全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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♪170

 

〜数日後/輪回〜

 

アナザージオウⅡとの戦闘の後

輪回 達は数あるアジトの1つに帰還して

疑問に思った事をネットで調べていた。

 

輪回「はんぐり〜、風麺、シャルモン…やっぱりな」

 

弓美「『やっぱり』って、何が?」

 

輪回「この世界、ライダーの世界と融合しているな」

 

弓美「それって何かヤバいの?」

 

輪回「ライダーの歴史が

この世界と融合したらジオウの終盤みたいに

突然スカイウォールとか出てくるかもしれないぞ?」

 

弓美「スカイウォールの惨劇!?」

 

創世「1つの国同士で戦争が起きたっていうアレ!?」

 

輪回「そう。 ネットで調べてみたが、

はんぐり〜 も 風麺 も シャルモンも…

他にもWの世界の風都タワーや

鎧武の世界のユグドラシルタワーも

何年も前から建設されてた事になってる」

 

詩織「やはりAホムラが盗んだギャラルホルンという

聖遺物の影響でしょうか?」

 

輪回「いや、この現象はAホムラが

ギャラルホルンを盗む前から起きてた。

 

もしかしたら…」

 

三人娘「『もしかしたら…』?」

 

輪回「…いや、現段階じゃ推測の域を出ない。

もう少し確証を得てから話そう」

 

弓美「それ死亡フラグじゃない?

大切な事を話そうとしたら話す前に

口封じされるっていう定番中のヤツ」

 

輪回「大丈夫、

オレはアクセルでもあるから不死身だ」

 

詩織「そうやって不死身である事に過信するのも

死亡フラグではなくて?」

 

創世「何は ともあれ、

今 私達に出来るのはビッキー達と協力_」

 

輪回「それは もう少し待ってくれないか?

なんというか…心の準備ってのが あってだな…」

 

弓美「えぇい、まどろっこしい!!

行くって決めたんでしょ!? こうなったら、

引きずってでも響達の所に行かせる!」

 

創世「まぁ このままだと時間だけ経って

有耶無耶になって行かなくなりそうだし、

そうなるくらいだったらグルグルを引っ張って

無理矢理にでも行かせた方がいっか」

 

詩織「ナイスですわ」

 

輪回「ちょ、ちょっと待て_って、

変身してないのに力強ッ!?

 

お前いつの間に怪力娘になった!?

三人娘の中で1番の小柄だろ!」

 

弓美「スイッチを使い続けた影響かな?

我望 理事長 先生だって生身でも目を赤くして

学園に捜査に来た刑事の人達を精神操作してたし」

 

創世「それってマズくない?」

 

詩織「人間 辞めてません?」

 

弓美「そのくらい どうって事ないから、

それよりもコイツ連れてくの手伝ってぇ!!」

 

輪回「お願い頼む!

もう少し、もう少しだけ待ってくれ!!」

 

弓美「そういう

『ダイエットは明日から』って言うタイプの

人の言葉は信用 出来ないッ!!

 

それとアンタはギーツなんだから

『願い』を叶える側でしょうがッ!!!」

 

輪回「それだったら未来の創世の神を大切にしろ!

神様に こんな事して…神罰が下る事になるぞ!」

 

弓美「異世界から徳川家康に召喚された

引きこもりのエルフかアンタはッ!!」

 

詩織「輪回さん神通力とか無いですわよね?

どうやって下す気でして?」

 

輪回「弓美が集めたアニメ コレクションを

ネットで売り出す!」

 

ブチッ!

 

弓美「ウルセェ!!!」

 

ブチギレた弓美はスイッチでスコーピオンに変身して

毒針を刺し、輪回は悲鳴を上げて気絶した。

 

創世「毒針で刺すのは やり過ぎ だって…

一応 聞くけど死んじゃう系の毒じゃないよね?」

 

スコーピオン「安心して」

 

創世&詩織「ホッ…」

 

スコーピオン「メグルはアクセルのメモリを

使ってる影響でか加速度的に進化する。

 

だから猛毒で死にかけても

自力で免疫が出来るだろうから大丈夫でしょ?」

 

創世&詩織「神経毒じゃなかった!?

もう こんなにも早く死亡フラグが!!」

 

輪回「ウゥ…」

 

創世「あ、持ち堪えてる!」

 

詩織「お静かに!

