全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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♪184

 

バース「…さて、そろそろ出て来なよ」

 

バースは何も無い空間をバースバスターで撃つと

そこには先程マリアと共に去っていったホムラ_に

似ているが明らかに気配や雰囲気が違う存在、

Aホムラが現れた。

 

Aホムラ「なんで俺ちゃんがいるのが分かった?

気配は消してたはずだけど?」

 

バース「妨害電波だ。輪回は変身してなかったし、

ホムラが変身する前から妨害電波は発生していた。

 

それは どうしてか?

他の誰かに不都合な事を聞かれないようにしつつ

隠れながら見てた奴がいる以外に考えられない!

そして、同じホムラでも こんなコソコソとした

行動に出るのはAホムラ、お前しか いないッ!」

 

Aホムラ「へぇ~…

そこまで分かってて なんで残る事にしたの?

S.O.N.G.を抜けて俺ちゃんの手下になりたいの?」

 

バース「決まってる…」

 

〈カメンライド ディエンド!〉

 

ディエンド「君と戦って、

少しでもデータや情報を集めさせてもらうよ!」

 

 

 

 

 

〜輪回〜

 

輪回「…」

 

質問から逃れた輪回が来たのは

生まれ育った家『小車 家』だった。

 

調「いた!」

 

悩んでいる輪回の前に現れたのは調だった。

 

調「はぁ…はぁ…!」

 

輪回「どうして ここ…って、

この場所くらいしか思いつかないか」

 

調「…なんで答えないで逃げたの?」

 

輪回「…さっき部屋で言っただろ?

自分でも本当か嘘か分からない時があるって。

あの時の質問でオレが『NO』と否定しても、

それは無自覚のウソかもしれない。

 

『小車 輪回の魂を塗り潰して生まれたのか?』

正直 心当たりはある。ジブンは時折 非情な時がある。

 

『巻き込まない』というのを理由に

オレは産んでくれた実の母親の記憶を消した。

 

『歴史が変えちゃいけない』という理由で

過去の時間に飛んで助けられるチャンスがあったのに

ダチが死ぬ瞬間を見て見ぬふりをした。

 

風鳴 翼の言う通りアイツに向けていた怒りや憎しみは

『乗っ取った小車 輪回の記憶を演じていた』…

本当に ただ それだけかもしれないと思う時がある」

 

調「例えば?」

 

輪回「模造刀がアナザーライダー…

怪人になるまでオレはアイツを殺そうとしなかった。

殺そうと思えば いくらでもチャンスがあった。

 

だが『ダチとの約束』を理由にして何もしなかった。

オレの中にあった模造刀に対する憎しみの炎も…

全部『嘘』だったのかと思う時もある。

 

元々シンフォギアを纏ったツヴァイウィングを

目撃した日から夢として薄っすらと前世の記憶が

頭に流れる事があった。だが、こんな事になるなら…

力を求めようとしなければ良かった」

 

調「『力を求めようとしなければ』って、どういう事?

ライダーの力と前世の記憶に何か関係が?」

 

輪回「5000年前、エンキはシェム・ハの企みを知り、

オレはエンキの命を受けてフィーネの所に向かった。

これからバラルの呪詛を起動させて統一言語を

バラバラにする理由と想いを伝えるべくな。

 

だが、エンキに伝えられてた予定よりも早く

バラルの呪詛を起動したからエンキからの伝言を

オレはフィーネに何も伝えられなかった。

その結果オレは実験材料になって死んだ」

 

調「実験材料?」

 

輪回「フィーネはアウフヴァッヘン波形に触れる事で

記憶を引き継いだ人格が現れるように細工される

パラダイムシフトを開発した。だが…そんな大発明を

誰も犠牲にせずに完成すると思うか?」

 

調「まさか『実験材料になって死んだ』って…

フィーネのモルモットにされたの!?」

 

