全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

158 / 267
♪157

 

力を制御 出来ず暴走しているダークキバだが

それでも装者3人を追い詰める程の

圧倒的な力の差を埋めるべく、装者達は

【RADIANT FORCE(IGNITED arrangement)】を歌い

ユニゾンで対抗していた。

 

しかし_

 

ダークキバ「キエエエエエェェェ!!!

 

ひびつばクリ「グワァァァ!!!

 

飛翔態のダークキバは羽ばたきで起こす風だけで

装者達3人を吹き飛ばす。

 

響「ユニゾンでも駄目だなんて、どうしたら…!」

 

リア「そんなネーサン達に朗報だ!」

 

クリス「ッ!? お前、なんで此処に…!?」

 

リア「妨害電波が届かない離れた場所から

君達の様子を銃後の人達に伝えていたのさ」

 

翼「なるほど…それと『朗報』というのは?」

 

リア「君達の活躍を応援する

オーディエンスからのスパチャだ。

受け取りたまえ!」

 

翼「ッ!? コレは…!」

 

響「身体が…!」

 

クリス「ドンドン回復してる…!?」

 

リア「蘇生させる効果もある

【仮面ライダー BLACK】の世界の善玉怪人

【鯨怪人】の一族 秘伝の【命のエキス】だ。

 

それと…3821(スリーエイトトゥーワン)! 大玉 ビッグバン!」

 

すると翼の近くに全長4300mm、全幅1640mm、

全高2100mmというファイズ世界の超大型バイク

【ジェットスライガー】が現れ、

響の頭上には巨大なスイカ

【スイカアームズ(大玉モード)】が出現した。

 

翼「このバイクは…!

良いだろう、乗りこなしてみせる!」

 

ジェットスライガーに乗り込んだ翼。

長年 色んな種類のバイクに乗ってきた翼は

乗った瞬間にジェットスライガーの

操作方法を理解し、飛んでるダークキバに向かって

自身もジェットスライガーで飛んで行った。

 

一方で響はというと_

 

響「リアちゃんデカい!! 無理無理無理無理!!」

 

頭上に出現したスイカから逃げていたが、

それでもスイカは響を追いかけてくる。

 

リア「『男は度胸』だ!」

 

響「私、女の_ウワァァァァァ!!!」

 

響がツッコんでる最中にスイカは落下して

潰れた_と思いきやスイカは変形して人型になる。

 

〈ヨロイ モード!〉

 

クリス「なんだよアレ!? ロボットか!?」

 

リア「飛行も出来るよ」

 

響「響、行っきまーす!」

 

ジャイロ モードになった響は

飛行してダークキバに向かっていった。

 

クリス「アタシは!

アタシ様には なんか届いてないのか!」

 

それを聞いたリアは自分を指差す。

 

リア「プレゼントは、ボク自身だ」

 

クリス「はぁ…」

 

リア「なんでガッカリしてるの?」

 

クリス「プレゼントが お前のこと」

 

リア「あ、全身をリボンで結んでラッピングされた

箱の中に入ってた方が嬉しかった?」

 

クリス「そういう問題じゃねぇんだよ!」

 

リア「まぁ見ててよ。さっき速攻でオーロラ使って

研究用にエルに預けてたのを返してもらったから

今のボクは合計10枚のコアメダルを持ってる。

 

それと こんな事も想定して

エルに頼んで造ってもらった

バースのパワーアップ アイテムが あれば!」

 

リアはバースドライバーを取り出し、

エルフナイン作の【Xユニット】をセットして

【バースドライバーX】にして腰に装着。

 

さらに自身の意志が入ったコアメダル以外の

エビ、カニ、サソリの3種3枚のメダルを取り出して

上空に投げるとリアはコアメダルを錬金術で合成。

すると、黒色だったエビ、カニ、サソリの

コアメダルは橙、桃、紫色に変わっていた。

 

クリス「9枚のメダルが3枚に!?」

 

リア「見せてあげよう。

パワーアップしたボクの姿を…変身!」

 

〈エビ! カニ! サソリ!

