全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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前々からシンフォギアのCMのシーンを
やってみたいと思い、後書きに書いてみました。

アンケート用意するので評判が良ければ
今後も書いてみようかと思います。


♪188

 

〜S.O.N.G./輪回&エルフナイン〜

 

輪回「それでエルフナイン、

装者の特訓状況は どうなってる?」

 

エルフナイン「はい。輪回さんのおかげで皆さんも

改善点を見直したトレーニングに励んでますよ。

 

翼さんは『コレは特訓ではなく拷問だ!

やはり私を殺そうとしてる!』と言ってますが…」

 

輪回「訓練レベル1でも

アイツからしたら過酷とは…よし!」

 

エルフナイン「どうします?」

 

輪回「訓練レベルを一気に3まで上げよう」

 

エルフナイン「鬼ですかッ!?」

 

輪回「神様だが?」

 

エルフナイン「え〜っと…翼さんの特訓は確か…」

 

輪回「アクセルの照井 竜が

トライアルを使いこなす為に やってた特訓だ」

 

ペラペラとリストを捲るエルフナイン。

アナログで大変だろうと思い、先に教えて上げた。

 

エルフナイン「レベル1だと『バイクで10秒 以内に

コースを走り切る』という訓練の…アレ?

 

訓練スケジュールに書かれてる最低レベル1と

最高レベル5の順番が逆になってますよ!?」

 

輪回「確かレベル5の内容は

『ギアインナー状態で巨大な岩石を10秒 以内に砕く』

 

それを最初から…うん、聞かなかった事にして

模造刀には このまま岩石を砕いてもらおう」

 

エルフナイン「アレ失敗すると

ペナルティ発生しますよね!?

 

今頃 翼さんペナルティの電撃で

ビリビリ痺れてますよ!」

 

輪回「ソレハ心配ダー。

急イデ様子ヲ見ニ行カナケレバー」棒読み

 

エルフナイン「棒読み…

まさかですがコレは わざとですか?

いや、絶対に わざとですよね!?」

 

輪回「いやいや、シンフォギア側の

トレーニングメニューを作成したのは お前だろ…」

 

エルフナイン「ハッ!? そう言われれば確かに…」

 

輪回「徹夜で作成したからミスしたんだろ?

だから『早く寝ろ』と忠告したのに_ん?

コッチは…確か調か」

 

調の特訓は『同郷の切歌とマリア、そして1度 組んだ

翼 以外のコンビを組ませて戦う』というもの。

 

立体映像の装者と【トランプジャマト】を出現させて

デュオを組ませて同じ柄を当てて息を合わせて

同時に倒させるというチームワークが無ければ

クリア出来ないゲームに挑んでいた調に声を かける。

 

輪回「よぉ調」

 

調「あ、輪回…」

 

輪回「特訓の方は どうだ?」

 

調「立体映像とはいえ

やっぱり他の人と合わせるのは難しい…」

 

輪回「それが お前に与えた課題だからな。

ホムラに『仲間の強さ』を教える為には

まず、お前達が ちゃんと連携しないといけない。

 

その中で調、

お前はマリア・カデンツァヴナ・イヴや暁 切歌、

そして模造刀 以外の他の装者との連携が苦手だ。

そこを改善する為に一筋縄ではクリア出来ない

このゲームに参加してもらった訳さ」

 

調「同じ柄のが どれかを見失わないようにするのも

大変だし、分かっても同時に倒すのも難しい…」

 

輪回「…よし、じゃあ次はジブンと組んでみるか?」

 

調「輪回と…?」

 

輪回「失敗ばかりだと後ろ向きな考えになる。

少し成功体験をさせるのも大事だ」

 

ギーツに変身した輪回はトランプジャマトを撃ち、

同じ柄を見分けて調に合わせるように同時攻撃で

トランプジャマトを撃破する。

 

ギーツ「まぁ、こんなもんだな」

 

調「ありがとう…他の人とも頑張ってみる」

 

ギーツ「あぁ、頑張れ」

 

 

 

 

 

〜リア〜

 

リア「ハァ…! ハァ…!!」

 

逃げ切れたリアはメダルから人型に戻り、

路地裏で息を荒げて苦しんでいた。

 

リア「な、なんとか…逃げ切れた…!」

 

呼吸を整えるリアだが、ディエンドに変身した状態で

同じディエンド力を持つアナザーディエンドから

攻撃を受けた事でダメージが大きく残り、人化しても

身体からセルメダルがジャラジャラと溢れ出る。

 

リア「そうか…ダークディケイドの力が

恐竜メダルみたいにボクの体内にあるメダルを…

 

(このまま死ぬのか…

いや、メダルの塊だから『死ぬ』というより

『壊れる』って表現が正しいのかな?)

