全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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響を賭けたファーストとの決戦。

しかし相手は異世界の仮面ライダー カオスD×Dは
その世界でトップクラスの4体のドラゴンの力を扱う。
例え本当にハンデとして手加減したとしても
勝てる可能性は低すぎるのでシンフォギア装者 達は
死に物狂いで特訓を始めるのだった。



♪230

 

〜S.O.N.G.アジト/トレーニングルーム〜

 

決闘の日に向けて特訓する各 装者 達。

特に響と未来が気合い入っていた。

 

未来「全てを破壊し、全てを繋げ!

 

今までの どんな戦いよりも気合いを入れてる未来。

それもそのはず、負ければ響はファーストの嫁になる。

 

未来「【神獣鏡 ガッチャード型ギア】ッ!!」

 

他の装者の誰よりも大きな声で音声コードを入力。

ライダー型ギアを起動して身に纏った未来は

特訓とは思えない程の『闘志』_否、『殺意』を

特訓相手のワイズマンに変身したベルに向けていた。

 

ワイズマン「さぁ、魔法VS錬金術!

どっちが上か、勝負といこうじゃ_」

 

未来「_オリヤァァァ!!!」

 

ワイズマン「ちょ、ちょっとちょっと!?

いくらなんでも いきなりすぎない!?

確かに実戦で相手が『これから攻撃しますよ』とか

言ったりとか、そういったのはしない_」

 

未来「_シャオラッ!!!」

 

ワイズマン「だから一旦 落ち着いて!?

モノスッッッッッゴイ、キャラ崩壊してるから!!」

 

 

 

 

 

キャロル「いいぞ…『錬金術は子供の遊び』なんて

冗談でも許されない事を言ったソイツに

思い知らせてやれ、錬金術による制裁を!」

 

緒川「なんというか、『やる気』というより

未来さんの場合『殺る気』に満ちてるって感じが…」

 

輪回「しかし目に見える成長を感じないな」

 

弦十郎「それもそうだが…

何故 未来 君に与えられた力がガッチャードなんだ?」

 

エルフナイン「元々 未来さんが纏ってた神獣鏡は

錬金術によって作られたファウストローブでした。

 

それが以前(♪153〜♪158)ベルさんとの戦い以降、

神獣鏡は何故かシンフォギアとファウストローブの

切り替えが可能となりました。それにより錬金術の力、

ガッチャードの力が適合したんだと思います」

 

ホムラ「失われたイグナイト復活も驚きだが、

あの戦いが全部 姉貴の未来ノートによって

仕組まれたものだと知ったのも驚きだ」

 

灯「いやぁ~奏をディケイドにする為には

怪人のデータが必要不可欠だったからねぇ。

戦いで疲労したところを狙えばと書いたら

アッサリ捕まえられて自分でもビックリ。

そんでもってイグナイト復活にもビックリだわ」

 

あおい「…思ったのだけど、その未来ノートに書けば

ファーストにも勝てるんじゃないの?」

 

朔也「その手があったか…!」

 

灯「残念ながら無理。1%でも この本に書いた未来が

存在するなら、その未来へと導いてくれる

この未来ノートでも どう書いても文字が消えてしまう。

 

色々と書いたよ? 『全員が最強フォームとなった』

『OTONAを含めたS.O.N.G.の全勢力で挑んだ』

『ファーストが生身で戦った』などなど、

どうやっても書いた文字が消えてしまった。

 

つまり『現段階では何をどうしてもファーストを倒せる

世界線(未来)は1%の可能性すら存在しない』という訳だ」

 

それを聞いて全員が『シ〜ン…』となっていた。

 

灯「それなら せめて、

その1%の可能性を上げる方法だけでも書きますか。

え〜っと…よし、コレなら書けた。 見てみる?」

 

その内容は『ファーストやAホムラとの戦いの鍵である

シンフォギアに新たなる力が目覚めるキッカケとなる

特訓 方法が装者 達に舞い込んできた』と。

 

ファラ「目覚めるキッカケとなる特訓?」

 

ミカ「どういうことなんダゾ?」

 

灯「さぁ? アタシも可能性を高める為に書いたから、

具体的に どういった特訓方法になるのかは分からない」

 

レイア「地味に地道な特訓するしかないか…」

 

