男風呂での騒動は女風呂まで聞こえていた。
キャロル「ファントムリキッドだったのか…
サンプルに少し取っておくか」
響「そんな事 言ってる場合じゃないよ!」
お湯の掛け合いをして はしゃいだ結果、
うっかり温泉の正体であるファントムリキッドを
飲んでしまった三人娘、翼、奏、調、切歌は
高熱を出して苦しんでいた。
エルフナイン「ファントムクラッシャーは身体から
ミサイルを飛ばすのと飛行能力を持ってます。
対抗 出来るのは遠距離攻撃か飛行能力を持つ人達。
今 動けるメンバーの中だと
クリスさんと未来さんが重要になります。
ライダーだと複数の姿を持つ輪回さん、
バルカンの司令、ガッチャードのボクですね」
未来「私達のギアは脱衣所の籠の中に入れてる」
エルフナイン「ボクもケミーカードが濡れちゃうから
カードの中に入ってる皆は籠の中に…」
マリア「_となると、頼りになるのは男達か…」
セレナ「とりあえず全員 服…
せめてギアとベルトだけでも取りに行きましょう!」
〜男風呂/ギーツ VS ファントムクラッシャー〜
ギーツ「すい、どう、かーん!」
ファントムリキッドを体内に取り込んだ事でギーツは
ファントムクラッシャーとなった朔也の応戦。
レイズハンマー並みに硬く、それでいてリーチがある
レイズウォーターを鈍器として振るって吹っ飛ばす。
ギーツ「消火!」
距離が出来たと同時に
レイズウォーターのトリガーを引くと、
再び温泉_ファントムリキッドの供給を得ているので
水圧が上がった放水を浴びせる。
緒川「司令!」
弦十郎「いいタイミングだ緒川!」
緒川は装者 達と同様 籠の中に入れてた
ショットライザーを投げ渡すと弦十郎はキャッチ。
いつも通りキーを無理矢理こじ開けバルカンに変身。
ウェル「ゲンムの力を持つ以上
1度やってみたかったんですよね、全裸で変身するの」
裸のウェルは何処に隠していたのかガシャットと
ゲーマドライバーを取り出してゲンムに変身。
ギーツ「加勢 助かる!
早速だがコイツが飛んで逃げられないように_」
ゲンム「_『ゲームエリアを展開』…ですね?」
ギーツ「分かってるじゃん。流石『英雄』」
ゲンム「…」ドヤァ
〈ステージセレクト!〉
ゲンムは『英雄』と呼ばれてドヤ顔になり、
この場にいる全員を廃ビルに転送した。
この場所にしたのはファントムクラッシャーが
自由に飛び回ったり、ミサイルを放ってくる事が
無いように屋内戦を始める為だ。
〜女風呂の一同〜
響「よし! ギアも纏った!」
未来「弱ってる翼さん達も避難させた!」
クリス「この先は男湯だが
突撃する覚悟も…決まった!」
エルフナイン「少し間が ありましたけど?」
キャロル「無理もない。まだ初心な小娘だからな」
セレナ「そう言ってる本人が
子供の姿だと説得力に欠けますよ?」
マリア「そういうセレナは
どうやって身体を成長させたの?」
セレナ「その話は置いといて…ポジションの確認を」
マリア「ファントムクラッシャーの相手をするのは
私、セレナ、未来、クリスの4人」
響「ここに残るのは私、あおい さん、
エルフナインちゃん、キャロルちゃん。
錬金術師の2人は残って
7人のファントムリキッドを吐き出させる、
もしくは成分を調べて分解する薬を作る。
あおい さんは2人が治療法を見つけるまでの間
翼さん達の看病を。で、私は警護する…合ってる?」
エルフナイン「合ってます!」
キャロル「看病と警護の人手が足りなければ
ガリィ達を呼ぶ。ポジションの確認と
準備を終えたのなら とっとと行ってこい」
少しキツめの口調ではあるがキャロルに言われて
男風呂に出動すると そこにいたのは_
ホムラ「んだよ、久々に暴れられると思ったのに
誰もいねぇじゃねぇか」
ベル「まぁまぁ落ち着いてよ、ホムラちゃん」
ホムラ「しかも状況から察するに
誰かが このファントムリキッドを飲んで、
ファントムクラッシャーになったって事だろ?
そんなんじゃあ物足りねぇ、歯ごたえがねぇ。
足りねぇなぁ…全ッ然タリネェナァッ!!!」
自身を滾らせ、楽しませてくれてくれるような
相手がいないと知り荒れるホムラ。すると気配を感じ
その方向を見ると男共の援護に来たマリア達がいた。
ホムラ「お前等なら少しは楽しませてくれるのか?」
未来「この血の気の多さ…
それに隣にベル先生がいるって事は激情態?」
ホムラ「正解。だいぶ区別が出来るようになったな」
ベル「ホムラちゃんの事を知った気にならないで!」
クリス「そんな事より、
ここにいたはずのオッサン達は どうした!」
ホムラ「俺達が来た時には既に誰も いなかったぞ?」
ベル「私の耳の良さを持ってしても、
周囲に男の人達の声は聞こえないよ?
どっか別の世界にでも行ってるんじゃない?」
セレナ「…なるほど、
ドクターがゲームエリアに転送させたんですね」
ホムラ「ま、今この世界に いないのは
男だけって事は兄妹は残ってるんだろ?
じゃあ久々に遊ぶとするかぁ…変身!」
未来「響の所には行かせない!」
殺気全開にして王蛇に変身して響の所に行こうとする
ホムラを前にしても立ち塞がる未来。
王蛇「チッ…まぁ、想い人を消されれば
戦おうとしないアイツも少しは殺る気になるかな?」
ベル「もぉ! ホムラちゃんは立花 響の事ばかり…!
