〜湯治から数日後〜
Aホムラ「アッブネェ、
危うく作者に消されるかと思った…」
作者の怒りを買って消されかけていたが
どうにか東京スカイタワーの頂上まで逃げ切り
九死一生を得る事が出来たAホムラ。
Aホムラ「流石の俺ちゃんでも
作者には抗えないからな…だが」
東京スカイタワーの頂上から街全体を見下ろしていた
Aホムラはダークディケイドのドライバーを握りしめて
天に掲げると『パキッ!』や『ピキピキッ!』など
明らかに今にも何にかが壊れそうな音がしていた。
Aホムラ「クックックッ…
壊してくれて寧ろラッキーだった。ラーニングして
蓄積されていた悪意が、アイツが壊してくれた事で
アークドライバーから密かに散布された。
後は世界の破壊と再生の象徴たる
ファントムリキッドを摂取して
ディケイドの力の代用品とすれば…!」
ダークディケイドライバーの崩壊と共に
何かが壊れる音が世界全体に響き渡った。
Aホムラ「コレで俺ちゃんの中の『悪意』は消え去り、
どんな条件だろうと破壊し新しく創造 出来る
世界のルールにしてルールブレイカーとなった。
もう俺ちゃんに怖いものは無い…例え作者だろうと。
まずはライダー化と怪人 化の条件を ぶっ壊す!!
だが変身のキッカケ、トリガーは何にするか…ッ?」
Aホムラの目に入ったのは響 達が通っている
私立リディアン音楽院だった。
Aホムラ「そうだ…♪」
〜次の日/リディアン〜
響「うぅ…今日は朝から翼さんとマリアさんの
ライブがあるのに登校日だなんて…」涙目
切歌「デェス…」
未来「そんなションボリしないで、
録画だってしてあるんだから」
調「いつもみたいに元気いっぱいの姿を見せて」
弓美?「アニメでも見てて思ってたけど、
スーパーヒーローの日常ってホント疲れるわよね?
表向きの学生、裏向きのスーパーヒーロー、皆よく
2つの顔を両立させたり、正体 隠せたり出来るわね」
クリス「そう言ってるわりには余裕そうだな?」
闇 弓美「だってアタシはジェミニだし」
創世&詩織「「アイツ学校サボったな!?」」
その一言で三人娘の内の2人、
創世と詩織がキャラ崩壊レベルで声を上げていた。
闇 弓美「なんかスイッチの最終調整?だとかで
今のアタシはドラゴンブレスは預かってても
ジェミニスイッチも持ってないよ?」
調「私も返したけど…12個のホロスコープスの
ゾディアーツスイッチでAホムラを どうするつもり?」
詩織「警戒心の高い輪回さんの事ですからね。
このままだと話してくれないかもしれないので
私達が考えたホムラ対策を語るとしましょう。
輪回さんが考えた『スイッチを使ったホムラ対策』…
その方法とは_」
創世「_12個のスイッチを使って陣を作り、
レーザーXになったグルグルが必殺技を叩き込んで
戦闘面だけじゃなく、全ての能力を無力化させた
ホムラを倒すっていう作戦」
解説しようとしたのに
創世に台詞を取られてしまい落ち込む詩織。
闇 弓美「サジタリウスの我望は
ホロスコープスのスイッチを集めてダークネビュラで
プレゼンターの所にワープするつもりだった。
けど、ワープが終わるまで間
サジタリウスの攻撃力が0になる。
そのシステムを少しだけ書き換えたのと、
メグルが変身するレーザーXの
お互いのレベルを0にする初期化能力を使って
ホムラの持つ能力をリセットして攻撃力も復活能力も
無くした殆ど人間と変わらない状態にして叩く。
それがスイッチを使った作戦だったんだけど…
メグル曰くホムラ レベルの強力かつ異常な存在を
リセットさせるとなると使えるのは1回きり…」
未来「それじゃあホムラかAホムラ、
どっちかのホムラを無力化して倒せたとしても、
