〜舞台裏〜
響「いやぁ~、前回の投稿から1ヶ月 以上
経っちゃいましたね。 しかも今回の撮影、
私が暴走ばっかりしちゃってキツかったよぉ…」
未来「実際にキツかったの攻撃された私達だからね?」
弓美「それにリブラ・ゾディアーツの幻覚で
暴走フォームのライダーへの変身を再現するのも
大変だったのよ? このまま裏方に徹するのかなぁ…
でも折角の映画 撮影だし映りたいなぁ…」
弦十郎「時間を かけた分、
今回は少し長めにしてでも詰め込むぞ」
響「はい! あ、それと…読者の皆さん、
後書きの方に重大な告知が入ってますので
最後の方まで見てくださいね!」
〜暴走響〜
暴走響が変身するプトティラ コンボの
オーズを止めたオーディン。 しかし彼女の
暴走ライダーへの変身は始まりに過ぎなかった。
制御アイテムを装備していながらも暴走する暴走響。
〈Secret material! 飛電メタル!
メタルクラスタホッパー! It's high quality.〉
イドゥン「プログライズホッパーブレードを
装備していながらも暴走してる…!?」
本来2人で変身して1人に融合するシステムでも
単独でライダーに変身して暴走する暴走響。
〈ファングジョーカー!〉
イドゥン「響さん単独でWに!?」
最早 最前線に立つのは危険と判断されて
司令官である弦十郎にシンフォギアを没収されて
休暇を言い渡されていたが、ライダーと遭遇した。
弦十郎に没収されてたシンフォギアが響の手元に
出現したと同時に未完の禁書を力で変身する暴走響。
〈バキッ!ボキッ!ボーン!
ガキッ!ゴキッ!ボーン!
プリミティブドラゴン!〉
イドゥン「シンフォギアを手元から離しても
どうしても変身して暴走するんですか!?」
〜S.O.N.G.〜
エルフナイン「ホムラにディケイドのカード…
ライダーの力を与えられてから変身が止まりませんね。
【オーズ プトティラ コンボ】を始めに
【ゼロワン メタルクラスタホッパー】
【W ファングジョーカー】
【セイバー プリミティブドラゴン】と…」
朔也「こうも立て続けに
暴走ライダーに変身してしまうとは…」
あおい「しかも止めようとして手を繋いだ途端、
他の装者も暴走ライダーになるなんて…」
響「皆、ゴメンナサイ…」
エルフナイン「ここの最近、自我を失った
ライダーの出現率が多いですけど…
何か発生条件が あるんですか?」
灯「調べてみたところ、
自我を失ったライダーの変身者の共通点は
アタシ達と同じライブの生き残りって事ぐらいだ」
未来「え…? それじゃあ響が変身 出来るのって…」
オーディン「察しの通りだ。 ライダーで例えるなら
ウィザードのファントムがゲートの絶望から生まれ、
エグゼイドのバグスターが患者のストレスによって
身体を乗っ取るように、生き残って迫害を受けた者は
負の感情がピークに達してしまうと…」
イドゥン「生きる事を諦めてしまい、
その身を守る鎧を魂を代償としてまで
欲した結果…異世界に存在する
ライダーの力を手にしてしまいました。
あの鎧の中に入っているのは苦しみのあまり
魂を差し出して自殺した人間と、不完全な形で
死んだライダーの魂が憑依した存在…」
オーディン「その上『あのライブでノイズに
殺されてれば良かった』という生き残った苦しみから
ノイズを生み出せるという…本当、嫌になる話だ」
クリス「だな…それじゃあ次からは
ソイツ等の相手はアタシ様に任せてくれ」
翼「雪音、今の話を聞いてフィーネに手を貸して
ソロモンの杖を起動させてしまった事に
責任を感じるなら、私にも戦わせてくれ。
あのライブ会場の惨劇は私達ツヴァイウィング…
いや、特異災害対策機動部二課にも責任が有る。
それに破損していた私達のシンフォギアも
エルフナインの おかげで綺麗に直ったからな」
弦十郎「翼の言う通りだ。響くん、ギアを回収しても
変身してしまうなら しばらく 君はライダーと戦わず、
はぐれ錬金術師が現れた時のみ出動してくれ」
灯「それなら暴走は しないけど…
それってホムラにもカウントされる?
依頼したよね? 『ホムラと手を繋いで』って」
調「そのホムラも暴走ライダーの
最初の変身から全然 見かけなくなったけど…」
切歌「前に言ってたAホムラを探してるデス?」
灯「出来ればAホムラことゼインとの戦いは
S.O.N.G.と手を繋いでからが好ましかったけど…」
イドゥン「ごめんなさい。
あの時は あぁ言うしか無いと思って…」
灯「…まぁ過ぎた事をブツブツ言うのも よくないか」
〜ホイール〜
キィィィン…! キィィィン…! キィィィン…!
