全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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〜拠点〜

 

輪回「嫌いな質問をされる前に紹介しておこう。

彼はアンチ、怪獣だが…今は共闘中って感じだ」

 

アンチ「…」

 

クリス「無愛想な奴だな」

 

響「最初の頃のクリスちゃんと似てるね」

 

クリス「ほぉ…

銃で撃たれるのと殴られるの、どっちがいい?」

 

響「えッ!? えっと…『俺に質問するな』!」

 

クリス「うん、両方だな」

 

響「そんなぁぁぁ!?」

 

未来「まぁまぁクリス、言われても仕方ないよ?」

 

翼「ウム、右に同じ」

 

クリス「アタシに味方いねぇのかよ!?」

 

輪回「コッチの自己紹介は終わった。

今度はソッチの紹介いいか?」

 

響「ん? 『ソッチ』って?」

 

輪回「異世界からの助っ人、

シンフォギアライダーについてだ。

 

少なくともジブンが知ってるのは

ライダーとシンフォギア、2つのシステムが

使われてるのと変身者は装者をモデルにした

ホムンクルスって事しか知らないからな」

 

大地「それでは今いるメンバーを紹介しましょう。

ナックニールの立花 真については以前に

この世界に来ていて面識があるようだから

省略して話させてもらいましょう。

 

まず変身した私の姿はシンフォギアライダーの

仮面ライダー ハバキリ。 今の姿は風鳴 大地。

後に紹介する奏のホムンクルス主の相棒で、

私の世界の翼とは同棲している関係です。

 

タダ一つ屋根の下を共にしているのに

お互い片づけが苦手なので部屋は…お察し下さい」

 

翼「何処の世界でも、私は…」バタンッ

 

輪回「栽培マンにでも殺られたか?」

 

弓美「ヤムチャしやがって…」

 

ショックのあまり某ヤムチャのような姿となってた翼。

 

主「俺は主、天羽主だ。

よろしくな♪ ライダー名はランスニール。

よく奏と一緒に翼と大地にイタズラして怒られてる…

だが私は…じゃなくて、だが俺は謝らない!」

 

大地「いや謝れよ!? この間のイタズラなんて

翼 共々 心臓 止まりかけたんですよ!?」

 

主「いやぁ、リアクションが良くてな。

この世界の奏も そう思うだろ?」

 

奏「確かにw 翼へのイタズラは

驚かせがいが有る有るってもんだ」ニヤニヤ

 

翼「ソッチの世界の奏も!?」

 

奏と主はニヤニヤと『次は どんなイタズラで、

どう料理してやろうか?』といった顔をしていた。

 

真斗「次は俺か? 俺は真斗。 雪音真斗だ」

 

クリス「アタシのホムンクルスで、変身した姿の名前が

確か…イバルって名前だったか?」

 

大地「後輩組には頼れる先輩として見られるように

日々 努力と背伸びを欠かさないツンデレな後輩だ」

 

真斗「ふんっ」

 

主「ちなみにクリス相手だとデレ全開だぞ?」

 

クリス「ハ…ハァァァッ!?」

 

真「なっ!? ちげーよっ!」

 

晶「照れてる」ニヤニヤ

 

太陽「梅干しデスね?」ニヤニヤ

 

アトラ「太陽、それを言うなら『図星』よ」ヤレヤレ

 

ベル「次はF.I.S.組のシンフォギアライダーだね?」

 

響「誰から紹介するの?」

 

晶「じゃあ、僕から。 僕は…月読 晶。

仮面ライダー シャガナ。 タイ君…暁 太陽とは相棒。

自分の世界の調ちゃんと一緒に料理するのが趣味」

 

調「私と料理…どんなのが得意?」

 

晶「298円のカップ麺」

 

その言葉を聞くと晶と調は しばらく見つめ合うと

固い握手を『ガシッ!』と交わした。

 

ホムラ「カップ麺って料理にカウントされるのか?」

 

灯「その問題はクイズの力で正解を判定しようとしたら

ジオウのフルーツトマトみたいに○でも×でも無い、

永遠に論争が続くものになるかもしれないよ?」

 

太陽「暁 太陽デス! よろしくデス!」

 

晶と調が固い握手を交わしてる無視して

割り込むような形で名乗り出る太陽。

その言動は まるで『晶が紹介したなら

次は自分の番』とでも言いたげに。

 

太陽「仮面ライダー ガリマなのデス!