輪回さんが何か伝えたいようです!」

 

猛毒で死にかけながらも

輪回は どうにか三人娘に伝える。

 

輪回「蠍座は、タロットだと『死神』…ガクッ」

 

創世&詩織「…」

 

スコーピオン「えっと…立ちました?」

 

創世&詩織「フラグ回収すなー!!」

 

今にも死亡フラグが回収されそうになってる輪回。

そんな輪回の身体に回ってるスコーピオンの猛毒を

解毒しようと慌てて創世と詩織は動き出した。

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

弦十郎「…そうか。

ホイールが…小車 輪回が俺達に協力してくれるのか」

 

調「そう言ってたけど、なんでだろう?

今あの人が死にかけてる気がする…」

 

切歌「なんデスとー!?」

 

リア「あの人はオルタナティブ・ゼロにも

変身 出来るから死亡フラグを立てそうだけど、

逆にフラグを へし折るアクセルの力も持ってる。

死にそうになっても既で生き返るかもしれないね」

 

マリア「彼の持ってるライダーの力…

死に急ぎながらも既のところで

ブレーキを かけてギリギリ生きている…まるで_」

 

翼「【チキンレース】…という表現が正しいか」

 

緒川「バイク系のライダーの力を持つ

彼らしいですね」

 

未来「翼さんと緒川さん!?」

 

響「休んでなくて大丈夫なんですか!?」

 

翼「愚問だな、この程度…ウゥッ!?」

 

クリス「何やってんだよバカ先輩!

ちゃんと休んどけ! まだ 片翼の先輩の_」

 

緒川「待って下さいクリスさん!」

 

クリス「は?…あッ! しまった!!」

 

現在 翼は奏が変身するファルシオンの

アメイジングセイレーンの能力で記憶の改竄により、

奏の事を思い出そうとしたり、『奏』の名を聞くだけで

翼は頭が割れる程の痛みに襲われてしまう。

 

翼「『片翼の先輩』…?」

 

装者&OTONA「ッ…!」ざわ…ざわ…

 

また翼が痛みに もだえ苦しんでしまう姿が

思い浮かんでしまう。この場にいる翼 以外の全員は

いつでも動けるようにしていた。

 

翼「…雪音」

 

クリス「な、なんだよ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼「『片翼の先輩』って、『奏』の事?」

 

装者&銃後「ッ!?」

 

 

 

 

 

〜奏〜

 

奏「…」

 

奏が現在いるのは誰も いない無人のライブ会場。

嘗て自分が最期に絶唱を歌ったライブのステージで

天羽 奏は周りを見渡して感傷に浸っていた。

 

奏「はぁ…」

 

今 自分達が行ってる計画は自身が死ぬ可能性が高い。

だから今回はAホムラというイレギュラーな存在が

引き起こした事態とはいえ、もう蘇るといった

常軌を逸した事態が2度と起きないようにしようと

無人とはいえ嘗て歌ったライブ会場で思いっきり歌い

この世に未練を残さないようにしていた。

 

奏「スゥ~…」

 

ウォズ(生身)「やぁやぁ

死ぬ前に思いっきり歌おうとする不死鳥ちゃん!」

 

奏「ッ!? ゲホッゲホッ…!」

 

ウォズ「アレ? もう死にかけてる?」

 

奏「お、お前のせい…ゲホッゲホッ!」

 

息を整えた奏は改めてウォズに文句を言う。

 

奏「なんで わざわざ深く息を吸ってる時に

後ろから声かけるんだよ!?いくら生き返るからって

こんな死に方はゴメンだね!」

 

ウォズ「どうどう。そんな怒ると血圧が高くなる」

 

奏「アタシャ馬か?」

 

ウォズ「全く…君を探すのには苦労したよ。

地球の本棚で検索しても引っかからなかったし…

 

ネットの方で検索して

『天羽 奏のソックリさん見つけた!』とか

『死んだはずのツヴァイウィングの片翼、

奏の幽霊 現れる!?』とか書かれた

記事を見つけなければ ここまで来れなかったよ」

 

奏「変装したりミラーワールドを介して移動したのに

結構 見られてたんだな…んで、なんのようだ?」

 

ウォズ「風鳴 翼に関係する

良いニュースと悪いニュースを持って来た」

 

奏「…良いニュースは?」

 

ウォズ「君が いない間にAホムラがS.O.N.G.に現れて

再び彼女を玩具にした。それで彼女は灰となったが

緒川 慎次がアナザージオウⅡウォッチを奪い

時間を巻き戻して彼女を灰から元の人間に戻した」

 

奏「翼が酷い目に合ってるってのに良いニュース?

