ゼッツは終わっちゃったけど、マイスが始まる前に
なんとか投稿できた…ε-(´∀`*)ホッ
ホムラの犠牲によって平和を取り戻した
【戦姫絶唱シンフォギア】の世界。
この世界ではシンフォギア装者 達にとって
ある程度ご都合主義な世界へと改変されていた。
まず、ホムラ達と一緒に行動していた
竜姫とライダー達は記憶が消える事は無かった。
次にAホムラにより蘇らせた奏やセレナ、錬金術師 達は
ホムラのように消える事なく生き残り、調べた結果、
今回の事件に顔も出さなかった翼の父親の八紘と
【ナスターシャ・セルゲイヴナ・トルスタヤ】
F.I.S.組が『マム』と呼んでいた教主も存命。
さらには全世界に敵として報道されたS.O.N.G.や
シンフォギアについても全員 綺麗さっぱり忘れていた。
しかし何もかも都合よく丸く収まった訳ではなく、
エンジェリードで無理矢理 復活させられた
クリスの両親の雪音 夫妻は死んだままだった。
最終決勝 時に復活したイザークも戦いが終わると同時に
消滅してしまったり、チェイサーこと知栄 三郎も消滅。
異世界から来た者は自動的に元の世界に戻る者も居れば
自分では帰れずに この世界に留まってる者も居る。
しかし折角ホムラが最期の力を振り絞り、
己が身を犠牲にしてまで創られた新世界である。
〜ふらわー〜
弦十郎「乾杯!」
一同「カンパーイ!!!!!」
ホムラの為にも この平和になった世界を
笑顔で楽しもうと『ふらわー』で祝杯を挙げていた。
響「この世界はホムラのおかげで救われたんだ!
笑って日常を過ごさなきゃ、ホムラも報われないよ!
皆で食べよう! 飲もう!! 笑おう!!!」
灯「祝え、救済された この世界を!」
響「そんでもって…歌おう!!!!!
まずは私から! 【ぐだふわエブリデー】!」
明らかに空元気である。だが、それでも皆は
あえて何も言わずに祝いの席を満喫していた。
セレナ「はい。ネフィリム、お口あ〜んして?」
ネフィリム「ぐわぁ〜ん」モグモグ
調「ネフィリムまで蘇ったまま!?」
切歌「このままペット枠デスか!?」
マリア「それって大丈夫なの!?」
クリス「そう言えばフィーネの姿も見えねぇな」
未来「さっきシェム・ハが乗り移ってきた時に
聞いたんだけど、月遺跡に移動したって」
奏「『乗り移ってきた時に』って、
さらっと衝撃的なこと言ってねぇか!?」
翼「まぁ特に悪さもせずに
月に帰ってくれただけ ありがたいと思おう」
アレクシス「いやぁ~、何処の世界でも
この店の お好み焼きとコーラは美味しいねぇ」
アカネ「ズル〜い。アレクシス、違う世界でも
こんな美味しい お店の お好み焼き 食べてたなんて」
ナイト「…」
違う世界でも ふらわーの お好み焼きを食べてたと知り
プリプリしてるアカネと黙々と お好み焼きを食べてる
アンチことナイト、そして『ハッハッハ』と笑って
誤魔化すアレクシス。 ちなみにアレクシス達
見た目からして明らかに異形の存在を前にして
【ふらわー の おばちゃん】が何も言わないのは
アレクシスの認識阻害によるものだ。
カリスト「こういう騒がしさもいいな」
ベス「おい、甘いものは無いのか?」
ギータ「ここは お好み焼き屋だぞ!?」
ドラン「とんだ甘党だな」
ナビーユ「楽しむのもいいけど、
コッチの問題も どうにかしてよぉ!」
バンド・スナッチに4人に頼み込むナビーユ。
彼の言う『問題』というのは_
すみれ「それでは白の女王…
いえ、今はハクアでしたっけ?
どちらにせよ返してもらえませんか?
【私の りり激かわコレクション】を」
ハクア「いや、その…宇宙での戦いで
紛失して…返そうにも返せないのです」目そらし
すみれ「はぁ? 私達を騙す形で花の騎士にして
コレクションを没収した挙句に紛失?
巫山戯てるんですか? 出るとこ出ても_」
りり「_お姉ちゃん、恥ずかしいから辞めて」
すみれ「そうはいかないの!!」
ハクア「うぅ、シンクぅ…」
シンク「ハァ…仕方ないわね。というより
予知して こうなる未来を見えなかったの?」
_詰め寄られる ハクアが助けを求めると
間に入って すみれ を 止めるシンク。
輪回「なんか…普段 情けない模造刀と
同じ声した奴が頼られてる姿って違和感しかないな」
翼「そこまで頼りないかッ!?」
輪回「いつも涙目で『奏』『奏』って餌を求める
雛鳥みたいに煩く情けない姿しか見てないが?
それに あのプリンセスとかいう姉妹も、
何処ぞのアガートラーム姉妹に似てるし」
マリア「私あんなにシスコンじゃないでしょう!?」
翼&セレナ「「無自覚って怖ぁ…!!」」
マリア「この剣、可愛くない_って、セレナまで!?」
まさかの実妹にまで姉バカ呼ばわりされて
ショックを受けるマリアだった。
翼「…輪回、ちょっと話したい事が。
少しだけでいいから一緒に抜けてもらえないか?」
輪回「オレに質問するな…と言いたいが、良いだろう」
セレナ「ちょっと待って下さい、
2人っきりですか!?」
マリア「折角 一段落したのに翼…じゃなくて、
どっちかが死体になるなんて悲報はゴメンよ!」
翼「ちょっと待てマリア、今 確実に輪回と戦えば
私の死が確定していると言ったか?」
輪回「安心しろ。 響が空元気で盛り上げた結果
こんなにも良いムードになってるのに…
それをブチ壊したりなんてするもんか」
『心配ない』といい、店から出る翼と輪回。
シンク「…若き防人が動き出したか」
ハクア「シンクもシンシア…じゃなくて、
すみれ を 止めるのを手伝って!」
すみれ「もしもし偉い人(作者)ですか?
途中で番外編とか外伝とか書いてましたよね?
今回で【全てを破壊する者 全てを繋ぐ者】の
本編が終わるのなら、新作として妹の りり こと
プリンセス・ネージュを主役とした話を_は?
『アンチなコメント受けてメンタルがボロボロ』?
送られてくる感想の全部が全部
良いコメントな訳ないでしょう?
貴方だってアンチが来る事を承知の上で
この作品 始めたんでしょう?
それに私の妹は世界一可愛いので主役にすれば
不評など来ないくらい大人気 間違いなし_」
りり「_恥ずかしいから辞めて!
それと作者さんに圧かけないで!」
調「第四の壁を越えた会話はタブー!
それが許されるのは灯さんと切ちゃんだけ!」
切歌「ナイス、バイス、デース!」
ミカ「なんだかガリィを見てる気がするんだゾ」
レイア「地味に制作陣の所へ行ってたからな」
ファラ「けど もし その話を投稿して
アンチな感想が届いたら どうするつもりで?」
すみれ「大丈夫ですよ。コメントした人とは
話し合いで分かってもらいますから」
笑みを浮かべながら握り拳を見せつける すみれ。
りり「暴力で訴えようとしてる!?」
ガリィ「アッハッハッハw」
ナビーユ「笑い事じゃなぁぁぁぁぁい!!!!!」
総司「それで? 異世界には行くのか」
慎次「いやぁ…」
捨犬「『行けたら行きます』って言っても
それでも律儀に行くタイプだと…」
慎次「『指令の懐刀』と『翼さんのマネージャー』
僕には この世界での役割、そして小車 輪回さんと
その友人に対しての償い が ありますから。
いくら忍でも、この件だけは忍びません。
異世界の忍者からのスカウトを受けても
それで自分の罪を有耶無耶にする気は ありません」
捨犬「その2人なら、さっきコッソリ出てった_」
ドロンッ!