 

カポーン!

 

ババーババース!

バーバーバーバース!

エーックス! !〉

 

十年の刻を経て誕生した【仮面ライダー バースX】

 

バースX「こんな頼れる助っ人、

プレゼントと言わずしてなんという?

さぁ、祝え! 新たなバースの誕生を!」

 

クリス「ハイハイおめでとー」棒読み

 

この時クリスはツッコミを放棄した。

 

 

 

 

 

〜王蛇 VS サウザー〜

 

王蛇「おぉ、バースXか…ハッピーバースデー!」

 

サウザー「戦闘中に祝うなッ!」

 

サウザーはツッコミしつつ拳を入れるが

王蛇は受け止め、そのままサウザーの懐に

ベノバイザーツバイでゼロ距離 射撃。

 

サウザー「ぐっ…この!」

 

サウザンドジャッカーを振り下ろして反撃するが

王蛇は当たる前に回避すると同時に

ベノバイザーツバイから刀身を出して斬り裂く。

 

サウザー「貴様…!」

 

〈ジャッキングブレイク!〉

 

サウザーがサウザンドジャッカーを振るうと

紫色の人型の幻影が王蛇に迫る。

 

王蛇「この技は…!」

 

反射的に王蛇はベノバイザーツバイで斬り裂いて

幻影が爆発する前に未然に防ぐ。

 

王蛇「そのフォームの能力は

『ゲンムの力も使える』って訳か」

 

サウザー「そうだ。この黒いサウザーは

バクスターとなった檀 黎斗に感染した影響だ。

だから この姿になってる間はゲンムの力も使える。

今は…レベル10までの力しか使えないようだがな」

 

王蛇「『今は』か…

その内レベル10億も使えるようになるのか?」

 

サウザー「どうだか?」

 

王蛇「だが使える能力がレベル10までが限界なら

俺には勝てないぞ?」

 

サウザー「フッ…」

 

王蛇「あぁ?何が おかし_アダッ!?」

 

鼻で笑うサウザーに何が おかしいのか問おうとすると

王蛇の後頭部に衝撃が走る。

 

頭を抑えながらサウザーの方を見ると、

サウザーの手には自転車のタイヤ

トリックフライホイールが握られていた。

 

王蛇「なるほどな…俺が幻影に気を取られてる隙に

投げたタイヤが戻ってくるのを狙ってたのか」

 

サウザー「大群は囮にこそ使うべきだ」

 

王蛇「サバイブ相手に よく戦えてるよ」

 

サウザー「格上相手に どう攻略するかが

ゲームの醍醐味なのだろう?」

 

サウザーは【エナジーアイテムホルダー】から

アイテムを取り出して自身に付与する。

 

〈マッスル化〉

 

王蛇「エナジーアイテムの管理?

それはゲンムじゃなくてクロノスの能力だろ」

 

サウザー「俺が付け足したのさ。

コレで お前との戦力差を埋める!」

 

〈C.E.O! ディストラクション!〉

 

王蛇「面白い…かかって来いやぁぁぁ!!!」

 

〈ファイナルベント〉

 

 

 

 

 

〜ダークキバ VS 装者達&バース〜

 

翼「中々 良いバイクではないか!気に入ったぞ!」

 

響「これならイケる気がする!」

 

参戦したバースとオーディエンスからの贈り物により

装者達は どうにかダークキバに

ダメージを与えられる事が出来ていた。

 

響「スイカ パーンチ!」

 

スイカのオーラを纏った響の拳に

飛翔態のダークキバに怯む。

 

翼「一度 雪音のように一斉掃射してみたかった!」

 

その隙を見逃さずに翼は

ジェットスライガーに収納されてる

計32発のミサイルを展開して狙いを定める。

 

クリス「アタシ等も行くぞ!」

 