灯「そういう事。 未来ノートの文字が消えないように

フワッとした書き方にしたから誰が特訓 方法を

持ってくるかも、目覚めた力が どんなモノなのかも

分からない…この先どうなる事やら_」

 

言いかけた途端『バタンッ!』と勢いよく開かれる扉。

扉を開けたのは三人娘+闇 弓美(ジェミニ)の4人。

 

闇 弓美「装者 達の伸びしろに お困りの大人 達!」

 

創世「錬金術師や創世の神でも解決 出来ない悩みを!」

 

詩織「一気に解決するナイスな方法が あります!」

 

弓美「それがコチラ!」

 

輪回「こ、コレは…!?」

 

 

 

 

 

〜ブリーディングルーム〜

 

未来「それで? 

全員 集められた訳ですけど結局なんの用ですか?

コッチは1週間という期限が迫ってて忙しいんですが」

 

開口一番で珍しく棘のあり

それでいて口調が喧嘩腰の未来。

 

恐らく『響が奪われる』という事への焦りが

八つ当たりのようになってしまっているのだろう。

 

輪回「あまり成長が目に見えないという

自他共に感じてるシンフォギア装者の為に

三人娘とジェミニが新しい特訓方法を持ってきたんだ」

 

創世「特訓だからか手加減やら力を入れるべき場面で

手を抜いたりしてる。 ヒナ以外は…。

 

それは つまり、特訓で相手を死なせてしまったらと

無意識に力にブレーキをかけてるから」

 

詩織「それと戦ってる様子を見ましたけど、

ライダー型ギアを使いこなせてない感じがします。

 

だから少しでも実戦に近い特訓が出来るように

仮想世界で戦ってもらおうとゴーグルを用意したのです。

何かキッカケでも掴めるかもと思いまして」

 

エルフナイン「仮想世界ですから

全力で挑んでも現実では怪我1つ ありません。

なので全力で戦って大丈夫です!」

 

キャロル「だが、お前等シンフォギア装者には

その仮想世界では 仮面ライダーに変身してもらう」

 

響「シンフォギア装者がVR世界で

仮面ライダーに変身して、ライダー同士で戦う!?」

 

弓美「その名も、『なんちゃってデザロワ』だぁ!」

 

輪回「デザグラの次はデザロワかよ…」

 

創世「というか『なんちゃって』を付ければ

全部OKみたいな感じになってない?」

 

詩織「例えば『“お”布団』や『“お”池』や

あと『“お”味噌汁』のような感覚なのでしょうか?」

 

輪回「一応 聞くが、ゲームで死んだら

リアルで死ぬって事は無いよな?」

 

闇 弓美「大丈夫♪ 大丈夫♪」

 

翼「仮想世界での特訓の理由は分かったが、

何故 装者が仮面ライダーになる必要が?」

 

奏「それにライダーに変身すんのも、

この世界の影響を受けたせいで聖遺物みたいに

適合率とかの色々で変身するのは例えG3みたいな

パワードスーツ型でも簡単には出来ないんじゃ?」

 

闇 弓美「そこは大丈夫。仮想世界だし、

変身するライダーもランダムにしてあるから」

 

マリア「『ランダム』って、

それって見方を変えれば『適当』なんじゃ…?」

 

詩織「いや、どんなライダーに変身するかによって

戦い方も変わる。 アンタ達が成長するのに

何かしらのヒントを見つけ出せると思ってね」

 

輪回「という事で、このままトレーニングルームで

レベルアップするかも分からず体力を減らすだけの

特訓よりも効果的であろうVR特訓を始めようか」

 

弦十郎「いきなり仮想世界とはいえ

最後の1人になるまで戦い続けろと言われても

難しいだろう?最初はテストプレイも兼ねて

チーム戦にしたら どうだ?」

 

輪回「ふむふむ…一理あるな。それじゃ試運転も兼ねて

今回は装者の何人か…まずはジブンが実験体に_」

 

ベル「_いや輪回、ここは私に戦わせて!

ホムラちゃんから貰ったライダーの力を『生牡蠣』に

奪われたままなんて…私は耐えられない!」

 

輪回「だから『鳴滝』な?

