全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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♪136

 

〜後日/S.O.N.G.〜

 

響「はぁ…」

 

未来「響、そんな溜め息つかないで…

きっと翼さんも見つかるよ」

 

アナザーオーズとエデンとの戦いから1日が経ち、

響達はS.O.N.G.に戻っていたのだが

翼だけは まだ戻ってきていなかった。

 

響「翼さん、今頃どうしてるんだろう…」

 

 

 

 

 

〜前日〜

 

全員(輪回以外)「オーロラに飲み込まれたぁ!?」

 

響達はウォズ(生身)の地球の本棚により

輪回と翼の現在地を特定して

その場所までオーロラカーテンで移動したのだが

着いた時には輪回1人だけだった。

 

ウォズ「折角 検索したのに逃げられるなんてね」

 

輪回「アンタ等が模造刀を逃した訳じゃないのか?」

 

ホムラ「そんな事する訳ないだろ?

お前が やっと因縁の相手と決着が見れるってのに…」

 

輪回「だよな。お前の性格を考えたら

理由なく逃したりする訳ないか…」

 

ジェミニ「となると、もう1人のホムラの仕業?」

 

響「それは無いよ。だって あの人、

ブラックホールみたいなのに飲み込まれたもん」

 

サジタリウス「ならホムラのホムンクルスのリアは?

彼女はディエンドの力を持っているのだろう」

 

マリア「それは無いわね。エルフナインから連絡で

クリス達を守る為に捨て身の切り札として

バースに搭載されている自爆装置を使ったらしくて、

今エルフナインがセルとコアのメダルを集めて

復活させようとしてるみたいよ」

 

調「となると、他にオーロラを使える人って…誰?」

 

ホムラ「他にいるとしたら…鳴滝か?」

 

未来「鳴滝って、

貴方を倒すようにクリスを唆した あの?」

 

輪回「現段階で他に思いつく奴がいない。

あの男はディケイドという存在を消す為なら

ショッカーとかの悪の組織に入ったりもするからな…

もしかしたら模造刀に消えかかってる力を復元、

もしくは新たな力を渡すのかもしれない…」

 

ホムラ「それは面白そうだな」

 

マリア「『面白そう』ですって?

貴方!人の命が かかってるって言うのに_」

 

輪回「諦めな。コイツは そういう男だ」

 

ウォズ「私が…アタシが君を守れずに

ただアイツ等に汚されて殺されたから…」

 

響「それって どういう意味ですか?」

 

ウォズ「その件なら射手座と双子座に話したから

そっちから聞いといて。1日に同じ内容の会話を

何度もするのは ちょっと…」

 

ホムラ「俺はアンタの口から直接 聞きたいんだがな。

ホイールいわく、サジタリウスのスイッチャーは

騙されやすい奴らしいからな」

 

サジタリウス「メ〜グ〜ル〜?」

 

輪回「ま、待て!ギルガメッシュを展開して

こっちに向けんな!アポストロスを生成すんな!

ジェミニも悪ノリしてリュンケンスを取り出すな!」

 

ホムラ「ソイツが騙されてる可能性もあるしな。

何処までがウソで何処までがホントか

アンタの口から直接 見聞きして確かめたいんだけど。

俺なら ある程度ウソに気づけるかもしれないからな」

 

ウォズ「ホントに変わったね。昔はアタシの言葉を

全部 信じて、男の子なのにアタシの お古の服を着て

『お姉ちゃん』って言いながら後ろを着いて来てた

かわいくて か弱いだったのに…」

 

ホムラ「…そんな何万年も前の事は記憶に無い」

 

ウォズ「君には無くても、この地球は記憶してるよ?

今から検索して君が この世界で生きてた頃の過去を

ここにいる全員に暴露しても_」

 

ホムラ「だぁぁぁぁぁ!!!

言うんじゃねぇ、このバカ姉!!!」

 

ウォズはマフラーで逃げ、

ホムラが追いかけ回すという逃走劇が始まった。

 

輪回「お互い死んだ身で ありながらも

生き返って再開…少し感動するな」

 

サジタリウス「感動してるところ悪いけど、

さっきホムラが言ってた_」

 

輪回「さ〜て模造刀でも探しに行くとするかな」

 

ジェミニ「あ、逃げた!」

 

輪回「逃げるんだよぉ〜!」

 

輪回は翼の捜索を言い訳に

ブーストライカーを召喚して走り去って行った。

 

サジタリウス「アイツ…!」

 

ジェミニ「後で説教だね♪

アタシ達も1度 帰ろっか!」

 

サジタリウスとジェミニは自分達も1度 帰還しようと

サジタリウスはヴァルゴにチェンジすると、

ヴァルゴは思い出したように響達の方に振り向く。

 

ヴァルゴ「1つ忠告しておく。

ホムラは()と戦いたがっているが、

君からは彼に近づかない方が良い。

 

『手を繋ぎたい』と思っていても、彼は君と違って

『悪い意味』で太陽のような男だ。

迂闊に近づき過ぎると焼け死ぬぞ」

 