輪回「後ろからガツンと やられて拘束されて

電流なりガスなり浴びせられたのに結果は失敗。

失敗とはいえ完成品に限りなく近い失敗作だったから

オレから集めたデータを元に完成させたのさ。で、

用済みの失敗作のオレは廃棄処分されたって訳さ」

 

調「そう…なんだ…」

 

輪回「アウフヴァッヘン波形に触れても

失敗作であるオレには記憶を完全には引き継けず、

夢とかの薄っすらとして不安定な形でしか

前世の記憶が頭に流れる事が無かった。

 

完全に前世の記憶を思い出したのは

ホムラ達と出会ってからだ」

 

 

 

 

 

〜マリア&ホムラ〜

 

マリア「なんで貴方は小車 輪回に力を渡したの?」

 

ホムラ「ホイールはライダーや怪人と戦う

俺達 仮面ライダーの情報を集めていた。

集めて、纏めて、整理して、分析して、推理した。

その結果アイツは俺達のアジトに辿り着いた」

 

マリアは借りパクしてたロックシードを返す代わりに

輪回について話を聞いていた。

 

ホムラ「アイツに適合したライダーの内

ギーツのIDコアに触れた瞬間に思い出したらしい。

 

5000年前の先史文明 期の この世界の神と崇められた

異星人アヌンナキだった時の前世の記憶を」

 

マリア「IDコアって前世の記憶まで思い出せるの?」

 

ホムラ「他のIDコアだったら無理だっただろうな。

多分ギーツのIDコアだったから

そんな芸当が可能だったんだろう」

 

マリア「確かギーツの変身者、

浮世 英寿は母親のミツメの事を忘れたくなくて

2000年もの間、輪廻転生を繰り返したのよね?」

 

ホムラ「そうだ。

だが俺はギーツのIDコアに触れた あの時に

ホイールが前世の人格に塗り潰されただなんて

微塵も思っちゃいない。恐らく、今もな…」

 

マリア「なんで そう思えるの?」

 

ホムラ「直接 会えば分かるさ」

 

 

 

 

 

〜輪回&調〜

 

調「ここって…翼さんが事故を起こした場所?」

 

輪回「そうだ。

それはつまりアイツが…オレのダチが死んだ場所だ」

 

調「なんで ここに来たの?」

 

輪回「ここに来てチェイスの死に対する

悲しみを思い出して涙でも流せば、

それはオレが『小車 輪回』として悲しんでるという

オレがオレである証明が出来ると思って来たんだが…

ダメだな。『悲しい』とは思うのに全然 泣けない」

 

調「『悲しい』と思えるなら それで充分じゃない?

ドラマでも奥さんが死んだのに涙を流さなかったから

夫が疑われて取り調べされるシーンがあったし…」

 

輪回「確かに感情が態度に出ない人間もいるからな。

例え大切な人を失って『悲しい』と思っていても…」

 

 

 

 

 

ホムラ「自分が何者か分からず悩んでいるのか?」

 

しんみり とした 空気を ぶち壊したのはホムラ。

こんなシリアスな場面だろうと ぶっ壊すとは

流石ディケイド(破壊者)の力を持つ者と言えよう。

 

ホムラ「やっぱりな…俺の目に狂いは無かった。

安心しろホイール、お前は お前のままだ」

 

マリア「どういうこと?」

 

ホムラ「憎しみの炎が…まだ、燃えている。

憎しみってのは何よりも信じられるからな」

 

輪回「『憎しみの炎』…?」

 

調「それって翼さんの…?」

 

ホムラ「だが、それも消えかかっている。

まだ燃えているが燃えカスに なりかけている」

 

輪回「なら…オレは どうすればいい?