捨犬「_…速ッ!?」
総司「過保護だな」
〜輪回&翼〜
輪回「それで? 話って?」
連れ出された輪回は少し離れた人目の無い
空き地に移動すると振り返って話し始めた。
翼「…緒川さんに調べてもらった。
このリセットされた世界ではAホムラによって
全世界の敵としての報道も、ネフシュタンの鎧の
起動の為の あのライブの迫害も、立花の父親のような
一部の者は覚えていたが、他の者の記憶は消えていた」
輪回「つまりコレで負の感情の高まりによって
自ら魂を己の身を守る鎧に変換したライダーは
この世界に現れないって事か」
翼「他にもライブでノイズ被害、ライダー化によって
死んでしまった者も生き返っていた。自殺者を除いて。
そして…この世界では君のダチ、知栄 家の三男たる
知栄 三郎の存在は消えていた。知栄 三郎という人間が
最初から存在しないものとして修復されてしまった…」
輪回「この世界から見れば死神になったり
オレを神にしてくれたアイツが存在してたという
事実は不都合だったという訳か…やっぱ、嫌いだわ。
この世界も、特機部二も、お前も、好きにはなれない」
翼「…」
輪回「でもまぁ、コレでAホムラに嵌められた
他の装者も そうだが、過去に人を殺して隠蔽した
お前も組織もコレで世間的には晴れて無罪放免だ。
『風鳴 翼にダチを殺しされた』って口外しても、
復讐しようとも、チェイスの存在が消えた事で
オレのイマジナリーフレンドって事で
揉み消せるからな…良かったなぁ」
翼「確かに そうだな…
もう私達が世間的に裁かれる事は無い。
だが…貴方は それを認められる訳では無いだろう?」
輪回「…それで?」
翼「例え私が死んだり、
S.O.N.G.という組織を解散させたところで
私達が犯した罪は消えないのは分かっている。
だから…貴方の気が晴れる罰を受けるつもりだ」
輪回「…それなら、少し付き合え」
輪回に言われて素直に付いていく翼。
そんな殺し殺されの関係の2人の様子を
姿を消しつつ陰から見て慌ててる者が1人。
慎次「翼さん…(あの様子、
もしも彼に『この場で死ね』と言われれば
素直に命を差し出すつもりなんですね…)
その時は お供しますよ。 文字通り『最期』まで」
〜ふらわー〜
闇 弓美「そう言えば翼さんと緒川さん、
それとメグルが居ないわね」
あおい「ちょっと待った!
その組み合わせで出て行ったって事は…!」
朔也「死人が出る予感しかしない…!」
創世「…まぁ、大丈夫じゃない?」
詩織「そうですわね。
むしろ戦争が終わって一段落した
このタイミングで2人が出てったのはナイスですわ」
朔也「ナイスって言ったって…」
弓美「あの2人には河川敷で殴り合って
夕方頃には笑い合って仲良く終わってほしいものね」
朔也「殴り合いどころか…」
あおい「殺し合いにならなければ いいけど…」
長田「乾さん、
先に元の世界に帰っちゃったんですね…」
木場「まぁ乾 君って猫舌だから
誘っても来なかったと思うよ」
弦十郎「違う世界線だと俺はオルフェノクとなって
本能を抑えられず仲間と敵対してしまったらしい。
本能を抑えられる何か良い案が あったりしないか?」
海堂「違う世界の記憶が流れてきたんだが、
オルフェノクの殺意を抑える事が効果的なんだとよ、
ラーメン作りは。だから もしもの為にコレ持っとけ」
そう言うと海堂は何処からか取り出した
秘伝のラー油ちゃんを弦十郎に託した。
弦十郎「…コレで本当に本能を抑えられるのか?」
キリン「分かります」
木場と長田も弦十郎、ヨドミヒメとなった
少女を連れて行ったのを最後(♪248)に
今まで姿を見せなかったキリン(少女☆歌劇)までもが
会話に参加して『こんなもので本当にオルフェノクの
本能を抑えられるのか?』と疑問に思うのであった。
訃堂「フンッ! 静かに食せぬか!?
騒がしい事この上ないわッ!」
弦十郎&オルフェノク3人組
「いや、なんでアンタが居るんだよ!? 帰れッ!」
何故かアークオルフェノクとなって
敵対していて倒したはずなのに生き返ってた
訃堂を ふらわー から 蹴り飛ばして追い出した。
ギルド「まさかキャロルと融合する事になるなんて」
主「帰ったら俺達のキャロルに報告するか。
『この世界のキャロルと暗い所で合体してた』ってな」
ギルド「いや誤解を招く言い方!?
修羅場を作る気!?」
大地「やめなさいな主」
アトラ「あと聞きたいのだけど、
結局 戦いの最後まで姿を見せなかった
他のファウストローブライダーズは?」
ギルド「敵の消滅を確認したと同時に
各々 元の世界に撤退したらしい」
真斗「顔くらい見せりゃあいいものを」
晶「顔見せても僕達と同じように
気まずい空気になる可能性が高いかもよ」
太陽「恋人とか婚約者だって言ったら
緊張してたデスからねぇ…」
真「コッチの世界の響の様子も心配だけど、
僕達の響を心配させちゃうのも良くないし、
早めに お暇させてもらいましょう」
キャロル「さて、
復活したオレ達 悪党は今後どうするかだ」
ウェル「僕の方はノープロブレム!
なんたってウォズこと灯と取引しましたからね?
この騒動が終わったら目立ちたくない彼女等の代わりに
この『ジョン・ウェイン・ウェルキンゲトリクスが
事件を解決した英雄』として世間に公表すると!」
プレラーティ「それは無理なワケだ」
カリオストロ「だって
この世界は創り変えられちゃったわけでしょう?」
サンジェルマン「新世界になった影響で
この事件そのものが無かった事になった以上、
その取引も自然消滅という事になる」
ウェル「それじゃあ僕はタダ働き…
チクショオォォォォォ!!!!!
英雄にしてくれ!
英雄にしてくれよォォォ!!!」
ティキ「アダム、この おじさん煩い」
アダム「鼓膜が破れそうだね、同感だ」
発狂するウェルに呆れる元 結社の錬金術師であった。
エルザ「わたくしめ等は どうするで あります?」
ミラアルク「怪物のウチ等じゃ
雇ってもらえる所を探すのにも苦労するぜ」
エルフナイン「それなんですけど、
実はノーブルレッドの人達に良いニュースが」
ヴァネッサ「でも、そういうのって
悪いニュースや裏が有ったりするんじゃない?」
エルフナイン「とりあえず聞いて下さい。
実は以前に やり取りした話が あってですね_」
〜回想〜
エルフナイン「え?
『人間に ならないか』ですって?」
ホムラ「お前はホムンクルス、
錬金術によって生まれた人造人間だ」
リア「ボクもホムンクルスだから
その短所は分かる。 それは『短命』って事だ。
ボクは例外だから すぐ死ぬ事は無いけどね」
ホムラ「実際お前は魔法少女事変の事後、
記憶を失ったキャロルが来なければ死んでいた。
だから聞いているんだ『人間に ならないか』って」
エルフナイン「確かに人間なら短命じゃなくなり、
ガッチャード世界の錬金術ならホムンクルスを
人間にする事は可能…ですが、お断りします」
リア「断るの?」
エルフナイン「今のところホムンクルスのままでも
問題ありませんし、もしも問題が起こったとしても
仮面ライダー Wの2人やマリアさんが言ってたみたいに
『対策なんか、動いてから立てればいい』…
ホムラさん、貴方の性格上そう思ったりしませんか?」
ホムラ「…そうだな。ウジウジ考えて
動けなくなるより全然いいか。何か あったら相談しろ。
もしも俺等やキャロルに相談が出来ない状況だったら
座標を送るから その世界に行きな」
エルフナイン「違う世界?
