以前アンケートで読者の皆様に聞いた投票が
『やるべき!』が5票で『やらなくてもいい…』が2票。
最終決戦 間近なのですがコレを逃せば
もう出せるタイミングが無いと思ったので
『手錠で繋がれたまま』を投稿させてもらいます。
ついでに本格的に始まる前にゲストも お呼びしました。
輪回「はぁ…」
弓美「なんで溜め息なんか吐いてるのよ?」
創世「今は出来ないけど誰もが幸せになる世界を
創ろうとしてる『創世の神』なんでしょ?」
詩織「『溜め息は幸せが逃げる』って言いますし
願いから遠のきますわよ?」
輪回「まぁ…少しな?」
闇 弓美「もしかしてホムラの件?」
輪回「…」
ダンマリとなる輪回。
輪回「完全とは言えずともオレは神になったし、
なんとかホムラを救えないかと思ったんだが…」
弓美「無理なの?」
輪回「正直 難しいな。どうにかAホムラを捕らえて
インテリ組と協力して研究すれば可能性は…」
闇 弓美「Aホムラを『倒す』んじゃなくて
『捕らえる』って…難易度 跳ね上がるじゃない!?」
輪回「分かってる。
だが、コッチには どんな相手とも手を繋ごうとする
響が居るんだぞ? トドメを刺そうとすれば
止められるのは目に見えてる…とはいえ、
何もしなければ お前の好きなアニメで例えれば
パワーアップしての復讐√に突入するぞ?」
詩織「それでも拘束ですか…
どうにか無力化する方法が有れば良いのですが…」
創世「あ! 世界すら無に還せる
奏さんの無銘剣虚無を使うのは!?」
輪回「ッ! その手が有ったか!
そうだ、虚無だけじゃなくてレベル0も…!
それにウェルからネフィリムについての
データを貰えればライダーだけでなく聖遺物も…!」
闇 弓美「なんか…スイッチ入った?」
弓美「知らない内に やる気スイッチ押しちゃったわね」
こうしてAホムラ無力化計画のイメージ図が
ハッキリした輪回はエルフナイン達
インテリ組の力との協力のおかげで_
輪回「_完成した…! まだ試作段階だが、
ギュインギュインのズドドドドで完成させた…!
あらゆるライダーや聖遺物の力を無力化する手錠、
それもスペアも用意 出来た…!」
エルフナイン「コレを嵌めてしまえば、どんな存在も
タダの人間と変わりない程に無力化する事が可能!」
ウェル「ヴェハハハー! 神だろうと悪魔だろうと
この英雄の才能の集大成の前では無力ゥゥゥ!!!」
キャロル「で?
誰を この手錠の実験体にするつもりだ?」
輪回「出来ればホムラで試したい。
Aホムラは もう1人のホムラな訳だからな…とはいえ
いきなり『手錠を嵌めさせてくれ』なんて言われて
素直に聞くとも思えない。ここは聖遺物の無力化が
可能か確かめる為に装者の誰かに着けさせてもらおう」
弓美「響 達に!?」
闇 弓美「いいんじゃない?
装者の殆どが手錠を嵌められた経験あるし♪」
弓美&創世&詩織「…ヒッデェ」
闇 弓美「あの詩織が お嬢様 口調を崩れるレベルで
酷いの…!?_っていうか弓美! アタシがアンタの
もう1つの闇人格だって事を忘れてない!?」
弓美「…そうだった!
当たり前のように一緒に居たから忘れてたけど、
コイツはアタシから生まれた闇人格だった!」
輪回「もう いつの間にかエルフナインと
キャロル・マールス・ディーンハイムと同じように
双子の姉妹みたいなポジションになってるよな?」
エルフナイン「周りから見たら
ボク達そんな感じになってるんですか?」
キャロル「存在的には同一人物なのだが…
客観的には そうとしか見えないのだろうな」
闇 弓美「つまりアタシの発言は弓美の中に有る
心の中の言葉って訳よ! Do you understand?」
弓美「いや、責任転嫁するな_って、
2人とも離れないでぇ〜!」
輪回「とりあえず模造刀に嵌めるか。
アイツなら事前に言わないで嵌めたとしても
他の装者と比べてジブンの心は そんなに痛まない」
三人娘+α「(もうちょっと翼さんに優しく…とまで
言わずとも、せめて人間 扱いしてあげて)」
いつもの輪回の翼へのアンチな対応を見て
心の中で ささやかに願った三人娘とジェミニだった。
そうして手錠を片手に輪回は翼の所へ向かって行った_
キャロル「_はずだが…」
輪回&翼「「…」」ムスッ
ウェル「何故2人 仲良く手錠で繋がっているんですか?」
輪回&翼「「別に仲良くないッ!!」」
奏「その割には息ぴったりじゃねぇか」
先程 作られた手錠はスペアも合わせて
2つとも何故か翼と輪回の両腕に繋がれていた。
何故そうなったのか?
