未来「二人共!」
響「無事ですか!?」
創世「ヒナとビッキー!?」
詩織「小日向さん…立花さん…」
ホムラがファミレスから去って入れ替わるように
現れた装者達。2人の安否を確認すると_
詩織「私…殺されるのではないかと思って…
怖かったですわぁぁぁ〜!!!」
創世「(えええええぇぇぇ!!!???)」
詩織は得意の演技力で涙を流して
ホムラとの関わりが無いようにしつつ
被害者のように振る舞っているが、
その光景を前に創世は心の中で叫んでいた。
〜ホムラ〜
ホムラ「(今のアイツはロックシードを奪われて
戦う手段が無い…はずだ。天羽 奏みたいに
2つ以上ライダーの力を持っている場合は別だが、
1つしか持ってないみたいに思わせる為の
ブラフという可能性も否定 出来ないが…)
ともかく、相手側の勢力に会って直接 見聞きすれば
嘘か本当か見抜きつつ確実な情報が_」
?「待て!!」
ホムラ「ん?」
振り返ると翼 以外の装者とリアが揃っていた。
ホムラ「なんだ?
1人いないが…ほぼ揃った状態で何しに来た?」
響「2人から聞きました。
リディアンに乗り込もうとしてるって…その目的は?」
ホムラ「イドゥンが教師として
リディアンに潜り込んでるみたいだからな。
もう1人の俺、Aホムラについてを
奴から情報を聞き出す」
マリア「イドゥン…って事はセレナを!?」
調「そんな事…!」
切歌「させないデス!」
ホムラ「へぇ~…周りに一般人もいるのに
俺とヤル気か? 俺は別に良いぞ? 俺は遊べるし、
流れ弾で死体が出れば王蛇の契約モンスター
5体分のエサが用意 出来る。俺だけ得する戦いだ」
その言葉に装者達はギアを纏う事に躊躇う。
ホムラ「さて、冗談 抜きにエサどうすっかなぁ…
いくら人間を捨てて怪人になった俺でも
無差別に人を攫ったりするのも_」
言いかけたところでノイズ出現の警報が鳴り渡る。
クリス「どうしたんだよ おっさん!
またライブ生存者がライダー化したのか!?」
弦十郎《いいや、今回は はぐれ錬金術師だ》
響「久々だね」
未来「ちょっと待って、
このタイミングで はぐれ錬金術師って まさか_」
ホムラ「_エサだ!」
マリア「ッ!? 待ちなさい!!」
以前 王蛇がベノスネーカーに
はぐれ錬金術師を喰わせたのを見ていたマリアは
ホムラを止めようとするが、それよりも一手 早く
ホムラがローズアタッカーを解錠して
はぐれ錬金術師の所へ向けて走って行った。
リア「なんて俊敏な手際の良さ、
クロックアップ並み…ボクでなきゃ見逃しちゃう」
響「そんなこと言ってる場合じゃないよ!
こっちもギアを纏って急がなくちゃ!」
未来「待って響、
まだシェルターに避難 出来てない人が多い。
このままじゃ多くの人にシンフォギアが見られるし
まずは周りの避難誘導を優先しよう」
マリア「けど、
その間に あの男はモンスター達を使って
大勢の人を食べ散らかすわよ」
リア「じゃあ二組に分けよう。
ザババ コンビと未来さんの避難誘導 組。
響さん、マリアさん、ネーサンとボクの
ホムラ、はぐれ錬金術師の追跡&撲滅 組の二組で」
未来&きりしら「分かった」
分担が決まると
3人は すぐに民間人の避難誘導しに行った。
弦十郎《よし、今からヘリを_》
リア「いや、コッチの方が早い!」
オーロラからマシンディエンダーを出して跨がり
その後ろにクリスを乗せるリア。
マリア「私達は?」
リア「大丈夫、こんな事も あろうと弦さん…
司令に配置して貰ったから」
リアはセルメダルをマリアに投げ渡して
キャッチしたのを確認すると、後ろに配置されてる
ライドベンダーの方を指差す。
リア「それじゃあ先に行ってるから!」
マリア「あ、ちょっと…!
確か、あの自販機をバイクに変える やり方は…」
響「このボタンを押すんでしたよね!」
響はライドベンダーのボタンを押すも
セルメダルを入れてないので変形せずにいた。
響「アレ?」
しかし響はセルメダルの事に気づけず、
一刻を争う事態にバイクに変形しない事に苛立ち
ライドベンダーを殴り、蹴り、叩きつける。
響「おい! 変われって!」
マリア「あの響?