 

あぁ…これが最期になるなら

せめてネーサンに看取られながら…」

 

意識が遠のき、視界がボヤけて倒れると

誰かに運ばれる感覚がした。

 

リア「(誰だ…ボクを追ってきたAホムラ…?

ダメだ、思考が上手く機能しない…)」

 

そのままリアは流血するように身体からメダルを

ジャラジャラと落としながら誰かに連れて行かれた。

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

三人娘を呼び出した輪回は

メックヴァラヌスを使いこなす為の訓練を始めた。

 

輪回「メックヴァラヌスを使いこなす為に

お前等には竜の力を引き出してもらう」

 

創世「それって具体的に どうするの?」

 

輪回「こんなもの が ある」

 

取り出したのは黒いカードデッキだった。

 

輪回「目には目を歯には歯を、

ドラゴンの力を引き出す為には

同じドラゴンの力を使う奴の方が良いだろ?」

 

弓美「いいわねぇ、竜姫(龍騎)として腕が鳴るわね」

 

詩織「字が違いますわよ?」

 

弓美「で? そのカードデッキは誰に渡す予定で?」

 

輪回「そこは もう決まってる。

弓美、ジェミニ スイッチを押して呼び出してくれ」

 

弓美「OK! 久々の出番だ、出て来いジェミニ!

キミに きめた!」

 

スイッチを押して放り投げると

ジェミニ・ゾディアーツこと闇 弓美が久々の登場。

 

闇 弓美「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!」

 

輪回「久々だなジェミニ。早速だが お前に頼みたい」

 

カードデッキを見せると闇 弓美は察して

デッキを手に取り鏡の前にデッキを翳す。

 

闇 弓美「変身」

 

Vバックルにカードデッキを嵌めると闇 弓美は

鏡に写った鏡像の自身と重なり姿を変えた。

 

鏡の中から出てきた もう1人の龍騎士

【仮面ライダー リュウガ】

 

リュウガ「龍騎(竜姫) VS リュウガって訳ね」

 

詩織「だから字が違いますって…」

 

輪回「リュウガはライダーとしては強い方だし、

ジェミニは弓美から もう1人の存在だから

ソッチの手の内も分かってる。

 

だから お互い全力かつ3対1で構わない。良いよな?」

 

リュウガ「アタシは全然。けど…ただ戦うだけじゃあ

つまらない から 少しだけ賭けをしてもいい?」

 

輪回「その賭けを受けるかは本人次第だ。ジブンは

これからガッチャードに変身したエルフナインと

ガッチャーイグナイターを使った実戦訓練するから、

行く前に何か質問あるか?」

 

創世「じゃあ質問、

なんで自分同士で戦わせるようなマネを?」

 

輪回「他人を負かすってのは

そんな むずかしい事じゃあないんだ…

もっとも『むずかしい事』は!

いいかい! もっとも『むずかしい事』は!」

 

弓美「『自分を乗り越える事』…でしょ?」

 

輪回「…フッ、話が早くて助かる。

流石 元ネタを知ってるだけの事はある。

ジブンが自分の過去に捕らわれていた時も

お前達の おかげで自分の過去を振り切り、

乗り越えられた。お前達にも そうなってほしいのさ」

 

台詞が良い感じに決まると

輪回はエルフナインの所に向かって行った。

 

創世「キザったらしい台詞…」

 

詩織「ですがアニメ好きの弓美さんに

分かりやすい例えを出すなんてナイスですわ」

 

弓美「それじゃあ始める…前に、

何を賭けたいのか教えてくれる?」

 

リュウガ「アタシが勝ったら…

アタシのポジションを裏人格から主人格をにして」

 

詩織「なんですって!?」

 

創世「ユミと仲良くしてたと思ってたのに…

本性を出したって訳? ユミ、受ける必要は_」

 

弓美「良いわよ」

 

創世&詩織「えぇッ!?」

 

リュウガ「余裕のつもり?」

 

弓美「同じ『アタシ』なのに、

アタシが何 考えてるか分からないの?」

 

創世「本当に何 考えてるのさ!?」

 

詩織「死なないにしても、

弓美さんの身体で好き勝手されるのですよ!?」

 