だったら悪いニュースは どんだけ酷いんだ?」

 

ウォズ「悪いニュースは…

どうやら彼女は時間の巻き戻しにより、

君に記憶の改竄をされる前の時間まで

戻ってしまったようだ」

 

奏「おい、それじゃあ…!」

 

ウォズ「その通りだとも奏 君。

彼女は『君の事を覚えている』」

 

奏「マジかよ…」

 

ウォズ「それで?

これから君はどうするつもりだい?」

 

奏「…決まってる。

死ぬ前に翼からアタシの記憶を消す。

ウォズ、未来ノートでサポートしろ」

 

ウォズ「言っておくけど、

S.O.N.G.の人間に接触するなら

我々の目的を考えて優先すべきは

立花 響の持つガングニールのシンフォギアだ。

 

それでも記憶の改竄をしたいと言うのであれば

ガングニールを奪った後の副目的にして貰いたい」

 

奏「チッ…わ〜ったよ、それで良い」

 

ウォズ「理解してくれたようで助かる。

けど舌打ちは やめた方が良い。

殉職して元が付くが君はアイドルだろう?

イメージダウンしてしまうよ」

 

奏「オカンかよ…別に良いだろ?

観客いないし、カメラも回ってないんだからよ。

ステージの上でのアイドルのキャラが

オフでも同じとは限らないだろ?

なんたってこの世界(芸能界)では嘘が武器なんだからよ」

 

ウォズ「『この世界(芸能界)では嘘が武器』…

その台詞、まさかだけど隠し子とか いないよね?」

 

奏「それアタシとは違うアイドルだろ?

それにアタシは生き返ってるんだから

どっちかと言えば隠し子の方だろ?

転生じゃないけど…」

 

ウォズ「じゃあ…怪しげな取引を目撃して

黒ずくめの男に身体が縮む毒薬を飲まされた?」

 

奏「それはアイドルですらねぇ!

見た目は子供、頭脳は大人の名探偵_って、

中の人ネタを入れるなバーロー!!」

 

ウォズ「いやいや君も自分で寄せにいってるよね?」

 

奏「あぁ、もう…ったく、

さっさとガングニールとディケイドライバー奪って

Aホムラの野郎に一撃 叩き込むぞ!!」

 

ウォズ「サッカーボールを?」

 

奏「これ以上イジるなら、麻酔針で眠らせるぞ?」

 

ウォズ「結構 気にしてたのね…」

 

奏「いいから行くぞ!」

 

ウォズ「スケボーで?」

 

この発言によりウォズは奏が呼び出した

ガルド系モンスター達によってボコボコにされた。

 

奏「もういい…アタシ1人で やってやるよ」

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

翼「…つまり私はオーディンの正体である

奏の素顔を この目で見たものの、奏自身の手によって

『奏に関する記憶』を全て失っていた。

 

その後またAホムラの手により変身させられ灰になり、

元に戻す為に緒川さんが時間を巻き戻した結果、

私は『奏に関する記憶』を取り戻した…と?」

 

エルフナイン「どうやら そのようです。

翼さんは今どこまでの記憶が ありますか?」

 

翼「確か…えっと…

暴走した立花を止めるべく全身全霊で

挑んだところ(♪148)までは覚えているが…

立花の様子を見るに元に戻せたようだな」

 

響「おかげさまで!」

 

緒川「それにしても

翼さんの記憶が戻って本当に良かった…翼さん、

奏さんやツヴァイウィングに関係する事を聞くだけで

頭を抱えて苦しんでいたんですよ?」

 

翼「そんなに酷かったとは…

皆、迷惑をかけて申し訳ない」

 

響「大丈夫ですって、結果オーライ!」

 

リア「いや、なんにもオーライじゃない。

天羽 奏がいる勢力には地球の本棚が使える

ウォズがいる。もしかしたら…」

 

クリス「先輩が記憶を取り戻した事を

もう あっちに知られてるかもしれねぇってか?」

 

マリア「まさかだけど、

また記憶を書き換えに来るとか言わないわよね?」

 

リア「…とりあえずオーディンになって

ミラーワールドから本部の中に入って来ないように

ここにある鏡とかの反射するものを全部 処分する?」

 

弦十郎「それは流石に無理だ!」

 

未来「リア?

