ハンドレッド達の変身するダークライダー達!
仕留め損ねた敵にトドメを刺しに現れたゼイン!!
そして終盤に現れる生きる伝説レジェンドの
平成1期ライダーの連続変身からの最強フォーム!!!
まさにゴ・ゴ・ゴ・ゴージャス タイム!!!!!
〜バロン VS 装者&ガッチャード〜
バロン「ぐッ…この程度の痛み…!」
響「やめましょうよ!
そんな苦しんでまで力を欲して…強くなって、
なんの意味があるんですか!? どういう形であれ
守れなかった お姉さんは生きてるんですから、
今度は その お姉さんを守る為に力を_」
バロン「五月蝿いッ! お姉ちゃ_姉貴の事は…!」
〈カモン! リンゴ スカッシュ!〉
バロン「お前には関係ない!!!」
苦しみながらも戦い続けるバロンを説得しようとする
響だが、バロンは その言葉を聞き入れず
リンゴ型のエネルギーを雨のように降り注がれる。
クリス「ちょせい!」
難なくリンゴを撃ち落とすクリス。
しかし撃ち終えた時にはバロンの姿は無かった。
クリス「ッ? 何処に_ぐわッ!?」
クリスの頭上にクラックが出現して開かれると
バロンが落下の勢いを利用して縦に一閃する。
クリス「チッ…ちょこざいな_ッ! 次は後ろか!」
今度は後ろにクラックが開かれたので
そこに目掛けてガトリングを乱射。
クリス「参ったか_イッテェ!?」
しかし背中から斬られた感覚がして振り返ると
後ろにクラックが開かれていた。
バロンは囮のクラックを出してクリスが振り返って
背中を向けた瞬間に背後から斬っていたのだ。
響「このォォォォォッ!!!」
迫ってくる響の拳をアップルリフレクターで防御。
さらにバロンはカウンターとして そのまま盾で殴る。
切歌「アタシが斬り込むデス!」
未来「よくも響を…!」
斬り込もうとする切歌の鎌を躱し、
さらに未来の神獣鏡による追撃を防ごうと
切歌が光線との間に入るように避ける。
未来「ッ!?(このままだと…!)」
バロン「その躊躇いが命取りになると覚えておけ!」
バロンは切歌を蹴ると
狙い通り直線上に飛んで行き未来に当たる。
ガッチャード「えいやー!」
バロン「アドバイスしてやる。
まだ戦闘に慣れて無いなら奇襲時に声を出すな」
ガッチャード「ぐはっ…」
背後からエクスガッチャリバーを振り下ろしてくる
ガッチャードだが、バロンは難なく躱して またもや
カウンターとしてアップルリフレクターで殴る。
バロン「俺は『強さ』に飢え、そして乾いている。
だから その飢えと乾きを『戦う』事で満たされたい。
そして その先にある『進化』…俺が求めているのは
ただ それだけだ!!!」
響「やっぱりディケイドの姿じゃなくても強い…!」
切歌「それに変身する時の感じからして
あの姿になるのは初めてのはずなのに
何事もなく使いこなして戦えてるデスよ!」
未来「しかも
あのロックシードを使った副作用かもしれないけど、
苦しんで弱体化してる状態なのに 束になってる
私達と互角に…いや、向こうの方が ちょっと強い!」
クリス「おっさん以上の化け物かよ…!」
『この状況を どう打開すれば…!』と
全員が苦虫を噛み潰すような顔をしていると
爆発音が聞こえてきた。
音がした場所は距離からして そんなに遠くなく、
恐らく そこで翼達が戦ってるのだろうと察した。
クリス「…嫌な予感がする。
ちょっとアタシ様は行って来るぜ!」
バロン「逃さん!」
ミサイルに乗って向かおうとするクリスを
ヘルヘイムの植物を操って捕らえようとするが、
ガッチャードがクロスユーフォーエックスの能力で
浮遊しつつ回転。さらにはエクスガッチャリバーを
剣モードにした回転 斬りでバロンの植物を斬り裂く。
バロン「邪魔をするな!」
ガッチャード「のわッ!?」
バロンがソードブリンガーを投げると命中して
ガッチャードは落下。落ちた時の衝撃で
『ある物』を落としてしまう。その『ある物』とは_
ガッチャード「あぁッ!? 落下の時の衝撃で
持ち歩いて管理してたドレッドライバーが…!!」
バロン「…へぇ〜」
変身を解除したホムラはドレッドライバーを回収し、
そのままレプリケミーカードを取り出す。
ホムラ「確か…こうやるんだったな?」
〈スチームライナー〉
ホムラ「変身」
〈ドレッド零式〉
響「ドレッド…!!」
ドレッド「折角だ…コイツも使おう」
〈ユニコン〉
未来「2枚目…!?」
ガッチャード「【レプリユニコン】のカード!?