ホイール「ん? この金切り音は確か…」
ホムラ「あぁ…その音はミラーワールドから
ライダーかモンスターが干渉してくる時の音だな」
鏡を見ると顔面にサイコロのような穴が空いた
コオロギのような怪物が睨みつけていた。
ホムラ「鏡の世界の客人は お前のペットだな。
多分『エサを寄越せ』って催促じゃないか?」
ホイール「確かモンスターは生物みたいな見た目でも
本当は生命を持ってないから『生きたい』って思いで
人を襲うんだったな。 それで契約してるモンスターに
定期的にエサを与えないと契約者が喰われる…う〜ん。
昔の伝手で殺しても問題なさそうな
悪党でも喰わせるか?」
ホムラ「お前が憎んでる あの防人は喰わせないのか?」
ホイール「あの女は『アイドル』なり『英雄』なり
祀り上げられてるんだ…そんな奴への復讐が
『殺して終わり』だと? 甘い…甘過ぎるッ!!」
ホムラ「いいねぇ…『憎しみ』ってのは信用 出来る。
お前の中の復讐の炎を燃やせ。 もっと…もっと…!」
ベル「盛り上がってるところ悪いんだけどさ、
結局のところ君のペットのエサは どうするの?」
ホイール「それは…ん?」
通知が入ったので確認してみると
今のホイールにとって朗報だった。
ホイール「はぐれ錬金術師が出現したらしい。
…折角だ、エサを与えると同時に
新入りにデビュー戦させるか」
ベル「それじゃあ私も! 新しい妹ちゃんに
イイところ見せなきゃ! ホムラちゃんは?」
ホムラ「Aホムラって奴を探す。
そして…俺の肉体を取り返す!」
〜現場〜
響「久々の現場、キタァー!」
ライダー関連の事件ばかりで待機が多く、
フラストレーションが溜まっていた響は
久々の現場にテンションが上がっていた。
はぐれ錬金術師「行け、アルカ・ノイズ!!」
響「皆、行くよ!」
召喚したアルカ・ノイズを倒そうと構えた瞬間_
BANG! BANG! BANG!
クリス「銃声!?」
?「こんなにもアルカ・ノイズが…
ボクにとっては丁度 稼ぎ時って感じ?」
翼「誰だ!」
_乱入者が現れる。
背丈は幼女だがクリスやマリアに
負けないくらいの大きな胸部を持っている。
切歌「アルカ・ノイズが、
メダルになってるデスよ!?」
そんな乱入者に驚きながらも、乱入者に撃たれた
アルカ・ノイズがメダルへと変わった。
調「メダル…?」
?「おっと、1枚だって渡したりしないよ!」
〈チャリン! ギリ!ギリ! カポーン!〉
ガチャガチャのようなベルト【バースドライバー】を
装着して【セルメダル】を装填してレバーを回すと、
強化スーツが装着される。
一億 稼ぐという欲望を持った戦うドクター
【仮面ライダー バース(プロトタイプ)】
バース「仮面ライダー バース・プロトタイプ。
通称プロトバース…ハッピーバースデー!」
〈チャリン! ギリ!ギリ!
カポーン! クレーンアーム!〉
セルメダルを拾った調に向けて右腕に装備した
クレーンを打ち出すと反射的に避ける調 達 装者。
その時 調が手放したセルメダルが
磁石のようにクレーンに張り付いた。
切歌「調に何するデス!」
プロトバース「メダルが欲しかっただけだ。
今のボクに必要なのは、このバースのシステムに
新たに搭載された機能『倒したアルカ・ノイズの
術式を変えて【セルメダル】に変換する』という
新たなバースの力、見たければ見るがいい!」
クリス「セルメダル?」
プロトバース「生憎ボクは欲望で出来た
メダルが人の形してるような存在だからね?
セルメダルだって1枚たりとも渡したくない」
そして いつの間にかアルカ・ノイズが殲滅されていて
はぐれ錬金術師だけとなった。
プロトバース「もうアルカ・ノイズの在庫切れ?
それなら君に用は無い。 ボクは追いかけないから
逃げたいなら尻尾 巻いて逃げれば?」
はぐれ錬金術師「に、逃げるが勝ちだ!」
マリア「ちょっと!?
はぐれ錬金術師を見逃すだなんて正気!?」
プロトバース「言ったじゃん。 『ボクは』…ってね?」
キィィィン…! キィィィン…! キィィィン…!
オーディン「この音は…!?
それに『ボクは』…その はぐれ錬金術師を
鏡とかの反射物に近づけるなッ!」
オーディンの言葉の意味が理解 出来ず
『え…?』となってしまった装者 達 一同。
はぐれ錬金術師「や、やめろぉぉぉ!!!
ウワァァァァァァァァァァ!!!!!」
しかし その一瞬によって犯罪者とはいえ
1人の生命が奪われてしまった。
調「今、はぐれ錬金術師が鏡に…!?」
オーディン「龍騎 系統の…カードデッキを使う
ライダーがソッチにも居たか」
切歌「どういう事デス!?」
オーディン「私や以前お前等が戦った王蛇。
カードデッキを使ったライダーシステムは
鏡の中の異世界ミラーワールドに存在する
ミラーモンスターと定期的にエサを与える
契約によって力を得られるという仕組みだ」
クリス「つまり あの はぐれ錬金術師は…!?」
オーディン「察しの通りだ。 鏡の向こうに居る
腹が減ってるモンスターのエサにされたのさ」
響「なんで そんな酷い事を…!?」
?「正義の為ですよ」
コオロギを模した黒い戦士が姿を表す。
腰にはバックルとカードデッキが装着されていたが、
バックルがオーディンのとは少し形が異なっていた。
オーディン「その声…ホイールか。
しかも【オルタナティブ・ゼロ】…
龍騎 世界の擬似ライダーか」
マリア「擬似ライダー? オルタナティブ・ゼロ?」
オーディン「ライダーシステムを
モデルに生み出された怪人 寄りの戦士だ。
アレはカードデッキを使う仮面ライダーを
研究して生み出された戦士のプロトタイプだ」
響「そんな解説は どうでもいいんです!
はぐれ錬金術師の人をモンスターのエサにして
その理由が『正義』…!? 巫山戯ないで下さい!」
ゼロ「今の行動理由が『巫山戯てる』と?
いったい何が おかしいって言うんだ?