どうすればオレは自分の存在を証明 出来る!?」

 

ホムラ「お前の中にある『憎しみの炎』を

より強くさせる存在は誰だ?」

 

輪回「それは…」

 

ホムラ「身に覚えが無い変な記憶に振り回されて

本当なら学園生活で青春してる年齢なのに

それをメチャクチャにして裏の世界で

手を血で染めさせるように お前の『人生』を…いや、

お前の『運命』をコントロールしたのは誰だ!?」

 

輪回「ソイツは…!」

 

マリア「やめなさいホム_」

 

ホムラ「口を挟むな!」

 

マリア「_グァッ!?」

 

止めようとするマリアに

ホムラは容赦なく拳を当てると その威力による勢いで

マリアは全身を壁に叩きつけられてしまった。

 

調「マリア!?」

 

ホムラ「自分の存在意義を証明したいのなら

取るべき行動は ただ1つだ。

戦え…! 戦え…!! 戦え…!!! 戦え…!!!!

 

戦え!!!!!」

 

輪回「…」キリッ

 

ホムラの言葉を聞いた輪回は

覚悟を決めた者の目をしていた。

 

輪回「調、お前には模造刀に伝言を頼みたい」

 

調「伝言…?」

 

輪回「…S.O.N.G.と同盟を結ぶ為に

あのデザグラもどきの戦いをしたばかりだが

『自分の存在の証明』をする為にも、

オレはアイツと決着を つけたい。

 

ゲームじゃなくて決闘…つまり、殺し合いでだ」

 

 

 

 

 

〜ウォズ VS 次世代ライダー〜

 

3人のウォズと次世代ライダーの3人の戦い。

 

マリカ「ッ…」

 

ウォズ(クイズ)「ちょこまかと…だったら問題だ!

君は このあと、クイズの力に為す術なく倒される。

○か? それとも☓か?」

 

マリカ「…」

 

ウォズ「不正解と無解答はペナルティ発生だよ!」

 

マリカ「ッ!?」

 

アクロバティックな動きで相手を翻弄しつつ

ソニックアローから矢を射つという戦法を得意とする

マリカを相手に、ウォズはマリカが洗脳されている為

録に言葉も発せないのも利用してクイズの力を使い

無解答によるペナルティで雷を落としていた。

 

 

 

〈コネクティング!〉

 

シグルドはスイカ ロックシードを3つも取り出して

ソニックアローに【シド ロックシード】をセット。

ヨロイモードの無人スイカアームズを起動させ、

ウォズ(キカイ)に向けて拳、薙刀、槍、

時にはジャイロや大玉モードで攻撃を仕掛けてくる。

 

ウォズ「中々の操作技術だね。でぇもぉ」

 

ウォズはキカイの力で展開したスパナやレンチ状の

エネルギー体が刺さると無人スイカアームズは

ウォズの支配下に置かれ乗っ取られてしまう。

 

シグルド「ッ!?」

 

ウォズ「100年も先の時代のミライダーの力を

甘く見てもらっては困るね」

 

 

 

ウォズ(シノビ)「くッ…

次世代型のライダーはデュークが いなければ

大したことない相手かと思っていたが、

まさか ここまでとは…」

 

斬月・真「…」

 

他の次世代ライダーを圧倒していたウォズ達だが、

このウォズは斬月・真に苦戦していた。

 

それは何故か? 厄介な能力を持っているから?

否、答えは至ってシンプル。純粋に強いからだ。

 

サンジェルマンが変身する斬月・真は

本来の世界の変身者【呉島 貴虎】に

負けず劣らずの実力を持ち合わせており、

忍者の力を使うシノビの忍法による搦め手も

全て真正面から打ち砕いていた。

 

〈メロンエナジースカッシュ!!〉

 

分身の術で数が増えたウォズ達に囲まれようと

斬月・真はソニックアローの刃で斬り伏せ、

乗っ取られたスイカアームズとクイズとキカイを

矢で射ち抜き、残るのはシノビのウォズだけだった。

 

ウォズ「…コレはアレかな? 『万事ヤカン』かな?」

 

?「それを言うなら『急須(休す)』でしょ?」

 

ウォズ「ッ!? 君は…!」

 

?「【ヴォワ・フォルテ】!!」

 

聞き慣れた声が耳に入ったかと思えば

ウォズ達のアジトに捕らわれていたベルが現れ、

自身の声を音符の形にして飛ばしていた。

大振りな技な為に斬月・真には避けられてしまったが

マリカとシグルドは避けきれずに直撃してしまう。

 

ベル「さらに【歌葬奇術 伍線譜】」

 

マリカとシグルドの身体に五線譜が巻き付かれる。

 

ベル「私の大切を傷つける奴は(み〜んな)バラけちゃえよ

 

()

 

五線譜が巻き付かれて身動きが取れなくなった

マリカとシグルドの身体は引き裂かれて消滅した。

 

ウォズ「べ、ベル?