切歌と同じ常識人デスよ!」

 

セレナ「えっと…『常識人』は

人の話に割り込んだりしないと思うのですが…」

 

太陽&切歌「「なんデスとー!?」」

 

エルフナイン「何故 切歌さんまで

驚いてるんでしょうか…?」

 

キャロル「奴等の言う『常識人』が自称だからだろ」

 

アトラ「最後は私か?

私はアトラ。 アトラ・カデンツァヴナ・イヴだ。

仮面ライダー アガートでもある。 よろしく頼む」

 

闇 弓美「シンフォギアライダーの中で

1番 大人びた雰囲気…大人の男って感じ」

 

アトラ「ちなみに自分達の世界のモデルとなった

装者と どんな関係かと聞かれると以下の通りだ」

 

 

 

 

 

響と真=恋人同士

 

奏と主=婚約者

 

翼と大地=婚約者

 

クリスと真斗=恋人同士

 

調と晶=恋人同士

 

切歌と太陽=恋人同士

 

マリアとアトラ=婚約者

 

 

 

 

 

アトラ「こんな感じだ」

 

大地「ちなみに婚約者の関係に有る者は

左手薬指に婚約指輪が嵌めてある」

 

そう言って主、大地、アトラは婚約指輪を見せる。

 

マリア「別の世界とはいえ恋人や

婚約関係だと分かると少し緊張するわね…」

 

アトラ「安心しろマリア。

手を出したりしない。むしろ…別世界とはいえ、

マリアに手を出すのなら、この私が許さん」

 

マリア「そ、そう…? その…ありがとう」

 

朔也「それにしても色んな世界から

こんなにも集まってくるとは…」

 

?「ホント、驚きだよねぇ? しかし こういった

混沌極まれりな状況を見てると少しは楽しめるかな?」

 

あおい「いや『楽しめる』って不謹慎_誰ッ!?」

 

自然な流れで会話に入ってきた全身が黒く

頭が燃えてる見たまんま『私、宇宙人です』とでも

言わんばかりの姿格好をしている人物が拠点に居た。

 

アンチ「ッ! お前は…!」

 

ホムラ「なんで お前が居るんだ…!」

 

?「…」

 

ホムラ「答えろ!! 【アレクシス・ケリヴ】!!」

 

アレクシス「酷いなぁ、少なくとも私は

君の事を喧嘩友達か悪友くらいには思っていたのに…」

 

響「あのー、

それで このアレクシスさん?って、いったい…?」

 

アレクシス「おやおや響くん、

忘れてしまうなんて酷いじゃないか。

 

一緒に ふらわー の お好み焼きを食べたり、

怪獣と戦えるように巨大化させて協力したり、

そして最終的には退屈凌ぎに付き合って

無限の命を持つ私と戦ってくれたじゃないか」

 

響「え? わ、私ッ!?」

 

ホムラ「多分それは違う世界線…違う宇宙の響だ。

それに『忘れてしまうなんて』って言うが、

お前だって最初 響と会った時は記憶障害だったろ?」

 

アレクシス「おやおや?

あの時の出来事を知っているのかい?」

 

ホムラ「お前等の戦いがフィクションとして

存在してる宇宙も有って、それを見ただけの事だ」

 

アレクシス「なるほど。

アカネくんが創った あの世界のように、私達の存在が

フィクションの存在として語られている宇宙か…

それなら『無限の命』を持つ私のような存在が

普通に居たととしても不思議ではないか」

 

ホムラ「お前みたいな殺しても死なない奴が

そこら辺にウジャウジャ居る宇宙なんて

想像したくも無い…世界の破壊者として

見極める前に即刻その宇宙を壊してやるよ」

 

アレクシス「人を虫みたいに…」

 

響「ちょっと待ってホムラ!

話が追いつけないんだけど!?

