全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

163 / 267
♪162

 

ドレッドに変身させられたエルフナインを救うべく

一時休戦となったシンフォギア装者達とサウザー達。

 

サウザー「少しの間、大人しくしてろ!」

 

〈ジャッキングブレイク!〉

 

ドレッド「…」

 

〈バーニングネロ ドレイン〉

 

サウザーは氷漬けにして動きを止めようとするも、

ドレッドは氷に対抗するべくバーニングネロの炎で

全身を燃やして氷漬けを回避した。

 

サウザー「チッ…!」

 

切歌「デース!」

 

〈サスケマル ドレイン〉

 

ドロン!

 

切歌「およよ〜! 消えたデス!?」

 

〈アッパレブシドー ドレイン〉

 

調「ッ! 切ちゃん、後ろだよ!」

 

切歌「デデデデース!?」

 

翼「させるか!」

 

サスケマルの忍法で切歌の鎌を躱し、

後ろから刀の【ブラッディーAB】を振り下ろすも

翼が間に入って剣で防ぎ、鍔迫り合いの状態になる。

 

翼「エルフナイン、目を覚ませ!」

 

ドレッド「…」

 

バース「返事が無い…

やっぱり無力化してドライバーを取り外すしか

エルを助ける方法は無い」

 

調「それだったら、シュルシャガナで!」

 

サウザー「氷がダメなら…!」

 

〈ジャッキングブレイク!〉

 

調のアームドギアのヨーヨーと

サウザーのサウザンドジャッカーから放たれる

蠍の尾を模したアシッドアナライズで

ドレッドの動きを止めようとするが_

 

〈ディープマリナー ドレイン〉

 

ドレッドの方が一手 早く地面を潜って拘束を回避。

 

響「地面を潜った!?」

 

調「ッ!」

 

そのワードは怖くてピスケス スイッチを押せない

調にとっては禁句だった。

 

ドレッド「…」

 

ウォズ「後ろだ!」

 

響の言葉にフリーズしてしまった調は

背後に浮上したドレッドの存在に気付けなかった。

ウォズはジカンデスピアで突き刺そうとしたが

ドレッドは軽く身体を反らして避け、

裏拳でウォズの顔面を殴って遠くに ぶっ飛ばした。

 

〈ライデンジ ドレイン〉

 

調「ッ!? 後ろに_」

 

〈ブラッドレイン〉

 

雷を脚に纏った蹴りを喰らってしまった調は

全身が麻痺して上手く動けなくなってしまった。

 

切歌「調ッ!」

 

未来「このッ!」

 

〈ミテミラー ドレイン〉

 

切歌「わッ!?

シンフォギア殺しの光が跳ね返ってきたデス!!」

 

鏡から魔祓いの光を放つ未来に対しドレッドも同じく

ミテミラーの鏡を使い、神獣鏡の光を反射する。

 

麻痺した調を抱きかかえている切歌は

避けきれずに少し光線を掠るが、

他のメンバーはギリギリ避けれた。

 

クリス「信じられねぇ…!

コレが あのエルフナインなのか!?」

 

バース「ボクが教えた仮面ライダーの知識だ。

ボクは君達S.O.N.G.に様々な世界の

仮面ライダーについてを教えた。

 

特に錬金術師としてエルは『錬金術』に関係した

オーズとガッチャードの世界については

何度も聞いてきた。勿論ケミーについても」

 

翼「そうか!

ケミーの特性を知り尽くしたエルフナインは

その場その場の状況に適したケミーを選び、

その力を最大限に引き出しているのか…!」

 

マリア「ライダーシステムだけでなく、

足りない実戦経験を頭脳で補っている訳ね」

 

未来「いつも知識面でサポートしてくれてる

エルフナインちゃんが敵に回ったら、

こんなにも恐ろしいなんて…!」

 

響「どうしたら…そうだ!