相手は人々の平穏を脅かす犯罪者を始末した…
コレを『正義』と言わずして、なんて他に言う?」
翼「なら『正義』を語る者に教えよう…私刑は犯罪だ」
ゼロ「お前が語るのか? 罪なき人を殺しておいて…」
翼「どういう事だ?」
ゼロ「何が『機密よりも人命』だ…
オレの正体を探ってる お前等にヒントを与える。
そこの『防人』を語る女は機密の為に人を殺して
マネージャー忍者に頼んで裏工作してもらい、
殺した相手の友人に自分の罪を着せた…!」
翼 以外の一同「ッ…!?」
翼「なッ…!?」
その言葉に装者とライダーの
一同だけでなく翼 本人でさえ驚いていた。
ゼロ「その友人が…オレ。 大ヒントのはずだ。
そこの防人が、お前等が所属する組織が、
自分達の不都合を知る者を事故に見せかけて
人を殺すような奴等じゃないと信じているのなら…
オレの友人の死が故意ではなく誤った事故だったなら
記録か何か残しているはずだ。 そして すぐに分かる」
クリス「仮に お前の言葉が真実だとして!
そんなに憎い相手なら、なんで先輩じゃなくて
はぐれ錬金術師をモンスターのエサにしたんだ!?
鏡の世界からの奇襲なんて、
初見殺しに もってこいだろ!?」
その言葉に皆がオルタナティブ・ゼロの言葉が
ウソだと希望を持った次の瞬間_とてつもない
殺意がオルタナティブ・ゼロから漏れ出ていた。
ゼロ「お前等、オレについて何処まで把握してる?」
オーディン「中学校に通うような年齢でありながら
裏の世界に足を踏み入れた青年…それぐらいだ」
ゼロ「そうだ。 俺は裏の世界で汚れ仕事や
誰かを殺さなきゃ生きていけなくなった…
その選択肢しか与えられなくしたのは
風鳴翼を中心としたS.O.N.G.…いや、二課だ!
それなのにソイツは『英雄』などと持て囃されて…
そんな奴への復讐が『怪物に踊り食いさせる』?
『苦しむ間もなく一瞬で殺す』? 巫山戯るなッ!
オレの復讐の炎は…そんなのじゃあ全然 消えないッ!
オレから全てを奪った悪魔への復讐は…
奪われた全てに利子を付けて奪い返す事だ!
そうッ! これからは…オレが『英雄』だ」
マリア「探せば居るものね、ウェルみたいな奴は…!」
ゼロ「お前は行き先に迷った挙句、
そのウェルに ついていったんだろう?
司法取引と情報操作によって仕立て上げられた
フロンティア事変の汚れた英雄、アイドル大統領の
マリア・カデンツァヴナ・イヴさん?」
その挑発に反応してマリアが手を出そうとした瞬間、
オルタナティブ・ゼロの目の前にクラックが開かれる。
マリア「クラック!?」
ゼロ「目の前に開かれた突然のクラック。
それに驚いてる隙に…後ろからの不意打ちが本命!」
振り向くと同時にバックステップすると
予測していた通り背後にも出現していた
クラックから出て来たイドゥンに奇襲で
ソードブリンガーで斬りかかられるも
回避に成功するオルタナティブ・ゼロ。
ゼロ「お前よりもオーディンと戦いたいんだが?」
イドゥン「命知らずですね、ライダーじゃなくても
カードデッキを使うなら分かるはずでしょう?
貴方ではオーディンさんには勝てないと」
ゼロ「いや? 確かにオルタナティブ・ゼロとして
オーディンと普通に戦えば勝てないかもしれない…
だが、変身者としてのスペックでは負けてないがな」
イドゥン「何故そう言い切れるんですか?」
ゼロ「オーディンの中身…変身者を知っているからだ。
いいのか? 本来オーディンが持ち主だろう?
立花 響が纏うガングニールのシンフォギアは…」
イドゥン「ッ…!」
〈カモン! リンゴ オーレ!!〉
ゼロ「沈黙と暴力は肯定…認めているようなものだ」
〈ソードベント!〉
イドゥンが飛ばす巨大なリンゴ型エネルギーを
オルタナティブ・ゼロは【スラッシュダガー】を召喚。
巨大な刀身を盾の代わりに受け止めると、
そのまま角度を変えて飛んでくるリンゴを弾いた。
ゼロ「避けるまでもないな…
しかし お前が使うリンゴのロックシードは
ヨモツヘグリ同様の装着者の生命力を吸収して
力に変えるという失敗作の試作品だったはずだ。
反動が見られないのは失敗作を完成させたのか?
そんなにまでしてアップル…リンゴが好きか?」
イドゥン「貴方、まさか…私の事も!?」
ゼロ「最初は死体すらない片翼の事を考えて
生き返るなんて ありえないと思っていた。
しかし お前等が教えたAホムラという存在や
ライダー世界の技術のバグスターなどを考えると
死体が有ろうが無かろうが蘇生させる方法は
いくらでもあるって分かったからな」
イドゥン「それはマズいですね…オーディンさん!」
オーディン「助力が必要か?」
瞬間移動でオルタナティブ・ゼロの
背後に回って手刀を振り下ろすも、
再びスラッシュダガーの刀身で弾いて
峰でオーディンの腹部にカウンターの
一撃を入れると攻撃を受けた場所を抑えていた。
オーディン「うッ…!?」
イドゥン「オーディンさん。
オルタナティブ・ゼロの彼、私達の正体を…!」
オーディン「ッ!? マジかよ…」
ゼロ「S.O.N.G.やF.I.S.のデータは
既にハッキングで入手済みだ。
お前等の戦闘パターンや自覚してない
動きの癖だって把握してるつもりだ」
オーディン「それでバレたのか…!」
ゼロ「どうする? まだ やるか?」
オーディン&イドゥン「「ゴクリ…!」」
翼「オーディン達が苦戦しているようだ!」
クリス「アタシ等の出番_うおッ!?」
オーディンとイドゥンの応援に向かおうとするも
プロトバースのクレーンアームがクリスを捕らえてた。
クリス「何すんだよテメェ!」
プロトバース「酷いなぁ『テメェ』呼ばわりだなんて…
ボクは君のイチイバルのデータから生まれて複製された
イチイバルを核として生まれたのに…」
クリス「アタシのイチイバルから生まれた…!?」
プロトバース「そう。 つまりボクは
君の妹なんだよ? 雪音クリス…ネーサン?」
サガ「おやおやぁ〜何々ぃ? 私の中に ある
お姉ちゃんレーダーが反応してきてみれば…
新しい姉妹愛が生まれたみたいだね?」
プロトバース「やぁベル…いや、
今は変身してるからサガって呼べばいいのかな?」
サガ「折角ホムラちゃんが気に入って
ライダーの力まで渡した存在なんだよ?