そんな貴重な代物を、なんで持って…!?」
ドレッド「コレもオーディエンスからの贈り物さ」
〈ドレッド壱式〉
全身が黒いドレッドの右半身に
銀色のユニコーンの頭部を模したマント付きの
アーマーが装着され、武器としてレイピア
【ブラッディーUC】を構える姿は騎士をも思わせる
【ドレッド壱式】へとバージョンアップした。
ドレッド「まずは壱式で試すか…」
ガッチャード「気をつけて下さい!
もしダイオーニのカードまで持ってたら弐式…いや、
参式になっても おかしくありません!」
切歌「その姿になったら
アタシ達は勝てないデスか!?」
ガッチャード「リアさんから聞いた話によれば、
零式はスーパーガッチャードで倒せたみたいですが、
壱式から参式までは分かりません。もしかしたら
装者の皆さんがイグナイトになっても…」
響「大丈夫! どんな相手が誰だろうと
私達なら『へいき、へっちゃら』だよ!」
ドレッド「その自信…いや、空元気か?
何処まで持つか見物だな」
?「いいえ、貴方の相手は響さん達じゃない」
ドレッド「ん? 誰だッ!」
ドレッドの問いに答えるように姿を現したのは_
切歌「オレンジ色のガッチャード?」
ガッチャード「ま、まさか…貴方は!?」
破滅の未来を変えるべく時空を越えた錬金術師
【仮面ライダー ガッチャード デイブレイク】
〜輪回〜
輪回「はぁ…大したこと無かったな。
無駄に肩に力 入れて警戒しといて損した」
溜め息をつく輪回の足元にはギアを纏った翼と
バルカンに変身した弦十郎が倒れていた。
翼「ウゥッ…いったい…」
バルカン「グッ…! 何が…起こったんだ…?」
翼とバルカンは生身の輪回と戦ったが、
いつの間にか地面に這いつくばってる自分達の身に
何が起きたか分からなかった。
まず最初にギアを纏った翼と変身した弦十郎は
輪回に挑んだ。一応マナーとしてか変身するまで
少し待っていたが輪回は『生身でも充分』とのこと。
本人が そう言うので2人は遠慮なく仕掛けたが、
次の瞬間には2人は倒されていた。
弓美「まるでハイパークロックアップで
ヘラクスを瞬殺したコーカサスみたいに…!」
ちなみに拘束されてたマリアは
アガートラームのギアと共に三人娘と調が回収。
輪回の機動力を持ってすれば妨害は可能だったが
あくまで目的は翼達だった為に あえて無視した。
バルカン「変身もしてないというのに この力の差…!
コレが神の…アヌンナキの力なのか…!?」
輪回「アヌンナキ?いいや違うね。コレはオレの力。
オレの…オレという存在【小車 輪回】の心の中にある
『風鳴 翼に対する憎しみの炎』が変身せずとも
生身の状態で ここまで力の差を埋めてくれる…!」
翼「くッ…!」
輪回「今なら断言 出来る…オレは【小車 輪回】だッ!