とりあえず別の世界の私達と接点がある

私達と面識が有るって言う この人は…?」

 

アレクシス「どうも、どうも。

改めまして響くん、アレクシス・ケリヴです」

 

ホムラ「コイツは『無限の命』を持ち、

退屈凌ぎの為に多くの宇宙を巻き込む事件の黒幕だ。

 

それと面識が有るのはコイツ自身 言ってたが

こことは違う宇宙で自分自身が巻いた種で起きた事件で

記憶障害で追われる身となって逃げた先に居た響を

違う宇宙…別の世界に巻き込んだ厄介者だ」

 

翼「『自分自身が巻いた種で起きた事件』?」

 

ホムラ「その世界線での響は怪獣 騒動で昏睡 状態。

そんな響の親父さんにコイツは『退屈凌ぎ』で

『怪獣を操る力』を与えて、その親父さんに

コイツは追われてた…という訳だ」

 

アレクシス「私からしたら

逆恨みも良いところだけどね」

 

クリス「自業自得じゃねえか!?」

 

ベル「それで? なんでホムラちゃんは

この人を毛嫌いしてるの? 『喧嘩友達』だとか

『悪友』だって言ってたけど…」

 

ホムラ「そのまんまだよ。

急に現れたかと思ったら『面白そう』とか言って

喧嘩 ふっかけてきて、気が付いたら多くの宇宙を

破壊する規模の大喧嘩してたんだよ」

 

輪回「なんか『無限の命』持ってるとか言ってるが、

アンデッドや魔化魍も倒せるディケイドの力でも

倒せなかったのか? お前でも余裕だろ?」

 

ホムラ「あの時は多くの宇宙を滅ぼしておきながら

まだ力の使い方を把握しきれてなかったんだよ。

それでコイツは人を長い長い激闘に付き合わせといて

何年か経ったら『飽きた』とか『中々の楽しめたよ』の

それだけ言って帰ってった自分勝手すぎる奴なんだよ」

 

輪回「つまり同族嫌悪って訳か」

 

ホムラ「待て、今の話を聞いて

どうして そんな纏め方になる?」

 

アレクシス「それより今は君達が戦ってる

敵についてを話すべきじゃないのかな?」

 

ホムラ「お前に指摘されるのはムカつくが…そうだな」

 

こうして対ゼイン戦の会議が始まった。

メンバーは以下の通り。

 

ホムラ、ベル、輪回、灯、響、翼、クリス、切歌、調、

マリア、未来、奏、セレナ、あおい、朔也、弦十郎、

エルフナイン、キャロル、オートスコアラー(5人)、

三人娘、闇 弓美、シンフォギアライダー(5人)、

ウェル、アンチ、アレクシス。

 

総勢36人での会議が始まる。

 

クリス「いやいやいやいやいや…

なんで お前まで会議に参加してんだよ」

 

アレクシス「仲間ハズレは良くないと思うよ?」

 

ホムラ「俺も『仲間の大切さ』は

響との出会いで理解したつもりだが、

ハッキリと言わせてもらおう…

お前とは まだ仲間になったつもりは無い」

 

エルフナイン「まぁまぁ、折角ですから。

意見は多くても困らないですし…」

 

キャロル「多過ぎても問題だろ?

それでも『多くても困らない』というのならば

クロスウィザードやズッキュンパイアなどの

人語を話せるケミーを出したら どうだ?」

 

奏「おいおいおいおい…30人 以上 居るのに

これ以上 出したら定員オーバーだろ!?」

 

セレナ「話を戻しましょう」

 

ウェル「どうすれば

この世界の危機を止められるのか?」

 

弓美「メグルの持つギーツの

創世の力なら どうにか出来ない?」

 

輪回「今の世界の状況はギリギリの状態だ。

ホムラ達がディケイドやゼインの力を使う事で

この世界は少しずつ崩壊を加速していく。

そしてオレの創世の力も世界に影響を与える。

 

つまり何が言いたいかっていうとだな、

ギーツに変身すること事態は ともかく、

創世の力を使って制御や出力を誤れば

下手したら…この世界は壊れる。

 

完全に壊れる前に修復の為に創世の力を使ったとしても

再生よりも先に崩壊のスピードが上回るだろうさ」

 

アレクシス「もしも世界が破壊と再生を

絶え間なく繰り返し続ける事になったら

この世界の核となる部分が剥き出しになってしまう…

そこを敵に狙われて壊されてしまうかもしれないよ?」

 

翼「Aホムラの狙いは『世界の破壊』ではなく

『並行世界 規模の戦争で勝ち抜いて生き延び、

絶対正義の存在として世界に君臨する』こと」

 

