全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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アナザーオーズとなってリディアンを襲う翼は
バーニングフォームに進化したアナザーアギトとの
戦闘により相打ちになって お互いが変身解除。

生身になった翼の前に現れた次なる脅威は
エンジンブレードを振りかざそうとする
ホイールだった。


♪126

 

〜VS ヤミー〜

 

〈ガッチャーン!〉

 

ポッピー「ヨッ!ハッ!トウッ!」

 

ポッピーはリクガメヤミーが振り回す鉄球を

その身のこなしで回避し、チェーンソーモードにした

バグヴァイザーⅡで鎖を切断する。

 

リクガメ「ッ!?」

 

武器を失ったリクガメは甲羅に籠もり回転して

ポッピーに向かって突撃。

 

ポッピー「それじゃあ こっちも…」

 

〈キメワザ! クリティカルクルセイド!〉

 

ポッピー「グルグルグルグルグルグル〜!」

 

それに対抗するべく

ポッピーは自身に譜面を纏わせて回り、

リクガメヤミーとポッピーの回転勝負。

 

ポッピー「ピ、プ、ペ、ポ…パワーッ!」

 

重量系のヤミーであるリクガメヤミーに

パワー負けするかと思いきや、ポッピーは気合いで

無理矢理リクガメヤミーを押し切り、

リクガメヤミーの身体を貫いて爆散させた。

 

ポッピー「バーストフィニッシュ!」

 

 

 

 

 

〈FUNK BLIZZARD〉

 

ナーゴ「ネコは寒いのが苦手、つまり弱点は氷だ!」

 

〈TACTICAL BLIZZARD〉

 

ネコヤミーの足を凍結させて動きを封じるナーゴ。

 

〈ROCK FIRE〉

 

しかしナーゴは演奏の手を止めず、

続けてビートアックスを掻き鳴らす。

 

〈TACTICAL FIRE〉

 

ビートアックスの持ち手から噴出して

丸焼きにしようとするが、

ネコヤミーには あまり効いてる様子では無かった。

 

ナーゴ「効いてない!?どうして…ッ!

そういえば『あついしぼう』の持ち主は

炎と氷の威力を半減させるんだっけ?」

 

ネコ「…」ドヤー

 

ネコヤミーは『来いよ!』とでも言いたげに

自身の腹を叩いてナーゴに挑発する。

 

ナーゴ「挑発のつもり?

なら…望み通りにしてやる!!」

 

〈BEAT STRIKE〉

 

ネコヤミーはナーゴのライダーキックを

腹で受け止めようと防御の構えも取らず

ノーガード状態。しかし、ナーゴの狙いは_

 

ネコ「ウニャッ!?」

 

『顔面』だった。

今まで脂肪で衝撃を吸収してたネコヤミーだが、

あまり脂肪が付いてない顔面にキックを受けた事で

衝撃を吸収 出来ずネコヤミーは撃破されてしまった。

 

ナーゴ「ニャーッ!!」

 

 

 

 

 

スラッシュ「…ッ! そこ!」

 

〈銃奏!〉

 

スラッシュ「外した…」

 

地中を潜行して近づいてきたサメヤミーを

スラッシュは自慢の耳の良さで見つけ出し、

錫音を銃モードで撃つが避けられてしまう。

 

〈剣盤!

 

ヘンゼルナッツとグレーテル! イェーイ!〉

 

さらに近づいてくるサメヤミーにスラッシュは

剣モードにしてカウンターを放とうと

居合い切りの構えを取る。

 

スラッシュ「【スナック・音・ザ・チョッパー】」

 

〈錫音音読撃! イェーイ!〉

 

地中から出て来たサメヤミーは

スラッシュの錫音により三枚におろされて

セルメダルに還されたのだった。

 

スラッシュ「…また不協和音(つまらぬもの)を斬ってしまった」

 

 

 

 

 

調「緑色の鎌…私の前で

それを振るっていいのは切ちゃんだけだよ!」

 

β式 獄糸乱舞

 

カマキリヤミーと戦う調は学校の廊下という

狭い通路を利用して【β式 獄糸乱舞】を発動。

 

カマキリヤミーはヨーヨーの糸を自慢の鎌で

切り裂こうとするが何故か切れず、身体に巻き付いて

がんじがらめ になってしまった。

 

調「それは私と切ちゃんの運命の赤い糸…

貴方の鎌なんかじゃ切れない。

それ以前に…気安く触れていいモノじゃない!」

 

調は足に鋸を装備してカマキリヤミーに踵落とし。

カマキリヤミーは調の大切断により

身体を真っ二つにされるのであった。

 