そして何故この場に奏が居るのか分からず
三人娘+αと手錠 製作に関わったインテリ組は
ポカーンとしてしまった。
エルフナイン「何が どうして こうなったんです?」
翼「私が奏と訓練している時に、この男が背後から
現れたかと思えば突然 私の片腕に手錠を嵌め、
もう片方の腕も嵌められそうになったのだが…」
奏「オーディンに変身してたアタシが
瞬間移動(転移)で止めたと同時に
コイツの腕を掴んで嵌めてやったのさ」
創世「それなら片腕は分かる。
『片腕だけなら』分かるけど…」
詩織「何故お2人の『両腕に』手錠が?」
輪回「天羽 奏にも手錠を着けて道連れにしようとしたが
模造刀が割って入ってきて抵抗された結果…」
闇 弓美「こうなったと?」
弓美「片腕だと動画アニメとかで よく見るけど
両腕なのは なんか…◯魂とか◯ち亀みたいね」
輪回「あのなぁ弓美…銀◯は ともかく、
こ◯亀は手錠じゃなくて接着剤だっただろ?」
創世「瞬時にユミの言いたい
アニメの事が分かるなんて…!」
詩織「随分と染まりましたね、ナイスです!」
輪回「染まったのってナイスなのか?」
翼「それよりもだ! 事情は理解した。
性能を確かめ終えたのなら一刻も早く
この手錠を外してくれないか?」
弓美「確かに このままだと動画の
アニメみたいに『24時間 経たないと外れない』みたいな
状況になりかねないわね。 外すから鍵ちょうだい」
インテリ組「…」
奏「なんで黙ってんの?」
輪回「この手錠、鍵じゃなくてタイマー式でな?
設定した時間まで待たないと外れない仕組みなんだよ」
詩織「えぇッ!? それは つまり…!」
創世「多分テラジの予想通り、ユミが言ってた
アニメの『24時間 経たないと外れない』状態…」
キャロル「案ずるな!
こんな事も あろうかとタイマーは30分に設定してある!
お前達が言うアニメの状態になど1000%なる事は_」
エルフナイン「_アレ?
でもコレ…0の数が多いような…?」
エルフナインの言葉に一同が『え?』となり、
手錠に表示されてるタイマーを見てみると、
画面に表示されてたのは『30:00(30分)』ではなく
『30:00:00(30時間)』だった。
翼「なッ…!?」
輪回「バカな…!?
オレも持って行く前に設定されてた時間は見た!
その時は設定されてたタイマーは30分だったはず…!」
ウェル「この英雄たる僕がミスを?
いや、それは絶対あり得ないッ! だとすれば…あ!」
闇 弓美「なんか分かったの!?」
ウェル「いや、手錠をマジマジと見ていた
青い人影を見たような…」
エルフナイン「青い人影で
このようなイタズラする人といえば…ッ!
も、もしかして…!」
キャロル「もしかしなくても1000%
ガリィの仕業だな。 あとでサウザンドブレイクだ」
翼「ちょっと待て、つまり このままだと私は
この男と今から30時間 一緒に過ごす訳か?」
奏「そうなるな」ニシシ
輪回「笑えないジョークだ」
翼「不本意だが貴様と同意見だ。
あまり このような姿を見られたくないが、
外せないなら この手錠を破壊する事が出来ないか
他の装者やライダーに頼んでみるしかないな…来い!」
輪回「命令するな模造刀。
それに この手錠は そう簡単には_」
翼「_いいから来い!」
引っ張られた輪回は翼に連れられて
詩織「…行っちゃいましたね」
創世「そうだねテラジ…でもさ、
着けた相手を無力化する手錠なら
外側から衝撃を与えたら もしかしたらって事も…」
キャロル「確かに あの手錠は着けた相手を無力化する
内側をメインにした性能だが、一応 外側も頑丈だぞ?