アタシ達に監禁されてる間に何が あったの?」

 

突然 現れたかと思えば生身の状態で2人のライダーを

引き裂いた姿に思わず素が出てしまうウォズだった。

 

ベル「別に、ただ歌ってただけだよ?

あの部屋じゃ娯楽用品も そんなに無かったから」

 

ウォズ「そ、そうなんだ…

それはさておき、折角だから あのライダーを倒すのを

手伝ってくれないかい?」

 

ベル「良いよ。 久々に動くし、

リハーサル(ウォーミングアップ)といこうか…来い、蝙蝠もどき!」

 

Ⅱ世「何度も言っているが、その呼び方は やめろ!」

 

ウォズ「アレ?

ウェル…じゃなくてキバットバットⅡ世か」

 

ウェルとキバットバットⅡ世の声が同じな為に

『もう自分 以外はアジトから退却したはずでは?』と

一瞬だが思ってしまったウォズだった。

 

Ⅱ世「ありがたく思え! 絶滅タイムだ!

〈ガブリッ!〉」

 

ベル「痛ッ…変身!」

 

変身に必要とはいえ久々にⅡ世に噛まれたベルは

痛がりつつもダークキバに変身して斬月・真を

滅ぼそうと動き出した。

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

調「_そんなこんなで、

あの人は翼さんと戦いたいみたい。

 

ホムラも なんでか凄い乗り気で応援してて

マリアも人質にされて連れて行っちゃったし…」

 

翼「そうか…」

 

調と合流した装者達は一度S.O.N.G.に戻り、

輪回が話した本音やホムラの口車に乗せられた

出来事などを装者やOTONAや三人娘に話していた。

 

弓美「『自分の存在の証明』…まるで【アマゾン】に

覚醒したばかりの【水澤 悠】みたいね」

 

クリス「呑気なこと言ってる場合じゃねぇだろ!」

 

調「コレ、翼さんへの『果たし状』だって」

 

翼「そうか、確かに受け取…」

 

調から渡された果たし状を受け取った翼は硬直した。

なぜなら その果たし状の形はピンクのハートであり、果たし状というより まるで_

 

切歌「果たし状というより、ラブレター…デス?」

 

調「中身は違う」

 

翼「何々…『【ウロボロス界】にて待つ。

マリア・カデンツァヴナ・イヴは我が手中。

逃げるなよ、己が生み出した過去から』…

内容は確かに果たし状だ。しかし…」

 

緒川「なんで『ピンクのハート』なんですか?」

 

調「あの人 曰くハートはハートでも、

『お前の心臓を奪う』って意味らしいよ?」

 

クリス「…つまんねぇ。

コレだったら さっき先輩をバカにしてた

『脅威』と『胸囲』を かけたやつの方が 面白_」

 

翼「_ほぉ?

私がバカにされてるのが面白かったと?」

 

クリス「アッ、ヤベッ!? ち、違うんだ先輩!」

 

翼「うるせぇ!! こんな駄肉の塊がなんだって_」

 

翼はクリスの胸に掴みかかった瞬間、

『ピシャーン!!』と脳内で落雷が発生した。

 

響「翼さん!?」

 

未来「何を血迷って…!?」

 

翼は揉んだ手を見つめながら膝から崩れ落ちた。

 

クリス「人を襲っといて

1人で絶望に浸るの やめてくれねぇか?」

 

弦十郎「では話を戻して…ウロボロス界とは?」

 