バイクにするには このメダルを_」
響「はい変わったー」
いつの間にか響は
自販機の状態のライドベンダーを横倒しにして跨って
バイクに乗ったポーズを取っていた。
マリア「…何やってるの?」
〜現場〜
クリス「_っと、着いたな」
リア「さ〜てと、はぐれ錬金術師は何処に_」
?「ぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
リア&クリス「ッ!?」
現場に着いたと同時に悲鳴が聞こえたので
クリスはギアを纏って その方向に進むと_
バッファ「オラァッ!!」
ホムラが変身したマグナム フォームのバッファが
マグナムシューターを鈍器として
はぐれ錬金術師が放ったアルカ・ノイズを殴り、
ライフルにして伸ばすと棍棒のように振るっていた。
クリス「なんで銃が武器なのに
近づいて殴りかかってるんだ?」
リア「バッファと相性が良いのはゾンビ、
接近戦が得意なバックルでマグナムみたいな
距離を取るバックルとは相性が悪いのさ」
はぐれ「シ、シンフォギア装者!?
頼む、逮捕して良いから助けてくれ!
あの牛は異常_ガバッ!」
逃げようとする はぐれ錬金術師を
足で壁に抑えつけて追い込み、
〈MAGNUM TACTICAL BLAST〉
はぐれ「そん…な…!?」
ライフルにしたマグナムシューターを
至近距離どころかゼロ距離から撃ち放った。
腹部に風穴が空いた はぐれ錬金術師は絶命した。
そしてバッファは王蛇のバックルを使って
契約しているモンスターのベノスネーカー、
メタルゲラス、エビルダイバー、
アビスラッシャー、アビスハンマーを呼び出して
はぐれ錬金術師の死体を喰わせていた。
バッファ「貴重な餌だ。
ちゃんと分け合って喰えよ」
クリス「テメェ、また人の命を…!」
バッファ「別に良いだろ?
コイツはノイズに人を襲わせた本物の犯罪者なんだ。
けど、お前等の組織に任せたら
また あのライブ生存者の迫害みたいに何も対処せずに
人の不幸を酒の肴にして高みの見物するだけ…
だったら俺が個人で裁こうが別に問題ないだろ?」
クリス「言いたい事は…それだけかッ!!」
躊躇いなくボウガンでバッファを射つクリス。
しかしバッファは難なく躱して
マグナムシューターからバックルを取り外して_
バッファ「オラァッ!」
クリス「アイタッ!?」
リア「えぇ…」
マグナムバックルを投げた。
まさか変身に必要なアイテムを投げるのと
それが綺麗にクリスの額にHITするとは思わず
呆けた声を出してしまうリアであった。
バッファ「大サービスだ!」
〈V BUCKLE READY FIGHT〉
クリスがマグナムバックルが当たって怯んでいる隙に
【王蛇フォーム】に姿を変えたバッファは
ベノサーベルを片手に振り回しながら突っ込む。
バース「危ない!」
〈カポーン! ショベルアーム!〉
バースに変身したリアがクリスの前に立ち、
ショベルアームを装備してクリスの頭部に
振り下ろされるベノサーベルを受け止めた。
バース「大丈夫ネーサン!?」
クリス「手を出すな!
コイツとの決着はアタシが つける!」
バッファ「一騎打ち が ご所望か? 良いぜ!」
バッファはベノサーベルでクリスの弾丸を弾きながら
接近して距離を詰めに行った。
ウォズ(生身)「荒れてるねぇ〜」
キャロル「…妙だな、バッファと相性の悪い
マグナムになったり、王蛇フォームに変身するのだ?
直接 王蛇に変身すればいいだろうに」
ウォズ「恐らく
この間の戦いが私の本で仕組まれたモノだと知り、
今回も そうでも無いかと警戒して
普段なら使わなそうなのを敢えて
自分から使っているのだろう。
『自分の意思で戦っている』という証明の為に」
キャロル「ほぉ…だが、
その分『好きなように暴れられてない』って
感じがするな…いや、そもそも何故あの男は
ディケイド以外の仮面ライダーの力を使う?
別に手札の多さを武器にしているという
タイプでも無いのだろうに」
ウォズ「恐らくファイズの北崎、
ドラゴン オルフェノクと同じ理由だろうね」
キャロル「…なるほど、
つまりエボルなどの簡単に惑星を滅ぼせるライダーも
バッファのようなライダー戦で無双 出来るライダーも
あの男からしたら『戦い』という名の『遊び』の
バリエーションを増やすために玩具という訳か」
ウォズ「そういう事だね」
〈STRIKE〉
バッファ「ダァァァァァ!!!」
クリス「リフレクターでぇぇぇ!!!」
王蛇フォームのバッファの【ベノクラッシュ】を
クリスはリフレクターで防ぐ。
バッファ「チッ…なら次はコイツだ!」
〈HENSHIN CAST OFF!