素材も拘り、その素材もオレ達の錬金術によって
圧縮錬成したからな。 例え全てを破壊する
ディケイドの力を持ってしても難しいと思うぞ」
闇 弓美「こりゃあ手錠 生活は確定ね♪」
奏「風呂とかトイレで入る入らないで揉める姿を
イメージしたら少しワクワクしてるw」
弓美「この状況を面白がってる…
翼さんの言う通り、奏さんってイジワルな性格よね」
その頃、部屋を出た
翼と輪回の手錠で繋がってる2人はと言うと_
翼「部屋から出たものの…
どうにかアジトに避難させる事に成功した
S.O.N.G.職員が複数人 居るからな。
手錠で繋がった状態で出歩けば
変な目で見られてしまう…」
輪回「部屋に出る前に気づけ」
_手錠で繋がってる2人は
周りからの視線などに注意しつつ
どうやって司令室まで行こうかと足止めを喰っていた。
輪回「こうなったら自然に行くしかない。いいな?」
翼「仕方ない。覚悟を決めるか」
そうして手錠で繋がってる2人は司令室まで向かった。
輪回「アン・ドゥ・トロワ♪ アン・ドゥ・トロワ♪」
何故かダンスをしながら。
しかも輪回は口に薔薇を咥えた状態で。
翼「ちょっと待て、コレの どこが『自然』なんだ?」
輪回「いやアレだよ『親がダンサーだったから
自然とダンスが身についた』って設定で」
翼「その『自然』では無いだろ!」
奏「いや、まず薔薇を咥えてる事にツッコめよ」
弓美「何処から持ってきたのやら…」
追いかけてきた三人組+αと奏が
後ろからツッコむもダンスしながら移動していたのに
すれ違う職員 達は あまり気にしていなかった。
恐らく普段から歌って戦うシンフォギア装者にして
現役アイドルの翼が居る事で、このダンスが
何かのパフォーマンスと思われているのだろう。
〜司令室〜
翼が恥を忍んで輪回と手錠で繋がってる事を
他の装者やライダーやOTONAに伝えると
弦十郎「フンッ! フンッ!! フンッ!!!」
お人好しな者達が多いメンバーなので
こうして1人1人が手錠を外そうと必死になっていた。
弦十郎「俺に こじ開けられないものは、何一つねぇ!」
現在は人外的な怪力持ち主である弦十郎が
全力の拳の手錠に叩きつけていた。 すると、
『ピキッ…!』という罅が入った音が周囲に響いた。
緒川「ッ! 今の音…イケる! 司令、このまま_」
弦十郎「_違う…今の音は手錠じゃなくて、
俺の…手の骨だ」ガクッ
響「師匠ぉぉぉ!!!」
未来「そんな…弦十郎さんの力でもダメだなんて…!」
バッファ「だったら次は俺だ」
いつの間にかホムラは
バッファに変身していてゾンビブレイカーで
手錠を削り落とそうとするも傷1つ付かなかった。
クリス「だぁぁぁぁぁ…もう焦れってぇ!!!
こうなりゃコレ全部ぶっ放す!!!」
翼&輪回「イヤイヤイヤイヤイヤ!!!!!」
ここまで誰1人として傷1つ付ける事も
出来なかった為に、まだ参加してないクリスは
苛立ちと焦れったさを感じてイチイバルを纏って
格納しているミサイルをフルオープンするも
流石にマズいと思ったのか2人は止めに入った。
クリス「だってよぉ…
おっさんや破壊者でもダメだったんだぞ?
アタシ様のイチイバルの火力を持ってしても
全力じゃなきゃビクともしねぇだろ?」
輪回「やっぱりジブンとインテリ組が
共同で作り上げた最高傑作だからな。破壊は不可能か」
翼「どさくさに自画自賛するな、
ほんっと…誰のせいで こうなったと思っている!」
輪回「オレに質問するな!
それに元を辿りに辿れば、お前が全ての元凶だろ!