もう片方のホムラは倒せないって事?」
詩織「そうなりますわね」
創世「厄介な存在のホムラが『もう1人いる』のと
『同じディケイドの力を持っている』なんて状況は
グルグルも予想外だったんだろうね」
闇 弓美「メグル曰く
コズミックエナジーが足りないから1人が限界みたい。
ホロスコープスの姿で全員が超新星に覚醒すれば
スイッチも強くなってコズミックエナジーの容量も
大きくなるからホムラ2人を倒せるかもって言ってた」
切歌「もしかしてサボったのって…」
調「十二使徒の超新星を覚醒させようとして?」
響「…けど、間に合うかな?」
未来「響?」
響「なんか…
リディアンに近づくにつれて危ない気がしてきて…」
クリス「そう言ってサボろうとしても無駄だぞ?」
響「そんなつもり無いんだけど…」
何か これから起こるであろう危機を察知した響だが、
その言葉を信じてもらえず学院に向かう響 達だった。
〜ライブ会場〜
翼「こんな戦いばっかりの状況下でも
アイドルの仕事も こなさなければならないとはな…」
緒川「スイマセン翼さん、マリアさん。
今回のライブは前々から入れてたので
どうしても絶対に外せなくて…」
マリア「元々 組み込んでいるのなら仕方ないわ。
私達が歌うのは戦場だけじゃない…けど_」
輪回『マリア・カデンツァヴナ・イヴ、
風鳴 翼のライブに共演するなら気をつけておきな。
アイツがライブする時は何かしらの事件が起きる』
マリア『翼の歌が不幸を呼び寄せてるみたいな
言い方ね…いくら翼が嫌いでも、言って良い事と_』
輪回『_アイツが嫌いだからだとか偏見とかじゃなく
悪女に惹かれ合う仮面ライダーWの左 翔太郎のように
過去の傾向から導き出された答えだ。
ネフシュタンの鎧、ノーブルレッドの襲撃、
そして お前等がF.I.S.組が引き起こした
フロンティア事変…何も起こらない訳が無いってのは
お前等が1番 分かってるだろう?『フィーネ』さん』
マリア『ぐぬぬぬッ…!』
弓美『また そういう事を言う…
もうちょっと言い方ってもんがあるでしょ?』
輪回『親切心で言ったつもりなんだが…』
弓美『どんな人からの親切を受けたら そうなるの…』
輪回『それじゃあ弓美、行くか』
マリア『何処へ行くの?』
弓美『ホロスコープス全ての姿で超新星に得るには
どうすれば良いかと色々と考えてな。
コズミックエナジーが満ち溢れてる場所で修行すれば
今日中には全部 覚醒するんじゃないかと思ってな』
マリア『でも『コズミックエナジーが
満ち溢れてる場所』って何処に行くつもり?』
カブトのように天に指差す輪回。
輪回『ちょっと
こっそり月にラビットハッチを建てといて良かった』
マリア『いや、勝手に建てちゃダメでしょ!』
マリア「_…(小車 輪回は
『翼の歌は死人を出す』みたいに言うけれど)」
翼「どうかしたのかマリア?」
マリア「ッ! い、いや…その…
今日はセレナと奏も見に来てくれてるそうよ?」
翼「えッ!? そうなの!?」
緒川「えぇ、舞台の上で歌う翼さんを
観客目線で見たいとの事で」
翼「それならば、尚の事 成功させなければな」
マリア「…(今日は このライブを成功させて
『そんな事は無い』って事を証明してみせる!)」
〜ホムラ達〜
ベル「なんだろう? なんか今日は歌いたくない…
いや、『歌っちゃいけない』気がする」
ホムラ「なら歌わなきゃ良いだけだろ?
というか、なんで歌っちゃいけないんだ?」
ベル「なんていうか…例えるなら
今この世界は部屋にガスが充満してる状態?
それでフォニックゲイン…だっけ?
この世界にある音楽エネルギーの名前」
ホムラ「そうだが…『ガスが充満』?
