全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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♪109

 

〜ザビー&バース〜

 

バース「さて…お互いロード怪人を倒したし、

そろそろ お仕事に入ろうか?」

 

ビーロードを倒した途端、

バースはザビーにバースバスターの銃口を向ける。

 

ザビー「一緒に同じ怪人を倒した仲だしさ、

見逃してくれない?」

 

バース「そうはいかないね。

立場上…ってのは どうでもいいとして、

手柄を立ててネーサンに褒められたいし」

 

ザビー「君ってホムラちゃんの

『欲望』から生まれたんだよね?

 

君が姉に あまえたい って考えてるってことは

ホムラちゃんも そういう考えが あるんだよね?」

 

バース「そうだよ」

 

ザビー「じゃあ なんで私には…」どよ~ん

 

バース「もしかしてだけど、『姉』とは違う

特別な存在として見たいって事じゃない?

例えば『恋人』とか」

 

ザビー「こ、こここ、ここ、恋人ッ!?!?

 

あーでも、それもいいかも…血の繋がりの無い

姉弟が育むラブストーリー…

えへっ、えへへっ、えへへへっ…!」

 

バース「ニタニタしちゃってさ…

こんな事を言ってるけど、どう思うホムラ?」

 

ザビー「えッ!?」

 

恋愛脳を働かせて妄想の中に入るザビー。

しかし愛しい人の名を出されてとして現実に戻り

後ろを向くと、誰もいなかった。

 

ザビー「ちょっと!ホムラちゃん いないじゃ_」

 

〈カポーン! クレーンアーム!〉

 

バースはザビーの思いを利用して隙を作り、

振り向いたと同時にバースのクレーンアームで

簀巻きにされるザビー。

 

ザビー「騙したなぁ〜!」

 

バース「コレで もう何も出来ない。

このままS.O.N.G.まで同行して_」

 

ガタック『ぐあああああっ!!!』

 

ザビー「ッ!ホムラちゃんの声!」

 

自慢の耳の良さで

遠くにいたガタックの断末魔を聞き取り、

助けに行く為にクレーンアームの拘束を解こうと

ザビーはザビーゼクターの翅を展開して回す。

 

ザビー「キャストオフ!」

 

〈CAST OFF! CHANGE WASP!〉

 

ザビーは【ザビー(ライダー)】に

キャストオフすることでクレーンアームの拘束を

マスクドフォームの装甲と共に弾け飛ばす。

 

ザビー「あばよ、とっつぁん!クロックアップ!」

 

〈CLOCK UP!〉

 

バース「ま、待て!」

 

〈カポーン! カッターウィング!〉

 

バースはダメ元で追いかけていくが

クロックアップを発動してる

ザビーには追いつけなかった。

 

ザビー「ハッハッハ!

クロックアップが どういう原理か分かんないけど、

そんなもんで追いつけるものか_アイタッ!」

 

〈CLOCK OVER!〉

 

ザビーは余裕綽々といった態度で移動してると

曲がり角で誰かに ぶつかり、そこでタイミング悪く

クロックアップの効果時間が切れてしまう。

 

バース「あ、追いつけちゃった…」

 

ザビー「痛たたた…ちょっと!

どこに目を付け_って、アンタは!」

 

 

 

 

 

〜ビルド〜

 

ガタックを倒し終えたビルド。

次に標的として目を付けたのは目の前の(むご)い光景に

立ち往生するしかなかった未来だった。

 

未来「響…やめて…正気に戻って…!」

 

ビルド「…」

 

未来はビルドに呼びかける。

だがハザードトリガーは1度 作動したら止まらない。

 

未来「どうしたら…」

 

未来は どうしようかと考えていると、

ガタックの言葉を思い出す。

 

ガタック『仮面ライダービルド ハザードフォームは

【ハザードトリガー】の起動により理性を失う』

 

未来「(ハザードトリガー、トリガー…ッ!

ベルトに付いてる あの赤いのを取れば!)」

 

ガタック『目に映るもの全てを破壊する』

 

未来「つまり、目に映らなければいい!」

 

未来は神獣鏡のステルス機能を使って姿を消す。

 

ビルド「…」

 

ビルドは未来が姿を消したと同時にボトルを変える。

 

〈サメ バイク スーパーベストマッチ!

 

アンコントロールスイッチ! ブラックハザード!

 

ヤベーイ!〉

 

ビルドは【サメバイク ハザードフォーム】に変わり、

サメのロレンチーニ器官を利用して

未来を見つけ出してドリルクラッシャーを

ガンモードにして撃つ。

 

未来「ウソ…なんで位置が…!?」

 

撃たれて倒れた未来に

ビルドはレバーを回しながら近づく。

 

ガタガタゴットン!ズッタンズタン!

ガタガタゴットン!ズッタンズタン!