フィーネを目覚めさせた挙句、
二課が お前等のファンを使っておきながら
ライブで生き残った観客 達の助けを求める声を無視して
天羽 奏という既に死んでしまった奴の事だけ考えて
無駄な時間を過ごした! その結果がホムラが死んで、
その肉体にAホムラの魂が宿ったんだろうが!」
翼「なんだとッ! 言わせておけば_」
弓美「_2人とも、喧嘩すんなし」
2人が言い争っていたのでバッファが使っていた
ゾンビブレイカーを握って2人に向けて脅す弓美。
しかし口喧嘩を止められても
手錠の件は解決する訳ではない。
奏「どうすっかなぁ…この手錠」
翼「こうなったら…
鎧武の世界のオーバーロードの王【ロシュオ】が
知恵の実の欠片から大将軍への鍵を作り出したように、
私も鎧武のライダー型ギアを纏って鍵を作れば…!」
輪回「あのなぁ、この手錠を嵌めてる間は
ソイツは無力化されるって説明しただろ?
ギアを纏おうとしても、ライダーに変身しようとも、
手錠を着けてる間はオレ達はアイテムも能力も使えず
普通の人間と変わらないって言ったのに…この鳥頭は」
翼「いくら嫌いだからとはいえ
こんな時くらい私をバカにする発言は控えてもらおう」
輪回「別にバカにするつもりで言った訳じゃない。
もしバカにされてると思ったんなら、それは お前 自身が
自分をバカだという事を自覚してるんじゃないのか?」
翼「なッ…!? 私の何処がバカだと言うのだ!」
闇 弓美「バカバカ言わない!
よく言うでしょう? 『バカって言う方がバカ』と
『バカって言われる方がバカ』だって!」
詩織「それって1度 相手に『バカ』と言ったら
自分も相手も お互い『バカ』って事になりませんの?」
創世「テラジ、シーッ…」
キレてる翼に対して輪回は冷静に語る。
輪回「お前、2度目にオレと会った時、
オレは変装も変身もしてないスッピンの状態で
現れたっていうのに『何処かで見たような』という
既視感すら全くなかったんだろ? 人の事 殴っといて」
翼「そ、それは…」
輪回「それだけじゃない。
この世界の人間がライダー化するカラクリが
バレないようにする為とはいえ不本意ながら
マネージャー忍者がゲーム病になったのを治療して、
オーディンにされてたマリア・カデンツァヴナ・イヴを
助けてやって操り人形にしてた天羽 奏の事を親切心で
伝えてやったのに『真実など1つも無い』なんて
的外れな事をドヤ顔で言った時(♪83〜♪89)とか。
生きてるかもハッキリしてなかったのに
天羽 奏を悪く言われてオレとの戦いで
破損した天羽々斬の代わりになる力を欲した結果、
Aホムラからの甘い誘惑(♪113)に負けて、
ライダー化のカラクリの謎を解いたマネージャー忍者を
口封じ目的とはいえアリエス・ゾディアーツの力で
眠らせただけなのに死んだと勘違いしてAホムラと
アナザーライダーの契約をした時(♪120〜♪122)も。
オレを引きずり出す為に協力者であるゾディアーツを
捕らえようとスイッチャーの唯一の手がかりである
『リディアン生徒』を頼りにアナザーオーズになって
ヤミーを生み出してリディアン生徒を
襲わせた時(♪123〜♪126)もだし。
追い詰められて尚『オーディンの正体=天羽 奏』という
オレの言葉を否定したいが挙句、鳴滝と手を組んで
アナザー1号になって『自ら(アナザー)ライダーに
変身して暴れまわってライダーの信用を地に落とす』…
そんな馬鹿げた事を仲間の装者の前で話して変身して
戦闘員のヤミーを生んで暴れさせたり、響の父親を
アナザー電王にして巻き込んだり、勝てないと分かると
過去に飛んでライダーの力を手に入れる前の
無力なオレを殺そうという最早 畜生 以下の卑怯どころか
外道な手段を取った時(♪♪137〜♪143)も そうだ!」
翼「そ、そういう貴様とて!
以前(♪184)マリアを誘拐したでは無いか!」
輪回「そうだな。けどオレは誰かさんと違って
過ちに対しての罪の意識は持っている。だから
謝罪の印として彼女には『貸し』を1つツケてある。
マリア・カデンツァヴナ・イヴが望むなら
創世の力で世界を変えても良いと思ってるぞ?」
マリア「捕まっただけなのに
我ながら大きな『貸し』を作ってしまったわね…」
セレナ「アガートラームがエンキの腕だったように
マリア姉さんは神様とは何かと縁がありそうですね」
輪回「アイツ等アヌンナキは自称してるだけの
異星人でジブンは本物の神だからな?」
弓美「そこ無駄に拘りが有るのね…」
輪回「ともかくジブンは どっかかの誰かさんとは違って
謝罪も出来るし、それ相応の誠意も見せられる。
けど模造刀、お前…いや、お前等は どうだ?