あのカードが使い捨てなら、

使い切って無くなるまで時間を稼げば…!」

 

サウザー「それだとアイツの身体が持たないぞ!」

 

〈バレットバーン ドレイン〉

 

クリス「させっかよ!」

 

バース「ボクも援護する!」

 

ドレッドが両手にハンドガン

【ブラッディーBB】を装備したのを見て

瞬時に反応して撃ち落としたクリスとバース。

 

ドレッド「ッ…!」

 

響「少しだけ我慢してね!」

 

〈レスラーG ドレイン

 

ゴリラセンセイ ドレイン〉

 

力自慢の響にパワー系のケミーで対抗するドレッド。

始めは取っ組み合いの互角の勝負だったが、

段々とドレッドが押されていた。

 

未来「アレ?

さっきよりも動きが鈍くなってるような…」

 

サウザー「マズいな、

タイムリミットが迫ってる…予定を変更だ。

まずはエルフナインとドレッドを分離させる」

 

マリア「分離って…どうやって?」

 

サウザー「それは まだ思いつかん。

だから思いつくまで どうにか こらえろ!」

 

マリア「『こらえろ』って…」

 

バース「キミ錬金術師でしょ?

【エクスガッチャリバー】とか造れないの?」

 

サウザー「材料も無しで造れるか!

せめて【ユーフォー エックス】連れて来い!」

 

ウォズ「任せなさい。

『ドレッドによって窮地に追い込まれた

私達の前に現れたのは、レベルナンバー10の_」

 

サウザー「書くな!

さっきオレがノートに書いた結果

エルフナインをドレッドにしたんだぞ!

 

これ以上そのノートに何か書けば、

どうなるか分かったものじゃない!!」

 

ウォズ「ハイハイ、キャンセルしますよ」

 

サウザー「(ノートを使わせなかったが

結局のところ この後どうする…?

 

弱ってるからといって、

これ以上ダメージを与えて強制変身解除させるのは

エルフナインの身体が持たない…。

 

意識を取り戻させて

エルフナイン自身に変身を解かせるか?

それなら強制変身解除よりも負担は少ないが…

呼んでも反応が無いのに どうやって意識を…ッ!)

 

立花 響! さっきのメダガブリューのように

プログライズホッパーブレードを生成 出来ないか!」

 

響「プログライズホッパーブレード?」

 

ウォズ「コレだ」

 

ウォズは本を開いて白紙のページを響に見せると、

そのページに映像が浮かび上がる。

 

響「あぁッ! そのバッタの剣! 出来るかな?」

 

響は頭の中でプログライズホッパーブレードを

イメージして『フンッ!』と力むと、響の身体にある

ディケイドの力であるマゼンタのオーラが

1箇所に集まり形となった。

 

響「えぇっと…出来ちゃった?」

 

サウザー「貸せ!」

 

強引に響からプログライズホッパーブレードを

奪い取ったサウザーはドレッドを斬りつける。

するとドレッドの動きが止まった。

 

ドレッド「キャロ…ル…?」

 

サウザー「目を覚ましたか。

エルフナイン、そのドライバーを自分で外せ!

それなら お前に掛かる負担を最小限に抑えられる!」

 

ドレッド「ゴメン、キャロル…

自分の身体なのに、言う事が聞かなくて…!」

 

サウザー「ダメか…!」

 

響「だったら!」

 

響はドレッドの_否、エルフナインの手を掴んだ。 

 

クリス「まさか、エルフナインだけ

引っ張り出すつもりか!?」

 

バース「それは流石に無理だ!」

 

響「だとしても、掴んだ手は離さない!」

 

それでも響は諦めず

エルフナインの手を離さずに引っ張り続ける。

 

響「だとしてもぉぉぉぉぉ!!!!!

 

エルフナイン「うわッ!!」

 

すると響の想いが届いたのか、手を引っ張り続けると

ドレッドの身体からエルフナインが出て来た。

 

ウォズ「やるな」

 

未来「良かった…」

 

翼「面白い風を吹かせるでは無いか」

 

ドレッドからエルフナインを分離する事に成功して

喜ぶ装者とライダーの面々だが、

 

切歌「待つデス! アレを!!」

 

ドレッド「グルルル…!」

 

ドレッドの方は装着者が いなくなっても

唸り声を上げて襲いかかろうとしていた。

 

ドレッド「グルルル…!」

 

キャロル「さて、さっきまではエルフナインが

人質に取られていたから本気を出せなかったが…

ここから は もう容赦しない!!」

 

そう言いつつサウザーの変身を解除したキャロルは

腰に着けていたサウザンドライバーを外し、

Aホムラがアークゼロ変身時に使っていたのと同じ

アークドライバーゼロを装着した。

 

キャロル「目には目を、悪意には悪意だ」

 

バース「なんでアークのドライバーを!?」

 

キャロル「以前(♪150)、立花 響が暴走して

メタルクラスタホッパーのゼロワン変身時に

ゲンムが背後からバグヴァイザーで

データを取っていただろう?