『アヌンナキだった5000年前の先史文明期の記憶』を
持っていようが、この憎悪の炎が…オレの中にある
不安を燃やし尽くして確信に変えてくれる…!!」
弓美「なんか凄い闇堕ちしそうな感じが…!!」
輪回「それにしても鼻息荒く乗り込んできて
このザマか…まぁオレは鬼じゃなくて神だし、
友情や約束を無下にするような奴でもない。
だから お前には慈悲をくれてやろう」
翼「慈悲…だと…?」
弓美「まさか その『慈悲』って『死』の事じゃ…!?
『これ以上の苦痛を与えられないという慈悲』を
意味するから、翼さんを苦痛なく殺そうと…!?」
輪回「オレは何処ぞのアンデッドか?
何か勘違いしてるみたいだから答えてやる。
オレの与える『慈悲』は…コレだ」
輪回は何処からか暗黒剣 月闇を取り出した。
詩織「アレは…闇の聖剣!?」
創世「それって確かセイバーの世界で
最初に生まれたっていう2本の聖剣の内の1つ…!?」
輪回「その通り。
模造刀をメインにした対・シンフォギア戦に特化した
ライダーシステムを いくつか用意してたのさ」
調「自分から話すって言ってたけど、
このタイミングで…」
マリア「えッ? 知ってたの!?」
調「今日…それも ついさっき。
それに『自分から話す』って約束してたから…」
マリア「律儀というかなんというか…」
輪回「風鳴 翼、選択肢をくれてやる。
この月闇で天羽々斬を封印されるか?
それとも斬られて闇の世界に堕ちるか?」
翼「なんだと…?」
輪回「封印の道を選べば、他は何もしないでやる。
ずっとステージで立って歌ってればいいさ。
ただ、ノイズのような脅威が現れた時、
お前は何も出来ない無力感を味わいながら
指を咥えて見てるだけになるだろう。
闇の世界へ行く道を選べば、
天羽々斬のシンフォギアは封印しないでおいてやる。
そうしたら新しい適合者が見つかったら
ソイツが お前の代わりに新しい天羽々斬の
シンフォギア装者になってくれるからな」
マリア「つまり『無力なアイドルとして生きる道』か
『戦う力を この世に残して防人として去る道』か
そんな残酷な2択を翼に選ばせるって言うのッ!?」
輪回「『後任が見つかる可能性も考慮して
戦う力を残して消える』か『無力なまま生きる』か
どっちかを選ばせてやる」
バルカン「何故、こんな事を…!」
輪回「コイツのような存在に
力を持たせていたら死人が出るのは確定だ。
それは最早 人類の存続の危機と言ってもいい。
力を捨てて去るか消えろ。 お前には相応しくない_」
クリス「_うるせぇ!!!」
輪回「ッ!」
翼「雪音…!?」
助太刀に来ていたクリスは
翼が罵倒されてるのが許せず奇襲をするには
絶好のタイミングでありながらも声を荒げた。
クリス「さっきから黙って聞いてりゃあ、
何様だよテメェは…神様ってか? 巫山戯んなよ!
ソロモンの杖を起動させてフィーネに
ライブ会場にノイズの召喚を手伝ったアタシが
言える立場じゃないのは分かってる…けどなぁ、
先輩が事故で轢いたっていうテメェのダチが
ライブ会場に行ったのは お前が巻き込んだからだろ?
それなのに お前は行かなかったんだろ?だったら、
そのダチが死んだ原因は先輩だけじゃねぇ…
お前のせいでもあるんじゃねぇかッ!!!」
輪回「ッ…!」
クリス「復讐の為に先輩の事を追いかけ回して…
それが自称『大人』のする事かよ!
おっさん達や先輩の方が立派な『OTONA』だ!
巫山戯るのも いい加減にしろッ!!!」
輪回「…」
クリスはボウガン、ガトリング、ミサイル等の
全武装を展開して輪回に向けた。
クリス「お前あの三人娘や死んだソイツ以外
友達いねぇだろ!この…ストーカー野郎がッ!!!」
相手が生身でありながらも容赦なく発射した。
輪回は動かなかった為、クリスの乱撃乱射が
全弾命中したかと思いきや、月闇の吸収 能力で
クリスの攻撃を全て吸い取っていたのだ。
さらには跳躍して瞬時に間合いに入ったかと思えば
クリスの喉に膝蹴りを入れる輪回。
クリス「ぐぇッ…!?」
輪回「調子に乗るなよ、クソガキが…!