それって つまり誰かが歌えば
フォニックゲインの発生により
引火して『ドカンッ!』と爆発するとでも?」
ベル「そんな気がする…
よく分かんないけど なんというか肌感覚で感じる」
ホムラ「…はぁ、仕方ない」
何を思ったのか同じアジトの住人であり、
実の姉でありながらも極力 関わろうとしなかった
ウォズの所に向かったホムラ。
ウォズ(生身)「珍しいね、君から来るなんて。
ここに来て結構 経つけど、会話と言える会話もなく
ずっとスルーされてたからね」
ホムラ「この自称 姉が『歌がトリガーとなって
何か事件が起こる』だのなんだの言っててな、
もしかしたら もう1人の俺が何か企んでるかもだし
お前の本棚で情報を集めようと思ってな」
ウォズ「…そう。それで、キーワードは?」
地球の本棚に入ったウォズは抽象的ながらも
ベルが感じて口にした事をキーワードとして伝えると
その結果は『ラグナロク』や『アポカリプス』などの
終末を意味する本だけがウォズの脳内に残っていた。
ウォズ「まだ1冊に絞り込めてないけど
答えられるのは…Aホムラが細工したね。
シンフォギアの歌で戦争が始まるように」
ベル「ッ!? それ…どうすれば止められる?」
ウォズ「もうすぐマリア・カデンツァヴナ・イヴと
風鳴 翼の合同ライブとリディアンで学生の装者 達が
全校生徒で校歌合唱が始まる…それを止められば_」
ベル「_ッ…!」
それを聞いたベルは魔法で2人に分身して
リディアンとライブ会場に向かって行った。
ウォズ「『歌によって戦争が起こる』と聞いて
居ても立っても居られず すぐに動き出すとは…
腐っても音楽家という事だね」
ホムラ「アイツに止められるとは思えないけどな」
ウォズ「姉が頑張ってるというのに酷い弟だ」
ホムラ「酷くて結構。アイツは『自称』姉だしな。
それよりも もう1人の俺の居場所の検索を頼んだ」
ウォズ「可哀想に…まぁ、いっか。
それでは もう1度 検索を始めよう…」
〜ライブ会場〜
セレナ「まさかマリア姉さん達のアイドル姿を
客席で生に見られるだなんて…!」
奏「翼、片翼でも飛ぼうと精進してきた姿を
アタシに見せてくれ!」
客席で翼とマリアのライブを見に来た奏とセレナ。
ちなみに奏が死んだ事は世間にも知れ渡っているので
生きてる姿を見られて周りを混乱させないように
サングラスにマスクにキャップなど不審者として
通報されても文句も言えないレベルの変装をしてる。
奏「しかし観客として翼を見るなんて
思いもしなかったなぁ…」
セレナ「奏さん、Aホムラを倒す為に
自分を犠牲にしようとしてましたからね。
『翼さんのライブを見る』なんて
そんな発想に至らなくなるくらい
余裕が無くなったとしても当然_ッ!?」
偶然にもセレナは転移してきたベルが
舞台裏に入っていくのを見えたのだった。
〜舞台裏〜
ベル「さて…舞台裏まで来たは良いけど
私が感じて裏取りとしてトモちゃんに聞いた事も
仮にも敵対関係の相手の言葉だし話してもS.O.N.G.が
それを聞いて中止にしてくれるとは思えない。
やっぱりベストなのはライブが始まる前に
マザーサガークやククルカンで脅して観客を_ッ!」
耳の良いベルは自身に向かってくる攻撃を察知。
ノールックで躱して襲撃者である奏とセレナを睨む。
ベル「なんの用? コッチは訳アリで
このライブを止めないといけないんだけど?」
セレナ「なんの為にですか?」
奏「アタシが離れて翼が どれだけ成長したか
確かめたいんでね、中止になんてさせないぞ?」
ベル「う〜ん…『
トモちゃん…君等は『ウォズ』って呼んでんだっけ?