 

未来「ヒッ…!」

 

走る訳でもなく、ゆっくりと近づくビルド。

自我が無いはずなのに

まるで恐怖心を煽るかのようだった。

 

クリス「やめろバカ!!」

 

立ち上がるクリス。

最早 聖詠を唱える時間すらも惜しく感じたのか、

先程リアがウェスパに弾かれて手放してしまった

ディエンドライバーを拾って銃口を向ける。

 

ビルド「…」

 

クリスが銃口を向けてもビルドは何も反応せず、

未来への歩みを止めずにいた。

 

クリス「おい!ホントに撃つぞ!」

 

強気な態度で言っているが実際には手が震えていた。

 

慣れない銃だから? 違う。

 

例え暴走していても仲間を撃つなんてマネは

以前なら ともかく、今のクリスには出来なかった。

 

〈Ready GO!〉

 

そして未来の目と鼻の先まで来ると

ビルドは躊躇わず、

 

〈ハザードフィニッシュ!〉

 

ライダーキックを放つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マリア「させるかぁぁぁぁぁ!!!」

 

アガートラームを纏ったマリアが蛇腹剣で

ビルドの足を絡めて引っ張り方向を逸らすことで

間一髪で未来にキックが当たらずに済んだ。

 

クリス「マリア!?それに_」

 

未来「リアにベル先生!?なんで一緒に…?」

 

ザビー「そこで偶然 会っちゃってね」

 

バース「_で、

折角だから3人で一緒に行こうってなって」

 

マリア「今だけ手を組もうって話になったの」

 

ビルド「…」

 

ビルドは妨害されたことにより優先順位を変え、

マリア達に向かって走り出す。

 

バース「ハザードフォームのビルドか…2人共!

この、人の形をした殺戮マシーンを止めるのに

いい作戦を思いついたよ!」

 

マリア「『人の形をした殺戮マシーン』って_」

 

ザビー「どうすればいいの!?」

 

マリア「ちょっと!今 私が喋ってる_」

 

バース「プランAとBがある。

プランAも、Aがダメだった時にBに切り替えるのにも

クロックアップが使えるザビーが重要だ」

 

ザビー「責任重大!?」

 

バース「作戦内容は こう!」

 

3人はビルドの攻撃を躱しながら

バースは作戦内容を、ザビーとマリアは話を聞いた。

 

バース「_てな訳で頼んだ!」

 

ザビー「OK!むしろ、こういうチーム戦の方が

ザビーを生かせるってホムラちゃんも言ってた!」

 

マリア「なら、作戦開始ね。まずはプランA!」

 

ザビー「クロックアップ!」

 

〈CLOCK UP!〉

 

プランAは

クロックアップしたザビーがビルドドライバーから

ハザードトリガーを抜き取るという

至ってシンプルな作戦。

 

ザビー「よし、コレで…って、アレ!?抜けない!!

 

こうなったら…プランBだ!」

 

バースはトリガーが抜けなかった場合も想定して

考えたプランBの内容は_

 

ザビー「ライダースティング!」

 

〈RIDER STING!〉

 

ザビーゼクターの針をパンチと共に

相手に突き刺す【ライダースティング】を

ザビーはハザードトリガーに向けて放った。

 

〈CLOCK OVER!〉

 

ザビー「ゴメン抜けなかった!プランB!」

 

ビルド「ッ…!」

 

ビルドは目の前のザビーを叩き潰そうとするが

ハザードトリガーを攻撃されてから

動きが悪くなっていた。

 

マリア「分かったわ。後は任せて!」

 

HORIZON†CANNON

 

バース「ブレストキャノンシュート!」

 

〈セルバースト!〉

 

ビルド「ッ!!」

 

コレがプランB。

ハザードトリガーを攻撃してビルドの動きを止め、

その隙に高火力の技を ぶつけて

変身解除まで追い込むという脳筋的な作戦だった。

 

ザビー「やったの!?」

 

しかし、煙が晴れて見えたのは

 

未来「ウソ、でしょ…!?」

 

クリス「耐えたって言うのかよ?あの攻撃を!!」

 

2人の大技を喰らったビルドは倒れていたが

まだ変身解除されずにいた。

 

ガタック「おいおいおい、起きてみてみれば

面白い事になってんなぁ…!」

 

全員「ッ!?」

 

そこに戦闘狂 戦いの神が目覚める。

 

ガタック「折角だ。6人がかりでもいい…俺と戦え!」

 

ザビー「はーい、そこまで。

もう こんなボロボロだし、帰るよホムラちゃん」

 

ガタック「いいや、まだだ!戦え!

戦わなければ…死人と同じだ…」ガクッ

 

ザビー「あ~もう無理するから…帰るよ!」

 

〈CLOCK UP!〉

 

クリス「待ちやが_ッ!?」

 

ガタックに肩を貸した後、

クロックアップで帰還するザビー。

 

クリスは追いかけようとするが

立ち上がろうとするビルドを見て動きを止める。

 

ビルド「ッ…」

 

大技を喰らったのに まだ立ち上がろうとするビルド。

しかしハザードトリガーを攻撃されたので

身体が思うように動かず、動きが鈍くなっていた。

 

ビルド「ッ…」

 

クリス「もういい…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もういいだろう!!

 

クリスは その光景に耐えきれず

ディエンドライバーの引き金を引いて

『バンッ!』と撃つとビルドの肩に命中。

 

肩を撃たれたビルドは

その反動で仰向けに倒れると活動を停止し、

変身が解除されて響の姿に戻ったのだった。

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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