前回 出た【奏&翼 ダブル型ギア】の設定。
奏の身体がベースに
翼が一時的に肉体を分解して融合されている形態。
奏の身体がベースの為、ギアのカラーは左半身が
ガングニールのオレンジにジョーカーの黒が加わり、
右は天羽々斬の青にサイクロンの緑が加わっている。
正規 適合者ではない者が
LiNKERを使ってギアを纏うには強い感情が
必要(ビルドのライダーシステムと同じ)なので、
感情で強さが上下するジョーカーと相性が良い。
必殺技のキックは身体が左右に分かれず、
クローズエボルと同じで2人の幻影が出現する。
強化形態として出す予定のファングジョーカーだと
天羽々斬を纏った翼の身体がベース。
左半身は奏ベースと変わらないが右の天羽々斬は
元々あった白色の部分に小さなトゲのような刃が
いくつもあり、凶暴性が溢れる姿である。
アームドギアである剣を普通に武器として
装備する事も本家ダブルと同様 刃の部分を
腕、肩、脚から出す事と可能。
〜S.O.N.G.〜
弦十郎「奏は以前『メンバーを誘って戻ってくる』と
言っていたらしいが、まさかウォズ以外のメンバーを
こちら側に引き入れる事に成功するとは…」
緒川「今は来るべきホムラ達との決戦に備えて
少しでも戦力は欲しいですからね」
調「けど…アレって大丈夫なの?」
心配そうに見つめる調の目線の先には
頭部に装置を着けられた下着姿の響が
べッドの上で寝転んでいて、その横ではウェルが
複数のパソコンとキーボードを用いて物凄い速度で
タイピングをしていた。
ちなみにマリアはウェルが響に何かしないかと
警戒心MAXの目で見ていた。
マリア「で? 結局のところ何をしてるの?」
ウェル「決まっている。
創世の力でライダーの力を生み出して装者に渡し、
装者 達が力に溺れないように精神を鍛えた。とはいえ
今のままでは基本形態の力しか引き出せない。
ホムラが孤独を強さと変えてディケイドの持つ
『破壊の力』を引き出して戦うのならば、
立花 響…君がホムラに対抗するには対となる戦い方、
仲間と手を繋いで破壊の後に生まれる『創造の力』…
そうすれば君だけでなく他の装者でさえも
個々でホムラを越える存在となぁぁぁる!」
マリア「響だけじゃなく私達もホムラを…それじゃあ
貴方が今やっている作業は その為のものなの?」
ウェル「そのとぉ〜りぃ〜! さぁ、立花 響ぃぃぃ!
今までの装者と手を繋いだ戦い方を思い出し、さらに
それを超えて もっと強くなった姿をイメージしろぉ…
それがライダーの力を得た装者 達のライダー型ギアを
最強フォームにさせる方法だぁ! ヴェハハハッ!」
マリア「こんな男に付き合わされて大丈夫なの?」
響「私は大丈夫。コレで切歌ちゃんが助かるなら…」
ウェル「もう少しだ…もう少しで…ううッ!?」
〈GAME OVER〉
響「えぇッ!? なんで…」
マリア「まさか過労で死ぬなんて…
いくら残機があるからって生命を削るまで
作業するなんて やり過ぎよ」
ウェル「僕に構わず集中しろ!
オーディエンスが送ってくれた
オリジナルのエナジーアイテム『ライフ回復化』で
僕は残りライフを常に99の状態に戻している。
だから心配無用、作業を続ける。 ハァッ!」
デンジャラスゾンビのBGMを流しながら
ウェルが再び作業に戻ると響も横になり、
マリアはウェルの監視を続けた。
弦十郎「あんな感じだ」
緒川「他の人達は?」
調「エルフナインはキャロルとの共同で
古の錬金術とかでスチームライナーを強化してる。
スチームライナーだけじゃなくて、ホッパー1も
クロっち(クロスウィザード)を中心に
他のレベルナンバー10のケミー達が協力して
パワーアップを手伝ってる」
するとエルフナインとキャロルがいる研究室から
『テンライナー!』や『クロスホッパー!』など
威勢のいい声が部屋の外まで漏れていた。
調「上手くいってるみたい…」
緒川「あと残ってるのは
マリアさんの妹のセレナさん?」
調「セレナならリア達と一緒に
他の敵の足止めに行ってるはず」
弦十郎「リア君がオーロラの反応を検知して
メックヴァラヌス三人娘と一緒に向かっている。
切歌 君を救う為の時間稼ぎをしてくれている」
〜一方で〜
Aホムラに呼ばれてオーロラから出て来た
最初の増援はというと_
リア「感知したオーロラを重ね掛けでコッチに誘導。
オーロラから出た増援の敵の数はコッチと同じなのも
全部 輪回の計算 通りだったのかな?」
オーロラから出てきたのはウォズから肉体を奪った
アダムとXV編で出たノーブルレッドの3人。
さらには その3人を不完全で歪な存在から
完全な怪物へと変えた神シェム・ハが出てきた。
リア「さぁ…5対5で勝負だ!」
Aホムラに洗脳された手下となった者達はリアの言葉に
反応してなのかベルトを取り出す面々。
アダムはデューク変身用のゲネシスドライバーを、
ノーブルレッドは3人ともジクウドライバーを、
シェム・ハは【ギンガ ドライバー】を取り出した。
一同「変身…」
〈レモンエナジー!! ロックオン!