食うか食われるかの このピンチを好奇心としては
どうやって切り抜けるのかなぁ〜っていう気持ちと
嫉妬心では食べられてくれないかな〜って気持ち」
ゼロ「素直だなぁ!」
口を滑らせるサガの願望にキレながらも
イドゥンによって繰り出されるヘルヘイムの植物と
オーディンによる爆発する金色の羽根をバラ撒くも
オルタナティブ・ゼロはスラッシュダガーの刀身から
放たれる蒼炎で焼き尽くす事で応戦していた。
イドゥン「この人…強い…!!」
オーディン「コレがライダーもどきの
システムのプロトタイプだと…!?」
ゼロ「オルタナティブ・ゼロだから強い訳じゃない。
使いこなしているか どうか…ソレか大きな違いだ。
ガングニールの装者、つまり槍使いでありながら
お前は錫杖と剣を扱うオーディンに変身した。
しかも何度かループして実戦経験を積んだみたいだが、
まだアドベントカードの扱いに慣れてないようだな?
正直お前に比べたらイドゥンの剣の扱いが強いぞ?」
オーディン「くッ…!」
サガ「へぇ、強いなぁ」
プロトバース「サガ、手伝ってくれない?
ネーサンがボクを妹として認知してくれないんだ」
クリス「当たり前だ!
いきなり現れて『お前の妹だ』なんて認められるか!」
プロトバース「こんな感じだから、ネーサンを
ボク等のアジトに連れてって調教…じゃなくて、
洗脳…でもなく、記憶操作…説得したいんだ」
切歌「色々と不穏なのが聞こえたデス!?」
調「とても『妹』を自称する人が
『姉』と思ってる人への行動に思えない…!」
サガ「それじゃあ私は他の女の子達の相手するから
君は その
クリス「銀髪な! 白に見えたにしても、
せめて『
プロトバース「それじゃあ
他の6人の装者の相手よろしく!」
サガ「そういう事で、他の6人よろしくね」
未来「クリス以外の相手を貴方1人で…?」
サガ「1人じゃないよ? 出でよ、我が眷属!」
サガの呼び声に反応して眷属である巨大なサガーク
【マザーサガーク】が出現すると内包されている
1000体のサガークが出てきて装者 達を包囲した。
サガ「1000体のサガークと親玉のマザーサガーク…
この蛇の軍団を君達6人だけで なんとか出来るの?」
翼「1000体!?」
マリア「それより このUFOみたい見た目で蛇なの!?」
サガ「ちなみに六本の脚も持ってるよ?」
未来「ますます私達の知ってる蛇じゃないよ…」
響「ともかく数は多いけど…皆で_フギャッ!?」
プロトバースに抑えられてるクリス以外の6人の装者が
サガーク達を迎え討とうとする一同だがジャコーダーを
鞭のビュートにしたサガに脚を絡め取られて転ぶ響。
響「な、何するんですか!?」
サガ「私ね、ホムラちゃんを…大事な人を殺せる
存在が身近に居るってのにソレを見過ごせないんだよ」
響「だからホムラと戦わせる前に私を殺そうと…!?」
サガ「そんな事したら私がホムラちゃんに
嫌われちゃうよ…でも、私達ライダーを見る度に
戦意喪失するくらい痛めつけるのは問題ないよね?
心が砕けても、それは君が弱かっただけの話だから!
そして君を見限ったホムラちゃんは
再び私の事を見てくれる…はず!