私の事も見てよ! ホムラちゃんの為に
人間やめたりとか色々としてるのにぃ!」
王蛇「別に頼んでねぇが、そうだなぁ…よし!
兄妹の存在が気に入らないってんなら お前が戦え」
ベル「えッ!?」
今まで自分の獲物としてマークしていた響を
『倒してもいい』と言われて驚愕するベル。
王蛇「俺の『姉』を名乗りたいなら
実力を見せて認めさせろ。それでアイツが死んだら、
兄妹は俺と同格になれる器じゃなかったってだけだ」
ベル「つまり『欲しいのなら、認められたいなら、
自分の手で掴み取れ』って事?」
王蛇「そういうこった」
ベル「…分かった! 行って来る!」
未来「ッ! 行かせ_」
〈スイングベント!〉
王蛇「お前の相手は俺なんだろ?」
未来「くッ…!」
王蛇「さぁ…祭りの始まりだ!」
〜響 達〜
ベル「ハロ〜♪」
響「ベル先生!? どうして ここに…!?」
ベル「ホムラちゃんのいる所に私あり!ってね♪
それよりも聞いて聞いて!ホムラちゃんがねぇ、
私の事を『お姉ちゃん』として認めてくれるって!
立花 響…君を、倒す事でね?」
響「えぇッ!?」
あおい「響ちゃんと殺し合いの戦いを臨んでる
ホムラが、響ちゃんとの戦いを譲った…!?」
エルフナイン「恐らく
今の響さんの実力を確かめる為に
ベルさんを ぶつけるつもりなんでしょう」
キャロル「物差し代わりに利用されてるって訳か」
ベル「黙らっしゃい!
余計な事を言うと君達から倒すよ?」
響「2人に手出しは_」
エルフナイン「_受けて立ちます!」
あおい「エルフナインちゃん!?」
キャロル「珍しいな、
お前が自分から戦いたがるだなんてな」
エルフナイン「キャロル、
ボクの錬金術師としての成長を見てて」
ベル「『錬金術』ねぇ…」
エルフナイン「何が可笑しいんですか?」
ベル「ホムラちゃんが旅した世界の中で、
魔法使いのヒーローと錬金術師のヴィランの戦いで
魔法使いは こういったそうだよ?『私の魔法の前では
錬金術なんて子供の お遊びだ』ってさ!」
〈エクスプロージョン ナウ〉
響「エルフナインちゃんッ!!」
変身してなくても使えるベルの魔法の中で
1番 火力が高い爆裂魔法による不意打ち。
生身の状態で受けたエルフナインを心配する響だが、
〈ガッチャーンコ〉
ベル「何ッ!?」
爆煙が晴れて見えたのはエルフナインの死体ではなく
動きづらそうなくらい重装甲なガッチャードの姿。
ガッチャード「なら貴方は
その『子供の お遊び』に負けてしまうのですね」
ベル「初めて見た…その姿は いったい…!?」
ガッチャード「あぁ…そういえば、
貴方はホムラの近くにいながら
仮面ライダーについては詳しく無いんでしたっけ?
それなら改めて名乗らせてもらいます」
〈出発進行 アイアンガッチャード シュポポポーン〉
ガッチャード「今のボクは、
仮面ライダー…【アイアンガッチャード】だ!」
〜オマケIF√〜
もし王蛇に変身してるホムラの所に
まだイチイバルを纏ってないクリスと
仮面ライダーとアニメに詳しい弓美がいたらのIF√
王蛇「得物 持ちが多いな…こうなったら」
弓美「ッ!? アレは…大変!
スチールベントで相手の装備を奪おうとしてる!」
クリス「だったら
まだギアを纏ってないアタシが前に出れば!」
〈スチールベント!〉
王蛇「チッ…ん?」
生身のクリスが前に出た事で誰の武器も防具も奪えず
舌打ちをする王蛇だが、手の中の感触が気になり
拳を開いてみると何故か純白の下着が握られていた。
マリア「え?」
セレナ「なんでパンツが?」
弓美「…あぁ、なるほど分かった。
『銀髪のクリス』に『
その結果『パンツ』が取られちゃったのか」
未来「えぇっと…じゃあ、今のクリスって…」
クリス「べ、別に あ、あのパンツが
ア、アア、アタシ様のだって証拠は何処にも…!」
王蛇が持つ下着に『自分の物じゃないと』
クリスは必死に否定しようとするが、
運悪く風が吹いてクリスのスカートが捲られ
答えが明らかになってしまった。
クリス「…」
一同「…」
その光景には一同、
あの戦闘狂のホムラですら絶句してしまう。
クリス「パ…」
未来「『パ』?」
クリス「パンツ返してぇぇぇぇぇ!!!」涙目
〜CM(エルフナイン、キャロル)〜
エルフナイン「まさか温泉の正体が
ファントムリキッドだったなんて…!」
キャロル「そんなにショックか?」
エルフナイン「ショックですよ!
ボクは この温泉で『ある事』を計画してたんですよ!
それがファントムリキッドだったなんて…!」
キャロル「『ある事』?」
エルフナイン「101体目のケミー【ニジゴン】の卵を
温泉の熱で孵化させようというボクの計画が…!」
キャロル「なんて事しでかそうとしたんだ お前は!!
茹卵か温泉卵でも作るつもりかッ!?」
エルフナイン「だって こうすれば
上手くいくってガリィが…!」
キャロル「性根の腐ったアイツの言葉を
鵜呑みにするな!」
エルフナイン「けど元はキャロルの人格だよね?」
キャロル「グハッ…!!」吐血
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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