オレの苦労も知らずに、オレが どんな思いして
あの女を追いかけてたか分かるか?
裏の世界で どれだけ情報を集めても、
そこいらの銃や爆弾じゃシンフォギアには届かず
絶望する日々…それでも いつか、ダチの仇を討とうと
シンフォギアに対抗 出来る力を求めていた!
錬金術を学んだのだって そうだ! だというのに…!
言うに事欠いて『ストーカー』だと…!」
輪回からオーラ状に溢れんばかりに出てくる殺気、
よくあるフィクション物なら可視化されるのは
鬼か般若だろうが輪回の場合は九尾の狐だった。
殺気が形となった九尾の狐はクリスを
喰い殺そうとしてるのかと思わせる程 威嚇していた。
創世「うわぁ…マジで怒らせちゃった」
詩織「アレだけ言えば当然ですわ」
輪回「叩き潰す!!」
ブチ切れた輪回は月闇でクリスを突き刺そうとしたが
バルカンの援護射撃に気づいて着弾前に退避。
輪回が離れたところを翼はクリスに寄り添った。
翼「無事か、雪音?」
クリス「先輩…
翼「大丈夫だ。すぐに片を付ける」
輪回「すぐに片を付けられるのは どっちかな?
さっきまで瞬殺されてた奴がッ!」
翼「まずは その厄介な機動力を封じさせてもらう!」
短刀を投げる翼だが、輪回は短刀が自分に届く前に
ブレイクガンナーを取り出して撃ち、全て粉砕する。
輪回「動きを封じる為の【影縫い】だろ?
計算 通りだ。鳥 程度しかない お前のオツムで
考えつくのは そのぐらいだろうさ!」
翼「ならば、この技も全て粉砕 出来るか!」
翼が【千ノ落涙】を発動して剣の雨を降らすと
高速移動で簡単に避ける輪回。
輪回「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってか?
【千ノ落涙】と【影縫い】を組み合わせて
オレの影に刺して動きを止めようとしても無駄だ!」
翼「いや、避けられる事は想定内だ!」
輪回「鳥頭 風情が、
頭脳戦で このオレに勝ったつもりか!?」
超高速で撹乱しつつ一撃で仕留めようとする輪回。
だが翼は こんな明らかに不利な状況下でありながらも
全然 焦っていなかった。居合斬りの体制になり、
呼吸を整えて自身を落ち着かせてカウンターを狙う。
翼「フゥ~…! フゥ~…!! フゥ~…!!!」
輪回「オレよりも動いてないのに呼吸が荒いな!
流石 後輩に『大人』と呼ばれるだけの事はある。
ちょっと動いただけで今にも過労で倒れそうか!?」
翼「それは『大人』ではなく『老人』だッ!」
輪回「(挑発に乗ったな?
チャンスだ…もっと冷静さを欠くがいいさ)
正直 言って歳上のはずの友里 あおい や、
マリア・カデンツァヴナ・イヴより老けて見えるぞ?
防人ごっこで古い言葉ばかり使うからじゃないか?」
翼「なんだと!!」
輪回「ホラ、さっさと かかってこいよ模造刀…
いや、こう呼ぶべきか? 『風鳴 翼おばさん』」
翼「おばッ…!?
私は まだ19だ。 次の誕生日を迎えても
まだ…! まだ…!! まだ…!!!