来い、蝙蝠もどき!」
蝙蝠もどき?「その呼び方は やめろと言ってるだろう。
俺には【キバットバットⅡ世】という
誇り高き名が あるのだが…まぁいい、
ありがたく思え! 絶滅タイムだ!」
サガは変身解除してベルに戻ると_
ベル「私 自ら、君の心をスクラップにして上げる…!」
Ⅱ世「〈ガブリッ!〉」
_飛んできたⅡ世を手に収めると、
その口を開かせて首筋に噛ませてから
Ⅱ世の止まり木であるベルトにセット。
ベル「フゥー…変身!」
蝙蝠を模した紅い鎧に黒いマントを羽織る
魔族ファンガイアの
闇のキバの鎧を纏いし者【仮面ライダー ダークキバ】
ダークキバ「私は魔皇にして、
人に流れる音楽を守る戦士だ…!」
響「…1つ、聞いてもいいですか?」
ダークキバ「何?」
響「さっきの変身…首、痛くないんですか?」
ダークキバ「…我慢してるけど、めっちゃ痛い」
〜S.O.N.G./司令室〜
弦十郎「このままだと
また響くんが暴走してしまう…こうなったら!」
灯「行くつもりかい?」
現場の状況をモニター越しに見ていた弦十郎は
自ら赴こうとしていたが灯に止められてしまう。
灯「バースはプロトタイプ故に武装が不足してる。
オルタナティブ・ゼロは龍騎 世界の変身者が
強かったから、戦うにしてもプロトタイプでも
簡単には倒せない相手だった…相手によっては
人間 離れした君の身体能力でも苦戦するかもね。
一番の問題はベルが変身したダークキバだ。
あのライダーは人間を含めた13の魔族の内の1つ、
ファンガイア族が多種族を絶滅させる事を前提に
製造された闇のキバの鎧だ。 安全面を考慮した
デッドコピー品のエンペラー フォームのキバでも
核爆発の中心に居ても傷1つ付かないのに、
そのキバの鎧のオリジナルであるダークキバは
キバのエンペラーを上回り、その防御力は 3倍も ある」
朔也「『デッドコピー品でも核爆発でも
傷1つ付かないのにオリジナルは
その3倍の防御力も ある』って…」
あおい「そのファンガイアという
魔族の技術、どうなってるのよ…」
慎次「他に特徴は?」
灯「キバの紋章を出現させて相手の動きを封じたり、
自身に引き寄せて蹴って また引き寄せてを繰り返す
ハメ技や上下に紋章を出現させて潰す能力も ある」
エルフナイン「紋章…?」
灯「コレは言葉の説明だけじゃ分からないと思う。
あとは3つの必殺技の内の1つ、
その名の通り使えば世界すら簡単に崩壊させられるが
使用者の身体まで崩壊するレベルの威力を持っている
自爆に等しい『秘伝の技』とまで言われている奥の手
【キングスワールドエンド】というのが ある…。
キバの世界の歴代の装着者の中でも
その技を使う場面は見た事ないけど、
この世界はベルにとって大事な人を奪った世界だ。
普通なら躊躇うかもしれない自爆に等しい技でも
ホムラに何かあれば もしかしたら…」
弦十郎「例え捨て身でも世界を道連れにするかもと?」
灯「例え貴方が人外レベルの身体能力であっても、
変身 出来ない者が近づくべきじゃない。
例えばファイズはオルフェノクと戦ってるライダーだが
最強フォームのブラスターとかは並のオルフェノクなら
触れるだけで灰化してしまうらしい…いくら装者を
圧倒 出来るようなパワーの持ち主でも彼等と同じ次元、
そして同じステージに立ててると思わない事だ」
弦十郎「…じゃあ、どうすればいい?
俺達は今まで見ているだけだった。
これからも このまま響くんが暴走するまでを
指を加えて見続けるだけでいろと言うのか!?」
灯「…確かに、今回の事件は貴方達が原因だ。
このまま貴方が見てるだけならイジメを傍観している
加害者と何も変わらない立場、それはAホムラと一緒で
人類守護の最後の砦である この組織に居る資格は無い」
弦十郎「…結局、君は何が言いたい?」
灯「動こうとする意志は認めよう。
でも勇気と無謀は違う。 3人目のアタシの仲間の
仮面ライダーが向かってるから この場はソイツに_」
弦十郎「_この問題は、S.O.N.G.全員の問題なんだ!
俺達が原因なのに…これ以上いい大人が子供 達に任せて
何もせず見ていろだなんて…もう俺には耐えられん…!
人類守護の最後の砦であるS.O.N.G.の司令官として、
どうにか俺が組織に居る資格が あると 証明する為に、
1人でも多くの生命を救う為に、彼女 達と同じ
同じステージに立てる何か良い方法は無いか!?」
灯「…本気?」
弦十郎「あぁ…!」
覚悟を決めた弦十郎の瞳を信じて
灯は2つの情報を伝える。
灯「君が前線に出た世界線の1つ、
シンフォギアが存在しない世界で
その装置の名は【RN式回天特機装束】という
使用者の精神力によって、強制的に聖遺物を
起動状態に持ち込むという無茶苦茶な代物。
その世界線の君も心身ともに人間離れしている。
だから君の方がダウンする事は無いが、代わりに
システムの方が先にダウンしてしまうという…
それと このシステムにはガングニールが必須なんだ」
弦十郎「それじゃあダメだ。 響くんのガングニールを
取り上げる事になってしまう…プリミティブドラゴンの
セイバーになった響くんの事を忘れたのか?」
灯「もう1つ、さっき話した仮面ライダー、
ファイズの世界と混ざった世界線が存在していた。
そこで君は人間として死に、ファイズ世界の敵の怪人
オルフェノクとなって蘇ったものの、その本能に抗えず
装者の皆を裏切って風鳴 不堂ことオルフェノクの王こと
アークオルフェノクの手下にして仮面ライダーとなり、
最期は風鳴 翼に討たれて灰となり2度目の死を迎えた」
弦十郎「そんな、世界が…!?」
灯「そして丁度…」
何処から取り出したのかアタッシュケース
【デルタギアボックス】を開けて中身を見せる灯。
灯「ここには その君が変身していたのと同じ
【仮面ライダー デルタ】の変身アイテム一式、
【デルタギア】が ある。 コレを使って変身すれば
同じステージに立つ事が出来るけど…どうする?」
エルフナイン「デメリットとかは大丈夫なんですか?