詩織「あの方は最後まで生き残った者が

『正しさを主張 出来る』と考えての行動ですので」

 

ベル「戦争によって色んな世界が滅んだとしても、

もう1人のホムラちゃんにとって、それは副産物…

要するにオマケみたいなもんでしょ?」

 

マリア「異なる世界が完全に融合したら

完全無欠の存在になれるというのに、

その前に決闘を申し込んでくるような

律儀な部分も有るし、自分が勝ち残って

『絶対の正義になった』という事実を作ってから

滅んだ世界を創り直そうって考えかしら?」

 

創世「世界規模の戦争を引き起こして、

オマケ感覚で滅ぼした世界を創り直した後で

新世界で『絶対正義』として君臨する…自作自演の

ヒーローショーにしては頭が痛くなる話としか…」

 

太陽「困ったデス…」

 

切歌「デェス…」

 

朔也「それに複数の並行世界を融合させるって事は…」

 

あおい「宇宙誕生のビッグバンの逆、

宇宙崩壊のビッグクランチが起こる可能性が高いです」

 

未来「そうなる前に何かしら対策が出来る良い案は…」

 

ミカ「やっぱり総力戦が1番ダゾ!」

 

真斗「思考放棄かよ!?」

 

灯「異世界アウトサイダーズって事かい?」

 

レイアの妹「!!!!!」

 

レイア「妹もミカの意見に派手に賛成のようだ。

地味に いくつもの戦略のプランを考えても、

そのプラン全てが派手に崩壊してしまえば

地味な敗北を迎える事となるだろう…」

 

主「ゴチャゴチャ考えるより突撃あるのみ…か」

 

晶「その意見も分かる…」

 

調「慎重なのも良いけど、

警戒し過ぎて動けなくなるよりは…」

 

アンチ「俺も怪獣の姿でいるの制限時間に制限がある。

だが、理由つけて動かないより無策でも動く方が良い」

 

弦十郎「その方向で進めるしか無いなら

せめてAホムラが召喚した幹部クラスの怪人、

ギラファ、フェニックス、ラヴリカ、カリュブディス。

 

そしてAホムラが変身したゼインとマルチバースを

融合させる為に起動させたビッグマシン。

 

誰が何処を担当するか、それだけは決めてしまおう」

 

ガリィ「それだけじゃありませんよ?

怪獣だって、たぁ〜くさん操れちゃいますからねぇ」

 

闇 弓美「それに大量の忍者プレイヤーを

召喚 出来るようにもなった…」

 

大地「大雑把ですが…ゼイン、ビッグマシン、

幹部怪人、忍者プレイヤー、怪獣 達。

誰が何処を担当するかですね」

 

アトラ「それを決めたらラッシュ(突撃)…という事ですか?」

 

ファラ「確かに そこも大事ですが、

この戦いの要であるディケイドの力を持つ2人の話も

聞かなければならないのでは? 調子が悪い状態で

挑まれて敗北したら、当たって砕けるつもりで

正面突破して本当に砕けてしまいますよ?

 

1人 砕ける覚悟で いつでも戦えるように

闘志を燃やし続けてる人も居ますが、

もう1人の意見は…?」

 

ファラの言葉に全員が響を見る。

 

響「行こう!

全員で勝って、そして…皆で生きて帰りましょう」

 

揺るぎない覚悟を感じさせる引き締まった表情の響に

全員の心が一致団結した。そうして作戦と呼べる程の

作戦ではないが、ある程度の話し合いが終わると_

 

灯「それじゃあ確認だ。ゼインとは

ホムラと装者で戦うという事で間違いないね?」

 

奏「それで構わねぇよ」

 

_ゼインことAホムラとの戦いは誰もが予想してた通り

ホムラとシンフォギア装者で決まった。

 

エルフナイン「厄介な能力を持つ

フェニックスやラヴリカですが、ボクに策があります。

その為にも竜姫の皆さん、ボクと一緒に来て下さい!」

 

弦十郎「その作戦、俺も同行させてもらおう」

 

幹部怪人と戦うチームも決まった。

 

主「あの一つ目の忍者やカオスノイズ、

異世界の人型サイズの敵には」

 

大地「私達に任せて下さい!