ここは何がある世界なんですか?」
ホムラ「担任が人間不信だが、
生徒は人間になりたい人外が通ってる学校」
リア「あぁ…あったね、
人外教室。 けど、なんで わざわざ
その世界の座標まで調べてるの?」
ホムラ「…この世界で生まれてしまった
自我が無い仮面ライダーは迫害を受けて苦しんだ結果
現実での痛みや苦しみから逃げる為に魂と引き換えに
身を守る鎧を求めて生まれた存在だから助けられない。
けど、もしも俺みたいな
イレギュラーな存在が見つかったとしたら?
もしも救える怪人の中で倒しても
人間に戻れないのが見つかったとしたら?
そういう自我は残ってるものの失望して、
絶望したはずの人間に もう1度 戻りたいと思ったら?」
エルフナイン「なるほど…
この事件で怪人やライダーといった
異端の存在になってしまった人達の
救済法の1つという事ですね?」
リア「ホムラ…変わったね。少し前までだったら
誰かを『助ける』なんて考えなかったのに」
ホムラ「兄妹の、響の影響…かな?」
〜現在〜
エルフナイン「_という訳で、
その世界でなら確実に人間に戻れますよ!
そこでは『宇宙人』『異世界人』『超能力者』までも
人外として扱われてて、在学中で学内に居る間も
人間になれるので問題なく過ごせるはずです!」
ヴァネッサ「魅力的な話だけど…いいの?」
ミラアルク「誘拐したり、用済みになったから
処分しようとしたウチ等に そんな話…」
エルフナイン「けど、こうして生きてますし
キャロルやオートスコーラーの皆も生きてます」
エルザ「ですがソレは結果論でありますよ!」
エルフナイン「結果論でも良いですよ」ニコッ
ヴァネッサ「貴方も結構な お人好しよね」
エルフナイン「響さんの影響…ですかね?」
ホムラから貰った世界の座標が書かれたメモを
ノーブルレッドに渡すとエルフナインは
空元気で喉が潰れる勢いで歌ってる響を
慰めにトテトテと向かって行った。
〜輪回&翼〜
爆走バイクのゲームエリアに移動した
輪回と翼の2人はバイクを用意。レースを
いつでも始められるように準備していた。
翼「しかし『付き合え』と呼ばれて
何されるのかと覚悟していたのに…」
輪回「まさかのバイク勝負でガッカリか?
それとも『女剣士くっ殺』展開でも期待したのか?」
翼「期待するとでもッ!?」
輪回「あ…悪い。 弓美と見たアニメと
灯にオススメされた同人誌の影響で
少し頭がピンク色になってたかもしれない…」
翼「板場のアニメは ともかく、
交之 灯に勧められたR18の同人誌なんて読むな!
それに確か貴方の年齢は14か15でしょう!?」
輪回「神様に年齢なんて関係ない。
本来なら人間の法に従う理由なんて無い」
翼「『所の法に矢は立たぬ』という
言葉を知らないのか?」
輪回「オレに質問するな」
翼「便利な台詞ね」
輪回「そんな事よりも…そろそろ始めよう」
翼「そうだな」
輪回「どちらが勝っても
相手に思いを残さぬようにしよう。
食べ終わった果物の種を捨てるように…」
翼「あぁ…いや、だが待て。
種を捨てれば、やがて芽が出て再び果物が実る」
その例えでは『復讐や争いの連鎖を断ち切れない』と
翼に言われた輪回は瞬時に新しい例えを出した。
輪回「…なら、履き潰した靴を捨てるように」
翼「分かった」
輪回「…(前の例えのほうが良かった)」
不満を胸に抑え込んでバイクに乗り込む2人。
翼「いざ、参る!」
〜店の外〜
店の外に出ていたリアは考えていた。
何故この日に時間が巻き戻ったのかを。
リア「…(Aホムラを倒し、
ホムラが消滅して日付が1/25に巻き戻った)
どうして この日に巻き戻ったかは分かる。
だから多分 今日を逃したらホムラを蘇らせる
チャンスは2度と来ないかもしれない…けど、
ホントにアイツを蘇らせるのが本当に正しいのか?」
ファースト「何を躊躇っている?」
リア「ファーストにフィーア…どうして ここに?」
フィーア「お開きにして、俺ちゃん達 異世界 組も
そろそろ この世界から お暇して元の世界に帰ろうと
思っててね。 まぁ…『二次会やろう』って
駄々を捏ねる神殺しも居るけど…」
ファースト「騒いで忘れたいんだろうよ。
それは さておき…今日この日ならホムラが
復活するかもしれないってのは本当か?
だとしたら何を躊躇っている?」
リア「アイツは最終的に『死』を求めて戦ってた。
それはホムンクルスのボクですら気づけなかったけど
シンフォギア装者の おかげで もう1度 『生きる』為に
手を取り合って戦おうって決めた。
…でも、最終的にホムラは自分が死ぬ危険性を
後回しにして今の状況に至る訳だ。もしかしたら
ホムラは まだ死にたがってるんじゃないのか?
そう思ったら、ホムラを生き返らせるのが
正しいのか どうか分からないんだよ」
フィーア「正しいのか どうか分からないってんなら
そもそもの話、生物にとって『死』は平等に訪れる。
その『死』に逆らって死んだ者を
蘇生させるという行為そのものが間違いだ…」
リア「それは…確かに そうなんだけど…」
ファースト「けど、生き返らせるのが
お前が やりたい事なんだろ?
お前はホムンクルスと言っても俺や
この世界の技術のものとも少し違うんだろ?
オーズ…だったか? 『欲望』をメダル化する技術で
そのメダルで身体が出来てんだろ? だったら
やりたいように…『欲望』のままに動いたら どうだ?
お前の中にある『欲望』は その程度のモノなのか?
俺だったら生き返らせたい奴が居るなら周りから
どんなに反発を買おうとも『禁忌』の領域だって
手を出すさ、それこそが本当の『欲望』だ!」
リア「き、『禁忌』に…!?」
フィーア「その通り。
誰しも願うはずだ、『失ったものを取り戻したい』と。
ならば問おう『禁忌』とは?
その境界線を決めるのは誰か?
人の『願い』に間違いなど存在するのか?
否! 心から生まれるのが『願い』ならば、
全ての『願い』を、『欲望』を、肯定する!」
リア「ッ! 君はXギーツ…ギーツの力を持つ者。
そんな奴に『願い』や『欲望』を肯定されたのなら…」
迷いが吹っ切れたリアは_
リア「やるしかないじゃないか!」
_急いでホムラを復活させる為に
必要なものの準備に取り掛かった。。
フィーア「そうだ、それでいい。
『欲望』こそが人を人たらしめる」
ファースト「それにしても凄い説得力だったな。
この場面だけを聞いてるなら俺より悪党っぽかった」
フィーア「そうか?」
ファースト「それと焚きつけてたけど
本当にホムラを蘇らせる事が出来るのか?
小車 輪回のギーツⅨや お前の持つXギーツの
創世の力を持ってしても無理だったんだろ?」
フィーア「シンフォギア装者は
何度も『奇跡』を起こしてきたんだろ?