エルフナイン「ウロボロス界とは

ガッチャードの世界に存在する異世界で、

スチームライナーやユーフォーエックスといった

ケミー達の力を借りる事で行けますよ」

 

切歌「じゃあ早く行くデスよ!マリアが心配デス!」

 

未来「心配なのは分かるけど、

無策で飛び込むのは危険だよ!」

 

弦十郎「なら…俺達OTONAも一肌 脱ぐとしよう」

 

響「それは師匠も そのウロボロス界?って所まで

付いてきてくれるって事ですか!!」

 

弦十郎は黒い革ジャンのチャックを下ろすと

そこには『YES!/NO!』と書かれた文字Tが。

弦十郎は革ジャンの下に着込んでた服の文字を

交互に片方ずつ隠しながら答えを出した。

 

弦十郎「どっちか、

ちか、ちか、ちか、ちか、ちか…ドーン!!」

 

見せた文字は『NO!』だった。

それを見て全員がガッカリしたが、

弦十郎は落ち込んでる訳が分からず自分の服を見る。

 

弦十郎「ん?…あ、コッチか」

 

見せていたのは『NO!』だったと知り、

訂正して『YES!』の方を見せた。

 

クリス「使いこなせねぇなら着るな」

 

緒川「全くですね…それで翼さん。

この決闘についてなのですが_」

 

翼「まさか ここまで…」

 

崩れ落ちてた翼は再び揉んだ手を見つめていた。

 

翼「手に のしかかる重量感。

布越しでも伝わる柔らかさ。

押し返してくる弾力という相反する質感。

コッチが掴んでいるはずなのに、

吸い付いてきて包み込まれるような_」

 

バシンッ!

 

クリスは創世から『どスケベ!ホイホイ』と書かれた

スリッパを借り受けて翼の頭を思いっきり叩いた。

 

翼「いったぁ…」涙目

 

クリス「アタシの胸の感想 言ってる場合かッ!」

 

朔也「というか、

なんで今更ショック受けてるんですか?

ぶっちゃけて言えば、目分量で大体_」

 

あおい「_それ以上は言ったらセクハラ案件よ?」

 

朔也の発言に対して弦十郎も無言のまま

文字Tの『NO!』の方を見せつける。

 

創世「てか、『目分量』って…」

 

詩織「よく見ていらっしゃいますわね…」

 

クリス「まぁ男共にジロジロ見られるのは

もう慣れてるから保留にするとして…先輩、

わざわざ触んなくたって大きさなんて分かるだろ?」

 

翼「私より背が低いから大きく見えるだけで、

実際は私と対して変わらないかな〜なんて…」

 

この時 全員『翼って ここまでポンコツだったか?』と

思いつつも あえて何も言わずにいた。

 

翼「そ、それでは話を戻すとしそう。

 

普段から あの男の近くにいた

君達からの率直な意見が聞きたい。

私が戦ったら…勝てるか?」

 

詩織「正直 難しい…いや無理ですわね」

 

調「『難しい』から『無理』に直した…」

 

切歌「つまり勝率が1%すら無いって事デスか!?」

 

弓美「生身のメグル VS 強化形態の翼さんでも

勝てないと思う。色々な攻撃パターンや必殺技、

本人でも気づいてなさそうな動きの癖や弱点まで

ありとあらゆる事を細かく観察して分析してる。

 

そんなメグルに例え かすり傷でも与えられたとしたら

それは多分エクスドライブになる以上の奇跡かも?」

 

エルフナイン「変身してない状態でも

そこまで強いだなんて…!」

 

調「確か裏の世界で汚れ仕事してた時期には

二つ名が付くくらいの有名人だったとか、

そんな あの人を殺して自分の名前を売ろうと

同業者に命を狙われる事が何回か あったとか…」

 

創世「キツネってのを甘く見ない方がいい。

ずる賢くて、警戒心が強い生き物だから。

 

初めて見る相手や格上の相手には慎重に動くけど、

相手が そうじゃないって分かると大胆に動き出す」

 