ソーダァ…!! レモンエナジーアームズ!!
ファイトパワー! ファイトパワー!
ファイファイファイファイ
ファファファファファイト!〉
デュークに変身したアダム。
〈ザモナス!/ゾンジス!/バールクス!
ライダータイム! 仮面ライダー
ザモナス!/ゾンジス!/バールクス!〉
ミラアルクは【仮面ライダー ザモナス】、
エルザは【仮面ライダー ゾンジス】、
ヴァネッサは【仮面ライダー バールクス】の
クォーツァーのライダーに変身したノーブルレッド。
〈ギンギンギラギラギャラクシー!
宇宙の彼方のファンタジー! ギンガ!〉
シェム・ハは純粋な力が人の形となった
宇宙最強のライダー【仮面ライダー ギンガ】になり、
全員の変身が終わり戦闘態勢が整った。
弓美「ノーブルレッドはアタシ達に任せて。
別の世界だとアタシ達が戦ってたみたいだし」
セレナ「それなら私はシェム・ハ…
ギンガと戦わせて下さい」
リア「…本気?」
セレナ「はい。相手は洗脳されてるとはいえ、
エンキさんの無念を晴らしてみせますよ。
ドクター達の技術によって複製してもらえた
姉さんと お揃いの このアガートラームのギアで」
リア「それならボクはデュークと戦うとするか」
S.O.N.G.側もアイテムを構えて変身の準備を整える。
リア「それじゃあ久々にバースで、変身!」
〈エビ! カニ! サソリ!
カポーン!
ババーババース!
バーバーバーバース!
エーックス! ソカビ!〉
三人娘「メックヴァラヌス テイクオフ!」
セレナ「Seilien coffin airget-lamh tron」
リアはバースX、三人娘はメックヴァラヌス、
セレナはマリアと同じアガートラームを身に纏い
全員の変身が終わると お互い様子見の睨み合い。
全員「…」
しかし このままだと始まらないので
バースXは1枚のセルメダルを取り出して指で弾くと、
地面に落ちて『チャリン』という音が周囲に響いた。
全員「ッ!」
それが開始の合図となり全員が動き出した。
〜エンジェル マルガム VS クリス&未来〜
未来「落ち着いて下さい!」
エンジェル マルガム「フンッ!」
未来「神獣鏡の光が…!?」
エンジェル マルガム「天誅!」
未来は神獣鏡の光線を撃つが
相手はマルガム化しても一応は聖なる存在たる天使。
それ故 神獣鏡の魔祓いの光線は あまり効果がなく、
エンジェル マルガムは羽根を飛ばして反撃に出る。
クリス「ソーニャ、
お前には誰も傷つけさせねぇ!」
エンジェル マルガムが飛ばした羽根から
未来を守ろうとリフレクターを展開して防ぐクリス。
エンジェル マルガム「クリス、
どこまでも私の邪魔をする気なのね…
やっぱり貴方は ここで消えるべき!」
クリス「それならアタシは絶対に死ねない。
ソーニャ、1つでも命を奪ったら、
お前は もう…後戻り出来なくなる!」
エンジェル マルガム「…私はそれを望んでいる。
貴方達を殺さないと、この力を取り上げられる…
ステファンを生き返らせる事が出来なくなる!」
クリス「…大切な人に死んで欲しくなくて、
生きていて欲しくて誰かを犠牲にする…
つい最近 見たよ、今の お前と同じ考えをした人を」
そこでクリスはダブル型ギアを纏って
デス・ドーパントと戦う奏の姿を見る。
クリス「その力で生き返らせたとしても、
ステファンはゼッテェ喜ばねぇぞ!」
エンジェル マルガム「ステファンの意思は関係ない。
私が生き返らせたいだけ…それにクリス。
貴方はコレを見ても まだそんな綺麗事が言えるの?」
エンジェル マルガムが羽根を落とすと、
それは人の形となる。その姿にクリスは困惑した。
クリス「嘘、だろ…パパとママ…?」
