響「それじゃあ皆で映画っぽく纏めましょう」
弦十郎「だが…番外編の6話分を除いても265話は多い。
コレを3〜5話に纏めるという予定だが、至難だぞ?」
奏「でもホラ、ジーン・ドーパントが出て来た
仮面ライダー Wの39話でも似た事あったじゃんか!」
輪回「確か…7時間19分と長いのに
未完な映画を90分に纏めてたな。
元々の話は装者、ライダー、ウォズの三竦みから
第四の勢力であるAホムラの存在が発覚して
徒党を組むまでの流れが長すぎたからな。
そんなグダグダな部分を纏めるとするなら…
ウォズの正体が分かるまで100話かかったのを
1話目か2話目に出すっていうのは どうだ?」
リア「当時ボク産まれてなかったけど、
あの時点でホムラ達ライダー組は3人居たんでしょ?」
マリア「確か輪回は観客を避難させてて、
ベルは上からホムラ達の戦いを見守ってたのよね?」
リア「そう。 だから いっその事さぁ、
ライダー組3人との最初の出会いは
戦いから始まる感じにしない?」
一同(リア以外)「…いいねぇ!」
ホムラ「あとは配役だな。個人的な撮影の為に
わざわざ月にいるフィーネ達や異世界人の
真やファーストを呼ぶのも どうかと思うし、
そもそも頼み込んでも あの個人主義の連中が
受け入れてくれるか どうか分からないからな」
F.I.S.組「例えウェルがOKしても出演させないから!」
響&ホムラ「「都合が合う人達で どうにかしよう」」
ーーーーーーーーーーーーーーー
作者「そんな訳で映画 風リメイク版、スタート!
ちなみにサブタイトルの『NEO』は
ネオディケイドから使いました!
それと【全てを破壊する者 全てを繫ぐ者
アナザーワールド】も 良ければ読んでください」
NEO ♪1
〜ライブ会場〜
「うわぁぁぁぁぁ!!!!!」
「助けてくれぇぇぇぇぇ!!!!!」
「ノイズだぁ!!!!!」
ここはライブ会場。アーティストが歌って踊る
そんな場所では あるが、現在このステージで
聞こえる大声は『歓声』ではなく『悲鳴』で
歌っているのはアイドルではなかった。
響「♪〜(バビロニアの宝物庫は
閉じたはずなのに、なんで通常のノイズが…!?)」
歌って戦う戦士、シンフォギア装者の
【立花 響】が【ALL LOVES BLAZING】を歌いつつ、
本来なら もう この世界に現れる事が無いはずの
特異災害【ノイズ】と戦っていた。
調「折角マリアと翼さんのライブを
楽しめると思ったのに…!」
翼「まさかノイズが現れるとは!」
切歌「いったい何処からノイズが溢れ出てるデス!?」
クリス「発生源は…ッ!? な…なんだアレ!!」
ノイズ発生源を探していると
翼が見つけたのは人型の異形だった。
異形「ウガァァァァァ!!!!!」
どういう原理か分からないが、その異形は
何も無い『無』からノイズを生み出していた。
未来「ノイズが…!?」
マリア「貴方、いったい何者なの!?
どうしてノイズを生み出せるの!?」
異形「グルルル…!」
未来「意思疎通は出来なさそう」
クリス「どうやって
ノイズを生み出しているかは分かんねぇが、
さっさと投降しろ! 従わねぇってんなら、
お前の身体は蜂の巣だ!」
翼「待て、まだ避難 出来てない観客が…!」
クリス「オラオラオラオラオラァァァァァ!!!!!」
シンフォギア装者の武器であるアームドギア。
クリスのイチイバルによるガトリングの乱射を
緑色のバッタのような異形は全弾 弾き飛ばす。
切歌「デース!?」
調「全然 効いてない…!!」
クリス「チッ…!」
翼「なら私達が道を斬り開く!」
マリア「調と切歌は観客の避難を手伝って!