それは きっと創世の力をも上回るはずさ。
何せ『禁忌』と『奇跡』は…1文字 違いだ」
〜輪回&翼〜
自分の事を『対・風鳴 翼キラー』なんて
自称していた小車 輪回だが、そんな翼も成長していた。
輪回&翼「「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…!」」
2人のレースによるスピード勝負は
何度も同着ゴールにより2回戦、3回戦と続き、
妨害ありなので走行中に攻撃を仕掛けたものの
これまでの戦いで互いに手の内が分かっていた。
輪回「ハァ…ハァ…ハァ…
お前、結構やるじゃねぇか」
翼「ハァ…ハァ…ハァ…お前もな…!」
今まで一方的に やられていた 翼は
輪回の銃撃や脚技を躱し、攻撃パターンを
記憶されてて掠りもしなかった翼の剣技を
何度も受けて切り傷だらけになった輪回。
互角のスピードと実力によるデッドヒート。
両者はバイクが爆発して決着つかずに
ゴール目前で倒れていた。
輪回「はぁ…気が済んだ。 もういいよ」
翼「ん? 何がだ?」
輪回「チェイスの…ダチの件は忘れるとするよ」
翼「ッ!? どういう意味だ…?」
輪回「成り行きで力を得たとはいえ
オレはヴァルバラドでもあるんだ。
お前が憎くても、復讐に美学なんてない。
そんなのは黒鋼 スパナも喜ばないだろうさ。
それに…もう この世界にチェイサー…
知栄 三郎という人間は存在していないんだ。
存在しないものの事を考えても意味は無い。
それが宇宙の真理だよ。 模造と_風鳴 翼、
これからは君達S.O.N.G.には関わらないようにするよ」
翼「『宇宙の真理』って…そんな事を言われて
納得 出来るとでも!? 私への憎しみに
文字通り人生の全てを捧げたのだろう!?」
輪回「それもそうだが、
それを命を狙われてる側が言う台詞じゃないだろ。
まぁ納得 出来ないみたいだし、こう言えば満足か?
お前 以外の装者も、三人娘も、チェイサーも
誰も望んでいないんだ。お前とオレが争う事を」
翼「それは、確かに、そうなのだが…」
輪回「それに前(♪197)に
掘り当てたファントムリキッドの風呂に
浸かった時に お前等の指令にも話したが、
この事件が解決したら神様として裏風都や
ヘルヘイムの森とかの別世界に引きこもって
この世界には あまり 干渉しないって話もしてたしな」
翼「待て! この世界から去るというのなら、
あの三人娘の事は どうするつもりだ!?」
輪回「オレに関する記憶を全て消すつもりだ。
今までオレは生きる為とはいえ裏の世界で
悪党メインとはいえ多くの人を殺した。
だから誰かが嘘と血で染まりきった
こんなオレに『罰を与えてくれる』事を
ゼッツの【ジーク】みたいに望んでたんだ。
でも、腐りきってる この世界には裁かれたくない。
全ての人間からオレに関する記憶を消して何も無い
廃墟と化した寂しい世界で1人 寂しく神様やってるよ。
それがオレ自身に与える『罰』だ」
翼「…私やS.O.N.G.の事は どうするつもりだ?
また何かしら やらかしてしまうかもしれないぞ」
輪回「オレが居ないからって人の命を弄ぶ事すんなよ」
自暴自棄となったのか大事なダチの存在を忘れ、
翼やS.O.N.G.どころか この世界にすら干渉しない。
そう言ってきたのだ。 その言葉に翼の反応は
ゾンビのように ゆらりと立ち上がると_
翼「そんな事…納得 出来るかぁぁぁ!!!」
_走り出した。しかし方向は輪回ではなく、
ゴールに向かってウイニングランを決めたのだった。
翼「決着ゥゥーッ!!」
輪回「抜けがけかよ…」
翼「勝者は私だ! だから敗者の貴様には
私の『願い』を叶えてもらおうか!」
輪回「ハァ? 『願い』? レース中も走りながら
この新世界の状況を調べさせてもらったが、
お前と風鳴 八紘の血縁関係は ちゃんとした
父親と娘に改変されて、この世界でオレの家族は
【鞍馬あかり】と【鞍馬 祢音】の鞍馬 家みたく
オレの代わりが存在していて、母さん_母親は
オレが居なくても幸せそうにしている。
こんなにも お前等シンフォギア装者にとって
ご都合主義な世界に変わったんだぞ?
それなのに『願い』? お前って奴は…
何処まで欲深くて意地汚いんだッ!!」
翼「それが『人間』というものなのは
貴方が1番 知っているはずたろう?
裏の世界で生きていた有名人さん」
輪回「チッ…それで何が望みなんだ?
叶えるかは別にして聞くだけ聞いてやるよ」
翼「それでは言おう。
私の『願い』は…
1つ『この世界から去ろうとするな!』
2つ『大事な人の事を忘れようとするな!』
3つ『周囲の者から自分の事を忘れさせるな!』
4つ『今後も私やS.O.N.G.が自分 達でも気づかぬ内に
過ちを犯したのなら、その時は全力で止めに来い!』
これが私の『願い』だ…罪の意識を感じるのなら、
それを抱いたまま生きろ。本当なら その資格が無いのは
私 自身が1番に分かっているが言わせてもらおう…
それが私が与える貴様への『罰』だ!
小車 輪回、私と貴方は装者とライダー…
防人として多くの人の命を救ったと同時に、
その命を奪った咎人。 だから これからも
償いながら一緒に罪を数えよう」
その誘いと共に今だに倒れている輪回に
手を差し伸べる翼。 今までの輪回なら
その手を払い除けるところだが、
今回の輪回は差し出された
翼の手を掴み、起き上がった。
輪回「まったく…オレへの『願い』とか『罰』とか
そんな事を言う割に甘いな。甘ったるくて耐えられん。
お前はホントに心身ともにハーフボイルドだな」
翼「…私も結構 成長して半熟から卒業したと思うが?
どうだ、私の胸部装甲も立派な天下御免の
メロン アームズになったものだろう?」
輪回「メロン? ロックシードって
意味なら確かにカッティングされてるな。
どっちかと言うとジブンは斬月・真の
メロンエナジーロックシードの方が
しっくりくるけどな」
翼「それは何か?
私の胸は『搾りかす』とでも言いたいのか?」
輪回「ソーダァ!!」
翼「力強く言うなぁ!
お前ぇぇぇぇぇ!!!!!」
いつも通りの喧嘩が始まった。
やはり この2人の関係は こうでなくては。
弓美「『これからも償いながら一緒に罪を数えよう』…
なんかプロポーズにも聞こえるような気がする。
もしかして…恋愛フラグ立った?」
闇 弓美「いやいや、あの2人に限って それは無い。
せいぜい喧嘩友達か悪友ってところでしょう」
創世「それにしても私達の記憶も消して
この世界から去ろうとするつもりだったなんて…
あとでスリッパ100叩きの刑に賛成の人、手を挙げ」
詩織「その案はナイスですわ。
ですがスリッパだけでは生温い…
全員でメックヴァラヌスを纏って
ボコボコにしましょう!」
闇 弓美「アタシもアタシも!
カリバーのジャオウドラゴンで!」
弓美「誰も逃れられない…あとで制裁を受ける輪回も、
勿論そこでコソコソ見てる忍者さんもね!」
慎次「気づいてたんですかッ!?」
弓美「ダスタードを…星屑忍者を生み出せる
アタシが、忍者の存在に気づかないとでも?」
闇 弓美「またアリエスで昏睡状態になるか?
それともカリバーの暗黒剣で闇の世界に送られるか?
どっちがいい? 好きな方を選ばせてあげる」
慎次「勘弁して下さい!」
〜響 達〜
真「それじゃあ響、辛いかもだけど…元気で」
響「…うん」
弦十郎「木場 勇治 君、俺達の知る運命に抗えよ」
木場「分かってる。 もし俺が戻った世界が
2人が死ぬ前の世界線ならスマートブレインには
乗り込まず、既に帝王のベルトを手にした後なら
乾 君の手助けをするよ。 だってファイズは…
闇を切り裂き光を もたらす『救世主』だから。
俺は人間とオルフェノクの共存は諦めない」
クリス「ん? アイツ何処に行った?
アンチだったかナイトだったか…」
アカネ「あぁ…アレクシスが
一足早く逃げてったから追っていったよ」
マリア「抜け目ないわね…」
エルフナイン「バンド・スナッチの皆さんは?