弓美「けど、アタシ達3人が揃えば無敵でしょ?」

 

創世&詩織「ッ!」

 

詩織「仕方ないですわね…」

 

創世「負けても文句は言わないでよ」

 

リュウガ「準備は終わった?」

 

弓美「えぇ! それじゃあ行くよ!」

 

三人娘「「「メックヴァラヌス、テイクオフ!!!」」」

 

ドラゴンブレスに変身コードを入力して

メックヴァラヌスを装備した三人娘は

リュウガに変身した闇 弓美に挑んだ。

 

輪回「頑張れよ…さぁて、やるぞ」

 

エルフナイン「いきます!」

 

〈ガッチャーイグナイター ターボオン

 

ホッパー1 イグナイト

 

スチームライナー イグナイト〉

 

エルフナイン「変身!」

 

〈ガッチャンコ ファイヤー

スチームホッパー アチー〉

 

最悪の未来を変えて希望を照らす

【ファイヤーガッチャード】

 

ガッチャード「コレが いつでも皆を助けられる、

希望を照らすメラメラのガッチャード…!」

 

輪回「その姿で戦うなら…この姿が丁度 良いかな?」

 

〈SET

 

BOOST MARK Ⅱ

 

READY FIGHT〉

 

輪回はギーツ ブーストマークⅡに変身すると

ファイヤーガッチャードに変身したエルフナイン。

お互い変身して準備を終えると動き出す。

すると2人の姿が消えた_と思えば、

最初の立ち位置から離れた位置で殴り合い、

また消えたと思ってたら取っ組み合い。

 

ギーツ ブーストマークⅡとファイヤーガッチャードの

目には止まらぬ程のハイスピード合戦が始まった_

否、もう始まっていたのだった。

 

ギーツ「さぁ…どっちが早くケリをつけられるかな?

オレがバックルの副作用で睡魔に襲われるのが先か」

 

ガッチャード「ボクのイグナイターが

オーバーヒートしてしまうのが先か」

 

2人「勝負!!」

 

まさにスピード勝負。お互いデメリット発生前に

相手を仕留めようと躍起になっていた。

 

 

 

 

 

〜ホムラ達〜

 

ウォズ(生身)「う〜ん…ここは…?」

 

ベル「君の知らない天井さ」

 

ウォズ「ベル…? どうして…それに、ここは…?」

 

ベル「ホムラちゃんの数あるアジトの1つ だよ。

トモちゃん…じゃなくて、ウォズが死にかけてたから

ホムラちゃんに頼んで ここで休ませてもらったんだ」

 

ウォズ「そう…ッ?」

 

ベル「どうしたの?」

 

ウォズ「なんだろうか?

何かを『無くした』…嫌、『奪われた』感覚がする」

 

ベル「ッ!?」ドキッ

 

ウォズ「ねぇ、何か知_」

 

ベル「_知らない!知らない!知らない!!!

 

それと多分 奪われたり無くしたりしてないから

考えなくても大丈夫!!!!!」

 

ウォズ「そ、そう…そんな力強く否定しなくても…」

 

ホムラ「騒がしいぞ、姉貴でも起きたのか?」

 

ウォズ「ッ! ホムラ…!」

 

ホムラ「あまり驚いてないな」

 

ウォズ「そりゃあ君のアジトだから、

君が この場に居ても不思議じゃない」

 

理由を聞いたホムラは『…そうか』と軽く答えると

今まで自分の持つディケイドの力を狙ってきた

ウォズに対して まるで興味が無いといった

冷たい態度を とりながら部屋から出ていった。

 

ベル「やっぱり ずっと力を奪おうと狙い続けてたから

嫌われちゃった?」

 

ウォズ「だろうね…

やっぱり『アタシ』にはホムラの姉は務まらない。

今更 戻るのは無理って事なんだろうね」

 

ベル「トモちゃん…」

 

ウォズ「…ねぇベル、もしもアタシが消えたり

いなくなったらさ、アタシの代わりに

『ホムラの お姉ちゃん』に なってくれない?」

 

ベル「…普段なら飛びつくくらい

嬉しい話だけど、今回はパスする」

 

ウォズ「ッ!?