CHANGE STAG BEETLE!〉
ガタック「そんでもって、来い」
バッファじゃダメだと分かったホムラは
ガタックに変身し直して呼び出した。
ガタック「来い、【ハイパーゼクター】!!」
時空を越えて現れたのは銀色のカブトムシ
【ハイパーゼグター】を掴み、
左腰に装着してホーンを押し下げ起動した。
ガタック「ハイパーキャストオフ!」
〈HYPER CAST OFF!
CHANGE HYPER STAG BEETLE!!〉
クリス「なんだ!?
角が でっかくなりやがったぞ!!」
バース「それは【ガタック ハイパー フォーム】だ!
相手が悪過ぎる、ここは退こうネーサン!」
クリス「んなコケ脅しにビビる
アタシ様じゃねぇんだよ!」
ガタック「ハイパークロックアップ!」
〈HYPER CLOCK UP〉
ガタックがハイパーゼクターのボタンを押すと_
クリス「ちょせぇ_」
〈MAXIMUM RIDER POWER
1! 2! 3!〉
ガタック「ハイパーキック!」
〈RIDER KICK!〉
クリス「_グバッ!?」
クリスが銃口を向けた次の瞬間、
クリスは いつの間にか攻撃を受けており
気づいた時にはギアが解除されて倒されていた。
バース「…」
ライダーの知識を持っているバースは
ハイパー フォームによる脅威を知っていた。
だからクリスを止めようとしていたが
ハイパークロックアップによる超高速移動の前に
クリスは瞬殺されバースは絶句した。
ホムラ「次は…お前か?」
バース「ッ!?」
ディケイドでも無いのに、
変身を解除して生身の姿だというのに、
その圧倒的な強者のオーラを前にして
後退ってしまうバース。
ホムラ「戦わなければ生き残れないぞ?」
その言葉に震えながらバースバスターを構える
バースだが恐怖による震えにより照準が合わず
撃っても外すばかり。弾切れになっても
迫りくるホムラという名の恐怖を前に
リロードする事も忘れて引き金を引き続ける。
ホムラ「さぁ、地獄を楽しみなッ!」
戦意喪失しかけたバースに
トドメの一撃を放とうとするが_
響「待てぇぇぇぇぇ!!!!!」
ホムラ&バース「ッ!?」
どうにかライドベンダーを
バイクに変形する事に成功した響とマリアは
ホムラに向かってバイクを突撃させようとするが
ホムラ「フンッ!」
片手で抑えてライドベンダーを放り投げるホムラ。
投げ飛ばされた響とマリアは
身体が地面に叩きつけられる前に
ギアを纏って受け身を取りダメージを最小限にした。
ホムラ「お前等は何に なりたい?
俺の遊び相手か、それともモンスターの餌か」
その言葉に警戒する響とマリア。
すると そこに_
?「面白そうだね、俺ちゃんも混ぜてよ」
響&マリア&バース&ホムラ「ッ!?」
突然の乱入者に誰もが驚いた。
その人物はホムラが会いたがってた人物。
Aホムラ「お久しぶり、もう1人の俺ちゃん♪」
ホムラ「Aホムラ…!」
響「そんな…貴方は前に
ブラックホールに吸い込まれたはずじゃあ…!?」
Aホムラ「あの程度で死ぬ訳ないでしょ?」
ホムラ「ちょうどいい、お前には聞きたい事が
山程あったからな。知ってる奴から聞くよりも
直接 本人から聞いた方が話が早いからな」
Aホムラ「俺ちゃんが素直に話すとでも?」
ホムラ「なら、力づくで聞かせて もらおうか?」
響「ちょ、ちょっと穏便に話し合いましょうよ!
折角 同じ顔をしてるんですから!」
マリア「どういう理由!?」
Aホムラ「『力づく』? 俺ちゃんを相手に?
アッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!」
ホムラ「何が可笑しい?」
Aホムラ「いや、笑いたくもなるっしょ? だって…
君は100%のつもりでも、
本当はディケイドの力を半分しか引き出せて無い
半人前が、俺ちゃんに戦って勝とうだなんてさぁ…」
響&マリア&バース「ッ!?」
ホムラ「『半分』…だとッ!? どういう意味だ!?」
Aホムラ「そのままの意味さ」
響「あの力が…半分!?」
バース「コレはボクも予想外…」
マリア「それよりも、
あの男は なんで その事を知ってるの?」
Aホムラ「ちょっと外野が煩いなぁ…そうだ!」
Aホムラは指パッチンをすると
上空にオーロラが出現して
そこから はぐれ錬金術師が落ちてきた。
はぐれ「な、なんだ貴様は!?