カリストさんに改めて お礼を言いたいのですが…」
りり「詰め寄られたら白の女王…ハクアが逃げ出して、
お姉ちゃんが追いかけて、シンクとバンド・スナッチが
ハクアを心配して追いかけていった」
エルフナイン「そうですか…
お礼は言えずじまい…」
セレナ「貴方は追いかけないんですか?」
りり「大丈夫。私も すぐ追いかけるから」
ナビーユ「僕も同行するから心配しないで」
調「ファーストとフィーアの姿が見当たらない…」
切歌「あの2人も先に帰っちゃったデス?」
未来「異世界の人達もだけど、ベル先生やリアは?」
灯「ベルは ともかく、リアならファーストとフィーアの
2人と話した後に何処かに走り出していったけど?」
あおい「折角 生き返ったのにクリスちゃんを
置いていって、いったい何するつもりなのかしら?」
朔也「それよりも あのホムラLOVEの
魔王を放っておく方が危険なんじゃ…!?」
キャロル「ホムラが存在しない
この新世界に絶望して、キングスワールドエンドを
放つ為に、何処かで力を溜めてるのかもしれないな」
奏「一難 去って また一難かよ…」
灯「今の彼女は荒れてるからね。
空元気に歌ってた彼女 以上に」
響「…」
奏「そういう実の姉の お前は随分と冷静だな」
灯「そういえば君にも妹が居たんだっけ?
確かに それなら納得も出来ないね。
けど死んだ者への未練たらたら状態だと
地下帝国バダンやフィフティーン、そして
平成 VS 昭和のライダーバトルが始まるよ?」
翼「それは御免を蒙るな」
輪回「さっきまで『死んだダチの事を忘れるな』って
言ってたのは誰だっけ? 搾りかすメロン胸部装甲」
翼「変な呼び名を増やすな!」
クリス「先輩!? 何処に行ってたんだよ!」
翼「レース勝負してた」
輪回「そして途中から
殴り合いの喧嘩になってた」
弓美「お互い『クズ』って
罵り合いながら殴ってた」
闇 弓美「ゲンムとレーザーみたいに」
総司「慎次、お前が居ながら…」
捨犬「止められなかったか…」
慎次「あの2人の喧嘩は世界の崩壊レベルですよ!?
たった1人の忍だけじゃ止められません!!」
奏「いやいや、どんな規模の喧嘩してたんだよ!?」
キリン「分かります」
マリア「居たの!?」
こうして謎に包まれたキリンの存在も忘れずに
ファーストとフィーア以外の異世界から来訪者を
元の世界へと送り返したのを見届けた。
装者 達と敵対していた錬金術 師 達は
1度この場で解散しようという事となった。
残っているのは装者とライダー。
エルフナインとキャロル、
そしてOTONAとウェルだった。
響「それじゃあ残ったメンバーで二次会に行くぞー!」
未来「『行くぞー!』じゃない!
響、流石にコレ以上 歌ったら喉が潰れるよ!?」
響「あぁ…未来、酷い…マイク返して!」
未来「イーヤーヤダヤダ(中の人ネタ)」
響「ブゥー…こうなったらシンフォギア纏って
歌いながら街中を爆走してやる!」
未来「弦十郎さん! 貴方からも
なんとか言って下さい! 上司でしょう?」
マイク片手に二次会を開こうとする響。
そんな響を見るに耐えきれず、未来はマイクを
取り上げ、返すように頼んでくる親友の頼みを
某モモンガのマネで拒否。 すると今度は
国家機密の塊であるシンフォギアを纏って
街中を走りながら歌うとのこと。
そんな暴走状態の響を見るに耐えきれず
弦十郎に助けを求める未来であった。
弦十郎「響 君、少し喉を休めるんだ。
戦わせてる俺達が言える立場では無いが…
本来なら歌は楽しんでするものだ。
そうやって辛い想いしてまで歌ったりしたら…
ホムラ君は なんの為に命を投げ出したんだ!」
響「…」
〈エクリプス! ナウ〉
聞き覚えのある詠唱と共に日蝕が起こった。
調「日蝕!?」
切歌「なんで急に…!?」
クリス「今の詠唱は…確かウィザードの世界で
白い魔法使いが使ってた強制的に日蝕を起こす魔法!」
マリア「白い魔法使い…
ワイズマンって事は、まさか…!?」
セレナ「何処かでベルさんが
魔法を使ってるということ…けど、なんで!?」
エルフナイン「恐らくダメ元でホムラさんを
生き返らせようとしているんでしょう。
彼女の手元にはホープウィザードリング…
生と死を逆転させる究極の魔宝石、
賢者の石を持っていますからね」
ウェル「ですが、あの魔法で日蝕を起こしても
生贄 兼 人柱のファントムか魔法使いが無ければ
サバトを起こす事は出来ないはず…!」
ベル「そんなものデュープで分身を作り、
その分身を人柱にすればいいだけの話だ。
減った分の魔力は補給すればいいだけだし。
何せ私は『フォニックゲインを吸収して
体内に溜め込み、自身が必要とするエネルギーに
変換する能力』を持ち合わせてるんだから」
タネ明かしといった感じで現れたのはベルだった。
キャロル「やはり貴様か」
ベル「ホムラちゃんの肉体を渡してよ、トモちゃん」
灯「思った通り、狙いは賢者の石を使った蘇生か」
輪回「サバトでホムラを蘇らせようって訳か…!
だが、アイツの魂は死後の世界にも存在しない。
例え生き返ったとしても、それは仮初めの生命だ。
ホムラの死体に宿ったAホムラと なんら変わらない!」
ベル「…うぅ、うるさぁぁぁぁぁい!!!!!」
〈チェンジ! ナウ〉
ワイズマン「トモちゃん、
ホムラちゃんの肉体を置いて遠い場所まで避難して。
他の皆も共に戦場で背中を預けて一緒に戦った仲だ。
慈悲として今から避難するなら助けて上げる。
けど拒否するなら…ワイズマン得意の爆裂 魔法
エクスプロージョンで全員 纏めて吹き飛ばすよ?」
〈サン ユニコーン〉
マジェード「やれるものなら やってみろ」
創世「ちょっと待って!
あのライダーのエクスプロージョンって
必殺技と同等の威力で乱発 出来るんでしょ!?
それなのに そんな挑発じみた真似したら…!」
詩織「いいえ、話に聞いた通りだとすれば、
むしろ魔法使い相手にマジェードは有効ですわ」
輪回「あぁ、特にサン ユニコーンならな」
ワイズマン「仮面ライダー マジェード…
そのライダーの事もホムラちゃんから聞いてる。
それも錬金術の仮面ライダーなんでしょう?
前(♪198)にも言ったけど、魔法の前では
錬金術なんて子供の お遊びにすぎないッ!」
〈エクスプロージョン! ナウ〉
エルフナイン「キャロル!?」
マジェード「心配するな」
ワイズマン「何ッ!?」
エクスプロージョンが直撃したマジェード。
エルフナインは心配して呼びかけるも、
爆炎から姿を現したマジェードは無傷だった。
ワイズマン「ノー、ダメージ…!?
まさか、爆発系の攻撃を無効化とか!?」
マジェード「どうした? 何を驚いている?
たかが『子供の お遊び』なのだろう?」
ワイズマン「だったら他の魔法で…!」
〈イエス!! スペシャル!! アンダースタンド?〉
〈イエス!! ブリザード!! アンダースタンド?〉
〈イエス!! サンダー!! アンダースタンド?〉
ワイズマンは炎、氷、雷の
3つの魔法で攻撃するも全て通用しなかった。
ワイズマン「な、なんで魔法が効かないのッ!?」
輪回「確かにジブン達は
ホムラが持ってきた仮面ライダーや
シンフォギアの映像作品を見てきた…
だが、お前は形態1つ1つの能力までは
把握しきれてなかったようだな」
ワイズマン「それは どういう…!」
輪回「オレに質問するな。 本人に聞けよ」
マジェード「確かにサン ユニコーンには
無効化能力を持ってる。 ただし爆発でも
炎でも氷でも電気でもない。 この形態で
オレが無力化するのは『魔法』そのものだ」
ワイズマン「なぁッ!? それって、
ウィザード系ライダーの天敵じゃん!?」
マジェード「どうだ?