輪回「だから『おばさん』じゃん」
翼「うッ…!?」
翼の一喝を輪回は一蹴する。
マリア「そうね…
中学生ぐらいの年齢の子から見れば、20代なんて
『おばさん』の領域なのかもしれないわね…」
調「マリアが諦めた顔してる!?」
クリス「諦めんな!」
弓美「あくまでメグル個人の感想だから!」
詩織「大丈夫ですよ、お肉だって腐りかけの方が
1番 美味しいと聞きますし!」
マリア「く、『腐りかけ』…!?」
創世「テラジ、それフォローになってないから」
バルカン「マリア君 達にも飛び火が…」
翼「おのれぇ…! この悪神がぁ!」
輪回「(今だ!)」
チャンスと思い輪回は翼の死角からの一撃。
コレは直撃 大ダメージかと思いきや
翼はカウンターの居合斬りで反撃に出る。
その反撃で月闇を手放してしまう。
輪回「何ッ!?」
翼「追撃!」
輪回「チッ…なんの!」
翼「くッ…仕留められなかったか…!」
瞬時にブレイクガンナーで刃を防ぎ、
止めた剣を膝蹴りで折った。
輪回「…なるほど、【千ノ落涙】で大量の剣を
地面に刺したのは【影縫い】を狙いじゃなかったか」
調「どういう事?」
輪回「目で捉えられないくらい高速で動いても、
破壊すれば位置が特定されるから地面に刺さった
大量の剣をオレは避ける事を選ぶ。
オレの動ける場所に制限を付け、
さらには刺した剣の刀身を鏡 代わりにする事で
色んな角度から見えるようにして死角を潰した訳さ」
マリア「ハイレベルな戦いね…」
翼「私は自分の死角を潰し、
そして貴方には『私』という名の死角を作った」
輪回「何を言っている?」
翼「私が何を言いたいかというと…
貴様の相手は私だけか?」
輪回「?」
〈バレット!〉
輪回「ッ! しまっ_」
バルカン「俺の事を忘れるな!」
翼だけを見て完全にバルカンの事を忘れていた輪回。
4つの狼の頭部が輪回の四肢に噛み付き動きを止めた。
〈シューティング ブラスト!〉
翼「ハァッ!」
バ
レ
ッ
ト
シューティング ブラスト
蒼ノ一閃
輪回「この程度_」
翼の蒼い斬撃とバルカンの青い光弾が放たれ、
動けない輪回に直撃する。
バルカン「勝った…のか?」
翼「やった…ヤッタァァァァァ!!!」
弓美「倒したの?
あのメグルを…あの『風鳴 翼キラー』を…?」
輪回「『ストーカー野郎』に『悪神』…
そんでもって今度は『風鳴 翼キラー』?
お前まで変な渾名 付けんなぁ!!!」
煙が晴れるとボロボロの状態の輪回が立っていた。
弓美「あッ…生きてた」
クリス「お前、アイツの扱いヒデェな…」
〈チューン! マッドドクター!〉
ブレイクガンナーにマッドドクターを装填して
自身に銃口を押し付けて引き金を引くと、
マッドドクターの治癒能力で苦しみながらも
傷だらけのボロボロになった身体を治していた。
輪回「ウゥッ!? イッテェ…!
けどオレは…まだ、戦える!!」
弓美「メグル…なんで こんな事をするの!?
そんなボロボロになってまで翼さんを消そうとして…
力が無い事の苦しみも、何かを残して消える絶望も、
アンタなら分かるはずでしょうが!!」
輪回「それでもジブンは…オレは…」
響「『人を信じるのに
根拠なんていらないんだろ!?
だったら誰に なんて言われようがブレんな!
