調「マリアの悪魔、カゲロウ…?」
エビル「そうだ。
『変身しない』というハンデを与えられ
自分の翼を失った状態でありながらも、
ホムラの圧倒的 過ぎる強者の余裕を見せつけられて
マリアは『弱さが自分の強さ』という事を忘れて
自分の無力さを恨んでしまった。
そんな時にお前達がマリアに負の感情エネルギーを
ぶつけた おかげで、俺という存在が生まれたのさ」
ゼロワン「そんな…!
じゃあ私のせいで、マリアさんは…!」
ホムラ「面白い事になったな。まさかエビルどころか
悪魔が…それもカゲロウが生まれるなんてな」
切歌「面白いもんかデス!
早くマリアを元に戻すデスよ!」
ディエンド「ライダーキックなら、
マリアさんの表と裏を ひっくり返す事が出来るよ」
クリス「なら早くキックしろよ!」
ディエンド「ボクの必殺技はキックじゃないから」
ゼロワン「どうしようぉぉぉ!!!
悪魔なら未来の神獣鏡だけど、今 気絶してるし…!」
歌舞鬼「『魔祓い』?なら私の【清めの音】を奏でれば
邪気を祓う事が出来るよ」
きりしら「それ、お願い!!」
歌舞鬼「それじゃあ【音撃打・業火絢爛】!!」
宙に翠色の光の音撃鼓を出すと
歌舞鬼は音撃棒・烈翠で勢いよく叩く。
〈必殺承認! バット! ダークネスフィニッシュ!〉
しかしエビルは音撃鼓をエビルブレードで一刀両断。
歌舞鬼「うそ~ん!?」
ホムラ「エビルには『変身者のマイナスエネルギーを
増幅して力に変換する』【エビルシステム】がある。
つまり、アイドル大統領のマイナスエネルギーが
魔祓いの力を上回ったんだろう。
しかし、俺と戦って『自分の弱さ』を突きつけられて
後ろ向きになってるのに、今は そのマイナス思考で
強くなってるだなんて、皮肉だなぁ…w」
クリス「嫌な奴だ…!しっかし、どうすんだよ?
悪魔を相手に魔祓いが効かねぇんじゃあ
調「どなたか この中に、ライダーキックが出来る人は
いらっしゃいませんか!?」
クリス「ここは飛行機か!?」
ホムラ「機内で急病人が出て客の中に医者が いないか
探すみたいな感じで仮面ライダーを探してるぞ」
切歌「そうデス!なら、仮面ライダーになってる
響さんがライダーキックをマリアに ぶつければ…!」
エビル「させっかよ!!」
〈必殺承認! バット! ダークネスフィニッシュ!〉
エビルブレードから斬撃を飛ばすエビル。
自我を取り戻したゼロワンは今度は自分の意思で
クラスターセルを操り盾を作って防ぐ。
ゼロワン「どうにかカゲロウにキックして
マリアさんを取り戻さないと…!」
ディエンド「キックじゃなくても、
プログライズホッパーブレードで斬れば
元に戻せるんじゃない?アークによって暴走してた
ヒューマギアや取り憑かれてた迅を元に戻してたし」
ゼロワン「この仮面ライダーに変身してる今の私が
この剣で斬るか、ライダーキックをするか、
それがマリアさんに元に戻せる方法…!」
ディエンド「ねぇホムラ、一時休戦_」
ホムラ「しない。
が、代わりに邪魔はしないでおいてやるよ」
ディエンド「OK」
クリス「それで なんか作戦でも あんのか?」
ディエンド「プランAはザババコンビが拘束するとか?
で、2人の拘束が破られた時はプランBとして
ボクとネーサンでエビルを撃って動きを封じる。
最後にゼロワンになってる響さんが
マリアさんを元に戻す」
クリス「悪くねぇ案だ。プランBもあるのも良い。
だが、何度も言ってるが『ネーサン』は やめろ!!」
こうして装者達によるカゲロウ撃破&マリア奪還の
作戦が始まろうとしていた。
ホムラ「面白そうな余興が始まったな。
俺等は ゆっくり寛ごうとするか」
歌舞鬼「ホムラちゃん。
今日は暑いし、この唐傘に入りなよ」
そして蚊帳の外となったホムラ達は
高みの見物をする事にした。
調「キリッ!」
切歌「マストダーイ!」
ディエンドの作戦通り まずはザババの2人が動き、
アームドギアのヨーヨーやチャクラムを使って
エビルを拘束しようとするも、
エビルは2人の攻撃を見切っていた。
エビルことカゲロウの身体の持ち主はマリア。
ザババコンビとは長い付き合いであり、
2人が どういう動きをするのかなど お見通しだった。
調「こんな開始早々プランAが崩壊するなんて…!」
切歌「プランBは大丈夫なんデスよね!?」
クリス「やかましい!プランBは
アタシ等の活躍しだいだから、任せておけって!」
ディエンド「行くよ、ネーサン!」
クリス「だから『ネーサ_
もうツッコミいれんのも面倒になってきた…」
〈アタックライド イリュージョン!〉
ディエンド「分身…からの!」
〈アタックライド ブラスト!〉
クリス「アタシも行くぜ!」
GIGA ZEPPELIN
ディエンドは自身の身体とディエンドライバーの銃口を
分身させて光弾の雨を降らし、クリスが矢を射ち、
その矢を空中で分離させて雨のように降らせる。
〈ジャッカル!〉
2人が光弾と矢の雨を降らせた広範囲攻撃なら
エビルの動きを止められるだろうと思っていたが、
既に新たなバイスタンプを起動していた。
〈バーサスアップ!〉
エビル「あまり俺を怒らせるなよ…!」
〈ヒャーッハハァ! Feel! a thrill! Spiral!