魔法が『子供の お遊び』に負けた気分は?」
ワイズマン「ぐぬぬぬ…!」
マジェード「それと、オレだけを見てていいのか?」
ワイズマン「え? 何を言って_」
エルフナイン「ウゴケナクナール溶液!」
ワイズマン「_うわッ!? な、何これ!?
あぁ、変な姿勢で身体が動かなくなっちゃった!?」
マジェード「錬金術が魔法に勝ったな」
目線がマジェードに釘付けになってる間に
エルフナインがウゴケナクナール溶液を投げて
ワイズマンの動きを封じたのだ。
ワイズマン「関節に、腰が…!」
エルフナイン「降参してサバトを中断して下さい!
そうでなければ ずっと その姿勢のままですよ!」
弓美「何処かの美術館に展示しても いいのよ?」
ワイズマン「うぅ…分かったよ、降参! 降参!!」
泣く泣く降参を宣言したワイズマンの溶液を落として
変身を解除させるとサバトを中断させて正座させた。
ベル「…」(´・ω・`)ショボーン
翼「ホムラを失って辛いかもしれないが、
それでも無関係な者の生命を危険に_」
輪回「どの口が言ってるのやら」
翼「_ゲフンゲフン!」咳払い
ベル「確かにサバトは やり過ぎたと思うけど…
こんな終わり方、君達は納得 出来るの!?
誰かを犠牲にした幸せだなんて、
ハッピーエンドって言えるの!?」
その言葉に全員が何も言えなくなってしまった。
リア「確かに、ハッピーエンドとは言えないね」
クリス「リア!? お前、今まで何処に…!?」
リア「ボクは思った。
何故この日に時間が巻き戻ったのかを」
輪回「何か分かったのか!?」
リア「その前にだ。
灯、改めて聞かせてくれ。
ホムラが一瞬でもいいから
この世界で『主役』になれれば、
戻ってこられる…その言葉に間違いないんだよね?」
灯「その通り。
そうすれば転生すら出来なくなった
ホムラの魂を この世界に呼び戻せる…けど、
もうホムラが主役になれる方法は残されていない」
リア「いいや、残されている。
ネーサン達、思い出してほしい。
Aホムラとの決戦の前日(♪238)を。
ファーストが一時退場してしまった
デスゲームにホムラが向かう前、
あの日、ホムラ以外の皆は何を用意してたかを」
未来「え〜っと…確か…」
ウェル「ッ! ヴェハハハハハッ!
そういう事ですか…!
何故この日に巻き戻ったのか?
何故この日に限ってホムラを
蘇らせる事が出来るのか?
何故この日に限ってホムラが
『主役』となれるのかぁ!?」
リア「その答えは…ただ1つ」
響「…それじゃあ、ホムラは本当に、生き返るの?」
リア「そうだ。 けど、ボク1人じゃあ限界が ある。
ホムラを生き返らせたいなら皆も準備を手伝ってくれ」
鳴滝「ならば私は邪魔させてもらおう」
一同「鳴滝!?」
エルフナイン「生きてたんですか!?」
バイカイザーとなり、ビッグマシンと融合して
ビッグカイザーとなったものの2人の錬金術師に
撃破されたはずの鳴滝が彼女 達の前に現れる。
鳴滝「ディケイドを倒すまで、
私の旅は終わらない…!
やっと1人 減ったというのに蘇って
また振り出しに戻す訳には いかないのでね…!」
すると鳴滝は1つのウォッチを取り出した。
翼「ウォッチ…という事は、
またアナザーライダーか!?」
弓美「なんのライダーの
アナザーになったところで、
この人数を相手に勝てるとでも!」
鳴滝「勝てるさ…このライダーの力なら!」
アナザーウォッチを起動して
体内に埋め込むと鳴滝の姿が変わる。
慎次「そのアナザーライダーは…!?」
その姿は以前 慎次が変身した
アナザージオウⅡに似ていた。
しかし肩に掛けたのと腰に装着された
金色のベルトを見て、なんのアナザーなのかが
分かると、その顔は絶望に染まってしまった。
未来「【アナザーオーマジオウ】…!?」
過去と復讐に生きる魔王【アナザーオーマジオウ】
奏「オーマジオウがアタシ等に貸してくれた力を
ウォッチに掻き集めてアナザー化したのか!?」
輪回「マズい…仮にもアナザーとはいえオーマジオウ。
時の王者の力を持っている以上、時間操作によって
無理矢理 今日の日付を変えられる可能性も…!」
フィーア「そんな事!」
ファースト「させるかよ!」
響「ファーストさんにフィーアさん!?」
弦十郎「君達、自分の世界に帰ったんじゃ…!?」
フィーア「死者を生き返らせるというタブー。
俺ちゃんは その禁忌をリアに焚きつけた張本人」
ファースト「だから、どうせ帰るなら
アイツが生き返るところを見届けてからと思ってな。
早く行きな! 今日じゃなきゃダメなんだろ!?」
響「…ありがとう!」
Aオーマジオウ「過信は よくないと忠告しよう。
君等がアナザーオーマジオウに勝てるとでも!?」
ファースト「勝ち負けの問題じゃねぇ、
コレは俺なりのケジメだ!
アイツの特別な『あの日』を
台無しにしたのは俺だからな」
フィーア「ファースト…お前ホントに変わったな」
ファースト「うっせぇ。さっさと変身するぞ!」
フィーア「ハイハイ…」
ファースト&フィーア「「変身!!」」
〜旧 交之 家(嘗てのホムラと灯の家)〜
輪回「何故ここでホムラを蘇らせる?
他にも もっと良い場所が あったはずじゃないのか?」
リア「確かに物置小屋よりもボロい家だ。
でも、ここは間違いなくホムラが生まれ育った家。
この場所で本日の主役であるホムラの
誕生日を祝えば、戻ってくる可能性は高い!」
響「確かに誕生日の人は
『本日の主役』って言われてるけど…
誕生会を やり直したところでホムラが蘇るの?」
灯「正直、この作戦は賭けだね」
翼「だが時間が巻き戻ったのは
生きるのを諦めまいとしたホムラが
この世界に抗ったからなんじゃないのか?」
奏「確かに…アタシがオーディンで時間を巻き戻しても
神になった事で無力化した輪回まで一緒に この決戦の
前日に来た。 ホムラの力ならあり得なくないかもな」
ベル「とりあえず準備しよう!」
灯「祝うのはアタシに任せてくれ。
その役目はウォズの力を持ち、
姉であるアタシの…いや、私の使命だ」
こうして一同は3匹の子豚なら長男が建てた
狼に吹き飛ばされた藁の家のようなボロ家で
ホムラ復活の為に必要な誕生会の準備を始めた。
調「おさんどん役は任せて!」
未来「私も手伝う!」
切歌「ならアタシは飾りつけデース!」
クリス「だったらアタシ様は
デッケェ花火を打ち上げるぜ!」
マリア「打ち上げるなら
せめて普通の花火にしなさい!」
セレナ「それよりも誕生日に花火って
やり過ぎなんじゃ…?」
奏「飾りや材料で
足りないものがあったら買い出しは任せろ!」
翼「奏、行くなら私のバイク走らせるから乗って!」
忙しくしている装者とライダー達。
キャロル達は錬金術では家を軽く補強したり、
OTONA達は家具を新しいものに買い替えていた。
灯「元のボロ家とは思えないくらい匠な技…
君等、リフォーム番組に出れるんじゃない?」
慎次「お褒めに預かり光栄ですが、
今は時間が ありません」
弦十郎「アナザーオーマジオウが時の王の力で
いつ時間を進めるか分からないからな」
リア「ケーキの用意 出来たし、早く祝おう!