事前にアクセルからエンジェル マルガムの能力を
教えられてたとはいえバルベルデで死んだはずの
クリスの両親、母親の【ソネット・M・ユキネ】と
父親の【雪音 雅律】が目の前で蘇った事に
動揺を隠しきれなかった。
未来「聞いてはいたけど、まさか本当に…!」
雅律「…クリス?」
ソネット「その格好…どうしたの?」
クリス「コレは…その…」
エンジェル マルガム「隙あり!」
蘇った両親からのシンフォギア姿への質問に
口籠ってしまうクリス。その戸惑いによる隙を狙って
雪音夫妻に羽根を飛ばすエンジェル マルガム。
クリス「ッ!?」
未来「キャッ!」
クリスは両親を守るべくリフレクターを展開するも
未来の方に羽根が被弾してしまい、追撃に薙刀の
【フォールンハルバード】を未来に目掛けて投擲。
未来「ッ!」
未来は扇を使って薙刀の攻撃は弾いたが、
羽根の攻撃は止む事なく まだ続いていた。
クリス「ッ!? (マズい…!
このままパパとママを守ってたら あの娘が…!)」
止まずに降り続ける羽根の攻撃。
このまま両親を守っていたら未来が殺られてしまう。
『どうしたものか?』と悩み頭を抱えていると_
〈ジェット!〉
_奏を援護しているはずのアクセルが
エンジンブレードからエネルギー弾を飛ばして
エンジェル マルガムを撃ち落とそうとする。
アクセル「雪音クリス、
確かに その2人は身体は土塊でも魂は本物だ!
だが、いつまでも過去に囚われていたら
オレと同じように過った道を進む事になるぞ!」
クリス「ッ!」
アクセル「それだけじゃない。
お前の先輩もアナザー1号になったし、
Aホムラも過去の怨念の化身みたいな存在だ。
目の前のエンジェル マルガムだって そうだ!
『過去』に囚われ続ければ、その成れの果ては
心身ともに『怪物』になるって事だ!
お前も そうなりたいのか!?」
クリス「それは…」
後ろにいる蘇った両親を見て
迷うクリスだが、アクセルの説得は続いた。
アクセル「お前が守りたいものは なんだ!?
『今』を犠牲にしてまで守りたいのは、
戻る事の無い『過去』か!?
お前はシェム・ハと…神と戦ってまで
手に入れた『未来』を否定する気なのか!?」
説得するアクセルだが
クリスの方に意識を向き過ぎてしまい
デスの舌を使ったメモリ殺しの攻撃が掠ってしまい
トライアルフォームが解除されてしまう。
奏「輪回!?」
奏(翼)「死神の力で無効化されたか…!」
現在 奏と翼は一心同体な為、一見 奏が翼の声真似して
話してるような光景だが、気にせずドライバーから
デスによって消されたトライアルメモリを外して
アクセルのメモリを取り出す輪回。
輪回「心配するな。こんな事もあろうかと想定して、
最初からトライアルで挑んでたんだ。変…身!」
〈アクセル!〉
念の為デスによってメモリが消される事も想定して
輪回は基本形態のアクセルではなく
トライアルフォームに変身して消された後も
変身 出来るメモリを手元に残しておいたのだ。
奏(翼)「なんという抜け目の無さ…」
奏「全くだな」
アクセル「トライアルになるには
1度アクセルにならないといけない。
だからアクセル メモリを消されたくなかったからな。
消される事も考慮してトライアルで挑んでたのさ。
それじゃあ改めて…振り切るぜ!」
クリス「アタシは…」
エンジェル マルガム「クリス!
貴方が生きてる限り、ステファンは生き返っても
安心して暮らす事は出来ない…だから、
貴方は ここで死になさい!」
クリス「ッ! ステファン…!」
嘗てステファンに言われた事を思い出す。
ステファン『無くした脚は、
過去は どうしたって変えられない。
だけど この瞬間は変えられる。きっと未来だって…!