自分自身の心を信じろ!!』」
輪回「ッ!?」
声の方を向くとホムラと戦ってるはずの響達がいた。
響「あの時(♪134)、
グリードになった私に言ってくれた貴方の言葉です」
輪回「響…ホムラと戦ってたはずじゃあ?」
響「なんかデイブレイク?さんが来て
私達の代わりにホムラさんの相手をしてくれてます」
輪回「デイブレイクって…未来のガッチャードか」
弓美「そうなると変身者は_」
エルフナイン「_この話は やめましょう!」
ガッチャードについて知ってる輪回と三人娘は
エルフナインを見るが、エルフナインもリアから
タイムスリップしてきたデイブレイクの存在を
聞いていて知ってるので この話題を やめさせた。
エルフナイン「(タイムパラドックスによって
どんな影響が起こるか分かりませんからね…)」
もし仮にデイブレイクの正体が
時計のケミー【タイムロード】の能力で時間移動した
未来のガッチャード(エルフナイン)だった場合、
過去と未来の同一人物による接触で片方、
もしくは両者の存在が消滅してしまうかもしれない。
例え消滅せずとも過去と未来の両者が1人に融合したり
違う時代から来た人物が強制的に飛ばされて
元いた時代に帰らされるかもしれない。
ともかくエルフナインは この話を やめさせて、
少し無理矢理な感じはするが輪回 達の話に戻した。
響「輪回さん! 私は…昔の貴方を知りません。
けど、それでも貴方は貴方のままだと思います!」
輪回「無茶苦茶だな…」
未来「確かに響は無茶苦茶な事を言ってますよ。
今の輪回さんの事ですら
その全部を知ってる訳じゃないのに
『昔と変わらない』って言ってるんですから…
でも、響が伝えたいのは!」
響「『無茶苦茶』だろうと承知だよ!
それでも例え貴方が自分自身の心を信じられなくても
私は…私達は貴方を、貴方の心を信じます!!」
輪回「響…」
響「きっと…板場さん達だって同じはずですよ」
響に言われて今まで一緒に行動してきた
三人娘を見つめる輪回。
三人娘「…」
輪回「…」
無言のまま見つめ合う輪回と三人娘。
少し時間が経つと、代表としてか弓美が歩み寄る。
弓美「アタシも、『昔のアンタ』を知らなければ、
『今のアンタ』の事も一緒にいるけど全然 知らない…
だから例え5000年前の前世の神に魂を塗り潰されて
人格を乗っ取られてたとしても分からないと思う…」
輪回「そう…」
弓美「でも…アタシもアンタの事を信じてみたい!
なんたってアタシは『美しい弓』
板場 弓美であると同時に『真実を射抜く矢』
サジタリウス・ゾディアーツでも あるんだから!
アンタ自身が自分でも本心が分からなかったとしても
頭から足の先までウソ塗れでも、その中にある真実を
アタシは絶対 射抜いてみせるから!」
輪回「弓美…」
創世「ユミ、『信じてみたい』って部分、
そこは『アタシ達』とか複数形が正解じゃない?」
詩織「ナイスですわ創世さん。
私も そう思ってましたもの」
輪回「創世…詩織…!!」
自分の事でありながらハッキリと分からず、
自分の事ですら信じられないというのに、
そんな相手を『信じてみたい』という
目を見ただけで分かる曇りなき眼、
嘘偽り無い言葉に輪回は涙が出そうになった。
輪回「ッ!」
とはいえ、泣く姿を見られたくないのか
背を向けて話を続ける輪回。
翼「人と話す時は相手の目を見て話すのだぞ?」
輪回「うるさい、くたばれ模造刀…!」
翼「くた…!?」
クリス「今のは先輩が悪い」
調「いい場面なのにマウント取ろうとするから…」
マリア「マウント女子は嫌われやすいわよ?」
翼「なッ…!? 雪音、月読、マリアまで…!?」
普段 取られてるマウントを今なら自分がと
翼が揶揄うように言うと3人から注意が入る。
弦十郎「翼…」
翼「叔父様…!」
バルカンの変身を解除した弦十郎が
唯一 味方になってくれるかと思い
希望に満ちた目で見つめていると、
革ジャンを脱いで下に仕込んだ文字Tを見せる。
『←右に同じだ。』
弦十郎「空気を読むべきだ」
翼「私に味方は いないのかぁぁぁぁぁ!?」
言葉の刃でズタズタに斬り裂かれて倒れる翼。しかし
それは1度 置いておいて、場面を輪回と三人娘に戻す。
輪回「それでもジブンの中に『真実』が無かったら?
例え お前達がジブンの事を信じても、
そのつもりが無かったとしても無意識で
お前等に嘘ついたり、騙したり、重要な事を隠したり
利用するかもしれないぞ?それでも『信じる』と?」
弓美「その時は…
最後までアンタの嘘に付き合って騙されて上げる!