まだ逃げ遅れた人が残ってるかも!」
きりしら「「分かった!!」」
マリア「クリスはノイズを!」
クリス「しゃあねぇ、6人分のカバーは任せろ!」
救助活動は切歌と調のザババ コンビが、
ノイズの殲滅はクリスがする事となり、
残りの4人は緑色の異形の相手する事となった。
翼「フンッ!」
マリア「ハァッ!」
異形「フンッ!!」
2人の剣を裏拳で砕くと同時に腹パンを喰らわす。
翼&マリア「「グワァァァァァァ!!!!!!」」
未来「翼さん! マリアさん! このッ!!」
異形「スゥ~…!」
その様子を見て未来が光線を出して援護するも、
異形は口元を展開して歯を出して構えると足元に
紋章が出現。そして跳躍したと同時に飛行してる
未来に蹴りを浴びせる。どうにか防御したものの
耐えきれずギアが解除されて墜落していった。
未来「キャァァァァァ!!!!!」
響「♪〜_ッ!? 未来ゥゥゥ!!!」
落下する未来を見て響は歌を中断して
ギリギリでスライディングキャッチに成功。
未来「響…ありがとう…」ガクッ
響「未来ッ!?
(どうしよう、このままだと皆が…!)」
切歌「マリア達が…!?」
調「避難が遅れた人は この子で最後。
救助を終わらせて 早く加勢を…!」
そう思った瞬間、避難が遅れた子供にノイズが迫る。
クリス「させるかッ!」
咄嗟にミサイルを放ったものの慌てて撃ったせいか
狙いが外れてザババ コンビと子供の居る方向に。
クリス「ッ!? ヤベェ!!」
このままだとザババ コンビと子供に
ミサイルが直撃すると思われた その時_
?「トゥッ!」
_入口で我先にとノイズから逃げてた
観客 達が灰色のオーロラに飲み込まれた同時に、
そのオーロラからバイクの乗った謎の人物が
レイピア状の武器を片手にミサイルを弾くと
謎の人物と きりしら の 背後でミサイルが爆発した。
切歌「今度は なんデス!?」
調「新手…!?」
?「サガーク」
UFOのような円盤の形状の蛇、サガークが
バイクの人物の腰にベルトのように装着される。
?「変身」
サガーク「〈ヘンシン〉」
先程まで使っていたレイピア、リコーダー型の武器
ジャコーダーを挿し込むとバイクの人物の姿が変わる。
切歌「変身したデス!?」
調「シンフォギア…とは、違う…?」
サガ「コレは【ライダーシステム】と言って、
この姿の私はサガ…【仮面ライダー サガ】って
名前らしいよ? それじゃあ決め台詞を」
突然 現れて変身したサガなる人物は
ジャコーダーの切っ先を異形に向けると
先程まで優しそうなトーンではなく、
殺気ダダ漏れで言い放つ。
装者 達「ッ…!」ゾワッ
サガ「神聖なライブ会場を歓声ではなく
悲鳴を響かせた貴様の罪は重い。
王の判決を言い渡す…死だ!」
まだ状況 把握が出来てない装者だが会話からして
この戦士が相手してくれるのなら目の前の異形を
倒してくれるのではと両者の様子を見ていると、
先に動き出したのは緑色の異形だった。
殴ってくるがサガは躱してレイピア状のジャコーダー、
ジャコーダーロッドを的確に相手の関節に突き刺す。
異形「ウガァァァァァ!」
突きまくってくるジャコーダーロッドを掴む異形。
しかしサガは冷静にジャコーダーを鞭の形状、
ジャコーダービュートにすると掴んだ手首に
グルグルと巻き付けて逃げられないようにする。
しかし異形の方も対抗して引っ張り合いの状態になると
サガはフエッスルをサガークに吹かせる。
サガーク「〈ウェイクアップ!!〉」
上空に紋章が浮かび上がるとサガは
ジャコーダービュートを異形に巻き付けたまま
紋章を潜り抜けて宙吊りにするとエネルギーを
注ぎ込むと異形は耐えきれず木っ端微塵となった。
サガ「コレも またサガ…運命なのさ」
マリア「なんて強さなの…!?」
翼「ホントに…ハッ!
呆然としてる訳には いかない!
貴様、サガとか言ったな?