とりあえず灯、君はホムラの肉体を!」
急かされた灯は主役席にホムラの肉体を置いたものの、
その肉体は人の形をした光の靄のような姿だった。
ベル「コレ…ホントにホムラちゃんの肉体?」
リア「疑問に思うのも無理は無いよ。
ホムラの存在を この世界が拒絶してる。
だからホムラを覚えてるはずのボク達ですら
こうして肉体を目の前にしても認識 出来ないんだ」
マリア「ここまで拒絶されてるのを見ると
ちょっと成功するか不安になってきたね…」
セレナ「あとは この肉体に
【本日の主役タスキ】を着けさせて、
『おめでとう』って言えば_」
ベル「_待って! その役目なんだけど…」
この時、この場にいる『その役目は私に任せて』とでも
言うのかと全員が思っていた。だがベルが発した言葉は
全員の予想を裏切り、目が飛び出しそうになった。
ベル「その役目なんだけど…
響ちゃんに任せてくれないかな?」
一同「ッ!?」
奏「おいおい、目ぇ飛び出るかと思ったぞ!?
てっきり『私に任せて』とでも言うのかと思ってたのに
その役目を他の誰かに、それも響に任せるなんてよ」
未来「ずっと『姉』として扱ってもらえず、
それなのに『兄妹』と呼んでる響の事を
目の敵にしてたんじゃ…」
ベル「うん…けどさ、
主役が2人 存在する物語って あるじゃん。
この世界、この物語の主役である響ちゃんから
主役タスキ渡されて『おめでとう』って言われたら
主役として認められたって事になるかと思って…」
灯「確かに…それじゃあ、お願いしてもいいかな?」
響「…うん、任せて! コレで、ホムラが蘇るなら!」
そうして祝いの席の準備を終えると
ケーキに蝋燭を刺して火をつけ、
電気を消してカーテンを締める。
響「それじゃあ…せ〜の_ッ!?」
翼「立花…?」
クリス「どした?」
響「今一瞬、時空…なのかな?
おかしくなったような…」
奏「あぁ、アタシもソレを感じた。
オーディンの力を使い続けてきたから分かる」
輪回「…まさか!?」
締めたカーテンを開けるが光が差し込まなかった。
それは つまり、先程まで昼間だったのに
急に夜になった事を意味する。
切歌「真っ暗デスよ!?」
慎次「現在の日付は!?」
確認すると【2000年1月29日】に日付が変わっていた。
弦十郎「鳴滝…アナザーオーマジオウか!」
朔也「なんでクウガ放送 前日!?」
あおい「まさか、アナザークウガを誕生させようと…?」
エルフナイン「それならボク、宇宙で倒しましたよ」
キャロル「このままだとホムラ復活は1000%無理だな」
その言葉に衝動的に何名か飛び出ようとしたが
冷静な者が反射的に止めに入る。
ウェル「分からないんですか?
あの日、フィーアがアイテムを作り、
不死を失った事と急ごしらえで作られていてアイテムの
安全性が欠いてる事を分かっていながらファーストは
死を覚悟して戦い、そして その生命を散らした!
この2度目の誕生会に来なかったのは
彼等が1度目を台無しにしたのが
自分 達だと罪の意識を感じたから!
だから彼等は残って戦う事を決めたのが!」
まさかウェルの口から
正論を ぶつけられると思わなかったのか、
彼を嫌うF.I.S.組ですらグゥの音も出なかった。
ウェル「…少し熱くなってしまいました。
少し外でクールダウンしてきます」
背を向けて『バーイ』といった感じで
軽く手を振ってウェルは外へ出ていった。
マリア「まさかウェルに あぁも言われるなんてね」
一同はファーストとフィーア、
2人の意思を無下にしない為にも
信じて待つ事に決めた。 しかし外では_
ウェル「もしもし暇を持て余した悪党の皆さん、
この英雄から魅力的かつ暇潰しになりそうな話が」
_何処かにウェルが電話を掛けていた。
〜アナザーオーマジオウ〜
フィーア「クソッ…!」
ファースト「止められなかった…!」
Aオーマジオウ「日付は変わった。
コレでホムラは…ディケイドは蘇らない!」
ファースト「なんでだよ…!
ただ俺は…響の笑顔を見たかっただけなのに…!」
Aオーマジオウ「アナザーとはいえ
オーマジオウの力を甘く見た結果だ。
そんなチッポケな理由で挑んで
勝てると思うだなんてな」
?「確かに『チッポケ』かもしれませんね…
ですが、その『チッポケ』な理由だからこそ、
守らなければならないと思ったのでしょう?」
声の方向を見るとウェルを筆頭にアダムとティキ。
結社の三幹部とノーブルレッドの錬金術師 達が。
フィーア「な、なんで…!?」
ウェル「別に。 彼を救うよりも
全ての仮面ライダーという英雄の力を統べる
魔王の偽物を倒す方が英雄としての
賛美を得られそうと思ったまでのこと。
もうギブアップするなら
この場から離れる事をオススメしますよ?」
〈X GEATS〉
Xギーツ「ちょっと休憩してただけだ…!」
〈ドラゴライド! カオスD×D!〉
カオスD×D「俺等の力、なめんなよ…!」
ウェル「ヴェハハハハハ! ならば僕もぉ!」
〈ハイパー不滅ゲンム!〉
ゲンム「行くぞ、異世界アウトサイダーズ!
神をも越えし英雄の才能を持つ この英雄に続けぇッ!」
〜旧 交之 家〜
切歌「あぁ! 外が明るくなったデス!」
調「日付も…ホムラの誕生日に戻ってる!」
未来「響、今なら!」
響「うんッ! スゥ~ハァ〜…よし! せ〜のッ!
今日の主役のホムラ!お誕生日おめでとう!」
その言葉と共に全員 人の形をした
光の靄としか認識 出来なかったホムラの肉体が、
徐々にハッキリと見えるようになっていき、そして_
ホムラ「_ん…んん? 俺…俺は…生きて…ッ!?
生きてる!? モブキャラとして死んだはずじゃ…!?」
灯「ハッピーバースデー! 祝え!
シンフォギア世界で2人目の主人公たる存在
【ホムラ】が この世に生まれし瞬間を!!」
状況を飲み込めてないホムラだが_
ホムラ「…大体 分かった」
_自分に着けられた本日の主役タスキや
巻き戻ったカレンダーの日付を見て理解した。
ベル「ホムラちゃん、おかえりぃぃぃ!!!」
ホムラ「グエッ!? きゅ、急に抱きつくな!」
スッカリ和やかムードな一同。そして その様子を
窓からコッソリと覗く者達の姿が。
ウェル「フッ…」
アダム「いいのかい? 参加しなくて」
ティキ「今 名乗り出れば【最低の英雄】から
【最高の英雄】に株が上がると思うけど!」
ウェル「英雄たる僕を讃える会なら まだしも、
他人の祝いの席なんて興味ありませんよ〜だ!」
そう言い残して去って行くウェル。
同じように去っていくアダムと それに付き添うティキ。
ファースト「響…幸せになれよ」
サンジェルマン「何処へ行くつもり?」
ファースト「…希望に満ちた響の顔も見れたし、
俺達 異世界人は この辺りで 引き下がるとするさ。
それにコイツも2度と この世界に
関わらせないようにしないとな」
そう言ってファーストがネコのように
首根っこ掴んで持ち上げたのはボロボロになった鳴滝。
ファーストが鳴滝を連れて違う世界に
移動したのを見て、今度はフィーアに尋ねる。
カリオストロ「貴方は どうするの?
彼に付いていくの?」
フィーア「まさかw 彼女等ノーブルレッドが
行きたい異世界に案内した後で元居た世界に帰って
嫁とイチャコラしながら学園生活を満喫するよ」
エルザ「わたくしめ等も学園生活を送るのであります」
ミラアルク「そして学校の卒業と同時に
人間になって怪物からも卒業だぜ!」
ヴァネッサ「けど、そこって仮にも高校なのよね…
私も入学って出来るのかしら…?」
輪回「大丈夫なんじゃないか?