それだけ伝えるとヴァルゴは転移して

その場を去った。

 

 

 

 

 

〜現在/S.O.N.G.〜

 

未来「『迂闊に近づき過ぎると焼け死ぬ太陽』…

 

(忘れそうになってたけど、あの人は響を

ディケイドに変身させて殺し合う事を臨んでる。

響が暴走しない仮面ライダーになったのなら

ディケイドに変身 出来るのも時間の問題…

今度から あの人に近づけないように…いや、

響にライダーの力を使わせないようにしないと!)」

 

響「未来?」

 

未来「えッ!? あ、なんでもないよ!」

 

何かを察した響だが未来は どうにか誤魔化す。

そして その頃、S.O.N.G.の別の場所では_

 

 

 

 

 

エルフナイン「え〜っと、確か…

こうして大量のセルメダルの上に布を かけて

その上にリアさんの核となってる複製された

イチイバルと意志が入ったコアメダルを置いて…」

 

布の上にメダルを置こうとした途端にエルフナインは

途中でコアメダルを1枚くすねた。

 

エルフナイン「『バース・プロトタイプに変身して

一緒に戦う代わりにコアメダルを調べさせてくれる』

そういう約束ですので、少し借りさせて頂きますね」

 

コアメダルを懐に入れたエルフナインは少し離れると

セルメダルの塊が集合して人の形となって動き出す。

 

エルフナイン「貴方のコアメダルです。

その欲望で、手を伸ばして!」

 

セルメダルの塊がコアメダルを掴むと

リアは復活を果たす。

 

リア「んんっ…あぁ!!復活!

なんかコアが足りない感じするけど…」

 

エルフナイン「ドキッ!?」

 

リア「まぁ約束だし いっか…

調べ終わったらちゃんと返してよ」

 

エルフナイン「はい…」シュン…

 

復活と同時に秒でコアメダルの盗んだ事が

リアにバレてシュンとするエルフナインであった。

 

 

 

 

 

輪回から過去の事を聞いたマリアと調は

弦十郎達 銃後のメンバーに

その事を話すかどうか悩みに悩んだ結果

報告したのだが、その反応がというと。

 

銃後「…」

 

その報告により弦十郎、あおい、朔也の

銃後のメンバーは混乱し絶句であった。

 

マリア「教えて、

貴方達には本当に人を守ろうという想いはあるの?」

 

あおい「それはある!けど…」

 

弦十郎「翼と小車 輪回の過去に

そんな接点があったとは…」

 

調「全く知らなかったんですか?」

 

朔也「前に翼さんに言われて調べた時には

そういった事は何も出なかった」

 

調「もしかして だけど…緒川さん?」

 

マリア「翼が やらかして、

それを緒川さんが隠蔽した…?」

 

弦十郎「仮にそうだとして、

緒川なら報告の1つ俺にするはずだ。

俺に報告が無いのは何故だ?」

 

朔也&あおい「う〜ん…」

 

『どういう事だ』と試行錯誤していると扉が開き、

治療中の切歌とクリスが出て来た。

 

弦十郎「2人共、

昨日の怪我が まだ完治していないだろ?

病室に戻ってろ」

 

クリス「完治してないのは おっさんもだろ?

それと、あの狐野郎の事だが…」

 

切歌「またアタシ達の事を

化かしてただけなんじゃないデスか?」

 

クリス「狐は化かすのが お手の物だからな」

 

調「けど、ウソを言ってるようには思えなかった」

 

マリア「『全部 話して』って言って

生い立ちから話して誤魔化そうとするような人だけど

それでも、あの時 私達に話してくれてた時は

なんて言えばいいのか…『心』が籠もっていた。

アレがウソだとは思えない…」

 

切歌「じゃあマリア達は信じるデスか!?

マリアを操ってたオーディンの正体が

死んだはずの天羽 奏さん だってウソをついた

ホイールの言葉を!」

 

調「切ちゃん、その事なんだけど…実は_ッ!?」

 

調が言いかけるとアラームが鳴り渡る。

そのアラームで この場にいなかった響と未来、

リアとエルフナインが集まり、

司令室に全員が集合した。

 

未来「何があったんですか!?」

 

響「もしかして翼さんが見つかったんですか!?」

 

エルフナイン「落ち着いて下さい。

まずはカメラで確認してモニターに出しましょう。

 

まだホムラ側の仮面ライダーが現場に着いてなければ

妨害電波で監視カメラが使用不可になる事は無いので

写るはずです!」

 

エルフナインは席に着くと即座に作業を始めた。

 

エルフナイン「映像、出ます!」

 

司令室のモニターには

黒タイツに骨のデザインが書かれた集団

街の人々を襲っている映像が写し出された。

 

リア「アレって…!?」

 

弦十郎「リア君、知っているのなら教えてくれ!

あの集団は いったい なんなんだ!?」

 

リア「ウソでしょ…?なんで…!なんで…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショッカー戦闘員《 《 《 イーッ!!! 》 》 》

 

リア「なんで【ショッカー戦闘員】が      街中で暴れてるの!?」

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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