノは霊夢の弾幕を凍らせた。
霊夢の弾幕を凍らすのはかなり至難の技だ。
余程鍛練したのだろう。霊夢もこれには驚いた。
(流石、博麗の巫女といったところね・・・
冬じゃなかったら私もチルノもあっさりと負けているわね。)
レティもチルノのおかげで避けることができた。
「なるほど、少しは腕をあげたようね。
そんな弾幕の避け方があったなんてね。勉強になったわ。」
自分のスペルを防がれても霊夢はまだまだ余裕があった。
一方、チルノはかなりのスタミナを消費していた。
「と、言ってもそれが限界のようね。
あの弾幕を一回防いだだけでも妖精にしちゃ上出来よ。」
霊夢は力を込め、チルノに更なる攻撃を放った。
「チルノ! バトンタッチよ!
寒符[リンガリングコールド]!」
動けなくなっているチルノと交代して、
今度はレティがスペルを使って霊夢に挑む。
「詰めが甘いわよ! あまり博麗の巫女をナメないでよね!」
無数の氷の弾幕が霊夢を襲ったものの、全て避けられてしまった。
スペルを使ってもこれでは全く意味がない。
(参ったわ・・・冬のおかげで力が上がっているのに・・・!)
(くぅ~・・・前よりも強くなっているんじゃないの!?
レティと組んで修行したのに・・・!)
((ここまで力の差が大きいなんて・・・!))
修行をし、紅霧異変の時よりもパワーが上がったチルノ。
冬のおかげでいつもよりパワーが上がっっているレティ。
その二人が作戦を練って挑んだのにも関わらず、
二人とも圧倒的な力の差を感じていた。
「くっ・・・! 一体どうすればいいんだ・・・!」
「くっそーーーっ!! 二度もまけてたまるかーーーっ!!
覚悟しろっ! 雪符[ダイヤモンドブリザード]!!」
「あっ! ちょっと待てチルノ!
むやみやたらに突っ込んでも勝ち目はないぞーーーっ!!」
レティの静止にも全く耳を貸そうとせず、
チルノはスペルを使い、霊夢に突撃する。
「やれやれ・・・ちょっと強くても所詮妖精・・・
もっと強くなってから私に挑むべきだったわね・・・」
チルノの弾幕を相殺しながら、自分の弾幕をチルノに撃ち込んでいく。
次々と被弾するチルノ。パワーもだんだん落ちていった。
「くそっ・・・!! もうどうにでもなれーーーーーっ!!
怪符[テーブルターニング]!!」
このまま突っ立っていても、その内霊夢にやられる。
そう判断したレティはチルノの援護をしに、霊夢に突っ込んでいく。
「これ以上こんなところで使っている時間も力もないわ・・・!
これで決着にしてあげる! 宝符[陰陽宝玉]!!」
チルノとレティの弾幕を避け、上空に飛んでいった霊夢。
そしてスペルを使い、巨大な陰陽玉が現れる。
「まとめて・・・フィニッシュよっ!!」
「またしても・・・!! くっそーーーーーっ!!」
「・・・これが博麗の巫女の力・・・完敗ね・・・」
現れた陰陽玉を真下のチルノに向け放つ。
チルノ達は霊夢との力の差を思い知りながら吹っ飛んでいった。
ーーー時は少し遡り、魔法の森ーーー
「・・・で、悟空さん。私達は何処へ向かっているのですか?
正直、こんな身近なところに黒幕がいるとは思えませんが・・・」
「ちょっと気になることがあってな。
霊夢達のサポートに向かう前に確認しとこうと思ったんだ。」
悟空は霊夢達のいる上空には向かおうとせず、何故か魔法の森にやってきていた。
当然、魔法の森も辺り一面真っ白の世界。
文は何の用でこんな場所に来ているのか分からなかったが、
悟空は霊夢や魔理沙以上に面白い記事が書ける存在。
離れて行動している間に大スクープを逃す事だけは避けたい。
(きっと悟空さんのことだ・・・これから絶対に面白い事が起こるはず・・・
それに霊夢さんの勘以上に信用できるし・・・) ブツブツ
「どうしたんだ文? 体調でも悪いんか?」
「へっ? ああ、すみません! ちょっと考え事をしてまして・・・」
考え事が少し言葉となって漏れていたことに気がついていない文。
だが、悟空は何のことを言っているのか分かっていなかった。
「ふうん・・・ま、いいや。
そんなことより、こっからはちょっと気をつけて進んでくれ。
かなり[変な気]の場所に近づいてきた。」
「[変な気]・・・ですか。分かりました。なるべく慎重に進みます。」
(いい感じの来たーーーーーーーっ!!)
悟空と文は慎重に進み続けた。(文は常にニヤニヤしていた。)
だんだん、[変な気]との距離は近づいていった。
(・・・かなり近いな・・・そろそろ姿が見えるはず・・・
それにしても、何だこの気は? 明らかにおかしい・・・
まるで元気玉みてえに一つの場所いっぺえ気が集まっている・・・)
(あっ! 悟空さん! 誰かいましたよ!)
文はカメラをズームし、奥にいる人物を見つけた。
そして悟空にカメラを渡し、悟空も姿を確認する。
「ふう~・・・ここまで集めれば、あの西行妖の桜もかなり咲くはず!
早く帰って幽々子様に授けないと・・・」
そこには銀髪の少女がいた。刀を二本背中に持っており、
その周りには幽霊と思われる物が漂っていた。
(あいつだ文! あいつがさっき言った[変な気]の正体だ!
しっかしそういうことだったのか・・・なるほどな。)
(どういうことですか?)