そんでもって上手く行き過ぎてるくらい騙されて
アタシ達に、逆に付き合わせてやろうじゃない!」
輪回「Wの【刃野 刑事】か…」
弓美「ッ! そうよ、その通り!
ただ『騙されやすい人』になるんじゃない、
自分で ついた 嘘に逆に相手を翻弄させる
『騙され上手』になってやるんだから!」
輪回「…フッハッハッハッハッハッハ! 弓美…
やっぱり お前には…いや、お前達には敵わないな」
まるで憑き物が落ちたかのような清々しく
爽やかな表情を浮かべる輪回。
切歌「コレって解決したデス?」
調「切ちゃん…シッ!」
輪回「別に黙らせなくていいさ調。
正直まだ不安な部分も ある…でも、少なくとも今は、
ジブンは自分の存在に揺らいだりはしない…と思う」
弓美「珍しく弱気じゃん」
輪回「こればっかりはな…」
翼「フッ…w」
輪回「あぁ? 何笑ってる? やっぱり この場で_」
三人娘「ストップ! ストップ!! ストップ!!!」
翼「その手に持ってるのは
私が弾き飛ばしたはずの闇の聖剣!?
何処から取り出した!?」
響「またぁ〜!?
折角 戦いが終わったと思ったのにぃぃぃぃぃ!!!」
翼に笑われたのが気に食わず、
先程の戦闘で弾き飛ばされた暗黒剣月闇を片手に
斬りかかろうとする輪回を抑える三人娘。
そして その光景を前にして叫ぶ響であった。
〜ドレッド VS デイブレイク〜
装者達の代わりに
ドレッドと戦う事になったデイブレイク。
現在は【ドレッド弐式】の姿になっていたが
それでも お互い息が上がっていた。
ドレッド「驚いたぞ…
まさか弐式にまでなったというのに
ここまで俺が追い詰められるなんて
思いもよらなかったぞ!
やはり戦いは楽しい…それも強者との戦いは!
戦った先にあるのは勝敗の結果に関係なく
俺を さらなる高みに至らせてくれる!!!」
デイブレイク「そうですか」
ドレッド「ここまで俺を追い詰めた礼だ。
俺の本気…最強の姿である参式を見せてやろう!」
デイブレイク「残念ながら
この戦いはコレで終わりです」
ドレッド「あぁ? 何を言って_」
言いかけた途端にデイブレイクの身体が光りつつも
透けていて、今にも消えそうになっていた。
デイブレイク「ボクの目的は歴史を変える事です。
このウロボロス界で翼さんか輪回さん、
どちらかが死んでしまうのがボクの知る過去でした。
ボクが今にも消えそうになっているという事は
その歴史、その時間軸、その世界が消えたという事」
ドレッド「オイオイオイ、
これから本気で戦おうって時に消えるだと?
そんでもって怪人三人娘と組んでるホイールに
『独りの強さ』ってのを改めて教えてやろうと思って
焚き付けたってのに…失敗に終わるとか白けるぜ」
デイブレイク「ホムラさん。
最期にコレだけ言わせて下さい。
選択肢は2つだけ。
『1人でAホムラと戦って負ける』か
『響さんと手を取り合ってAホムラに勝つ』か。
貴方が決めて下さい。
そして その選択に後悔が無いように、
自分の手で貴方だけのガッチャを掴んで下さい」
ドレッド「…」
デイブレイクの存在が消えたのを確認したのと同時に
ドレッドは変身を解除してホムラの姿に戻って
オーロラを使ってウロボロス界から出て行った。
〜S.O.N.G.〜
輪回「…不思議だ。 ちょっと前までは
空気を吸うのが嫌なくらい嫌いな場所だったのに、
ここに戻って来れたのが嬉しく感じる」
弓美「神様になっちゃったけど、
アンタにも人の心が残ってたのね」
弦十郎「ん? 何か あるぞ」
響「またオーディエンスからのスパチャかも!」
S.O.N.G.に戻ってきた
装者と三人娘とライダー達の御一行は見た事の無い
デバイスを見つけた。響は警戒もせずに手に取ると、
デバイスと一緒に貼られてあったメモを読み始める。
響「何々…?