人外ばっかりって事は
ファンタジーな世界に存在するような
100歳 越えの幻獣とか普通に居るだろ。
それに人間にも【バズらせのプロ】で
アイドルやってる娘を知ってるが、
ソイツ25歳なのに年齢サバ読んで18歳の
高校3年生として遅れた青春を謳歌してるし」
プレラーティ「確かに…それなら_って、
小車 輪回!? い、いつから居たワケダ!?」
輪回「オレに質問…いや、答えるか。
気配を感じて本体が分裂体のジブンに
偵察させたら聞こえてきたのは
『いいのかい?参加しなくて』の辺りから」
フィーア「結構 最初じゃん…」
そしてフィーアもノーブルレッドと共に
この世界を去っていったのを確認すると
分裂体の輪回は本体に戻っていき、
サンジェルマン達も去っていった。
そして会場内では_
響「_あぁッ!
ウッカリしてた…プレゼント忘れてた!」
ホムラ「プレゼントって…肉体も魂も貰ったんだ。
コレ以上のものは貰えないよ」
リア「物がダメなら…歌は どう?」
弓美「それなら物語の終盤らしく
【未来へのフリューゲル】を…」
ホムラ「歌か…いや、なんなら俺も歌おうか?」
一同「それだけはダメェェェ!!!」
ホムラ「えぇ~…」
〜ホムラの誕生日から しばらく経った頃〜
灯「かくして、ホムラは復活を遂げたのであった…と。
コレで記録は完了っと♪ う〜ん…疲れたぁ!」
ホムラ「邪魔するぞ、姉貴」
灯「おぉ、我が愛しの弟よ!
何々ぃ? この お姉ちゃんに甘えに来たのぉ?」
ホムラ「はぁ…暴れてる怪人が数カ所 目撃されて
人手が足りないんだ。 お前も来い」
灯「えぇ…君等 分身したりで頭数 増やせるじゃん?
いくらウォズやギンガ、アナザーを倒した後に
新しく手に入ったディエンドの力を持ってても
アタシ自身の生身の戦闘力の低さも計算したら
ライダー組の中では1番 弱い方だよ?」
ホムラ「量産型ライダーやゼクトルーパーを装備させた
S.O.N.G.の黒服よりは強いだろ? いいから来いよ!」
灯「あらやだ、お持ち帰り?」
ホムラ「ナンパか!? 合コンか!? はよぉ来い!」
灯「待って! せめて この記録 本の
タイトルだけ書かせて!」
響「2人共、遅いけど何か あったの?」
灯「おやおや、遅れてしまい
申し訳ない。 我が救世主!」
突然 仕事モードのウォズの口調、
衣装も白ウォズの姿になると灯は響に跪く。
響「あの…灯さん? いつも言ってるんですけど
その『救世主』って、ちょっと恥ずかしくて…」
灯「物の価値観は人それぞれ。
それは例え世界であったとしても…
天羽 奏が世界を犠牲に風鳴 翼を救おうとしたように
私にとっての『世界』とは弟であるホムラの存在だ。
それ故にホムラを…『私の世界』を救ってくれた
君の事を『救世主』と呼ばずして、なんと呼ぼう?」
響「でも、ベル先生とかは?」
灯「彼女は魔族ファンガイアで ありながら
ダークキバ…闇のキバの鎧を身に纏いし者。
それ即ち、魔王…仕事モードでは黒ウォズとして
彼女の事は『我が魔王』と呼ばせてもらうとするよ」
ホムラ「どうでもいいが、
とっとと そのタイトル書いて行くぞ!」
灯「あぁ、書かせてもらうよ…よし。
待たせてしまって すまないね。
遅れてしまった分を取り戻すべく、
私は先に行かせてもらうよ」
ディエンドライバーを取り出した灯は
オーロラカーテンを展開させて
現場まで向かっていった。
ホムラ「ホント自由な奴だな。
まぁ、病気で寝込んでた頃よりもマシか」
響「それじゃあ、行こっか? ホムラ!」
普段 黒ウォズとして持ち歩いていた分厚い本の
タイトルには こう書かれていた。
〜♪251であった出来事〜
響「ねぇ、ホムラ。
私達とAホムラとの戦いを記録に残さない?」
ホムラ「それならS.O.N.G.が
記録してるんじゃないのか?」
響「そういうのとは少し違くてさ…」
ホムラ「じゃあビルドみたいに
49のエピソードに纏めるとか?」
響「そうそう、そんな感じ そんな感じ。
それに仮面ライダーには劇場版あるじゃん?
私達の長い長い戦いを少し纏めてみるのも
どうかなって…色々 割愛したり脚色とかしてさ?」
ホムラ「確かに、THE FIRSTみたいな
リメイク映画もあるしな。 俺達の250話 以上の
エピソードを3〜5話くらいに纏めた
長編リメイクを作るのも有りかもな」
響「決まりだね? それじゃあ師匠に映画撮影に必要な
カメラとかマイクを用意してもらうように頼もう!」
ホムラ「あの男、
基地の中にシアタールームを作るくらいの
映画 好きだし、撮影器具も持ってるかもな」
響「まず必要なのはビデオカメラのマスクと
パトランプのマスク!あとポップコーンと飲み物も!」
ホムラ「いやカメラ男やパトランプ男 必要か?」
そして、なんだかんだで撮影が終わった。
響「出来た! これが私達の…劇場だぁ!」
ホムラ「いや『絶唱』みたいに言うな。
それで? どんな感じなんだ?」
響「下の方を ご覧あれ!
タイトルとか凄い自信あるよ!」
NO MORE
映画泥棒
THE MOVIE
ホムラ「なんで映画泥棒がメインの
映画 作ってるんだぁぁぁ!!!」
響「ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!!!」
〜その続き〜
そしてホムラによって作り直された結果_
【
風でマフラー靡かせる1人の少女。
彼女はシンフォギア装者の1人【立花 響】
見下ろす彼女の視線の先に あるのは
スーツ姿で頭部がビデオカメラの男が
警備服を着た頭部がパトランプの男から
捕まるまいと逃げていた。
〈ファイナルアタックライド
ディ・ディ・ディ・ディケイド!〉
仮面ライダー ディケイド 激情態の登場だ。
カメラ男「ッ!」
放たれたディメンションブラストを躱すカメラ男。
響「オラァァァァァ!!!!!」
カメラ男「ッ!?」
シンフォギア装者・響。 悪は絶対 許さない。
カメラ男「…」(´・ω・`)ショボーン
拳でワンパンされたカメラ男は手錠を かけられて捕まり
パトランプ男に連行されていったのであった。
響「…」
激情態「…」
Thank you. ディケイド 激情態。
Good job. シンフォギア 響。
俺達は悪を許さない!
_こうなった。
ホムラ「最低限これくらいだな」
響「まるまるゼッツのパクリじゃん!?」
慎次「CG使うって話だったのに
本気で撃ってくるなんて
聞いてませんが!?」←カメラ男
弦十郎「あぁ、俺の意見だ。
CGよりもリアリティがあると思ってな」←パトランプ男
響「死人が出るかもしれないアドリブを
勝手に入れないで下さい!」
ホムラ「そうだそうだ! 『命 大事に』だ!」
響「撃った本人が言うなぁ!」
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作者「そんな訳で映画 風に纏めた話を
時折 投稿させてもらいます。
一応 本編は完結してるので
今まで以上に ゆっくりな気まぐれな
投稿になるかもしれませんが。
それとVシネ風に他の誰かを主役にした話、
XDUみたく並行世界の話も作ろうとも
思ってもいますので、その時は ご覧ください。
今まで読んでいただき ありがとうございました」
完結後に映画 風なリメイク版を書く。
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書く
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書かなくていい