ウォズからの裏取りも合わせて知っちゃったんだよ。
もう1人のホムラちゃんが何か細工した事で
『君達シンフォギア装者の歌が世界を滅ぼす』って」
奏「どういう事だよ…?」
セレナ「…聞かせて下さい。
理由 次第ではライブを中止するように
説得するのを手伝いますから」
ベルは自身が感じ取った事とウォズが地球の本棚から
検索から出た結果を話し始めた。
〜リディアン校舎裏〜
ベル「ここにいる装者は5人。
歌わせないようにするには どうしたら…説得?
けど教師だった頃から全然 信用なくて生身でも
いきなり撃たれたりしたからなぁ…
ダメ元で言うだけ言ってみようか_ッ!?」
ご自慢の耳の良さから自身に近づく存在に気づいて
『シンフォギア装者か?』と構えるベル。
すると近づく者の正体は_
ベル「ホムラちゃん…じゃないね? もう1人の方?」
Aホムラ「なんだ君か…
折角 戦場になった学園で俺ちゃんが全員 倒して
正義を執行しようと思ったのに…邪魔する気?」
ベル「シンフォギアの歌を戦争の引き金にするなんて
音楽を愛する私の琴線に触れてるよ?
そんな悪い奴は…即刻スクラップだ!」
『音楽を戦争の引き金にする』という行為に
一音楽家として完全にブチ切れているベルは
Ⅱ世を呼び出すと即刻 捕まえて口を開かせる。
そんでもって普段なら手に噛みつかせるが
ベルは首筋に噛ませるとダークキバに変身。
殺意 剥き出しで『殺る気 充分』と構えていた。
Aホムラ「本気か…なら、
コイツの性能が どれ程のものか試すのには丁度いい」
Aホムラは【ゼインドライバー】を装着すると
【仮面ライダーゼインプログライズキー】を起動。
〈ゼイン!〉
Aホムラ「俺ちゃんの中には もう悪意は存在しない。
残っている『善意』とディケイドの力を合わせる事で
生まれし新たなる力を味わうがいい…変身」
〈ゼインライズ!
JUSTICE JUDGMENT JAIL ZEIN
Salvation of humankind〉
ダークキバ「なんなの…その姿は!?」
Aホムラ「全ての悪意を根絶する
【仮面ライダー ゼイン】」
〜ライブ会場と体育館〜
分身してまでシンフォギア装者 達に
歌わせないようにしてきたが、
舞台裏で奏とセレナに事情を話すベルと
校舎裏でゼインと戦うダークキバ。
これにより余計に時間を喰ってしまい
手遅れの段階まで来てしまった。
学生装者は全校生徒が合唱を始め、
ライブ会場では翼とマリアが歌うと
周囲の人間が苦しみだした。
響「どうなってるの!?」
リディアンでは先生と生徒達が苦しみ。
翼「これは いったい…!?」
マリア「どういう事なの!?」
ライブ会場ではスタッフと観客 達が苦しんでいた。
ホムラ「チッ…コレが もう1人の俺が引き起こした
『自分の正義を証明する戦い』か…なんて悪趣味な」
Aホムラの細工によってシンフォギアの歌を聞いた者は
苦しみの果てに、その姿を怪人へと変えていった。
ゼイン「仕上げといこうか」
指パッチンをすると街中のテレビ画面に
現在ダークキバと戦っているはずの
ゼインが映し出されていた。
多くの人間が怪人に変身するという状況下で
街中のテレビ画面に映し出されるゼインの姿が。
ゼインはS.O.N.G.とシンフォギアの存在をバラすと
今度は『S.O.N.G.と装者達が人間を化け物に変える
人体実験をしている』というデマを流す。
さらに視聴者の何名かのスマホに
『悪に裁きを下す正義の力は欲しくないか?』という
通知が送られてきた。『YES/NO』の代わりに
『変身』と書かれたところをタップすると
人々は量産型ライダーに変身した。
変身した怪人と怪人化してしまった人達を
助けようとするシンフォギア装者達に
量産型ライダーに変身した集団が一斉に襲いかかる。
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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