『貴方達のおかげで『歴史』という名の
『運命』を変える事が出来ました。
本来の歴史なら どちらかが死ぬはずだった
翼さんと輪回さんの両方を救った事で
ボクがいた最悪の未来も少しは変わった事でしょう。
ボクが存在する未来の可能性が消えた以上、
ボクという存在も消滅するのは必定。ですので
せめてコレだけは過去のボクに残しておきます。
本当ならダメなのですが、
禁術でコーティングされてあるので
ボクの存在と共に消滅する事は無いはずです。
ガッチャード デイブレイクより』…
えっと…どういう事?」
エルフナイン「やっぱり…
デイブレイクは未来のボクだったみたいですね」
弓美「で、禁術に手を出してまで残したのが
この【ガッチャーイグナイター】って訳ね」
輪回「シンフォギアのイグナイト モジュールに
ガッチャーイグナイター…『イグナイター』ね。
まさかダインスレイフでも組み込まれてたり…
いや、流石に それは無いか」
自分自身を見失い、己と向き合う為に始まった
輪回の戦いは こうして幕を閉じたのでした。
♪オマケ
(登場キャラ:輪回、響、未来、翼、クリス)
輪回「模造…風鳴 翼」
翼「な、なんだ輪回!? そして その手に持ってる
明らかに怪しげな薬は なんなのだ!!」
輪回「…ん!」
翼「何…?」
輪回「この間の件は完全にジブンが悪かった。
だからコレは…謝罪の気持ちを込めた詫びの品だ」
翼「そ、そうか…それでは_ッ!
まさかとは思うが…毒では無いよな?」
輪回「失礼な、何も盛ってない」
翼「では聞くが、
それは なんの薬だ? 飲むと どうなる?」
輪回「コレは お前の為に調合した
『胸が大きくなる薬』だ! 効果は言わずもがな」
翼「刻まれたいのか? 私をイジる為だけに、
わざわざ そんな怪しげの薬を作る為だけに、
神の力を使って作り上げたというのか?」
輪回「身体の体格とかを変えるくらい、
わざわざ創世の力を使うまでも無い。
錬金術で錬成したポーションで充分だ。
怪しくて飲む気が無いなら捨てればいいさ!
折角お前の為に作ったのに…」
翼「輪回…(私の事、嫌いのはずなのに…
この間の事で罪の意識を感じさせてしまったのか)」
輪回の囁くように呟いた声が聞こえてしまった翼。
流石に今回の件で巻き込んでしまった事に
深く反省しているのだと思い、輪回が置いていった
薬を手に取るも、やはり怪しいと思ったので
その場で すぐには飲まずに持ち帰った。
〜数日後〜
翼「オイッ、ゴラァァァァァ!!!輪回 出てこいやぁぁぁ!!!」
響「翼さん どうしたんですか!?
アイドルがしちゃいけない顔しちゃってますよ!!」
未来「というか、キャラ崩壊してないッ!?」
トレーニングルームで訓練していた
響、未来、クリス達の前に翼が飛び込んで来た。
翼「あの男から この間の詫びの品として貰った
『胸が大きくなる薬』を怪しいと思いつつも
恐る恐る 飲んだのだが…」
クリス「怪しいと思いながら結局 飲んだのかよ…」
翼「確かに大きくはなった。 大きくなったが…!
大きくなったが…!! 大きくなったが…!!!
『胸筋』じゃねぇかぁぁぁ!!!」
輪回「大きくなった ご感想は?」
翼「輪回…貴様よくも堂々と現れたな」
輪回「どうせ大きくするなら実用的にして
戦いに支障が出ない方が良いだろ?」
クリス「まぁ確かに、どうせデカくして重くすんなら
脂肪よりも筋肉の方が良いかもな」
翼「輪回…それが最期の言葉か?」
輪回「おッ? 殺る気か!」
響「だーかーらー! 喧嘩しないでってばぁ!!!」
未来「はぁ…ダァ〜メだ、こりゃあ」
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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