仮面ライダーエ・ビ・ル!! ジャッカール!〉
【エビル ジャッカルゲノム】にゲノムチェンジすると
その素早さで光弾と矢の全てを回避する。
クリス「避けきりやがった!?」
ディエンド「警戒して、反撃が来るよ!」
〈ジャッカルダークネスフィニッシュ〉
クリス「やらせるかッ!!」
BILLION MAIDEN
迫ってくるエビルにクリスはガトリングで応戦するも
エビルは弾丸を躱したりブレードで斬ったりして
着実に距離を詰めていた。
ディエンド「これ以上はマズい!撤退するよ!」
クリス「おい、ちょっと待_」
〈アタックライド インビジブル!〉
ディエンドはクリスを抱き寄せてインビジブルで
エビルの攻撃を回避&現場から離脱した。
調「逃げた!?」
切歌「せめてクリス先輩は置いてくデス!!」
ゼロワン「こうなったら私が…!」
エビル「させねぇよ!」
再びバットゲノムに戻ったエビルは
バットバイスタンプを地面に押印して蝙蝠を生み出し
ゼロワンが放つクラスターセルのバッタに対抗する。
ホムラ「ほぉ…ゼロワンのクラスターセルを
相殺するとは、エビルもなかなか面白い。
でも、どうする?
仲間は当てにならず、変身してるゼロワンでも
使いこなしていないのかエビルに対抗 出来ていない。
このままじゃあアイドル大統領は救えないぞ?」
きりしら「…」
エビル「ハッハッハ…確かにな、お前等じゃあ
マリアを救えない。諦めて帰りな」
ゼロワン「確かに…このままじゃあ
マリアさんは救えない。だけど…逃げない!!」
エビル「面白え!
じゃあ最期まで相手して貰おうか!!」
〈必殺承認! バット! ダークネスフィニッシュ!〉
エビル「あばよ!」
エビルが放つ飛び回し蹴りのライダーキックに
耐えよう身構えるゼロワンとザババコンビ。
しかし突然クラックが発生して開くと、そこから出た
ヘルヘイムの植物がエビルの身体を縛り上げる。
エビル「何!?」
イドゥン「今です!」
歌舞鬼「イドゥン…(セレナ…アンナ先生か。
お姉ちゃんのマリアさんを助けに来たのかな?)」
ゼロワン「あ、ありがとうございます!」
〈メタルライジングインパクト!〉
メタル
ラ
イ
ジ
ン
グインパクト
エビル「ぐあああぁぁぁぁぁ!!!」
ゼロワンのライダーキックがヘルヘイムの植物に
拘束されて動けないエビルを貫く。
貫いた後、ゼロワンは振り返ると変身が解除されて
姿はマリアに戻っていた。しかし自我を取り戻した
マリアなのか、カゲロウなのか、ザババコンビと
ゼロワンは恐る恐る近づき どちらなのか聞き出す。
切歌「マリア…デスか?」
調「それとも…カゲロウ?」
マリア「安心して…元通りよ。それにしても響、
キックの時もうちょっと加減してほしかったわね…
お腹 辺りが痛くって…」
ゼロワン「ごめんなさい!けどキックしないと
表と裏を ひっくり返せないって言われたから…」
マリア「気にしないで。痛かったけど、あのままじゃ
私の身体はカゲロウに乗っ取られたままだったし、
それとセレ…イドゥンも助けてくれて ありがとう」
イドゥン「…仕事ですので。それに お礼なら_」
ゼロワン「ウゥッ!?」
装者達はゼロワンの方を見ると、
ゲンムがバグヴァイザーをゼロワンドライバーに
突き刺して悪意のデータを収集していた。
データを奪われたゼロワンは変身が解除されて
響の姿に戻っていた。
ゲンム「悪意のデータの収集、完了♪
コレで幻夢無双が作れる…フッフッフッ…
フハハハハハッ…ヴェハハハハハ!!!」
イドゥン「ハイハイ早く帰りますよドクター。
私なんて まだ仕事が残ってるんですから」
ゲンム「ヴェーハハハハハッ!!!」
ゼロワンから悪意のデータ入手したゲンムは
喜びのあまり高笑いしていたが、イドゥンは
そんなゲンムを引きずってクラックに入っていった。
ホムラ「見せ物としては悪くなかったな。
兄妹も変身解除されてライダーじゃなくなったし、
そろそろ帰ると_」
響「待って下さい!」
ホムラ「ん?」
帰ろうとするホムラを止める響。止めた理由は_
響「怪人化とライダー化の共通点と理由は
先生から聞きました。けど私は何度も変身しても
生きてますし、あのライブに行ってない
未来やマリアさんが仮面ライダーに変身したり
まだまだ分からない事が いっぱい あるんです!
だから お願いします!教えて下さいホムラさん!」
他のライブの観客とは違う自身のライダー化と、
他の装者をライダーに変身させる能力。
この謎を全て知っているであろうホムラから
聞き出す為に響は頭を下げていた。
ホムラ「クククククッ…そうかそうか、
そんなに知りたいのか?いいだろう答えてやるよ。
なんで お前だけ他とは違って特別なのか?
なんで 俺は お前の事を『兄妹』と呼ぶのか?
その答えは_」
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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