さっきまで戦ってた奴は何者で、
貴様との関連性、ライダーシステムとやら、
その全てを洗いざらい話してもらおうか!」
サガ「助けてもらったのに随分と
上からな態度、彼が言ってた通りの人物だ。
君の歌や雑紙は全部 把握してるけど、写真は
被写体の内面までは写さないって本当なんだね?」
翼「何?」
サガ「君達S.O.N.G.について調べてた人が居てね、
しかも君の事を詳しくて、よく言ってたよ?
『風鳴 翼は自身を剣と称していながらも
本当は覚悟という中身が無いスカスカな模造刀』って」
翼「も、模造刀だと…巫山戯るな!」
?「巫山戯ているのは お前だ」
翼「ッ!? 誰だ!! 何処に居る!?」
?「1つ警告しておく。風鳴 翼の死は
既に確定してるが、他の奴等は命が惜しければ…」
声の主を探していると
無人のバイクからエンジン音が。
その無人バイクは人の形になっていき_
?「オレに質問するな」
_メカメカしい見た目の超人となった。
マリア「バイクが、人に!?」
響「アレも仮面ライダーって奴なの!?」
サガ「彼は質問が嫌いなんで代わりに答えてあげるよ。
彼の名は【仮面ライダー アクセル】…この姿だとね。
バイクに変形してくれるから私達を仮面ライダーを
本当に『ライダー』にしてくれる助かる存在だ」
アクセル「バイクに乗らないのに
ライダーを名乗る奴等が多いからな。
それは さておき…風鳴 翼! お前の…いや、
お前等S.O.N.G.は、特機部二は、いつも そうだ!
まるで神にでもなったかのように支配者ぶって
人の命を弄び、切り捨てる。 お前等のように
簡単に人間の誇りを捨てる外道は もはや人とは呼べん!
よく覚えておけ。 お前等 外道には…オレが掟だ!」
翼「言いたい放題…ならば、
力ずくで貴様等を連れて行くだけだ!」
クリス「落ち着け先輩!」
マリア「そうよ、相手のペースに_ッ!? 見てッ!」
異形「…」
翼のアームドギアの剣と
アクセルのエンジンブレードで
鍔迫り合いの状態になっていると、
先程サガが倒したはずの異形こと
【仮面ライダー アナザーアギト】が復活した。
アクセル「おい、サガ!
アナザーアギトを倒しきれてないぞ!」
サガ「あれれ〜? 手応えはバッチリだったけど…」
翼「貴様、何処を見ている!」
アクセル「オレに質問するなぁ!」
しかし堪忍袋の緒が切れた翼は
アクセルしか見えなくなっていた。
アナザーアギト「ウガァァァァァ!!!!!」
そんな蚊帳の外だったアナザーアギトは、
身体が光り出すと同時に進化した。
アナザーアギト?「ウガァァァァァ!!!!!」
両手に剣を装備して
四本脚の長い首と尾を持つ怪物へと。
調「なんかヤバそうなのに…!」
切歌「パワーアップしたデス…!」
クリス「先輩、一旦ソイツじゃなくて
このデカブツの相手を!」
翼「貴様! 貴様貴様貴様ァ!!!」
マリア「翼、優先順位を間違えないで!」
響「その人達よりも あの怪物を!」
未来「う…う〜ん…」
響「ッ!
切歌ちゃん、調ちゃん、
未来の事も お願い!」
きりしら に 未来を預けるとマリアとクリスと共に
怪物の迎撃へと向かっていった響。
マリアが蛇腹剣で巻き付けて動きを止めると
その隙にボウガンとガトリングとミサイルの
遠距離からの高威力の技をクリスが放ち続けるが、
怪物の身体を少し傷つけて怒らせただけだった。
怪物「ガァァァァァ!!!!!」
クリス「ノーダメージじゃねぇが…!」
マリア「このペースだと
コッチが先に体力が限界を迎える…!」
響「だったら私が、一点突破ァァァ!!!」
響のドリルパンチが届く前に、
怪物が その長い尾で響を吹き飛ばす。
響「拳が届かなかった…!」
悔しがる響だが怪物は破壊の限りを尽くしている。
それは止まることを知らない。 だというのに
装者の殆どが戦闘不能。 きりしらの2人は
逃げ遅れた子供を守りながら避難させて、
翼はアクセルと戦闘中、手が空いてそうなのは
仮面ライダーのサガだけだった。
響「あの! サガさん?でしたっけ?