私 神獣鏡…鏡の聖遺物を使ってるんだけど…」

 

リア「処分!」

 

あおい「だから処分しちゃダメだってば!」

 

朔也「しかも貴重な聖遺物を躊躇いも無く!?」

 

調「鏡 以外は通って来られないの?」

 

リア「あとは【ブックゲート】とか?

枠のある場所で本を開くと空間を繋げる…

まぁ【どこでもドア】みたいな物と思ってくれれば」

 

切歌「もしや頭に付けると空を飛べる竹トンボとか、

食べると相手の言葉が分かるコンニャクとか、

着せ替え出来るカメラとか持ってたりするデス!?」

 

リア「ひみつ道具で例えたボクが悪かったから

少しだけ黙っててもらえる?」

 

切歌はショックで隅っこで体育座り。

調は切歌の頭を撫でて慰めていると

ノイズ出現の避難警報が鳴り始めた。

 

あおい「司令! 避難警報が鳴り渡って

市民がシェルターに逃げ込んでいます!」

 

朔也「ですがノイズの反応はありません!

何者かが外部からハッキングして

警報装置を作動させてるようです!」

 

緒川「Aホムラか…奏さん達か…

何が目的なんでしょうか?」

 

響「とにかく行かないと!」

 

リア「待った!

全員で行けば、また留守中に来るかもしれない!

 

病み上がりの翼さん、ガングニールを狙われてる響、

響を誘き出す為に狙われるかもしれない未来さん、

そしてオーロラで撤退と増援が出来るボクは残るから

ネーサン達4人で行ってきて!」

 

マリア「それで分かったわ。

現場までオーロラで移動させてちょうだい」

 

リア「前回オーロラから出た先で

ガードベントされて蹴り入れられたからなぁ…

ちょっと心配だけど、行ってらっしゃーい!」

 

クリス「行く前に不安を煽るような事を言うな!」

 

行く前から不安になったクリスとF.I.S.組は

オーロラカーテンを慎重に恐る恐ると通っていった。

 

 

 

 

 

〜現場〜

 

クリス「ライダーキックは…来ねぇな。

よし、今のうちに このバッタを起動させるか」

 

マリア「油断しちゃダメ、前後左右だけじゃなくて

もしかしたら上や下から来るかもしれないわよ」

 

切歌「上は何も飛んでないから大丈夫デス!」

 

調「下からは…

何かが潜ってるような音は聞こえない」

 

出た先の現場で何も無い事を確認してホッとすると_

 

「ウワァァァァァ!!!」

 

装者「ッ!!」

 

悲鳴が聞こえた場所まで向かうと

セイバーの世界の戦闘員シミーが襲っていた。

 

「イヤァ!来ないでぇ!!」

 

クリス「おいおい、マジかよ!」

 

マリア「2人は怪我人の避難を お願い。

私とクリスで怪人を倒していくから」

 

調「…分かった」

 

切歌「了解デース!」

 

きりしら、マリクリの分担作業を しばらく行い

逃げ遅れた人達の避難とシミーの殲滅が終わると

火の鳥が現れて装者達に襲いかかる。

 

調「鳥だ!」

 

切歌「飛行機デス!」

 

マリア「火の鳥よ!」

 

クリス「鳥じゃねぇか!!!」

 

突進してくる火の鳥に対して

マリアは三角状のバリアを展開して防ぎ、

火の鳥がバリアに怯んだのを見てクリスが透かさず

ガトリングとミサイルを撃ち込むと、

火の鳥は人の形_天羽 奏の姿に変わった。

 

奏「フハハハハハ、

正義のヒーローを呼ぶのは容易いな」

 

マリア「天羽、奏…!」

 

調「『正義のヒーローを呼ぶのは容易い』って…!」

 

切歌「まさかデスけど…!」

 

クリス「お前がアイツ等に人を襲わせたのか!?」

 