別に良いけど…例え仮想世界だろうと

コイツ等に手を出したら現実世界の

お前の無防備な身体をズタズタにするからな?」

 

ベル「き、肝に銘じます…(声の振動 具合からして

脅しじゃなくて本気だ。 流石は 元 伝説の殺し屋…)」

 

輪回「じゃあ残りのメンバーは…クジ引きかな?」

 

そしてチームを決めたと同時に

クジを引き、どのライダーに変身するか決まると

ゴーグルを装着して仮想世界へと飛び込んだ。

 

一同「リンク・スタート!」

 

 

 

 

 

〜仮想世界〜

 

響「へぇ、ここが仮想世界ですかぁ…」

 

マリア「やってやろうじゃない!」

 

翼「しかしベルは あまり知らないようだが

相手側の殆どはライダーの知識を持っている。

己の変身するのも、私達が変身するライダーも…」

 

セレナ「下手したら既に対策されてるかもしれません」

 

無事フルダイブに成功した一同。公平なクジの結果

シンフォギア側のメンバーは翼とF.I.S.組の5人は

配布された変身アイテムを見つめていた。

 

 

 

 

 

弓美「それじゃあ、まずは私達から行こうじゃない!」

 

創世「いつもテラジや輪回、ジェミニも一緒だったから

こういった欠けた状態のメンバーは初めてだなぁ…」

 

ベル「このライダー、

私の長所の歌や耳を生かせるかな?」

 

ホムラ「一時期 盲目だったから耳なら生かせるぞ?

それじゃあ全員で合わせて、せーの…」

 

一同「変身/アマゾン!!!!」

 

 

 

〈アックス フォーム〉

 

電王A(アックス)「俺の強さにお前が泣いた。

涙はこれで拭いとけ!」

 

ホムラが変身したのは

時の運行を守る金太郎【電王 アックスフォーム】

 

 

 

〈アルファ! ブラッド アンド ワイルド! 

ワ・ワ・ワ・ワイルド!〉

 

ベルが変身したのは

人喰い細胞アマゾンの生みの親であり、アマゾンを

狩り尽くす野生【仮面ライダー アマゾンアルファ】

 

 

 

弓美が変身したのは

40年程 先の未来から来た明日を守る為に

苦手な水の力で戦う戦士【仮面ライダー アクア】

 

 

 

創世が変身したのは

家族の為に年齢で衰えない身体で

現役で有り続けようと願った狼

【仮面ライダー ロボ エントリー フォーム】

 

 

 

 

 

セレナ「電王アックス、アマゾンα、アクア、ロポ…」

 

響「気をつけなきゃいけないのは居る?」

 

セレナ「特に目立つチートライダーは居ませんが

ホムラなどの使い手が使い手ですので なんとも…」

 

マリア「例え想定外な出来事が起きたとしても

それも想定内! 私達も行くわよ!」

 

装者は仮想世界に来てから与えられた

ライダーシステムの使用方法は既に頭に

インプットされていた為、その動きに迷いは無く、

ドライバーを腰に装着していた。

 

 

 

〈クルミ!〉

 

響「変身!」

 

【クルミ ロックシード】を解錠すると

巨大なクルミが頭上に出現した。そして腰に装着した

戦極ドライバーを施錠して錠前を斬った。

 

〈クルミアームズ! ミスター ナックルマン!〉

 

クルミが展開されて鎧に変わり、両手にはグローブ

【クルミボンバー】が装備されていた。

 

響が変身したのは

自分が『弱い』からこそ『強くなれる』と逃げずに

自身の殻を破った拳闘士【仮面ライダー ナックル】

 

 

 

翼「変身!」

 

鏡像が重なると剣士は剣士でも

普段の防人としての武士口調が似合う和風ではなく、

東洋の武士ではなく西洋の騎士のような姿。

 

翼が変身したのは

大切な人を目覚めさせる為に鏡の世界のデスゲームに

身を投じるコウモリの騎士【仮面ライダー ナイト】

 

 

 

マリア「よし、私も_」

 

?「_おいおい、お前がライダーの力を

使いこなせるなんて本気で思ってるのか?」

 

いざ変身という場面でマリアの目の前に

黒いガングニールを纏ったマリアが現れた。

 

マリア「ッ!? 貴方は…!!」

 

?「久々だなぁ、アイドル大統領さんよぉ」

 