何も知らない人達をモルモットにした挙句、
バッシングを受けて現在進行系で傷ついた
生き残った人達に二束三文の金だけ払って
知らん顔した結果こんな並行世界 規模の事件が起きた。
お前等がS.O.N.G.が二課だった頃から計画してて
ライダー化を意図的に引き起こしたと思われても
仕方ないのに武力行使で捕らえようとしてくる。
そんでもって お前等が何も知らない偶然の産物って
可能性も考えて少しは信じてみようとオーディンの
正体を教えてやったのにオレの言葉を否定しようと、
オレを引きずり出す為に母校の後輩 達を襲うどころか
歴史上からも消そうとした。
こんなにも非人道的な事をしてる
最低な奴に対して『バカ』として
扱ってやってるだけ ありがたいと思え」
翼「グハァッ…!?」
創世「グルグルって結構 言うよねぇ」
輪回「こんな やらかしを見てると
まだ響の方が賢く見えるぞ」
響「えッ!? それホントですか!? ワーイ!!」
クリス「調子に乗んな!」
詩織「輪回さん、そこまでにしてください。
もう この通り翼さんのライフは0ですよ」
奏「ついでにアタシ等のライフも0になりそうだ…」
闇 弓美「0になっても
ファルシオンの能力で蘇るでしょう?」
緒川「そういう問題じゃないと思いますよ?」
〜その後〜
それからというもの、手錠で繋がれてる2人は
とりあえず1日 大人しくしてる事にした。
動画アニメなら2人っきりな為に苦労する場面も多いが
ここには助けてくれる多く仲間が居る。
料理は用意され、食事は食べさせてもらったので
何事も無かったのだが_
翼「申し訳ないが、少し厠へ…」
ベル「カワヤ?」
ホムラ「昔の言葉で、まぁ…お手洗い?」
切歌「あぁ、トイレに行きたいんデスね!」
調「切ちゃん、ストレート過ぎる。
もうちょっとオブラートに…」
輪回「却下」
翼「拒否するな! 貴様が原因だからな!?
今 私達が こうして繋がってる状態になってるのは!」
輪回「だが断る」
翼「この…!」
輪回「大体、それが人にモノを頼む態度か?」
翼「…分かった」
輪回「分かれば よろし_」
翼「_はい、土下座ぁ!」
輪回「グエッ!?」
両腕が繋がれてる状態での翼の力を込めた土下座は
輪回の身体を宙に浮かせたと同時に地面に叩きつけた。
そして精一杯(力を込めた)謝罪により
なんとか間に合った翼だった。
ちなみに輪回は目隠しされた状態だった。
輪回「下痢止めの薬とか用意してもらえるか?
大までしたいとか言われたらコッチの身が持たない」
奏「大丈夫、大丈夫。 アイドルは大しないから」
輪回「まぁ腹に溜め込んで漏らさないように
徹底してるって意味では お前等の得意分野だからな」
クリス「イヤな言い方だな」
響「お風呂って どうします?」
翼「こんな状態で入れる訳_」
輪回「_勿論 入るに決まってる」
弓美「なんでトイレはダメで風呂OKなの!?」
闇 弓美「嫌い嫌い言ってるけど
実は翼さんの身体に興味が…!?」
灯「晩御飯とは違う
寝る前の夜食のオカズが欲しいのかな?
風鳴 翼のグラビア写真集なら ここに沢山あるよ?」
翼「本人の前で出すなぁ!
それに何故そんなもの持ち歩いているんだ!?」
輪回「そんな理由で入りたい訳ないだろ。
これでもジブン潔癖症だから身を清めたいんだよ。
それに それが目的ならコイツの裸体より
美術館に展示されてる作品でも見た方が
まだ身体に熱が籠もるってもんだ」
翼「美術品に、負けた…?」ガクッ
奏「あ〜、ドンマイ?」
響「あ、それでしたら翼さんの写真集を私に…」
未来「ヒ・ビ・キィ〜?」
響「いや、未来? コレは1ファンとしての
推し活であって浮気とかじゃなく_」
未来「_正座」
響「はい…」
それから風呂に入って就寝しようとする2人。
え? 『お風呂シーンは どうした?』
『ポロリ?』 『肌を出せ?』 そんなこと知るかぁ!