 

あの時だ。

アークの持つ悪意のデータを手に入れたのは」

 

〈サウザンドアーク!〉

 

経由の説明を終えると

キャロルは【サウザンドアークプログライズキー】を

起動すると同時にキーは自動展開され、

そのままキーをドライバーにセットすると

 

〈シンギュライズ〉

 

ドライバーは【アークドライバーワン】に変形して

キャロルの姿を変える。

 

〈When the five horns cross,

the THOUSAND ARK is born.

 

Presented by ARK〉

 

過剰な善意を止める為に生まれた悪意の化身

【仮面ライダー サウザンドアーク】

 

ドレッド「ッ!? ッ!?!? ッ!?!?!?」

 

サウザンドアーク「検索したところで

オレの強さはラーニング出来ないぞ」

 

ドレッド「ウゥ…グルルゥ!」

 

〈ブラッドサクリファイス〉

 

サウザンドアーク「無駄だ。

そんな単調な動き、予測するのは容易い」

 

レバー操作してライダーキックを発動しようとするも

既に予測していたサウザンドアークは

難なく蹴りを受け止めてダウルダヴラの糸を巻き付け

サウザンドジャッカーの刀身を一回り大きくして_

 

サウザンドアーク「ハッ!」

 

ドレッド「ッ…!」

 

ドレッドを突き刺した。

 

〈アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン〉

 

追い込まれたドレッドは複数枚のアントルーパーの

レプリケミーカードをスキャンしていた。

 

〈アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン〉

 

サウザンドアーク「言っただろう?

追い込まれた お前が取る その行動も予測 済みだ」

 

〈アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン

 

アントルーパー ドレイン

 

ブラッドサクリファイス〉

 

サウザンドアーク「エルフナインという

知能が入ってない木偶人形が、

このオレに勝てると思うてくれるなッ!!」

 

〈ジャッジメント コンクルージョン〉

 

ドレッド「あ…あぁ…グアッ!!」

 

分身して集団で襲いかかろうとするドレッドだが、

サウザンドアークは悪意の触手を射出して

ドレッド達を貫いた。

 

キャロル「さて…」

 

変身を解除したキャロルはオーディエンスから貰った

フルポーションを使ってエルフナイン達を治療した。

 

調「んッ…痺れが、取れた…」

 

切歌「調ェ〜!」

 

エルフナイン「キャロル、コレは?」

 

キャロル「回復薬、ポーションだ。

 

オートスコーラー達にヒューマギアのボディや、

レイドライザーとキー、それにザイアスペックなど

色々と世話になってる会社から貰った」

 

バース「もしかしてだけど

この世界に【飛電インテリジェンス】でもあるの?」

 

ウォズ「厳密に言うと別世界 経由だけどね」

 

キャロル「さて、オレ達には まだ やる事がある。

一先ず あの2人の戦いを止めなければ

もうAホムラを倒す手段が無くなる。

可能性の芽すら摘められ、この世界に未来は_」

 

エルフナイン「キャロル、後ろ!!」

 

〈ブラッドサクリファイス〉

 

キャロル「なッ!?

まだ分身体が残っていたのか…!」

 

生き残っていたドレッドの1体が

既にキャロル達に向けて

ライダーキックを放っていた。

 

キャロル「(変身し直してる時間は無い。

ここは多少ダメージが入るが防御の術式を_)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〈ポーズ!〉

 

ウォズ「(コレは…!?)」

 

 

 

 

 

〈リスタート〉

 

キャロル「何ッ!?」

 

キャロルはドレッドのライダーキックを錬金術による

バリアで防ごうとしていたが、気づいた時には

ドレッドは既に倒されていた。

 

響「えッ!?」

 

翼「なんだとッ!?」

 

調「いつの間にかに…」

 

切歌「倒されてる、デス…?」

 

この状況に全員が困惑していた。

 

エルフナイン「どうやって倒したんでしょうか?