奏「あぁ そうさ…と言っても、響と翼が いないのか。

 

やっぱりボコボコにしたウォズから

ノートだけでも借りとけば良かったか…

しゃあねえ、こっちから会いに行くか」

 

クリス「そう簡単に行かせるかよ!」

 

奏「邪魔するならコイツ等の相手でもしてな」

 

調「また さっきのを呼ぶの?」

 

切歌「今更 戦闘員キャラが何体 来たところで!」

 

奏「それは どうかな?」

 

〈アメイジングセイレーン

 

永久の神獣! 無限 一突…!〉

 

無銘剣 虚無にワンダーライドブックをリードして

剣を振るうと変身してない生身の奏の前に現れたのは

4人のアメイジングセイレーンのファルシオンだった。

 

マリア「ファルシオンが4体も!?」

 

クリス「コイツ、分身すんのかよ!」

 

奏「いいや、コレは分身じゃない。

アメイジングセイレーンの持つ幻影 能力さ。

幻影と言っても実体を持って戦えるから

所謂【有幻覚】ってヤツに近いけどな…やれ!」

 

奏の命令により幻影のファルシオン達は動き出し

装者達に無銘剣を振るう。装者達が対処してるなか、

奏はブックゲートを片手に近くの扉に近づいた。

 

奏「んじゃあ乗り込みますか」

 

クリス「待てよ!関係ない奴等を襲わせたり、

そんな事して先輩が悲しむとか思わねぇのかよ!

アンタは先輩の相棒で、一緒に夢に向かって

何処までも飛んでいく為の片翼なんじゃねぇのか!」

 

マリア「こんな事をしても、翼が悲しむだけよ!」

 

調「翼さんを悲しませないで!」

 

奏「寧ろ『悲しむ』を通り越して

『失望』でもしてくれた方が嬉しいね。

その方がアタシは心置きなく死ねる。

 

なんだったらシェルターに避難してる奴等を

ミラーワールドを通してモンスターに喰わせるか?

それだけの事をやらかせば翼もアタシが死んでも

悲しまないから記憶を消す必要もない。

あとは響からガングニールを奪い取るだけで二課…

じゃなくて、S.O.N.G.と関わらなくて済むしな」

 

切歌「…アタシも自分が自分じゃなくなる恐怖で

嫌われるのを覚悟で何かを残そうと動いた結果、

大切で大好きな人を…調を傷つけたデス」

 

奏「…何が言いたい?」

 

切歌「奏さんは翼さんを助けてるつもりでも、

実際は傷つけて苦しめてるだけデス!」

 

奏「分かってるよ、そんな事くらい…!

でもなぁ…アタシには もう この道しかねぇんだよ!」

 

〈永久の不死鳥! 無限 一突…!〉

 

エターナルフェニックスのワンダーライドブックを

無銘剣にリードして切歌に向けて斬撃を飛ばす奏。

 

切歌「デース!?」

 

調「切ちゃん!!」

 

奏「これ以上アタシの邪魔をするなら

この世界から退場させるぞ…永遠になぁ」

 

彼女から放たれる殺気により、脅しでも なんでもなく

本気で自分達を殺す気だというのが直感で分かる。

 

奏「それじゃあアタシの覚悟も伝わった事だし、

そろそろ行かせてもらうとするよ。チャオ〜」

 

クリス「ま、待てッ!」

 

去ろうとする奏を逃すまいと

クリスはボウガンから矢を射つも、

ブックゲートを使った奏の方が一手 早かった。

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

朔也「現場から反応が消えました!」

 

あおい「いったい何処に…!?」

 

リア「響と翼さんを狙っていて、

ブックゲートを使って移動した…」

 

弦十郎「まさか…!」

 

緒川「司令、扉が光り輝いて…!」

 

緒川の言う通り扉が光り輝くと

鉄製の自動ドアが木製の扉に変わり、

扉が開かれると現れたのは予想通りの人物だった。

 

奏「よっ! 久しぶり…でもねぇか?」

 

最後に会ったのは【♪158】なので12話ぶり、

結構 時間は経っている方だった。

 

響「奏さん…!」

 

翼「奏…!」

 

奏「響、お前からはガングニールを返してもらう。

そして それが終わったら翼、お前には…

もう1度アタシに関する記憶を消させてもらう」

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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