避難が遅れた者もシェルターまで誘導しますので!」

 

救助活動と自分達と同等のサイズの敵と戦うチーム。

 

ウェル「ヴェハハハッ! 神をも越えし

英雄の才能によって生み出された3式機龍…

メカゴジラの前では怪獣だろうと巨人だろうと

全てが無力ぅぅぅ!」

 

アンチ「俺も行かせてもらう。

この世界にグリッドマンが居ないなら、

今は俺が奴の代わりに怪獣と戦う」

 

怪獣 等の巨大な敵と戦うチーム。

 

朔也「俺達は ここから」

 

あおい「G3ユニットに負けないくらいの

サポートをしてみせます!」

 

灯「ならアタシも ここでサポートと護衛に回ろう。

もしかしたら敵が ここを嗅ぎつけて

奇襲を仕掛けてくるかもしれないからね」

 

拠点で待機しつつ仲間を援護と、

その護衛をするチームも決まった。

 

ホムラ「よし、下地は整ったな。

けど少しでも体力を回復させた方が良い」

 

響「本当なら今すぐにでも

この戦いを終わらせたいけど…我慢する!

決行は明日! 皆でAホムラの野望をブチ抜くよ!」

 

そんな風に話を進め、

最後の戦いの為に英気を養うべく

その日は全員が休んだ。ただし_

 

ホムラ「…」ジーッ

 

アレクシス「そんなに私は信用 無いのかな?」

 

_約2名を除いて。

 

 

 

 

 

〜幹部怪人との戦闘班〜

 

弦十郎「ここが俺達の待機場所だな」

 

弦十郎、エルフナイン、輪回、三人娘。

この6人で幹部クラスの怪人と相手する予定である。

 

エルフナイン「でも大丈夫ですか?

司令まで現場に来てしまって…」

 

輪回「並行世界だとアンタは

オルフェノク化して人類の敵になってたからな。

司令官さんが わざわざ現場まで足を運んだんだ。

もしかしたら『これから人間を辞めて裏切る』とでも

スケジュール帳に書いてるんじゃないのか?」

 

弦十郎「そんな予定は無い! 断じて無い!!!

 

…それと現場まで足を運ぶと言うなら

エルフナイン君だって、基本は裏方で

戦闘経験は浅すぎるだろう?」

 

創世「一応ガッチャードの

最強フォームになれるみたいだけど、

あまり戦ってるところ見てない気がするような…?」

 

詩織「確かに私達の戦闘経験や

シンフォギアの皆さんが深海なら

エルフナインさんの経験は水溜り並みに浅いです」

 

輪回「そんな奴を最終決戦の戦場に出すのは

どうかとも思ったけど、絆によりケミーの力を

限界以上…キャロル風に言うなら1000%引き出せる。

 

ラヴリカ達の厄介な能力に対抗する事が

可能かもしれない…とはいえ、『策が有る』なら

プランはAだけじゃなくてBやCといった

複数のプランが無いのが少し残念なところだな。

お前の策が失敗したら どうするつもりだ?」

 

エルフナイン「確かに…戦場において

プランは多めに有る方が理想的でしょう。

でも、世界が終わるか終わらないかの

この大事な戦いに失敗は許されません。

 

失敗を前提で行動するより やり遂げるという

意志の強さ…ボクがケミーを信じて考えた作戦を、

ボクの『ガッチャ』を、最後まで貫き通します!

ボクは…仮面ライダー ガッチャードですから!」

 

輪回「ッ!?」

 

どちらかと言うと慎重 派でありながらも

大胆な発言と決意に満ちた目のエルフナインに

輪回は面を食らった顔_否、ギーツはキツネなので

狐につままれたような顔という表現が正しいのか?