なんで…ずっとホムラに『お姉ちゃんって呼んで』って

言ってたじゃん! なのに なんで!?」

 

ベル「だって、さっきの言い方からして

トモちゃん近い内に死ぬつもりでしょ?」

 

ウォズ「ッ!」

 

ベル「それも病気とかの避けられない死じゃなく

自分の意志で命を捨てようとしてる自殺行為。

 

結構 最初の場面で天羽 奏を逃がす為に

君は自分からバラしたけど君が『ウォズ』と名乗って

正体を隠してたのは私達に生き返ってる事を知られて

それでいて いつの日か死んだとしても

悲しませない為…でしょ?」

 

ウォズ「…」

 

ベル「正直さ、ホムラちゃんの死体から生まれた

Aホムラとか、まだ色々と分からなくて

話が付いていけないところもあるよ?

 

けど…トモちゃんが

自分を犠牲にしてまで やろうとしてる事も、

それを見て見ぬふりをするのも間違ってる!

 

誰かの許可が無くても、

『ホムラちゃんの お姉ちゃん』で いる つもり。

例え君が最初から消える予定で名前を変えても

自分を『ウォズ』と名乗ろうが『灯』と名乗ろうが

私には関係ない。私は それを変えるつもりは無い」

 

ウォズ「…」

 

 

 

 

 

〜セレナ達〜

 

ガリィ「どうやらウォズは

ホムラ達の所にいるようですねぇ〜」

 

ファラ「捕まった…という訳では無いようですが、

ホムラとベルは拘束するつもりはないのに

ウォズさんも逃げるような様子も無いので」

 

レイア「実質、地味に向こう側に

身を置いたという事になるでしょうね」

 

ミカ「裏切り者はバラバラに解剖して粛清だゾ!」

 

キャロル「いや、問題ない」

 

ウェル「ベル程では無いですが、

彼女もホムラが大好きですからね。

彼が消えてしまう可能性を高めてしまう

手伝いをするとは思えません」

 

セレナ「とはいえ近い内にホムラとS.O.N.G.の戦いは

最終局面に入るようです。ここは両勢力を戦わせて

その隙にウォズさんを連れ出しましょう」

 

ウェル「ホムラは

『ワンサイドゲームじゃ つまらない』という理由で

S.O.N.G.の人間を強化させてきました。

上手くいけば同士討ち もしくは

ホムラの体力を大きく消耗させられます」

 

キャロル「残された狙い目は そこか。

ガングニールとディケイドの力を奪える好機は」

 

セレナ「えぇ。あとは連れ出したウォズさんを

その力とウォズさんの魂を器である

奏さんの肉体に移して_」

 

言いかけた途端に奏の魂が入った眼魂が、

魂の入ってないはずの肉体に入る。

 

ファラ「眼魂が…!?」

 

ミカ「まさかだゾ!?」

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

輪回「もう少しだったな」

 

エルフナイン「まさかアレが睡魔に襲われたフリした

騙し討ちだったなんて…」

 

輪回「キツネだからな。

それに戦闘で人が1番に隙を見せてしまうのは

相手にトドメを刺そうとする時だ」

 

スピード勝負の結果、距離が開いた瞬間にギーツが

バックルの副作用で睡魔に襲われたフリをすると、

チャンスと思いトドメを刺そうとしたガッチャードが

ギーツからのカウンターを喰らい変身が解除された。

 

エルフナイン「うぅ…スッカリ化かされました…」

 

輪回「情報戦ってのは出来る限り相手に情報を与えず

自分達は確信ある相手の情報を得るのが基本。

 

だが、さっきの戦いみたいに あえて相手側に

正しい情報を渡して逆に混乱させたり、

『デメリットがある』という情報で敵の前で

弱ったフリをして追い打ちを仕掛けてくる

相手にカウンターを取るという戦法もある。

 

とはいえ なるべく敵に情報は渡したくないから

本当なら生かして帰さないのが1番だが、

生かして帰すのなら相手に偽の情報を渡すのがいい。

間違った情報は何も知らないよりも怖いからな」

 

エルフナイン「べ、勉強になります…!」

 

輪回「あぁ、どんどん学んでくれ。

それと…この戦いの要である響は どうしてる?」

 

エルフナイン「響さんなら_」

 

2人は響用に用意した特訓場に行くと そこでは_

 

響「ZZZ…」

 

輪回「寝てるな…」

 

エルフナイン「寝てますね」

 

切歌「ZZZ…」

 

輪回「それに暁 切歌まで…

ご丁寧に毛布が かけられてるのを見るに

調と小日向 未来が寝かしたんだろうな」

 

響と切歌が仲良く『スヤァ…』していた。

 

輪回「響はホムラに唯一 対抗できる存在。

頑張ってるなら少しぐらい寝かせてもいいか」

 

響「えへへ…もう食べられないよ〜…」

 

エルフナイン「幸せそうな夢を見てますね」

 

輪回「しかも典型的な寝言を…」

 

響「いや、もう…本当に食べられないよぉ…」

 

エルフナイン「アレ? 何か様子が…」

 

響「いやマジで! マジで!! もう無理です!!!