そのオルフェノクになるとか、寿命を削られるとか」
灯「確かにデルタへの変身は適合者じゃなければ
オルフェノクになる訳じゃないが人が変わる事になる。
そもそもファイズ世界のライダーシステムは
オルフェノクの王を守る事を目的として作られた
オルフェノクが変身する事を前提とした代物だ。
人間でもオルフェノクの記号を埋め込めば
適合者となって変身も出来るが、カイザと
デルタは記号が無い人間でも変身が可能だ。
デルタはファイズとカイザのギアのプロトタイプ。
だから武器が銃 兼 変身アイテムの【デルタフォン】と
【デルタムーバー】を組み合わせたものしかなく、
あとは本人の格闘センスで どうにかするしかないが…
その点に目を瞑ればファイズとカイザを上回る出力と
条件を問わずに誰にでも変身 出来るという利点を持つ」
弦十郎「欠点は?」
灯「欠点としてはデルタギアに組み込まれたシステム
【デモンズスレート】によって闘争本能を刺激されて
凶暴な性格へと変わり、最悪 変身者は精神が崩壊する。
実際、ファイズの世界でコレを使った不適合の奴等は
目の前で仲間が死んでも気にする事なく誰が持ってるか
分からないデルタギアの行方だけが気になっていた…。
風鳴 弦十郎、貴方は どっち?闘争本能が刺激されて
力に溺れて仲間が死のうと気にしないバーサーカー…
いや、人の皮を被った悪魔となって戦うのか?
それとも悪魔の機能とオルフェノクの本能に
打ち勝って人間のOTONAとして戦うのか?」
必要な事を伝え終えた灯は仮面ライダー デルタの
アイテム一式を【ブランクウォッチ】に吸収させると
テーブルの上に【デルタライドウォッチ】を置いた。
灯「持ち運びが出来るようにライダーの力だけでなく
歴史まで収めた【ライドウォッチ】に変えといた。
もしかしたら並行世界の貴方の記憶や
オルフェノクとしての…記憶が肉体に
影響を及ぼしてオルフェノクになるという
可能性だけなら最悪の場合は いくらでもある。
コレは大事な事だ。 よく考えるといい」
弦十郎「…」
そう言われて弦十郎はデルタのウォッチを手に取るも
先程まで駆けつけようとしていたのだが、
すぐに押すべきか どうか迷っていた。
〜現場〜
プロトバース「ボクのモノになってよ、ネーサン!」
クリス「アタシ様は誰のモノでもねぇよッ!」
バースバスターとアームドギアで撃ち合いしている
プロトバースとクリスの2人。 そして撃ってる内に
弾切れになったプロトバースの様子を見て
『今が攻め時』と思い大技を放とうとするも、
プロトバースはセルバレットポッドを
バースバスターの銃口に接続して構える。
プロトバース「コッチの方が早いよ?
カバーしてくれる仲間も居ないのに
タイマンで隙のデカい大技を発動するなんてね!」
〈セルバースト!!〉
クリス「しまっ_グァァァァァ!!!!!」
必殺技が直撃したクリスはシンフォギアの変身は
解除されなかったものの結構なダメージを負ってしまい
そんなクリスにプロトバースが近づく。
プロトバース「勝負は決した…さぁ、ボクのモノになって
ボクの欲望を満たしてもらうよ!」
?「ほぉ…貴様、さてはオーズ世界の
技術で生まれたホムンクルスだな?」
未来「今度は誰!?」
〈When the five horns cross,
the golden soldier THOUSER is born.〉
すると何処からか5本角の黄金のライダーが現れる。
〈Presented by ZAIA〉
響「…ザイア?」
オーディン「いいや、
ソイツはサウザー系女子…じゃなかった。
1000%のスペックを誇る【仮面ライダー サウザー】だ」
クリス「オーディン!? お前いつの間に_って、
あの瞬間移動か…紹介したって事はサウザーとかいう
仮面ライダーは味方という認識で構わねぇんだな?」
オーディン「問題ない。 それでは戻らせてもらおう」
解説が終わると瞬間移動でオルタナティブ・ゼロとの
戦闘を続行。 装者にサウザーの事を紹介してる間に
プロトバースは既にブレストキャノンを装備して
出力最大までセルメダルの充填を終わらせていた。
プロトバース「ボクとネーサンは愛を語っていたのに
その間に入ってくるなんて無粋の極み…消え去れ!」
〈セルバースト!!〉
サウザー「…」
〈サウザンドジャッカー!〉
サウザーは慌てずブレストキャノンから発射される
破壊光線に【サウザンドジャッカー】の鋒を向けて
グリップエンドを引いた。
〈ジャックライズ!〉
クリス「吸収しやがった!?」
プロトバース「んなアホな!?」
サウザー「プロトタイプだが
バースのテクノロジー、 いただいたぞ。
さて逆襲だ…借りはキッチリ返してやるとしよう」
〈ジャッキングブレイク!〉
プロトバース「危なッ!?」
サウザンドジャッカーのトリガーを引くと
鋒から吸収された破壊光線が発射される。
その光景に仮面の下で驚きの表情を浮かべるも
ギリギリでプロトバースは回避に成功した。
プロトバース「思わぬ援軍…
コレはプロトタイプのバースで勝てるかな?」
ゼロ「オレも【香川 英行】同様に
瞬間記憶能力を持っていてね…
理解するより先に頭に入ってしまうんだ。
例え相手の攻撃パターンでもね」
オーディン「コチラの手札は既にバレてる状態で
予測されてるなら瞬間移動でも動きづらい…!」
イドゥン「それだったら…!」
〈ザクロ!〉
イドゥン「この技は初見でしょう?