ボク達は あの仮面ライダードレッドから

瞬きを除けば一瞬も目を離していなかった…

この状況を詳しく分析してみましょう」

 

マリア「そ、そうね…

あ…ありのまま 今 起こった事を話すわ!

あの仮面ライダー ドレッドは私達に襲いかかった。

でも、気づいたら既に倒されていた…!

 

な…何を言ってるのか分からないと思うけど

私も何が どうなったのか分からなかった…」

 

クリス「催眠術だとか超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ…」

 

バース「さっき聞こえた『ポーズ』って音声が

ボクの知ってる仮面ライダーの能力だとすれば、

今ボク達に起こった出来事は…!」

 

ウォズ「リア君、君の察している通りだ」

 

未来「どういう意味…ですか?」

 

ウォズには何が起こったのか分かってるらしく

誰に向けてか叫び出した。

 

ウォズ「君にはベルの身体から

怪人のデータ収集を頼んだはずなんだがぁ!」

 

するとコンティニュー土管が出現。

そして、そこから飛び出たのは_

 

〈掴み取れ栄光のエンディング!

漆黒の天才プレジデント!

グレード無双ゲンム!〉

 

ゲンム「このエンディングが、君に予測できたか?」

 

新たなエンディングに辿り着いた(ゲームマスター)

【仮面ライダー ゲンム 無双ゲーマー】だった。

 





〜舞台裏(本編外)〜

ウェル「それにしても よく気付けましたね?
僕がポーズして時間を止めていたという事に」

ウォズ(生身)「私は『時間』に深い関わりを持つ
ジオウ関連の仮面ライダー
ウォズの力を持っているのだよ?
動け は しなかったが、君が時間を止めてる間に
必殺技でドレッドをボコっていたのは見えていたさ。

それで本編でも聞いたが、
もう一度 質問させて もらっても いいかな?
君にはベルからデータを取るように頼んだはずだ。
なのに なんで こっちに来たんだい?」

ウェル「貴方に言われた通り、男性恐怖症の彼女に
なるべく触れずにデータを取ろうとしましたが、
彼女の口から放たれる高周波…つまり大声で
僕もゾンビ達も何回か死んだので
小学生サイズですが女性のキャロルに
代わりにデータを取って もらおうかと」

ウォズ「え? ちょっと待って…君、死んだの?
残りライフいくつ?」

ウェル「残りライフ、70…」

ウォズ「確かリディアンでアークゼロと戦って
10回 死んで残り89だったから…
君、女の子の大声だけで19回も死んだの?」

ウェル「ギリギリ20になる前に中断したのは
英断だと思えませんか?」

ウォズ「思えないね。それとデンジャラスゾンビから
生み出したゾンビ達も死んだの?
まだレベル エックスじゃなかったっけ?」

ウェル「レベルは ちゃんとエックスになるまで
死のデータを集めましたよ!

ですがテレビとかで見た事ありませんか?
声でグラスを割るの。彼女の大声で僕もゾンビ達も
頭がグラスみたいにパーンッ!と…」

ウォズ「うわぁ…えっぐぅ…
確かに『ゾンビの弱点は頭』って
昔から相場は決まってる。
不死身のゾンビでも脳を破壊されたら…ん?」

ウェル「どうしました?」

ウォズ「いや、
無双ゲーマーが使えるようになったのなら
ポーズで時間を止めてる隙にデータを取れば…」

ウェル「それがですね、このガシャット
実はオーディエンスからのスパチャでして。
届いたと同時に その考えは思いつきはしたものの
セレナに奪われてしまって…」

ウォズ「(こんな人にもファンがいるんだ…)
何故セレナは取ったんだ?」

ウェル「セレナ曰く『時間を止めて動けない間に
女性の身体を触ろうとするだなんてハレンチです!
いかがわしい予感がします!』と…」

ウォズ「それで取られたと?
セレナったら思春期だね〜w
今度そういった本とかDVDを見せて上げるか」

ウェル「素が出てますし、顔が面白がってますよ?」

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

  • 書く
  • 書かなくていい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。