勘弁してください!!!!!」

 

輪回「幸せそうでも無かった!?」

 

切歌「むにゃむにゃ…」

 

輪回「コイツは なんの夢 見てるんだ?」

 

切歌「むにゃむにゃ…むにゃ?

むにゃあ! むにゃああ!!」

 

輪回「『むにゃ』だけ! ホントに寝言で

『むにゃむにゃ』言う人初めて見た!」

 

エルフナイン「どうします?

ナイトメア・ドーパントやウィザードマルガムなどの

悪夢を見せる怪人に襲われてる可能性もあります。

手遅れになる前に2人を起こしますか?」

 

輪回「確かに何かあってからだと遅いし起こすか。

おい、こんな所で寝てたら_」

 

バタンッ

 

輪回「ZZZ…」

 

エルフナイン「えぇッ!?」

 

2人を起こそうとした途端、『バタンッ』と倒れて

事切れたように眠りについてしまった輪回。

 

エルフナイン「…あッ! マークⅡの副作用!」

 

寝てる相手を起こそうとした途端に

自身が眠りについた輪回。この様子にエルフナインは

先程までファイヤーガッチャードと戦っていた

マークⅡの副作用が今になって発生したと分析した。

 

エルフナイン「人を起こそうとしたタイミングで

副作用で眠るなんて…3人とも、起きて下さ_」

 

響「_ッ!」

 

眠っている3人を起こそうと

エルフナインが近づくと響が開眼。

 

殺気を感じて目を覚ました響は

エルフナインと切歌を掴んで その場から離れると、

さっきまで響達が寝ていた場所が攻撃された。

 

副作用で眠った輪回は離れていて奇襲は届かず、

エルフナインと切歌は響が運んだ事で

全員が攻撃の射程距離から離れられた。

 

切歌「な、なんデスか!?」

 

先程まで『むにゃむにゃ』と寝ていたが襲撃時に出た

衝撃音で目を覚まし『なんだなんだ』と慌てる切歌と

襲撃時に発生した煙に隠れて未だに姿が見えない

襲撃者の正体を冷静に分析を試みるエルフナイン。

 

響「…」

 

しかし響だけは何度も対峙した事で覚えた気配で

既に襲撃者の正体が誰かは分かっていたようだ。

 

響「奏さん…!」

 

奏「よぉ響、久しぶりだな」

 

襲撃者の正体は魂が肉体に戻り目覚めた奏だった。

 

切歌「デデデデース!?

いったい何処から…!?」

 

エルフナイン「恐らく またブックゲートを使ったか

ミラーワールドを通って ここまで来たのでしょう」

 

響「また…私のガングニールを狙ってですか?」

 

奏「お前達とホムラの決戦が始まるって

ちょっとした風の噂で聞いてな…

その戦いで翼に死なれてほしくない。

 

戦いの要である お前からはガングニールを、

翼からは天羽々斬を無銘剣で無力化して戦う力を、

この2つを奪えば翼は戦場(イクサバ)に出る事は なくなる」

 

響「ッ…!」

 

奏「おっと、妙なマネすんなよ。

下手に動けば特訓 疲れで おねんね してる

このキツネちゃんが永遠の眠りに つく事になるぞ?

 

それが嫌だったらペンダントやベルト等の

変身アイテムを捨ててもらおうか?」

 

奏は無銘剣の切先を眠ってる輪回に向けて

人質をとっているというアピールを振る舞うと

切歌はイガリマのペンダントを、エルフナインは

ガッチャードライバーとケミーカードが入った

ガッチャードローホルダーを そっと床に置いた。

 

奏「響、お前は捨てずにアタシに渡せ。

そこから動かず、アタシの方にペンダントを投げろ」

 

響「…分かりました。 受け取って下さい!」

 

奏「それじゃあ、ありがたく_」

 

響「_オラァッ!!」

 

奏「何_グエッ!?」

 

投げられたペンダントに目線を向けた瞬間を見逃さず

響は奏の懐に飛び込んでインファイト。

そのまま奏に遠慮なくラッシュを叩き込んだ。

 