さっさと私を解放しろ!!」
バース「まだ いたんだ…でも、
はぐれ錬金術師を使って いったい何を…?」
Aホムラ「こうするのさ」
するとAホムラは懐から黒いカードを取り出した。
バース「それは【レプリケミーカード】!?
なんで そんなモノまで持ってるんだ!!」
Aホムラ「君達ばっかりオーディエンスから
プレゼント貰ってるのがズルく思えてね。
まだ受け取って無かったみたいだから
俺ちゃんが代わりに貰って上げたのさ」
マリア「置き配 泥棒みたいな事をしてくれるわね」
バース「コレはマズいね、錬金術師とケミー…
この流れは多分だけど…!」
Aホムラ「その予想 通りさ。暗黒に、染まれ!」
はぐれ「な、何をする!?
やめ_ぐあああああッ!!!」
Aホムラは はぐれ錬金術師の言葉を無視して
身体にカードを挿し込むと、はぐれ錬金術師は
【ホークマルガム】へと姿を変えた。
響「何アレ!?」
バース「アレは錬金術によって生まれた人工生命体
【ケミー】が人間の悪意に触れた事によって
結合した怪人、それが あの【マルガム】だ。
まさかケミーを模造した
使い捨てのレプリケミーカードでも
マルガムを錬成 出来るなんて…!」
Aホムラ「その通り、
そのカードはケミーの力だけを引き出す為に
使い捨てにする事を前提に造られた代物。
そんなカードでマルガムを生み出して倒した場合、
レプリケミーが消えるのは当然として
人間の方は どうなるのやら…フッフッフッ」
マリア「なんて事を…!」
Aホムラ「君等はソイツと遊んでいたまえ。
俺ちゃんは もう1人の俺ちゃんに用が あるからね」
そう言われて響、マリア、バースは渋々と
ホークマルガムの相手をした。
Aホムラ「さてさて、
邪魔者もいなくなったし続きといこうか?」
ホムラ「お前は いったい何者なんだ?
なんで俺の知らない事まで知ってる?
異物感を感じないから
別の世界から来た俺って訳じゃない、
この世界の住人なのは分かる。
なら お前か俺の どっちかが クローンか何かか?
それとも未来から来た俺 自身か?」
Aホムラ「さぁ…?」
ホムラ「…真面目に答える気が無いなら」
脅すようにホムラはディケイドライバーを取り出すと
『やれやれ』といった感じにAホムラは答える。
Aホムラ「今 答えられるのは
『なんで君がディケイドの力を
半分しか引き出せないのか?』についてだ。
その答えは…コレだ」
ホムラ「ッ!? それは…!!」
Aホムラが取り出しホムラに見せつけたのは
黒いディケイドライバーだった。
Aホムラ「コレが君が
半分しかディケイドの力を引き出せない理由さ。
メインとしてるライダー以外にも変身してるのは
君だけだと思った? あ、ちなみに俺ちゃんの方は
君と違って100%フルに引き出せるよ」
ホムラ「…なら、
それを奪えば俺は今まで自分でも気付けなかった
本当の力、本当の強さを得られるという訳か」
Aホムラ「へぇ~…殺る気?」
ホムラ「最初っからなぁ!!」
2人は それぞれ腰にドライバーを装着。
そして見せつけるようにカードを構えて_
ホムラ&Aホムラ「変身!!」
〈〈カメンライド ディケイド!!〉〉
ホムラが変身したのはマゼンタ色とした激情の破壊者
【仮面ライダー ディケイド 激情態】
Aホムラが変身したのは黒色とした闇の破壊者
【仮面ライダー ダークディケイド】
仮面ライダーの歴史上において出会うはずのない
2人のディケイドが今、邂逅した。
ウォズ「コレは…マズい事になったね」
キャロル「ホムラの敗北は目に見えている。
だが、どういう理由であれ奴は他者からの手を拒む。
死にそうだと言うのなら死を受け入れるだろう」
ウォズ「助けようにも助けられないのか…」
キャロル「お前のノートで どうにか出来ないのか?」
ウォズ「多分だけど
ホムラは運命に抗える力を持ってると思う。
だから未来ノートで動きを強制させても
どうにも ならないと思うけど…
まぁ、やるだけの事は やるとしよう」
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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