それでも予測 出来ました?」
ゼロ「ザクロは予測してなかったが、
その程度の対処は可能だ」
〈アドベント!〉
イドゥンはテロ専用ロックシードと呼ばれた
ザクロのロックシードを大量に取り出して
起動するとオルタナティブ・ゼロに向けて
放り投げるが、冷静に【サイコローグ】を
召喚して顔面の穴から弾丸を発射させると
ザクロ ロックシードを全て撃ち落とした。
ゼロ「迎撃 完了…次は、切り札を使わせてもらおう」
〈ファイナルベント!〉
イドゥン「ッ! させませんよッ!」
オルタナティブ・ゼロの元へと走り出す
サイコローグは移動しながら変形していき
バイク形態の【サイコローダー】となると、
ジャンプして乗り込んで足でバイクに回転を加えた
轢き逃げアタックの必殺技【デッドエンド】が発動。
ヘルヘイムの植物で抑え込もうとしたイドゥンだが、
オルタナティブ・ゼロが動く方が早く、捕らえようと
クラックから出たヘルヘイムの植物は高速回転した
オルタナティブ・ゼロによって巻き付かれるも
簡単に引き千切られ、オルタナティブ・ゼロは
そのままオーディンとイドゥンに迫っていた。
オーディン「コンファインベントでキャンセルを_」
ゼロ「_それも予測してるんだよ!」
〈アクセルベント!〉
イドゥン「さらにスピードが…!?」
ゼロ「ガイみたいにコンファインは2枚あるかな?
無ければ使っても最後に使ったアクセルベントが
無効化されるだけ! そもそもアクセルベントで
素早さが上がった状態でカードを使う余裕があるか!」
オーディン「くッ…!(相手が技を発動してる間、
アタシは瞬間移動を使えない。 どうすれば…!?)」
イドゥン「オーディンさん、私の後ろに!」
アップルリフレクターで防御体勢を取っている
イドゥンに誘われて一緒に後ろに隠れる事にしたが_
ゼロ「ハァッ!!」
オーディン&イドゥン「「グァァァァァァァァ!!」」
_スピードが上がった事で威力が増したデッドエンドは
アップルリフレクターでも完全に勢いを殺しきれずに
吹き飛んでしまい、壁に叩きつけられてしまう2人。
それにより2人の変身が解除されてしまう。
翼「ウソでしょう…オーディンの正体は、奏ッ!?」
マリア「それじゃあ見た目は大人の姿だけど、
もしかして貴方は…セレナなのッ!?」
奏「チッ…もう少し隠す気だったのにバレちまったか」
切歌「なんでセレナが生きてるデス!?」
調「…もしかして、ホムラと灯みたいに生き返った?」
セレナ「はい、Aホムラの手によって…」
未来「皆さん、
今は目の前の相手に集中を_わぁッ!?」
翼&マリア&切歌&調「「「「ウワァァァァ!!!!」」」」
響「皆ッ!」
ダークキバ「私を相手に
余所見してる余裕が…!」
Ⅱ世「〈ウェイクアップ・ワン!〉」
ダークキバ「あるとでも!」
Ⅱ世にフエッスルを吹かせると周囲は紅い満月が
見える夜へと変わりつつも技の発動の為に構えた
ダークキバは飛び上がりライダーパンチの必殺技
【ダークネスヘルクラッシュ】が響にクリーンヒット。
響「ゔッ…! (このままだと未来も…!)」
ダークキバ「あの娘が気になって私との戦いに
集中 出来ないの? それだったら…」パチンッ!
未来「え…?」
1対1000という数の差で未来を圧倒 出来そうな場面で
呼び出した時と同様にフィンガースナップを合図に
サガーク達を下がらせるダークキバ。
未来「あのままなら数で倒せたのに、なんで…?」
ダークキバ「大事なサガーク達が倒されるのは
いくら1000体も居るとはいえ1体だろうと嫌だからね。
魔族である私達に君の魔祓いは危険だ。
アヌンナキを相手にガングニールの神殺しと一緒だ。
私の防御力でも貫通される可能性が ある上に
その娘が君の事が気になって私と真面目に
戦ってくれない。 だから…その気に なるように
私 自身の手で直々にスクラップにしてくれる!」
ダークキバはキバの紋章を出現させると
未来の足元に移動させて動きを封じる。
未来「な、何コレ…!?」
響「未来!?」
ダークキバ「頭上にも ご注意を♪」
そう言われて頭上を見てみると、
もう1つのキバの紋章が。
ダークキバ「秘技、インペリアルデストラクション!」
上下に出現させたキバの紋章で相手を挟み潰す
【インペリアルデストラクション】が迫るも_
響「未来ゥゥゥゥゥ!!!!!」
未来「響ッ!? ダメェェェェェ!!!!!」
_未来を突き飛ばして代わりに
紋章に挟み潰されて技を受けた響は爆発。
響の姿は爆発によって発生した煙により
見えなくなっていた。
ダークキバ「ありゃありゃ…
先にスクラップしちゃったか。
まぁ狙ってた娘と違ってた訳だし、
ホムラちゃんには事故って事で
どうにか許してもらおう_ん?」
煙が晴れて見えたのは呆然と立つ響の姿。
いや、厳密に言えば立っていた赤い目で
全身 真っ黒な暴走 響だった。
ダークキバ「なんだろう、凄い嫌な予感が…!」
暴走 響「…」
〈ハザードオン!〉
ゼロ「あのトリガーは…!?」
〈ラビット タンク スーパーベストマッチ!
ドンテンカーン! ドーンテンカン!
ドンテンカーン! ドーンテンカン!〉
プロトバース「ヤッベェ…早くソイツ仕留めて!」
サウザー「敵対してるがオレからも頼む!
変身されたらソイツは人型の殺戮兵器に変わるぞ!」
ダークキバ「え?」
〈ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Are you ready?〉
暴走 響「ヘン…シン…!」
〈アンコントロールスイッチ!
ブラックハザード! ヤベーイ!〉
禁断のアイテムによりリミッターが解除されて
『
【仮面ライダー ビルド ハザードフォーム】
プロトバース「もしかして…既に自我を失ってる?」
サウザー「最初からクライマックスか…!」
ゼロ「プロトバース、サイコローグ、手伝え!」
〈マックス ハザード オン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Ready GO! オーバーフロー! ヤベーイ!〉
スラッシュダガーから蒼炎を、顔面から弾丸を、
バースバスターから光弾を、一同がビルドに発射するが
その俊敏さに攻撃が掠りもせず、ビルドは飛び上がって
ライダーキックを放とうとしていた。
ゼロ「マズい…サイコローグ、契約モンスターの
お前に倒されたら俺が困る! 無茶を承知で
アイツの攻撃を受け止めるから逃げろ!」
プロトバース「ボクは!?」
ゼロ「お前はクレーンアームで なんとかしろ!