調「キリッ!」

 

 

 

 

 

アンキロサウルスヤミーは未来に向けて

硬質球状となっている右拳を振り回すも、

未来は飛行して回避。

 

未来「それッ!」

 

空中から放たれる未来の光線を

アンキロサウルスヤミーは躱し、

右拳のトゲの部分を発射させて未来を撃ち落とす。

 

起き上がろうとする未来。だが『そうはさせまい』と

アンキロサウルスヤミーは冷気を噴射。

未来の身体を凍らせて動きを封じる。

 

未来「身体がッ…!」

 

身体が凍りついて動けない未来にトドメを刺そうと

トゲを発射するアンキロサウルスヤミー。

だが着弾する前に響が間に入って

拳をドリル状に回転させてトゲの軌道を そらす。

 

軍鶏「クワーッ!」

 

響「エイッ! ヤッ! タァッ!」

 

続いて先程まで戦っていた軍鶏ヤミーと殴り合う響。

さらに氷漬けにされて動けない未来の代わりに

アンキロサウルスヤミーとも戦っているので

響は2対1の状況に追い込まれてしまった。

 

響「(どうしよう…どうすれば…)」

 

軍鶏とアンキロサウルスは まず響の動きを封じようと

リボンと冷気を放出するが響はジャンプして回避。

響は天井を蹴って勢いをつけて

2体のヤミーに向かってストレートパンチ。

 

軍鶏&アンキロサウルス「ッ!」

 

しかし その拳は どちらにも当たることはなく、

響の拳は床に刺さって抜けなくなってしまった。

 

響「ヤ、ヤバい…抜けない!!」

 

今が好機だと言わんばかりに

軍鶏ヤミーは頭部から炎を放射。

どうにかしようと力ずく腕を引っこ抜くと、

抜けた時に振るわれた腕が炎を斬り裂いた。いや、

厳密に言えば響が抜いた手に握られていたモノが

炎を斬り裂いたのだ。その『握られていたモノ』は_

 

未来「あの斧って、

響が紫色のライダーに変身してた時に使ってた…!」

 

バース「メダガブリュー!? なんで…!」

 

何故かメダガブリューを手にしていた響は

自分でも何がなんだか分からず、メダガブリューを

ジッと見ていると、目が紫色に光りだす。

 

響「なんでだろう…身体が、覚えてる…!」

 

殴りかかってくる2体のヤミーに、

響はメダガブリューを持ち直して横一線。

 

響はヤミーが攻撃によって出て来た

セルメダルを拾いメダガブリューに喰わせる。

 

響「確か、こうするんだっけ?」

 

〈ガブガブ ゴックン ゲ〜ップ

 

タトバ!! タ・タ・タ、タタタ、タ・タ・タ♪〉

 

響「ハァーッ…セイヤーッ!!」

 

メダガブリューの必殺斬撃

【グランド・オブ・レイジ】により

ヤミー達は上半身と下半身が真っ二つに斬られ、

軍/鶏 ヤミーとアンキロ/サウルス ヤミーにされて

2体とも撃破されたのであった。

 

バース「そっちは終わった?」

 

響「終わったよー!」

 

バース「ちょっと待った!

それ(メダガブリュー)持って こっちに来ないで!」

 

響の持つメダガブリューは

恐竜コンボに変身せずとも使用が可能な上に

コアメダルを破壊する事が出来るので

自身のコアメダルが破壊されまいかと警戒して

未来を盾にしての会話をするバース。

 

調「それよりも翼さんとマリアの所へ!」

 

緊急φ式・双月カルマ

 

調は鋸をプロペラのように旋回させて飛んでいった。

 

バース「ボク達も行くとするか」

 

〈カポーン! カッターウィング!〉

 

未来「私も!」

 

調に続いてバースと未来も飛んでいく。

 

ナーゴ「じゃあコレの出番かな?」

 

〈BEAT ARMED PROPELLER〉

 

【ビートアームドプロペラ】になったナーゴは

レイズプロペラを旋回させて飛行。

飛行するナーゴの脚をポッピーとスラッシュが掴んで

一緒にマリアの所まで飛んで行こうとする。

 

響「待って〜!」

 

ジャンプしてスラッシュの脚を掴もうとする響。

だが あとちょっとで届くというところで

 

スラッシュ「よっと」

 

スラッシュが膝を曲げたので

響は掴めずに落っこちてしまった。

 

響「連れてってよぉぉぉ!」

 

※このシーンの元ネタはビルドの24話です。

 

 

 

 

 

〜ホイール〜

 

ホイール「フンッ!」

 