手伝ってくれませんか!?」
サガ「そう慌てなさんな、もうすぐ来ると思うから」
響「来るって…誰が?」
?「ほぉ…【シャイニング・ギル・アギト】か。
アレは人類の進化の到達点であるアギトの1人、
アナザーアギトが さらなる進化を遂げた姿だったな」
サガ「この声は…真打ち登場って事だね!」
何処からか声が聞こえると、変身していて
表情は分からないが明らかに喜んでいるサガ。
オーロラ出現と同時に出て来たのは1人の男。
マゼンタ色のカメラを構えてシンフォギア装者や
シャイニング・ギル・アギトの写真を撮り始める。
響「『真打ち』って、どういう…!?」
?「俺の兄妹分、立花 響よ!
お前に見せてやる…『悪魔』とさえ呼ばれる
ライダーの…【世界の破壊者 ディケイド】の力を!」
響「『ディケイド』…って、『世界の破壊者』ァ!?」
?「改めて名乗ろう。
面倒だから苗字は省くが、俺の名は【ホムラ】…
またの名を【仮面ライダー ディケイド 激情態】だ!」
〈カメンライド ディケイド!〉
マゼンタ色のボディにバーコード状の仮面と
その複眼は まさに『悪魔』のような目つき。
これこそが仮面ライダー ディケイド 激情態である。
シャイニング・ギル・アギト
「ウガァァァァァ!!!!!」
激情態「どんなに進化しようと無駄だ。
何故なら… 俺は既に、究極を超えている」
〈ファイナルアタックライド
ディ・ディ・ディ・ディケイド!〉
激情態「ハァァァァァァァァァァ!!!!!」
双剣を交差させて防御を試みるも砕け散って
本体にキックが届き、そのまま身体を貫通。
倒されたシャイニング・ギル・アギトは
激情態の前でカードとなり、それを回収した。
激情態「アナザーアギトと
シャイニング・ギル・アギトのカードGET」
サガ「流石ホムラちゃん!」
激情態「アクセル、お前は どうだ? 手を貸すか?」
〈エンジン!! ジェット!!〉
アクセル「オレに質問するなァァァ!!!」
蒼ノ一閃
翼「ハァァァァァ!!!!!」
アクセルのエネルギー弾と翼の斬撃が ぶつかる。
しかし翼は攻撃の手を緩めずに
斬り裂こうと距離を詰めるがアクセルは
再びエンジンブレードのトリガーを引く。
〈エレクトリック!!〉
エンジンブレードに電気を纏わせて振るうも
ドロンッ!と丸太に早替わりする。
アクセル「空蝉…緒川 慎次か!」
慎次「翼さん、加勢します!」
〈スチーム!!〉
慎次「これは…蒸気!?」
〈エンジン!! マキシマムドライブ!!〉
分身の術でアクセルを囲むが
蒸気で目眩ましにより怯んだ慎次。
その隙を見逃さず、顔のライトが光ると同時に
自身を中心にエンジンブレードで『A』の文字で
3方向に分身を含めた慎次 達を斬り伏せる。
アクセル「絶望が、お前のゴールだ」
慎次「残念ながら空蝉で躱させてもらいました」
アクセル「…だが手応え は あった」
慎次「ゴハッ…!」
翼「緒川さん!?」
またしても空蝉で躱した慎次。
しかし完全には防ぎきれなかった。
翼「よくも緒川さんを…許さん!」
アクセル「言っただろう『オレが掟』だと…
それなのに『許さない』だと? いい加減にしろ!」
〈アクセル!! マキシマムドライブ!!〉
ブゥン…! ブゥン…! ブゥン…!