響「オラオラオラオラオラオラオラ、オーラァッ!」

 

奏「クソッ…調子に乗ってんじゃ_」

 

響「_無駄ァアアアアア!!」

 

奏「ヤッダーバァアァァァァアアアアア」

 

顔面をメインに殴られる奏は

無銘剣で迎撃を試みるも響の前では

『無意味』_いや、『無駄』だった。

 

響はシンフォギアを纏ってない生身の状態だったが、

殴られ続けて蓄積されたダメージに奏の肉体は

耐えきれずに粒子状に消滅した。

 

切歌「凄いデス…!

生身の状態の連打だけで倒すだなんて…!」

 

エルフナイン「いいえ、まだ倒しきれてません!」

 

その通り。ファルシオンの力を持つ奏は

基本的に不死身。そう簡単には倒せないのだ。

奏は羽根の状態から蘇り再び無銘剣を構える。

 

響「奏さん…話し合うのは無理ですか?」

 

奏「話す事なんて何も無い…というか、

お前 話し合いで解決しようとした

セレナの提案を断ったらしいじゃねぇか?

そんな奴と何を どう話すって?」

 

響「断りもしますよ!

奏さんの犠牲を前提とした作戦なんて…!」

 

奏「やっぱり話し合いじゃ無理か…なら、

これで話は終わりだ。 変身」

 

響「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

オーディンに変身した奏とシンフォギアを纏った響。

 

エルフナイン「(ここで戦闘が起きたら…!)

 

お願い、【ワープテラ】! 2人を周りに人が いなくて

被害が出ない何処か別の場所へ飛ばして!」

 

ワープテラ「ワープテラ!」

 

エルフナインは本部内で戦闘が起こるのを避ける為に

機転を利かせてワープテラのワープ能力で

2人を この場から移動させた。

 

切歌「た、助かった_」

 

エルフナイン「_アレ? アレッ!?」

 

切歌「ど、どうしたデス!?」

 

エルフナイン「ガッチャードローホルダーに

ワープテラを戻そうとしたら…」

 

切歌「『戻そうとしたら…』なんデス?」

 

エルフナイン「何度 数えても…

ケミーカードが1枚 足りない!!」

 

切歌「およよ~!?」

 

この時 全員は気がつかなかった。響とオーディンが

ワープテラの能力で違う場所に飛ばされた瞬間、

その力に共鳴したのか1枚のカード_否、

1体のケミーがホルダーから出て着いていった事に。

 

エルフナイン「兎に角 皆さんの特訓を一時中断して

急いで司令に この事を伝えましょう!

 

咄嗟にワープを頼んだから響さんもオーディンも

何処に飛ばされたか分かりませんし」

 

切歌「デスデスデース!

とりあえずアタシは このキツネを起こすデス!」

 

輪回「ZZZ…」

 

切歌「起きるデスよ〜!」

 

エルフナイン「だったら激辛成分で叩き起します!」

 

〈ケミーライズ バーニングネロ〉

 

切歌が揺さぶっても起きない輪回の様子を見て

事態は一刻を争う故に手段を選んでられないと、

そう思ったのかエルフナインは寝ている輪回に

躊躇なくバーニングネロの激辛エキスを浴びせた。

 

輪回「ッ!

 

 

 

 

 

辛アアアアアァァァァァ!!!!!

 





〜CM(翼、緒川、弦十郎)〜

翼「くッ…輪回めぇ…!
決戦を終え、手を取り合うと決めたはずなのに
この間の胸筋の薬といい私への扱いが酷すぎる…!」

緒川「確かに彼からしたら僕達は友人の仇であり、
裏の世界へと追い込み人生を狂わせた元凶ですが…
『今だけは目を瞑る』んじゃなかったんですか!?」

弦十郎「そんな輪回 君との距離を縮める為に
新しいTシャツを用意した! 見てくれ!」

緒川「『2833(二千八百三十三)』? どういう意味ですか?」

弦十郎「ちなみに
この数字の意味は『ツ・バ・サ・さん(2・8・3・3)』だ。
お揃いのTシャツを着て、気持ちを1つにするんだ!」

緒川「あのですね司令、
翼さんが こんな服を着るわけが_」

翼「流石です叔父様!
早速この服を輪回に勧めましょう!」

緒川「…翼さんのマネージャーも、司令の懐刀も、
もう辞めよっかなぁ」

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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