姉ちゃんもクリスも、
変えられない過去に囚われてばかりだ!
俺は この脚で踏み出した。姉ちゃんとクリスは?』
クリス「…そうだったな」
葛藤の末に決めたクリスは2人の方に向いた。
クリス「パパ…ママ…また会えて嬉しかったよ。
けどゴメン…アタシ行かなきゃいけないんだ」
普段の男勝りな口調とは違う優しい言葉 遣い。
今のクリスの姿を他の装者やOTONA達が見たら
開いた口が塞がらなくなるだろう。
雅律「…行きなさい」
ソネット「お友達を、大切にするのよ」
クリス「うん…行ってくる!」
精一杯の笑みを浮かべたクリスは
両親に別れの挨拶を告げるとリフレクターを解除して
未来の元に向かっていった。
当然エンジェル マルガムの羽根の攻撃が
雨のように降る状況下でリフレクターを解除すれば
蘇った両親に羽根の攻撃が被弾し、
2人は土へと還ってしまう。
クリス「くッ…!」
2度も両親の死を目の当たりにしてしまい
苦虫を噛み潰したような表情を浮かべるが、
それでもクリスは自分で選んだ『過去』ではなく
『今』と『
未来「クリス…良かったの?」
クリス「…どうせアレだろ?
元に戻したら蘇らせた奴等は土に還るとか
そういったパターンなんだろ? それだったら…
早めに別れといた方が良い…!」
未来「クリス…」
強がっているが震えてるクリスを見て
未来は そっと その手を握った。
エンジェル マルガム「強がっても無駄よ。
もう1度 2人の死の瞬間を_ッ!?
なんで…なんで生き返らないの!?
これじゃあステファンが
生き返るかも分からないじゃない!」
再び雪音夫妻を蘇生させようとするが投げた羽根に
何も変化が起きずに困惑するエンジェル マルガム。
そんな中、クリスは少し下を向いて相手に目元を
見せないようにしつつ言葉を発した。
クリス「…コレは先輩 達がなってる
ライダーの台詞だが使わせてもらう。
1つ、アタシは『姉』と呼んでくれるソイツの事を
妹分と認めながらも ちゃんと見ようとしなかった。
2つ、それ故に妹分が奪われた力が弟分を
アヤカシに変えてしまい、知らなかったとはいえ
この手で倒してしまったこと。
3つ、その結果ソーニャ、
お前を人の命を弄ぶ悪魔に変えてしまったこと」
エンジェル マルガム「…何が言いたいの?」
クリス「アタシは自分の罪を数えた。
だからソーニャ、今度は お前の番だ。
さぁ、お前の罪を数えろ…!」
〜奏&翼&アクセル VS デス〜
奏(翼)「なんだろうか、
後輩に決め台詞を取られてしまったような…」
アクセル「無駄口 叩く暇が あるなら戦え!」
デス「死神の私を前にして
余所見をする余裕があるのかな?」ピカーッ
眼窩が光ると同時に仕掛けてくるデスの舌 攻撃。
アクセルは持ち前の機動力で避けるが
奏は反応が遅れた上、翼との身体の共有が
まだ上手く出来ておらず その場で倒れてしまう。
デス「もらったぁ!」
デスの舌が奏の左半身にヒット。
その光景にデスはニヤリと笑みを浮かべるが
すぐに驚愕の表情に変わった。当たったはずの
奏の左半身をデスの舌は貫けていなかったのだ。
奏「なんだよコレ…バリア?」
アクセル「アレは…
ジョーカー・ドーパントのオーラか。
シンフォギアから発生されるバリアフィールドと
ジョーカーの力を合わせてオーラを再現したのか
(様子からして偶然か本能で出来たって感じか。
なんて高い戦闘センス…いや、初登場補正か?)」
デス「なら右を狙えば…!」
今度は右半身を狙うが奏の周囲に風が吹き、
伸びてくる舌をズタズタに切り裂いた。
奏(翼)「コレは…かまいたち?」
アクセル「なるほど。周囲に風を発生させて纏う事で
攻防一体のバリアを張ったのか…オーラといい
シンフォギアってホント何でもありだな」
奏&翼「「お前に言われたくないわッ!!」」
デス「この…化け物がぁ!」
デスが鎌を振るうと刃の部分から緑色の斬撃が
飛んできたがアクロバティックな動きで回避。
アクセル「今の技は【切・呪りeッTぉ】…
取り込んだイガリマ、暁 切歌の技も使えるとは。
ガイアメモリとシンフォギアが
リンクしてるって事なのか? 興味深い…
フィリップ風に言うなら『ゾクゾクするねぇ』」
奏「興味もってる場合じゃねぇだろ!