 

とにかくエルフナインの言葉に輪回はフリーズした。

 

輪回「ッ! (オレとした事が、一瞬でも気を抜けば

命取りになるかもしれない戦場で動揺するなんて…

だが、コイツの言葉で思考停止したという事は、

オレの予想を上回る程に成長したという事か)」

 

過去の出来事から翼を嫌っている輪回は

現在進行系で常に翼と所属してるS.O.N.G.と

他の装者と戦う事も脳内でイメージして

行動している。それは勿論ガッチャードの力を

手にしたエルフナインとの戦闘も想定している。

 

なので自身の予想を越えたエルフナインの

成長ぶりに輪回はフリーズしてしまっていた。

恐らく今の輪回はゼロツーと戦った

アークゼロと同じ気持ちだろう。

 

エルフナイン「輪回さん?」

 

輪回「…フフッ、言うようになったじゃないか」

 

弦十郎「それで輪回 君、

彼等の対応は どうするつもりだ?」

 

『彼等』とは、此方に ゆっくりと向かって来る

オーガを渡したオルフェノクの3人組だった。

 

輪回「…質問 嫌いの身で聞くなんて どうかと思うが、

それでも聞かせてくれ。 『答え』は決まったのか?」

 

木場「…」

 

無言で木場はホース オルフェノクに変身すると

剣を片手に勢いよくエルフナイン達に向かってきた。

 

エルフナイン「来ますッ! 全員 構えて下さ_」

 

輪回「_待つんだ! アイツは殺意 剥き出しだが、

その殺意はジブン達には向けてない!

そのまま反撃せずに動くな!」

 

全員が動かずにいるとホース オルフェノクは

エルフナインや輪回を通り過ぎると、

背後から全員に気づかれずに近づいてきた敵を斬った。

 

訃堂「グワァァァァァッ!!!!!」

 

弓美「ア、アンタは…!?」

 

弦十郎「バカな、俺が倒したはず…!」

 

輪回「ソイツも復活したんだろう」

 

訃堂「よくも…!

この国に必要不可欠たる儂を斬るとは…!」

 

鳴滝「その男だけじゃないぞぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

輪回「お前は…『生乾き』!」

 

鳴滝「違う『ナルタキ』だ! おのれ木霊 紅鈴!

よくもベイクマグナムの催眠で私を操って

この世界から追い出したなぁ…!」

 

エルフナイン「木霊 紅鈴って、

確かベルさんの本名でしたっけ?」

 

創世「ちょっと待って! グルグルの報告だと…」

 

詩織「ベル先生は操れてたはずでは…?」

 

弓美「メェ〜グゥ〜ルゥ〜?」ジトーッ…

 

輪回「アハハ…ゴメ〜ン。 実はアイツ、

本当は自分の意志で裏切ってましたぁ〜…テヘッ♪」

 

詩織「『テヘッ♪』じゃ、ありませんでしてよ!」

 

鳴滝「再びAホムラと手を組んだ事で手にした

私の新しい力でディケイドの2人、交之 焔と立花 響を

倒す予定だが、その前に君達でテストしよう…!」

 

そう言って鳴滝が取り出したのは奪い合いの末、

最終的にはAホムラに奪われたドレッドライバーを

装着して1枚のレプリケミーカードを取り出した。

そのカードを見てエルフナインは驚きを隠せなかった。

 

エルフナイン「それは…【ギガントライナー】の

レプリケミーカード!? レプリケミーカードは

オリジナルのケミーを模造して、その力だけを使う

複製した使い捨てカード…ボクはスチームライナーを

まだギガントライナーに進化させていないのに…!

なんで…!? オリジナルのケミーも居ないのにッ!」

 

鳴滝「この世界から追い出された時、

戻ってくるついでに違う世界から取り寄せたのさ」

 

創世「えぇッ!? 何それズルいッ!」

 

訃堂「ええい、儂を無視するで無い!」

 

無視され続けて痺れを切らした訃堂は

アークオルフェノクとなって手から光弾を飛ばした。

 

輪回「ッ! させない…変身!」

 

〈ソードベント!〉

 

オルタナティブ・ゼロに変身してスラッシュダガーの

刀身を盾にしてアークオルフェノクの光弾を防いだ。

 

ゼロ「大丈夫か?」

 

弓美「オルタナティブ・ゼロに変身したの

久しぶりに見たかも…」

 

ゼロ「そこは置いといて…木場 勇治!