翼「なんか何処かで荒れているような…」
輪回「肌荒れか?
仮にも表向きの顔はアイドルなんだから
肌の手入れは ちゃんとしといた方が良いぞ?」
翼「違うわ!
そんな全然 手入れしてないみたいな言い方を…!」
輪回「まぁ今日ばかりはオレも説得力0だな。
両手に手錠を嵌められて満足に洗えなかったし」
翼「個人差はあるが『女性の入浴時間が長い』といった
話は聞いたことが有る。 本や携帯を持ち込んだり、
その人による美容法などで長く入ってる事は多い…
しかし、何故タダ髪や身体を洗うだけで
4時間も時間を使っているんだ!?
何度も何度も…10回 以上 同じ場所を洗い続けて、
それでいて まだ洗い足りないと言うのか!?」
輪回「そりゃあ綺麗な部屋を汚して汚部屋にしないと
満足に生活 出来ない汚侍さんには分からないだろうな。
オレみたいな潔癖症の気持ちなんて」
翼「私は防人であって侍では…ちょっと待て、
『オサムライ』の『お』は漢字で『汚い』と読む
『お』か? それで『汚侍』か?」
輪回「うるさい、とっとと寝るぞ」
翼「いいだろう、話はベッドで聞かせてもらおう」
決め顔で言ったものの輪回の入浴に付き合って
4時間も同じ浴場に居れば流石に疲れるだろう。
なのでベッドに横になると翼は瞬時に寝て、
輪回は翼の睡眠を確認すると ゆっくりと瞼を閉じた。
〜夢の中〜
時代は江戸か明治か大正か、細けぇこたぁどうでいい。
モブ侍「なッ…!? 拙者の剣技を打ち破るとは、
貴様…いったい何者だぁ!」
?「フンッ、
抜刀の不意打ちを防いだだけで何を騒いでいる?
そんな辻斬りが貴様の剣技、貴様の武士道なのか?」
モブ侍「えぇい、うるさい!
名乗れと言っているのが分からないのか!?」
?「強いていえば『防人』と、名乗らせてもらおうか」
侍 達が刀を打ち合い『ちゃんちゃん』と鳴り渡り、
人が入り乱れて『ばらばら』と集まるチャンバラによる
決闘が当たり前な この時代に自らを『防人』と名乗る
蒼い長髪を風に靡かせる とある女侍が居た。
モブ侍「ヘッ…納刀!
コイツを抜刀した時、貴様の最期_だぁ?」
防人を斬ろうとしたモブ侍の視界が逆転した。
見覚えのある抜刀の体制で構える首の無い身体、
その背後には納刀している防人の姿が。
そして理解した。 首の無い身体は己の身体だと。
防人「さて…『居合いの辻斬り』は成敗した。
次の獲物は…巷を騒がす九つの尾を持つ狐の物怪か。
そろそろ人を斬るのも飽きてきたからなぁ…
九尾の狐、相手にとって不足は無い!」
こうして女侍 防人の狐 狩りが始まろうとしていた。
輪回「始めるな」
防人「ハギャッ!?
イッタぁ〜…き、貴様が狐の物怪か!
ここで会ったが100年目! いざ、斬らせて_」
輪回「_いい加減にしろ風鳴 翼!