シンフォギアの技が使えるなら絶唱だって
使えるって事だろ!? 早くデスを仕留めねぇと!」
奏(翼)「だが、このまま攻撃すれば暁が…!」
アクセル「確かに、このままメモリブレイクすれば
過剰適合者でありデスのメモリに何かしらの細工が
施されてるであろう暁 切歌は確実に死ぬだろうな。
だが、今ので攻略法を見つけた!」
デス「生憎そんなものは存在しない!」
髑髏から伸ばしてくるデスの舌をアクセルは
エンジンブレードで防ぐが、スロットに入れていた
エンジンメモリが消されてしまった。
アクセル「しまった! ここは、1度 退くしか…」
デス「逃がすかッ!」
アクセル「ぐわッ…!」
背を向けて逃げようとするアクセルに向けて
舌を出して身体を貫こうとするデス。
背後からの追撃に気づいたアクセルは躱す為に
身体を少し反らすが掠ってしまう。これにより
ついにアクセルのメモリまで消され、輪回が持つ
全てのガイアメモリの力を無力化したのだった。
奏&翼「「輪回ッ!?」」
デス「フハハハッ!
コレで お前が持つ全てのメモリの力を殺し尽くした。
あとは貴様自身の命を…刈り取るまでだぁ!」
アクセルのメモリも失い、変身が強制的に解除されて
無力となった輪回の命を狩り取ろうとデスが近づく。
デス「コレで終わりだぁ!」
輪回「あぁ、確かに終わったよ…
お前がな!」
デス「ん? 何を言って_な、なんだ…!?
か、身体が…身体がぁぁぁぁぁ!!!」
奏「おいおい…何したんだよ?」
輪回「いや? 別に大したは何もしてない。
ただ奴が伸ばした長〜い舌にAnti_LiNKERを
コッソリ結んだだけ。
これで舌を口に戻した時、Anti_LiNKERは
シンフォギアとリンクしているデスの体内に入る。
そして身体中に その効果が回ってイガリマだけでなく
過剰なまでのデスメモリとの適合率も下げるのさ」
奏(翼)「…まさかとは思うが
Anti_LiNKERを常備してる訳では あるまいな?」
輪回「ノーブルレッドに洗脳された誰かさんみたいに
突然 装者と戦う場面になるかもしれなかったから
S.O.N.G.と協力 関係になっても常に持ち歩いてた」
奏(翼)「輪回、後で話がある…!」
奏「翼、色々と言いたいだろうが
今はコイツの慎重さと疑り深さに感謝しようぜ」
輪回「だったら そろそろ終わりにしてやりな。
多分Aホムラのメモリ使用者が死ぬようにした細工は
暁 切歌とデスメモリの過剰適合が条件のはず。
Anti_LiNKERでメモリとの適合率が下がってる今なら
多少の後遺症は残るかもだが命は助けられるだろう」
デス「この程度…! この程度ォォォ!!!」
輪回「そういう訳で、後の対応は お前達に任せた。
もう本気を出しても大丈夫だぞ?」
デス「『本気じゃなかったから手こずっていた』と?」
輪回「そうだろ? だってライダーの力を手に入れても
コイツ等はシンフォギア。その力の源は…『歌』だ」
BGM:W-B-X ~W Boiled Extreme~
奏&翼「♪〜」
デス「な、なんだ…!?