クリス「つまり相手が格下や雑魚と分かった途端、

粋がりはじめるチンピラみたいな感じかよ…」

 

弦十郎「その言い分だと彼は翼だけでなく、

俺達S.O.N.G.という組織 全体を敵に回しても

勝てる自信があるという事か…」

 

弓美「じゃあ そのチンピラに一発お灸を据えないと。

 

けど、まさか神様になったキツネを

キツネ狩りする日が来るなんて

思いもよらなかったわ…」

 

翼「いや、あの男の目的は私だ。

キツネ狩りを…神殺しを成すのは、私だ!」

 

今の翼は先程までの残念な姿ではなく

輪回と同じ覚悟を決めた者の目をしていた。

そして色々と対策や作戦の案を出して一通り纏めると

エルフナインにスチームライナーを召喚させて

戦える者 全員がウロボロス界に向けて出発進行した。

 

クリス「(そういやアイツ(リア)何処 行った?)」

 

その頃リアは何してるかと言うと_

 

 

 

 

 

〜ディエンド VS ダークディケイド〜

 

Dディケイド「ディエンドに変身すれば、

俺ちゃんと同じ土俵に立てると思ったか!」

 

〈アタックライド ブラスト!〉

 

ディエンド「ディエンドとディケイドは同格!

でも、プロトタイプである以上ダークディケイドは

ディケイドの下位互換!! つまり同じ土俵どころか

君に勝つ可能性だって充分あるって訳さ!!!」

 

〈アタックライド ブラスト!〉

 

少しでも情報を集めようと

ディエンドに変身してAホムラと戦う事にしたリア。

 

Aホムラは最初からクライマックスを意味する

己の本気モードであるダークディケイドに変身して

ディエンドに挑んだ。

 

ディエンド「ディケイドにはコイツだ」

 

〈カメンライド クウガ!〉

 

ディエンド「もう1人、行って来いクウガ モチーフ」

 

〈カメンライド G3!〉

 

ディケイドには有効かと考えてクウガと、

そのクウガをモチーフとしたG3を召喚した。

 

Dディケイド「素直に攻撃を喰らうとでも?」

 

ディエンド「行け!」

 

Dディケイド「(コイツの目的は

俺ちゃんの手札を探る事。

ディケイドが持ってないはずの

オリジナルのカードなどを持って無いかの

確認といったところだろう。だが…)

 

こんな雑魚、カードを使うまでも無い」

 

ダークディケイドは殴りかかってきたクウガに

回し蹴りのカウンターでG3の所まで蹴り飛ばした。

 

ディエンド「あぁッ!?もう、何やってんの!!」

 

〈アタックライド クロスアタック!〉

 

クロスアタックによりG3は最大火力の装備品である

グレネードランチャー【GG-02 〈サラマンダー〉】を

ダークディケイドに向けて発射。

 

しかし発射されたグレネードをダークディケイドは

素手で『ペシッ』と虫でも払うように弾いた。

 

Dディケイド「こんなもの?」

 

ディエンド「もう1人、忘れてない?」

 

いつの間にかクウガは【ペガサス フォーム】になり

【ペガサスボウガン】から空気弾を放つ必殺技、

【ブラストペガサス】が放たれる。

 

Dディケイド「…」

 

ダークディケイドはブラストペガサスを

あえて避けずに受け止めた。

そして直撃したというのに

ダークディケイドは微動だにしていなかった。

 

ディエンド「…うそ~ん」

 

Dディケイド「え〜っと、なんだっけ?

『プロトタイプであるダークディケイドが相手なら

同じ土俵どころか勝つ可能性も充分ある』だっけ?

これを見ても まだ そんな事 言える?」

 

ディエンド「アハハ…ダレダロウネー?

ソンナコトイッタノ…」汗ダラダラ

 

流石のディエンドも圧倒的な力の差を見せつけられて

余裕がなくなってしまい、苦笑いするしかなかった。

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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