マリア「カゲロウ…!」

 

それは以前(♪149〜♪150)暴走した響から

吸収した翼が放出した負の感情エネルギーが

偶然にもマリアに当たった事で生まれた悪魔にして

もう1人の人格、カゲロウであった。

 

カゲロウ「なんだったら俺が変わってやろうか?」

 

マリア「どうして貴方が!? 仮想世界だから!?」

 

カゲロウ「元々 俺の存在は消滅した訳じゃない。

お前の中で乗っ取れるチャンスを待ってたんだよ。

 

まさか こんな所にまで来るとは思わなかったけどな…

それで どうする? なんだったら この特訓だけじゃなく

ここから先の戦い全部、俺が変わってやろうか?」

 

マリア「何を言って…!」

 

カゲロウ「お前だって知ってんだろ?

この世界の特定の人間が負の感情が一定値に達すると

魂をエネルギーに変換してライダーに変身する事を。

 

負のエネルギーを ぶつけられた お前は俺を生んだ。

お前の魂を負の感情で満たして生贄にすれば

纏うシンフォギアをアガートラームから

この戦いを終わらせる為に必要不可欠なガングニールに

変えられるかもしれない…さぁ、どうする?」

 

マリア「…いや、ベルみたいに悪魔と呼ばれた

破壊者に魂を売るような物好きも居るみたいだけど、

もう悪魔の囁きに耳を傾けたりなんてしない!

 

一瞬だけ…ほんの一瞬だけ迷ったりもしたけど、

例え強い力が手に入るのだとしても、私は…

弱い人間のまま強くなってみせる!」

 

カゲロウ「…あっそ」

 

それだけ言うとカゲロウは姿を消した。

 

マリア「…白黒 付けましょう」

 

〈バット! Confirmed!〉

 

「変身!」

 

〈Eeny, meeny, miny, moe♪

Eeny, meeny, miny, moe♪

 

バーサスアップ!

Precious! Trust us! Justis! バット!

 

仮面ライダーライブ!〉

 

複数の黒いコウモリが背後にあった

マリアの影から出現したが、ツーサイドライバーを

エビルブレードからライブガンに変えるとコウモリは

白く輝き融合して1体になってマリアを包みこんだ。

 

マリアが変身したのは

弱い己に打ち勝ち裏返った【仮面ライダー ライブ】

 

 

 

〈ヴラスタムギア〉

 

セレナ「さて、私の眷属は…?」

 

?「ぷるっぷる」

 

腰に【ヴラスタムギア】を装着すると

身体をプルンップルンッと弾ませながら

【どっプリン ゴチゾウ】と【ぷるゼリー ゴチゾウ】が

『ぷるっぷる』と鳴き声を出しながら足元に来た。

 

セレナ「(可愛いい…)じゃなくて!」

 

〈カップオン!〉

 

セレナ「変身!」

 

〈プディング ヴラムシステム!〉

 

全身がカップに覆われると液に満たされて

巨大なプリンとなり、カップが外れて何処からともなく

飛んできたスプーンがプリンを掬い取って彫ると

人型になり、仕上げに耳元に刺さって

そのスプーンはアンテナとなった。

 

セレナが変身したのは

プリンの力を扱うクラゲ(ゼリーフィッシュ)【仮面ライダー ヴラム】

 

 

 

 

 

ガリィ《さぁ始まりましたよ、

仮面ライダー バトルロワイヤル!

面白そうだったので状況はアタシ、ガリィちゃんとぉ》

 

エルフナイン《解説はボク、

エルフナインが お送りします!》

 

ガリィ《対戦カードは電王 アックス フォーム、

アマゾンアルファ、アクア、ロポのホムラ チーム。

 

それに対してシンフォギア チームはナックル、

ナイト、ライブ、ヴラムの4対4のバトル!》

 

エルフナイン《この戦いで皆さんは掴めるのか?

最高のガッチャを! Ready…Fight!!》

 




●ホムラ チーム
・電王 アックス フォーム(ホムラ)
・アマゾンアルファ(ベル)
・アクア(弓美)
・ロポ(創世)

●シンフォギア チーム
・ナックル(響)
・ナイト(翼)
・ライブ(マリア)
・ヴラム(セレナ)

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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