さっきよりも強い風が…まさか出力が!」
奏&翼「そうだ、上がっているぞ!/♪〜」
奏&翼「♪〜/コレで準備は整った!」
輪回「ふむふむ…(代わり番こで歌う事で
歌を中断せずに会話が可能なのか)」
シンフォギア装者は歌いながら戦うという
システムの都合上、歌を中断しない限り
歌い手が誰かに何かを伝える方法は限定解除による
エクスドライブの念話を除けばアイコンタクトだけ。
しかし奏と翼のダブル型ギアは違った。
輪回「(融合により一心同体となっている
自分達 以外の相手、第三者との意思疎通も出来ると…
それに口は1つでも2人分の意識で歌ってるから
肉体と纏うギアは1人分でもユニゾンが可能。
基本形態でもシンフォギアのシステムと融合する事で
ここまで強くなるとは、正直 恐れ入った)」
2人のライダー型ギアを見て冷静に分析する輪回。
デス「た、例え強くなったとしても…!」
『無力化すれば問題ない』とでも言いたげに
大量に出した髑髏から舌で貫こうとするも、
サイクロンの風が上乗せされた回し蹴りによる
風圧で全ての舌は弾き、さらには その舌がデス自身に
絡まった事で脱皮が出来なくなってしまった。
デス「馬鹿な…ただの風が、私の舌を…!?」
奏&翼「ハードボイルドに決めるぞ、翼!/♪〜」
風を使って空を舞う奏はデスに足を向けて構える。
奏&翼「♪〜/えぇ。コレで決まりだ!」
ライダー型ギアを手にして初めて放つ2人の必殺技。
先程の風により自身の舌が絡まって脱皮も出来ない
デスは逃げられず、2人のキックを受けてしまう。
デス「グァァァァァ!!!」
キックによって生まれた爆発と断末魔。
爆発による煙が晴れて見えたのは砕かれたデスの
ガイアメモリと倒れてる目に隈が出来た切歌だった。
輪回「うん…うん…分かった。
シフトカーのマッドドクターに診てもらった結果、
命に別条も無ければ後遺症も無いらしい。
今は気を失ってるだけで、時期に目覚めるとさ」
奏(翼)「そうか…良かった。
月読も暁が無事だと聞けば喜ぶだろう。
相方が いなくなるというのは辛く苦しいからな…」
奏「翼…あぁ、えっと…そう!
輪回、デスに消されたメモリは どうなったんだ?」
輪回「全部 元通り…って、気まずいからって
勝手に人を話題の すり替え に 使うな」
奏「アハハ…ワリぃワリぃ…」
輪回「全く…じゃあジブンは暁 切歌を連れて
1度S.O.N.G.に戻る。お前達は雪音クリスの応援に…
行く前に少し話し合えば どうだ?」
奏&翼「「…」」
輪回はバイク フォームのアクセルに変身。
気を失ってる切歌が落ちないように縛ると
S.O.N.G.に向かってエンジン全開。
アクセルが去った後、
ギアを解除した奏と翼は2人に戻ると、
奏は改めて翼に手を差し伸べる。
奏「改めて聞きたい。アタシはオーディンなんて
『神』の名を持ったライダーに変身してたが、
実際やってきた事は『悪魔』みたいな所業ばかりだ。
『翼を救うため』なんて理由つけて
セレナの姉のマリアをオーディンに変身させて操り、
輪回の家族を人質に取ったものの交渉決裂で
アイツの母親をモンスターに襲わせようとしたり、
何度も後任の響からガングニールを奪おうとした。
こんな事ばかりしてきたアタシの事でも、
まだアンタの『片翼』として隣に居ても良いか?」
翼「…私だって知らずに誤ちを犯していた。
けど、その事実を否定しようと
もっと重たい罪を重ねようとした。
両翼が揃ってても飛べなくなる程の重たい罪を…。
私だって『悪魔』みたいな存在だけど…奏、
そんな『悪魔』と相乗りする勇気、あるかな?」
奏「…半分 力 貸してくれよ。
アタシの『片翼』…いや、『相棒』!」
〜CM(翼、奏、輪回)〜
翼「まさか後輩に台詞を奪われてしまうとは…」
輪回「いや、
お前『自分が犯した罪の数』なんて数えてないだろ?
精々『バストサイズ』だろ?日頃から数えてるのは」
翼「やかましいわ! 日頃から数えてる訳が無い!
精々 週に1度…って、何を言わせるんだ貴様!」
輪回「いや今のは勝手に自爆しただけだろ?」
奏「言っとくけどな、
アタシが最後に見た時と比べたら
結構 成長してるぞ翼は!」
翼「奏ぇ…フォローのつもりでも、
その優しさが辛い…」
輪回「成長してても半人前の
半熟卵…バスト・ハーフボイルド」
翼「誰の胸が半熟だッ!」
奏「そうだ そうだ!
前に揉んだ事あるけど、その時の感触は
ちょっと骨が当たって固さを感じたから
ある意味
翼「上手い事 言ったつもりかッ!?
私の片割れなら、その胸 半分 寄越せッ!」
奏「あ、ちょ、おい、やめろぉ!
胸を捥ごうとするなぁぁぁぁぁ!!!!!」
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
-
書く
-
書かなくていい