ここは お前の夢の中だ!」
翼「風鳴…翼…ッ!? そうか、ここは夢の中か。
確か夢の中で夢を見てると自覚している明晰夢の話は
知っていたが、まさか輪回が私の夢に入り込むとは…
覗き趣味も ここまで来ると異常だぞ?」
輪回「いや、
今のオレは現実世界で嵌められた手錠の効果で
無力化されてるからな。お前の夢に入れるのは
おかしいと自分でも戸惑っている…」
翼「だとしたら、何者かの手による_」
輪回「_伏せろ!」
2人は突然 飛んできた水流と火球を避ける。
翼「何者だ!」
輪回「今の攻撃と『夢の中』…
この2つのワードで簡単に答えは出て来るだろう!」
ナイトメア「おいおい、
手の内を知ってるからって何 見下してんだよ」
リキッド「排除します」
攻撃してきたのは【ナイトメア・ドーパント】と
【ガンマイザー・リキッド】が現れた。
翼「面白い…ここは私の夢の中、私の世界。
私の世界で勝てるとでも?」
輪回「いや、ゴーストの怪人 達は ともかく、
ナイトメア・ドーパントは夢の中では無敵。
それにオレ達の能力は現実の世界での
手錠の効果で封じられている」
翼「では、勝てないという事か!? いや…ズル賢い
キツネの貴様の事だ。何か策は あるのだろう?」
輪回「あぁ、コッチにも有利な部分も有る。
現実での手錠の影響で本来の力は使えないが、
この夢の世界ではオレと お前は手が離れている。
つまり お前のイメージ次第で
ある程度 自由になれる」
翼「それで?」
輪回「それと手錠で人間 並みになった…そう言っても
元々の人間スペックが風鳴 弦十郎レベルの場合、
その身体能力 等は下がったりはしない。
オレは人間だった頃から裏の世界に居たから
暗殺術には長けているし、走った時のスピードや
キック力などの脚力にも自信がある!
だから この場は脚を使うんだ」
翼「『脚』だと…? 脚を どうやって…?」
輪回「それはモチのツモだ」
翼「ロンで良いだろう? 何故ここで麻雀の話に?」
輪回「言い間違えた。
それは勿論…
逃げるんだよぉぉぉ!!!」
翼「…夢の世界の主を置いて逃げるなぁぁぁ!!!」
走って逃げてく翼を追いかけようと
輪回のアドバイス通りイメージして
いつもの乗ってる愛用しているバイクを具現化。
既に豆粒に見える程の距離まで逃げてっいった
輪回を追いかけようとバイクに乗って駆け抜ける。
ナイトメア「わざわざ待ってやったのに…
巫山戯るなぁ!」
追いかけるナイトメア・ドーパント。
しかしガンマイザー・リキッドは
その場に留まり何も無い場所に攻撃を始めた。
リキッド「…未知のエネルギーを感知。
攻撃を開始して引きずり出し、観察して分析。
危険な存在だった場合、排除します」
?「…」
ガンマイザーが危険視する謎の人物は
変身の為に取り出したドライバーを腰_ではなく、
ショルダーポーチやタスキのように装着して
中央部分の窪みにカプセルを嵌め込んだ。
〈インパクト! メツァメロ!メツァメロ!
グッドモーニング!ライダー!
ゼ・ゼ・ゼッツ! インパクト!〉
リキッド「データには無い
仮面ライダーの存在を確認。 分析し、排除します」
ナイトメア「もう面倒くさい! そのバイク消えろ!」
翼「ヌワッ!?」
輪回「大丈夫か!?」
ナイトメア・ドーパントから逃げる輪回と翼の2人。
しかしナイトメアの能力により乗ってたバイクを
消滅させられてしまった翼は派手に転んでしまい、
いくら夢の中とはいえ流石に置いていける訳もなく、
転んだ翼の元へ戻って立たせる輪回。
翼「このまま逃げていても解決しないぞ!」
輪回「起こしにくるまで逃げていようかと思ったが
そう都合よくいかないものだな…仕方ない、戦うぞ」
翼「『戦うぞ』って…自分で言っていたでは無いか!
コイツ等は『夢の世界では無敵の存在』だと!」
輪回「確かに勝てない、倒せない…だが、
逆に相手に『死なせてくれ』と言わせるまで
ボコボコにしてやるのさ…まぁ、それでも死なないから
怪人は全員この夢の世界から逃げていくという訳さ」
翼「流石は元 裏の世界で殺し屋をやっていた男…
その言葉、立花が聞いたら泣くと思うぞ?」
輪回「…それは ちょっと考えものだな。
シンフォギアでもライダーでも良いから
この窮地を脱せるものを早くイメージしろ!」
翼「イメージ…! イメージ…!! イメージ…!!!」
すると翼の腰にドライバーが装着され、
輪回の腰にもドライバーが装着された。
輪回「何故にコレ!?
お前の性格だったら鎧武とかだろ!?」
翼「貴様が言ったのではないか?