アクセルグランツァー
翼「その言葉、そっくり そのまま返させてもらう!」
天ノ逆鱗
2人の必殺キックが ぶつかると
両者共に技が衝突して吹き飛ばされてしまう。
アクセル「まだだ…!」
〈エンジン!! マキシマムドライブ!!〉
ドライバーのメモリを挿し替えて再び外すと
バイクフォームとなって炎を纏って翼に突っ込む。
翼「ダメだ、防ぎきれない…!」
クリス「先輩ッ!」
翼「ッ!? よせ、雪音!!」
リフレクターで翼を守ろうとするクリスだが、
炎を纏ったバイクとなって突っ込むアクセルは
リフレクターを突破してクリスごと翼に突撃した。
さらにクリスと翼のペンダントが砕け散った。
クリス「ギアが…!?」
アクセル「次は お前だ。
お前だけは…生かしておけん!」
翼「何故そこまで私を憎むッ!!」
アクセル「オレに…質問をするなぁ!」
ギアを纏っていたがボロボロの状態で攻撃を受ければ
最早 防御など出来る訳が無く、あと一撃を喰らえば
死ぬというのは明らかな状態だというのにアクセルは
躊躇いもなくエンジンブレードを振り下ろした。
〈スチールベント!〉
アクセル「なッ…エンジンブレードが…
それに この金色の羽根、まさかッ!?」
振り向いたと同時にアクセルは
金色のライダーに裏拳で吹き飛ばされる。
アクセル「何故…【仮面ライダー オーディン】が!?」
サガ「オーディンって、確か北欧神話の神だよね?
仮にも神様の名前を名乗ってるって事は…強いの?」
激情態「サバイバルデスゲームの
絶対に倒せないラスボスだとさ」
オーディン「このサバイブのカードが
3枚 揃っている限り、お前は私には勝てない…!」
激情態「それは、この破壊者である俺にもか?」
?「待ってくれ、
ここはアタシの顔に免じて退いてくれないか?」
激情態「あぁ? お前は…ッ!?
いや、そんな、まさか…!?」
サガ「ウソでしょう!? だって君は…!」
響「貴方は いったい…!?」
明らかに動揺している激情態とサガ。
その様子を見て響はオーディンと共に現れた
女性に何者かを問いかける。
灯「アタシの名は【
サガ「それじゃあホムラちゃんも
トモちゃんと同じように蘇ったって事!?」
マリア「蘇った…?」
激情態「…いいだろう。 今日のところは退いてやる」
アクセル「正気か!?」
激情態「それじゃあ お前は突然 現れた
情報が少ない相手と感情に任せて戦うつもりか?」
アクセル「ッ…!」
激情態「それじゃあ帰る前に…ホイッ!」
反論 出来ずに悔しがるアクセルを無視して
1枚のカードを響に投げると、シンフォギアの
ペンダントにカードが吸収されていった。
響「えぇッ!? 今、何されたの!?」
激情態「激情態じゃない通常のディケイドのカードだ。
お前にはディケイドとなれる器を持ち合わせている。
楽しみにしているぞ、お前が俺と殺し合えるくらい
対等の存在となれる事を…!」
激情態はオーロラカーテンを展開すると
その中に入っていき、サガに続いて
アクセルが入ろうとした瞬間_
アクセル「この世界は腐っている、
だから人も腐るんだ…オレは この世界が大ッ嫌いだ!」
_それだけ言ってオーロラに入って帰っていった。
オーディン「さて、お前達は知りたがっていたな?