翼にエンジンブレードを振り下ろすホイール。

しかし2人の間に入って来た

13人目のライダーの妨害によって、

その刃が翼に届く事は無かった。

 

マリア「貴方は…!」

 

ホイール「またかオーディン!!」

 

オーディン「…」

 

エンジンブレードを振り下ろした時、

オーディンは二刀のゴルトセイバーを交差させて

エンジンブレードを挟み込んで防ぐ。

 

翼「オーディン…」

 

オーディン「…行け」

 

翼「っ…!」

 

ホイール「待て!」

 

オーディン「行かせん」

 

ホイール「貴様ァ…!」

 

〈アクセル!〉

 

ホイールはアクセルに変身。

激情のままにエンジンブレードを振るい、

その一撃一撃の重さに防戦一方だったオーディンは

瞬間移動(転移)で一度 距離を取る。

 

アクセル「邪魔をするな!

今まで我慢してきたが やっと奴を殺せるんだ…!

俺から全てを奪った あの女を!

 

マリア「『俺から全てを奪った』ですって?

それって どういう意味よ!

翼が貴方に何かしたの!?」

 

アクセル「俺に…質問をするなぁぁぁ!」

 

〈トライアル!〉

 

ベルトからアクセルメモリを抜き取り、代わりに

【トライアルメモリ】を取り出して挿し込む。

 

〈トライアル!!

ピッ ピッ ピーッ

 

アクセルの身体が赤から黄色、

黄色から青色に変わると攻撃力と防御力を捨てた

通常フォームよりも装甲が軽量化された

スピード極振りの形態。

 

全てを振り切る者【アクセルトライアル】

 

アクセル「オレは風鳴 翼を越える英雄になるんだ。

そうする事でしか、チェイサーの無念を晴らせない…

だから…オレの邪魔をするな!!」

 

トライアルの超加速で一気にオーディンとの

間合いを詰めたアクセルはラッシュを浴びせる。

 

オーディンは反撃に裏拳を当てようとするが

アクセルはバックステップで回避。

オーディンは羽根を散らして遠距離攻撃を仕掛けると

アクセルは全ての羽根を回避する。

 

オーディン「なんだとッ!?」

 

羽根を回避したアクセルは接近して回し蹴り。

オーディンは当たる直前で瞬間移動で躱すも、

アクセルトライアルの超加速は瞬時に

オーディンの瞬間移動に対応して距離を詰めて

スピードを上乗せした一撃。

 

オーディン「くぅ…!」

 

アクセル「全て…振り切るぜ!」

 

アクセルはドライバーから

トライアルメモリを抜き取り、

スイッチを入れようとすると_

 

アクセル「ッ!」

 

光線と丸鋸が飛んできたので

技を中断して回避せざるを得なかった。

 

アクセル「小日向 未来、月読 調、

お前等まで邪魔を…!」

 

バース「ボクの存在を無視しないで」

 

ナーゴ「いったい…」

 

ポッピー「これって…」

 

スラッシュ「どういう状況…?」

 

アクセル「こっちのセリフだ。

ベル、なんで お前は3人になってるんだ?」

 

スラッシュ「ちょっとした裏技でね」

 

オーディン「7対1…

ここは1度 退かせて貰うとするか」

 

マリア「待ちなさい天羽 奏!!」

 

オーディン「ッ!」ピクッ

 

調、未来、ライダー達の集合に撤退しようとする

オーディン。だが、マリアの呼びかけにより

一瞬フリーズしてしまう。

 

オーディン「…何の事だ?」

 

マリア「惚けないで!

貴方とは あの森で顔を合わせたじゃない!!」

 

オーディン「ッ!? なんで、記憶を…!?」

 

実はマリアはリディアンでバースの流れ弾が当たって

倒れたナーゴを起こそうとした時、

ベルトのIDコアに触れてウォズ達に消されていた

記憶を取り戻したのだ。

 

マリア「私の身体を勝手に使って、

いったい何をしようとしたの!?」

 

オーディン「…これ以上 隠しても無駄か」

 

オーディンが変身を解除して正体を見せると

調と未来は我が目を疑い、

事前にホイールから情報を聞いてたスラッシュ達は

『やっぱりか…』という反応をしていた。

 

調「天羽、奏…さん?」

 

未来「なんでですか…?」

 

奏「アタシが生きてる事か?」

 

未来「それも気になります。

けど、それよりも…響の命を救ってくれた貴方が、

なんでマリアさんの身体を操って

仮面ライダーの人達を襲わせたりしたんですか!?」

 

奏「全ては翼を救う為だ。

その為にアタシは、自分が望む結果になるまで

何度も…何度も…何度も…修正してきたんだ」

 

未来「『修正』って なんですか…?