RED HOT BLAZE

 

バースX「承知!」

 

〈セルバースト!〉

 

翼「爆ぜろ!!」

 

地上からはバースXとクリスの狙撃。

空中から翼のミサイルを全弾発射。

地上と空中の挟み打ちの攻撃が

ダークキバに全弾命中した。

 

響「やりましたね翼さん!!」

 

しかし相手は暴走してるとはいえ魔族ファンガイアが

他種族を絶滅させる為に開発した闇のキバ、

単独で一国を滅ぼせる力を持つ魔王である。

 

ダークキバ「…」

 

バースX「倒せてない!?」

 

クリス「だが確実にダメージは入ってる!

しかも相手は暴走状態で力を制御 出来てない!

このまま押し切れば_」

 

そう。確かにダークキバは力を制御 出来てない状態。

しかし理性がある状態でも一国を滅ぼせる力を持つ

魔王が制御不能なまでの力を手に入れ、

その力を周りの被害などを考えずに振るえば_

 

ダークキバ「キエエエエエェェェ!!!

 

ひびつば「グワァァァァァ!!!」

 

クリス「先輩! バカ!」

 

ダークキバは魔皇石の力で増幅したエネルギーを

極太の光線として口から放つ飛翔態の必殺技

【ブラッディストライク】が響と翼に当たる。

 

直撃はしなかったものの光線の威力が強く、

掠っただけでも その損傷が酷いため、

響と翼が それぞれ乗っていた

スイカアームズとジェットスライガーは

使い物に ならなくなってしまった。

 

クリス「平気か!?」

 

翼「私達は無事だが…」

 

響「あのスイカとバイクが…」

 

バースX「やっぱり地上から

どうにか戦うしかないね」

 

クリス「けど どうすんだよ!?

 

イグナイトになれたってのに勝てない!

アイツにダメージを与えられた

ライダーシステムの装備品もスクラップになった!

 

この状況で どうやって勝つってんだよ!!」

 

ひびつば「…」

 

装者達は すっかり戦意喪失の状態になっていた。

 

バースX「…諦めるの?

ライダーシステムが無かったら敵と戦えないから?」

 

装者達「ッ!」

 

バースX「あそこで分身体達の相手をしてる

仲間の期待を裏切るの?」

 

バースXの指差す先には分身体と戦っていた

装者達の姿があった。

 

響「未来…」

 

クリス「マリア…」

 

翼「暁…月読…」

 

序盤はイグナイトの復活により優勢だった装者達が、

今は苦戦を強いられていた。

 

バースX「何を弱気になってる!」

 

装者達「ッ!?」

 

バースX「お前達には守るものがあるんじゃないのか?

自分が信じる正義のために戦うんじゃないのか?

それとも全部 嘘だったのか!?」

 

クリス「…最っ悪だ。

まさか お前に活を入れられるなんてな」

 

バースX「『最悪』って…そんなにボクの存在を

受け入れられないの?ネー…雪音 クリス」

 

クリス「…別に、好きに呼べばいいだろう?

『ネーサン』でも、なんでも」

 

バースX「ッ! ありがとう」

 

クリス「言っとくがな、呼び方だけだからな!

お前を妹だなんて認めないからな!!」

 

翼「何をしている! そういう事は家で やれ!」

 

クリス「先輩、アタシも その台詞は よく使ってるから

言うのも なんだが それでも久しぶりに言わせてくれ…

 

だから家なら いいのかよ!?」

 

いつもの調子に戻った装者達は改めて戦うべき相手、

暴走した飛翔態のダークキバを見つめる。

 

響「確かリアちゃんは

離れた所から私達の様子を見てたんだよね?

イグナイトになって どれくらい経って

残りのカウントが あと どのくらいか分かる?」

 

バースX「あと…200ぐらい だったかな?」

 

響「200か…よし、速攻勝負で決めよう!」

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

  • 書く
  • 書かなくていい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。