響に執着しているホムラとの灯の関係性と
私と同じ仮面ライダーについて…その情報を」
響「本部まで、同行してくれるんですか…?」
灯「協力関係を結びたいからね。オーディン、
君は先に向かってて。 手錠されるの嫌だろ?」
オーディン「…」
無言ながらも承諾したのかオーディンは
金色の羽根を散らしながら瞬間移動した。
〜S.O.N.G.本部〜
弦十郎「ようこそ、Squad of Nexus Guardians
通称S.O.N.G.へ! 歓迎しよう、灯くん!」
灯「手錠された状態での歓迎だなんて
全く嬉しくないのだけど…さっさと外してもらえる?」
弦十郎「それなのだが、先に君が知るホムラと
ライダーについての情報を教えてもらえないか?」
灯「それまで外せないと…仕方ないね。
それじゃあ教えて上げるよ…現物 付きでね」
司令室に『キーン!』という金切り音が鳴り渡ると
鏡に波紋が広がり、先程ライブ会場に現れると同時に
消えた仮面ライダー オーディンが鏡から現れる。
慎次「オーディン!? いったい何処から…!?」
エルフナイン「この人が、オーディン…!」
オーディン「そう。
私こそが北欧神話の神の名を持つ仮面ライダー…」
オーディンは姿を現したと同時に灯の手錠を破壊する。
灯「自由になったし、コレで話し合いが出来ますね?
それとも…立花 響が来た時と同じように脱ぎます?」
弦十郎「脱がなくていい!
それよりも話してくれ、『仮面ライダーとは何か』
『ホムラの目的』 『君の目的』 その全てを!」
オーディン「まず『仮面ライダーとは何か』について…
仮面ライダーは あらゆる世界線と時間軸に存在する
『正義』ではなく『人間の自由』を守る為に戦う戦士。
その力は仮面ライダーが戦う人々を襲う怪人と同じ力。
ライダーはヒーローでもなければヴィランとも言えない
グレーな存在…君達と同じ異端者だ」
調「異端者って…」
オーディン「事実だろう? お前達もフィーネや
キャロルといった敵対した相手から力を得た。
そして力は所詮 力だ…
お前達が その力を正しく使った者も居れば、
誤った使い方をした者も居る…逆に聞こう。
お前達は私達ライダーと何が違うというのだ?」
切歌「ぐぬぬぬ…言い返せないデス…!」
弦十郎「『仮面ライダーとは何か』について、
それは分かったが…次に『ホムラの目的』だ」
灯「それはアタシから話そう。
まず、ホムラとアタシは1度 死んで蘇ったんだ」
弦十郎「なんだとッ!?」
慎次「ライダーの技術なら
そんな事も可能なんですか!?」
オーディン「何を驚いている?
櫻井了子もといフィーネは何度も転生していて、
そこに居るエルフナインの身体の持ち主である
キャロル・マールス・ディーンハイムは
ホムンクルスに記憶を転写させる事で
擬似的な不老を得て、サンジェルマン達は
完全なる肉体を得た…この世界の技術だけでも
簡単に不老にも神にも なれる…違うのか?」
エルフナイン「確かに そうですけど…」
マリア「随分とコチラの情報を知っているのね」
灯「それについては、
今 話してる『ホムラの目的』の中で語るとしよう。
死因は伏せるが、
アタシは死んでしまい、
ホムラはアタシが死んだのは
自分が弱いから守れなかったと
後悔と無念を抱いて死んでしまった。
そして1度 死んだホムラは魂が肉体から離れて
精神生命体として『異世界転生』したんだ。
それにより様々な異世界を旅して、
その道中こんなものを見つけた」
灯は【戦姫絶唱シンフォギア】と【仮面ライダー】と
タイトルに書かれたDVDを懐から取り出すと困惑した。
響「なんですか、それ…!?」
灯「世界は無数に存在する。 例えば歴史を変えた事で
仮面ライダーが特撮ヒーロー番組として存在する世界。
そんな風に歴史を変える必要もなく、
異世界では最初から仮面ライダーが特撮。
そして…君達シンフォギアというアニメ。
映像作品として存在する世界が あったとしても、
何も おかしくは 無い…そうとは思わない?」
オーディン「ホムラは異世界から
この映像作品を見て、自身が手に入れた力、
仮面ライダーについて、元いた世界についての物語、
そしてシンフォギアの主人公 立花 響に目を つけた」
クリス「仮に その話が全部 本当だとするぞ?
それだと お前の弟のピンク野郎の目的は
自分が主役に成り変わろうしてるとかか?」
灯「訂正させてもらうとマゼンタね?