なんで こんな事を_」

 

未来の言葉を遮るように

無銘剣虚無をの剣先を向ける奏。

 

マリア「その剣は、

ホムラが持っていた世界すらも無に還せる聖剣…!」

 

奏「アタシは翼を救う為なら

どれだけ手を汚そうが構わない。

 

むしろ…翼を救えるってんなら、

翼の命と引き換えに この世界を滅ぼしても構わない。

そうとさえ思ってる」

 

調「そんな…ウソですよね…?

翼さんから聞いてた奏さんは そんな人じゃあ…」

 

アクセル「人間ってのは変わりやすい部分もあれば

変わりにくい部分もある生き物だ。

 

変わりやすい部分は善から悪になる時。

変わりにくい部分は悪から善になる時。

 

奴は変わってしまったのさ、

誤った道を躊躇わずに進む『悪』にな」

 

奏「それをアンタが言うのか?

ホムラ達と出会ってライダーの力を手に入れる前は

裏の世界で汚れ仕事をこなしてきた殺し屋さんよ?」

 

アクセル「黙れ!

オレを裏の世界でしか生きていけないようにしたのは

誰でも無いお前等 特機部二だろ!」

 

アクセルはトライアルの超スピードで奏に近づき

一発 殴ろうとしたが_

 

?「問題!『アクセルは天羽 奏に近づける?』

マルか、バツか」

 

アクセル「オレに質問をするなぁぁぁ!」

 

質問 嫌いのアクセルに出題されるクイズ

興奮状態のアクセルはクイズを無視して

天羽 奏に近づくが それは悪手だった。

 

ウォズ「正解は『バツ』だ」

 

アクセル「ウォズ!? しま_ぐぁぁぁぁぁ!!」

 

出題者の正体は【ウォズ フューチャーリングクイズ】

その能力は『出題した○×クイズに不正解もしくは

無回答だった相手に落雷を浴びせる』というもの。

 

雷雲の中の雷を避けられる程の機動力を持つ

アクセルトライアルでも、

この能力による雷から逃れる事が出来なかった。

 

マリア「急に雷って、何がどうなってるのよ!」

 

バース「アレが未来の仮面ライダーの力を使える

仮面ライダー ウォズの能力の1つだ」

 

スラッシュ「え?ウォズ!?それって確か…!」

 

新たに現れた仮面ライダーの名を知ると

スラッシュは変身を解いて語りかける。

(ちなみにスラッシュの変身を解いた事で

こぶた3兄弟の効果は消えてベルは1人に戻った)

 

ベル「ホムラちゃんが言ってた『姉の灯は

生き返ってウォズに変身する力を手に入れた』って…

君はトモちゃんなの…?」

 

ウォズ「…」

 

ウォズは観念して変身を解除して姿を見せる。

 

ウォズ(生身)「今のアタシは…

いや、私の名はウォズだよ」

 

ベル「幼馴染を今更そんな芸名で呼べないよ」

 

調「驚いた。あのホムラに姉がいたなんて」

 

未来「それに『生き返って』って…

つまり、あの人も奏さんみたいに

1度 死んだ事があるって事?」

 

ベル「私達の所に戻って来てよ!

ホムラちゃんが喜ぶよ!」

 

ウォズ「無理だよ…

あの子を守れず、ただ汚れてしまった私よりも…

ベル、君の方が立派に『姉』をやってくれるよ」

 

ベル「そんな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

響「皆ァ!!何処ォォォ!!!」

 

奏「ッ!? アイツは確か…!」

 

ウォズ「立花 響。君にとっての重要人物だ」

 

この重ためな空気を ぶち壊した大声の主は

嘗て自身が命がけで救った観客で、

現在はガングニールのシンフォギア装者の後任。

天羽 奏とは切っても切れない縁の相手

立花 響その人である。

 

リディアンで置いてかれた響はウォズの落雷を見て

そこにいるのではと思い

走って ここまで辿り着いたのである。

 

奏「…帰るぞ」

 

ウォズ「いいのかい?

今ホイールは私のクイズによる雷で弱ってる。

風鳴 翼の脅威になりそうな

あの男は殺しておこうって話だったじゃないか?」

 

奏「いいから帰るぞ!

アイツが こっちに来る前に!!」

 

ウォズ「はいはい」

 

ウォズは奏を連れてマフラーで転移して帰還すると

そのタイミングに合わせて響が到着したのだった。

 

響「アレ?何この空気…皆、どうしたの?」

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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