さっきも聞いたが『答え』は どうなんだ!?」

 

ホース「…」

 

オルタナティブ・ゼロからの質問に

ホースオルフェノクから木場 勇治の姿に戻った。

 

木場「まだ俺には分からない…何が正しいのか。

その『答え』を、君が俺に教えてくれ」

 

ゼロ「…分かった。

迷える子羊を導くのも神様の仕事だからな」

 

弦十郎「彼は羊じゃなくて馬だろう?」

 

オルタナティブ・ゼロの返答を聞いた木場は

オーガドライバーを腰に巻いてオーガフォンに

『0・0・0』と『ENTER』を入力した。

 

〈Standing by〉

 

木場「変身…!」

 

〈Complete〉

 

オーガドライバーにオーガフォンをセットして

オーガに変身した木場はオーガストランザーで

訃堂(アークオルフェノク)に斬りかかると

スラッシュダガーを片手にオルタナティブ・ゼロも、

て長田(クレイン)と海堂(スネーク)も援護した。

 

アーク「くッ…オルフェノクの王に逆らうのか!?」

 

オーガ「アナタがオルフェノクの『王』?

俺はオルフェノクの地の『帝王』…オーガだ!」

 

 

 

 

 

輪回「風鳴 訃堂…アークオルフェノクは

オーガ達に任せて大丈夫そうだな」

 

弓美「そうね_って、なんでアンタここに!?

今オルタナティブ・ゼロになって

木場さん達と戦ってるはずでしょう!?」

 

輪回「オレに質問を…じゃなくて、

ジブンが4人に分裂する能力 持ってるの忘れたのか?」

 

弓美「そうだった。けど、なんで弱くなる分裂を…

あぁ、なるほど。この世界にギーツの創世の力で

何かしらの影響が出ないように分裂して

わざと自分の力を弱体化してるって感じ?」

 

輪回「流石『アニメちゃん』と呼ばれてるだけあるな。

お前の想像力と理解力が高くて助かる」

 

弓美「察する能力が無いと

アンタの嫌ってる『質問』をする事になるからね」

 

創世「そこー!

戦場でイチャイチャしないでもらえますかー!」

 

詩織「戦場でイチャつくのは死亡フラグでしてよー!」

 

指摘されて弓美と輪回は『ハッ!』となると、

改めて気を引き締めて改めて構えを直していると_

 

弦十郎「おいでなすったか…!」

 

_鳴滝が出したオーロラカーテンから

ギラファアンデッド、フェニックス、

ラヴリカバグスター、カリュブディスと

Aホムラの手下の幹部クラスの怪人が

ぞろぞろと出て来た。

 

鳴滝「コイツ等だけじゃないぞ」

 

エルフナイン「そうでした。

残ってましたね。 まだ、貴方が…!」

 

鳴滝「ディケイドの力を持つ者だけじゃない。

この力で、旅する者の全員を終着点へと送らせる!」

 

〈ギガントライナー〉

 

鳴滝「変身」

 

〈ドレッド終式〉

 

終焉に導く電車【ドレッド終式】

 

輪回「ギラファアンデッド、フェニックス、

ラヴリカバグスター、カリュブディス…

ここまでは予想していた通りだったが、

復活した風鳴 訃堂ことアークオルフェノクに

鳴滝が変身するドレッド終式か…本来の予定より

2人も増えたが、それで怖がる奴等が居るなら

拠点に戻って裏方に回りな!」

 

弓美「冗談!」

 

エルフナイン「ここまで来たんです!

今更 後には退けません!!」

 

弦十郎「戦える力を手にしたのに少女達だけに

戦わせるなんてOTONAが聞いて呆れるというもの!」

 

輪回「じゃあ、このまま迎え討つって事で良いな?」

 

一同「…」コクリ

 

輪回「よし…変身!」

 

〈SET CREATION 

DEPLOYED POWERED SYSTEM

GIGANT SWORD〉

 

〈ガッチャンコバースト ヴァルバラド〉

 

〈シグナルバイク!! ライダー!! マッハ!!〉

 

全員が無言で頷く姿を見ると分裂した

残り3人の輪回も それぞれマッハ、ヴァルバラド、

ギーツ パワードビルダー フォームに変身した。

 

ギーツ「さぁ、ここからがハイライトだ!」

 

 




次回の【全てを破壊する者 全てを繫ぐ者】は…!

最終決戦の第一幕は面倒な特殊能力を持ち、
それを抜きにしても純粋に強い幹部クラス怪人と
追加で現れた鳴滝と訃堂。この強敵 達を相手に
エルフナインが考え抜いた『策』が通用するのか?

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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