それと目的だが あながち間違いではない。
私も彼も名前も姿も出ていない言わばモブキャラ。
背景にすぎない。 そしてシンフォギアという作品は
『モブに厳しい』とまで言われている。
君達 主要キャラが目立つ為の踏み台にされたと思い
彼は覚悟を決めた。 『真っ向勝負で立花 響に勝つ』と。
だから立花 響に世界の破壊者の
二つ名を持つディケイドの力の1部を渡したんだ。
ワンサイドゲームにならないようにってのと、
彼女なら その真価を発揮 出来ると確信してね」
響「私が世界の破壊者の力を、どうして…!?」
灯「君は以前、誕生日に神になったよね?」
翼「Anti_LiNKERを使った あの大規模な作戦だな」
灯「あの姿の君は こう呼ばれてる【破壊神ヒビキ】と。
神の力を その身に宿しながら数ある神の中でも
『破壊の神』となった事で君には自身と同じ
ディケイドの力を扱える才能があると考え、
全力の勝負を求めている…それが彼の目的だ」
未来「2つの聞きたい事を聞けたなら最後、
灯さん…『貴方の目的』は? 再会した弟さんの為に
響と殺し合いが出来る最高の舞台を用意するとか?」
灯「アタシ個人としては姉として応援したい…けど、
本当に戦うべきは真の敵は別に存在しているんだ。
ソイツによってホムラが倒されてしまえば、
恐らくホムラは2度と転生も何も出来ない。
アタシが大人しく手錠されてまで
ここに来たのはソイツの存在を伝える事で
君達と協力関係を結び、ソイツとホムラが
出会ってしまう前に倒したいからだ」
切歌「『真の敵』…デスか?」
調「それって誰?」
灯「さっき言ったよね?
『1度 死んだホムラは魂が肉体から離れて
精神生命体として異世界転生した』って。
それじゃあ聞くけど、
アニメや漫画での『異世界転生』の
ジャンルで魂が違う世界へ行くとして、
元の世界で死んだ肉体は どうなったと思う?」
調「それは…お墓とか?」
切歌「それとも海に撒かれたデス?」
灯「いいや違う。 死んだホムラの肉体は
ホムラの中に残った後悔と無念が魂となって形成され、
そして死んだホムラの肉体に新たな人格が宿った」
弦十郎「新たな人格だとッ!?」
灯「そう、まるで怨霊のようにね。
この世界に帰ってきたホムラと区別する為に
肉体を持つ第二人格のホムラを こう呼ぼう_」
〜?〜
?「もう1人の俺ちゃんが
この世界に足を踏み入れたか…
しかし、誰が相手だろうとも」
〈ゼイン!〉
?「…変身」
〈ゼインライズ!
JUSTICE JUDGEMENT JAIL ZEIN
Salvation of humankind〉
?「本物のホムラは…俺ちゃん だ!」
_もう1人のホムラ…【
またの名も…行き過ぎた正義を振りかざす
善意の戦士【仮面ライダー ゼイン】だ。
ゼイン「この世界の人間は悪意に蝕まれてる…
全ての悪意を根絶する者として全人類には
俺ちゃんの正義によって消えてもらおう」
〜舞台裏での会話〜
響「いい感じじゃん!
長かったホムラが私にディケイドの力を渡すところや
灯さん達 ウォズ勢力が現れたり、Aホムラの存在を
知らせてくれるまでを1話に纏められるなんて!」
ベル「ホムラちゃん、無駄に遠回りしたから
あんなにも長くなっちゃったんじゃない?」
ホムラ「俺のせいか!? 作者のせいだろ!!」
灯「いや、我が魔王の言う通りだ」
輪回「ちょっと ちょっとぉ…なんでジブンの
『後輩に嫉妬するくらい胸は薄いけど
それに匹敵するくらい面の皮は分厚い。
ある意味アイドルと呼ぶに相応しい人間』って
模造刀に対する台詞の部分カットされてる訳!?」
翼「カットするわ! むしろ どうして
通ると思ったんだ このアンチファンは!!
次は貴様の二枚舌をカットしてやろうか!?」
輪回「やれるもんなら やってみろやぁ!」
奏「やっちまえ、やっちまえ!」
ホムラ&響「「煽るなぁ!!」」