(あいつの周りに幽霊っぽいのがいるだろ。
そいつが持っている気がちょっとおかしいんだけど、
どうやら自分の気以外の気も持っているっぽいんだ。
多分、あれは[元気]。春の気なのかは分からねえが・・・)
確かによく見ると幽霊の周りには、ぼんやりとした物があった。
悟空も[元気玉]という技を使っているので、
それが幽霊の気ではないということがはっきりと分かっていた。
(では、あの少女が異変の主犯なのですか?
正直、レミリアさんや咲夜さんより弱そうですよ。)
(さぁ・・・そいつはまだ分かんねえけど、異変には関係ありそうだ。
とりあえず話でも聞いてみっかな・・・行くぞ文。)
(ちょっ! 異変の関係者だって悟空さん言ってましたよね!
だったら話なんて絶対に聞かないですよ!) ガサガサ
話をしに行こうとする悟空を止めようとする文。
悟空の道着を掴み止めようとするが、
その際悟空がバランスを崩し転び、衝撃で木の上の雪が落ちてしまった。
「っ!! そこにいるのは誰ですか!!」
((バレたーーーーーーーーーーーーーっ!!))
勿論、その音は少女にも聞こえていた。
少女は警戒態勢になり、二本の刀を悟空達のいる茂みに向ける。
(何やってんだ文!
おめえが服引っ張ったせいで見つかっちまったじゃねえか!)
(そっちが考えもなしに話をしに行こうとするからでしょう!
どうするんですか! 完全に警戒してますよ私達のこと!)
(・・・見つかっちまった以上行くしかねえな!)
二人はコソコソと話し合いをし、結局大人しく姿を見せることにした。
というよりも、それ以外に方法がなかった。
「オッス! オラ悟空! おめえが異変のーーーーーー」 ボカッ!!
(痛ってーーーーーっ! 何すんだ文!)
(そっちこそいきなりどストレートに聞きすぎですよ!
そんなんで答えるわけがないでしょう!)
またしても少女の前でコソコソとしたやり取りをする二人。
これでは文がまるで悟空の保護者のように見える。
(・・・何やってんだろううこの二人・・・
っていうか、この山吹色の道着の人・・・たしか新聞の・・・
だとしたら、これは完全にまずい状況・・・どうすれば・・・)
一方、少女は新聞で認識のある悟空を見て逃げる算段を考えていた。
(こんな強い人と闘っている場合じゃない・・・
一刻も早く幽々子様に[春]を届けないと・・・そうだっ!)
「・・・人符[現世斬]!!」 ヒュッ ザンッ!!
少女は突然コソコソと話をしている悟空と文に斬撃を飛ばした。
だが、二人とも間一髪でそれを避けた。
「いきなり不意討ちとは・・・
やっぱり彼女異変の関係者で間違いないですね。」
「すみませんが、今あなたと闘っている場合じゃないんです。
こっちにも事情がありますので・・・今は引かせてもらいます。
ですが、異変を解決するのなら、いずれ闘うことになるでしょう。
楽しみにしてますよ・・・[地球育ちのサイヤ人]孫悟空さん。」
そう言うと少女は[春]を持った幽霊とともに飛んでいった。
「待てっ! 追うぞ文!」
悟空と文も後を追おうとした。するとーーーーー
「あら、逃がさないわよ・・・家を壊した容疑者さん・・・!」
突然、悟空達に弾幕が降り注いだ。
しかし、二人とも超スピードで回避した。
「いきなり何すんだっ! 危ねえじゃねえか!」
「危ない?・・・当然よ。あなた達を狙ったのだから。」
「っていうかおめえ誰だ?」
「私はアリス・マーガトロイド。
この森に住んでいる魔法使いよ。」
「アリスさん・・・ですか。
私達が一体何したっていうんですか?」
「惚けないで! 私の家に立派な斬撃ぶちかましておきながら、
よくそんな口が叩けるわね! ほら、あれを見なさいっ!!」
指を指された方を見ると確かに家に斬撃が刻まれている。
かなり大きく、深い斬撃の跡だ。
「あっ・・・いや、あれはオラ達じゃなくて・・・」
「問答無用っ!! たっぷりと仕返してあげるわ!」
アリスは沢山の人形を取りだし、悟空達の上空にばらまいた。
「さぁ、楽しい人形劇の始まりよ・・!」
「いいっ!? な、何だ!?
急に人形が動き出したぞ!? 人造人間か!?」
すると突然、ただの人形が動き始めた。
人形は悟空達に大量の弾幕を撃ってきた。
「それでは悟空さん! 私は撮影するのであの人の相手は任せます!」
「ああ、任せとけ!
よーし、魔理沙との弾幕修行の成果を見してやるっ!」
悟空はアリスの弾幕を避けながら手のひらに気を溜める。
何時もなら、このまま気弾を放つが今回は少し違った。
ブーーーン 「・・・配置かめはめ波!」 ボウッ ボウッ ボウッ ボウッ
溜めた気を4つに分け、留めさせる。そしてーーー
「いくぞ! ・・・・はあああーーーッ!!」
「・・・! これは・・・まさか・・・!」
4つの配置かめはめ波からレーザーが飛び出す。
文はこれを見て驚きを隠せなかった。
以前の悟空の弾幕とは思えない程
弾幕の張り方が上手くなっているのも理由の一つだがーーーーー
それ以上に、その技が魔理沙の弾幕、スペルにそっくりだったからだ。
遅くなってしまったお詫びと[ドラゴンボール超]の第一話放送を記念して
7月、8月は毎週日曜日に最新話を更新したいと思います。
続きをこうご期待ください。(間に合わなかったら2週間に一回です。)