私に『早くイメージしろ』と…人を急がせる以上、
貴様も早く準備をしてもらおうか?」
輪回「…あぁ、もう! 仕方ねぇ!」
2人は腰に装着された【ダブルドライバー】に
翼と輪回はガイアメモリを起動した。
〈疾風!〉 〈切札!〉
輪回「夢の世界で内容が時代劇だから
薄々 感づいてたけど…やっぱ木札のメモリかよ!」
翼「良いから早く!」
輪回「はいはい_うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
メモリを挿した瞬間、輪回は木札のメモリに吸収されて
身体ごと翼の方のドライバーに転送された。
翼「変身」
〈疾風! 切札!〉
歌舞伎役者のように変身すると
1つの存在【仮面ライダー W】となった。
W(輪回)「ちょっと待てぃ!
なんでオレがジョーカーなのに、
お前に吸収されてんだよ!?」
W(翼)「私の夢の世界だから、
私にとって都合が良いように出来るのだろう?」
W(輪回)「この女ムカつく…早く戦うぞ!」
W(翼)「えぇ、この悪夢を終わらせる為に…」
W(翼&輪回)「「さぁ、お前の罪を数えろ!!」」
リキッド「分析結果、測定不能」
?「…」
〈インパクトオーバーバニッシュ!
ゼ・ゼ・ゼ・ゼ・ゼッツ!〉
リキッド「危険を察知、回避します」
液状化して戦線離脱して回避しようとするも、
謎のライダーの必殺技は液状化など関係なしに
ガンマイザー・リキッドに直撃した。
リキッド「回避可能から回避不可能、理解不能」
?「夢の世界では、俺は無敵だ」
リキッド「正体不明の存在、貴方の名は…?」
ゼッツ「仮面ライダー…ゼッツ」
リキッド「【仮面ライダー ゼッツ】
その存在…理解しま、し、た…」
最期に名を聞くと爆発するガンマイザー・リキッド。
すると夢の世界が段々と消滅していく。
ゼッツ「目覚めの時か…」
〜?〜
職員C「クッソォ…!
この俺を夢から追い出すなんて…!」
翼「見つけたぞ!」
輪回「お前がメモリのユーザーだな!」
職員C「な、ななな、なんの事でしょうか?
メモリユーザー? 変な夢でも見て
寝ぼけてるんですかぁ…?」
輪回「残念ながら証拠もある」
職員C「しょ、証拠など何処に…?」
翼「文字通り顔に出てるぞ!
ナイトメアのガイアメモリを使う者の特徴…それは」
輪回「ナイトメアのメモリを使うとな、
額に『H』の文字が浮かび上がるんだ」
職員C「なッ…!?」
輪回が手鏡を取り出して職員Cに向けると
確かに額に『H』の文字が有り、慌てて職員Cは
額を隠すのだが輪回と翼は笑いを堪えていた。
翼「どうやら…マヌケは見つかったようだな」
職員C「え…?」
輪回「この『H』の文字、
手鏡に直接マジックペンで書いてたのさ。
そして1人1人に聞いていたら…焦ってたみたいだな。
他の職員は直接 手鏡に書いてた事を見抜いてたぞ」
職員C「は、嵌めやがったなぁぁぁ!!!」
〈ナイトメア!〉
ドーパントに変身した職員は鳥の部分の口から
火球を放ってくるが、その程度の攻撃なら
両腕を手錠で繋がっていても大した問題では無かった。
輪回「例え両腕が手錠で縛られていても!」
翼「夢の中と比べたら!」
翼&輪回「「貴様なぞ/お前なんて、
私/オレの敵じゃねぇ!!」」
ナイトメア・ドーパントは火球を放つも全て避けられ、
距離を詰められて翼と輪回のダブルパンチなどの
コンビネーションにより生身でドーパントを圧倒した。
輪回「一定のダメージを与えてのメモリの排出に成功。
コイツも縛り上げたし、後は朝になって誰かが
このメモを見て ちゃんと捕まえる事を祈ろう」
翼「しかし今 私達は手錠の効果で弱体化してるのに
よく超人のドーパントを倒せたな…」
輪回「人間に不可能って無いんだな…さてと、
朝まで もう一眠りする前に、汗かいたから
少し風呂に入ってから寝るとするか」
翼「ちょっと待て! 貴方が1度 風呂に入ったら
4時間は出てこられなくなる私の身にも_」
輪回「_ひとっ風呂 入りますかぁ!」
翼「聞けよ!」
ゲストのゼッツさんです! 第1話が始まる前に
投稿 出来て良かったぁ…とは言っても、番外編なので
戦闘シーンはカットさせてもらいましたが。
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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