平成VS昭和の戦いでタトバキック発動中のオーズを
ライダーマンがロープアームを使って倒したみたいに」
プロトバース「アレはライダーマンが昭和の時代から
戦い続けた経験値によって出来た芸当でしょう!?
生まれたてのホムンクルスであるボクには無理だよ!」
〈 ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Ready GO!〉
ゼロ「腹くくれ!」
〈カポーン! クレーンアーム!〉
プロトバース「ロープアーム!」
スカッ!
プロトバース「やっぱり無理だって!」
ゼロ「仕方ない…!」
必殺技 発動中に縛り上げる作戦が失敗したのを見て
オルタナティブ・ゼロはビルドのライダーキックの
射程外までプロトバースを蹴り飛ばして代わりに
自分が全てを受け止めようとスラッシュダガーを
盾の代わりにして防御体勢を取って構えていたが_
〈ハザードフィニッシュ!〉
ゼロ「グォッ…!?」
_スラッシュダガーは へし折られ蹴り飛ばされた結果、
壁に叩きつけられて めり込んだオルタナティブ・ゼロ。
カードデッキが破壊される事は免れたが、
あまりのダメージに耐えきれずに変身解除。
それによりS.O.N.G.側に素顔が見られてしまう。
ホイール「チッ…顔バレNGだったのに」
サウザー「それが お前の素顔か。
見た感じ…まだ中学生くらいか?
よく それで裏の世界で生き残って
有名な殺し屋にまで なれたものだ」
ホイール「…五月蝿い。
オレだって お前の正体だって大方 見当が ついてる。
金髪幼女が よく【奇跡の殺戮者】なんて なれたな」
サウザー「オレの正体もバレてるのか…なら、
オレも変身解除されたとしても問題ないな」
オーバーフロー状態のビルドを止めるべく
サウザンドジャッカー片手にサウザーも参戦する。
サウザー「いいか装者 共、よく聞け!
コイツが変身しているのは
仮面ライダー ビルドのハザード フォーム!
その暴走の理由は【ビルドドライバー】にセットされた
『禁断のアイテム』と呼ばれた【ハザードトリガー】の
影響だ! 装着者の脳が刺激に耐えられず自我を失い、
その結果として目に映るもの全てを破壊する!」
装者一同「ッ!?」
ダークキバ「『人型の殺戮兵器』っていうのは
比喩表現とかじゃなくて本当だったんだ…でもね、
例え核爆弾だろうと、どんな兵器だろうと、
この闇のキバの鎧に傷一つ付けるなんて出来_」
〈Ready GO!〉
ビルド「ハァッ!」
〈ハザードフィニッシュ!〉
ダークキバ「_なァァァァァァァァァァァァァァァ!?」
未来「…ギャグキャラみたいに吹き飛んでいった」
プロトバース「ダークキバは核爆発でも傷付かない
封印が解かれたキバの鎧の3倍の防御力を誇る。
だけど…ハザードのビルドとは相性が悪かったね」
クリス「どういう事だ?」
プロトバース「例え核爆発の中心に居ても
無傷なダークキバでも、ハザードのビルドは
相手の防御力を無視して直接ダメージを与えられる…」
サウザー「自分の持つライダーの能力を
過信した結果だな…だが、オレは違う!」
サウザンドジャッカーで突き刺すもビルドに
簡単に受け止められるが、サウザーは唯一の
武器であるサウザンドジャッカーを手放して
囮としてトリガーに思いっきり拳を放つ。
ビルド「ッ…!?」
トリガーを攻撃された途端、
ビルドの動きが急に おかしくなった。
まるで思うように動けないといった感じで
掴んでいたサウザンドジャッカーを手放し、
その隙にサウザーは余裕綽々という風に近づく。
サウザー「やはりな、ハザードトリガーに攻撃すると
動きが止まる…よし、このままトリガーを_ん?
なんだコレは…外れない…だと…!?」
トリガーが外れず手間取り苦戦していると_
ガシッ!
サウザー「ッ!?
しまった、時間を かけ過ぎたか…!」
〈マックス ハザード オン!〉
_トリガーを攻撃されて ぎこちない動きになっていた
ビルドが調子を取り戻してサウザーの角を掴んでいた。
〈 ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Ready GO! オーバーフロー! ヤベーイ!〉
サウザー「グァァァ!!!???」
角を掴んだ状態で電撃を流されたサウザーは
声を上げて怯んでしまうも、サウザーも負けじと
演算処理装置のサウザンドシグナルで数万通りもの
ビルドの行動予測を行い最適解を導き出す。
サウザー「く…(次はハザードフィニッシュを発動して
急所を狙ってトドメを刺すはず…それだったら!)」
〈 ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Ready GO! ハザードフィニッシュ!〉
ライダーキックを発動して懐に飛び込んで
攻撃が当たるギリギリで躱して背後に回ると_
〈サウザンド! ディストラクション!〉
_キーを押し込んで回し蹴りのカウンターを
喰らわしたものの、少し仰け反っただけで
ゆらりとサウザーの方を振り返る。
サウザー「オレの桁違いのスペックでも
変身解除に追い込めないか!」
〈アメイジングホーン!
Progrise key confirmed. Ready to break.
サウザンドライズ! サウザンドブレイク!〉
サウザンドジャッカーからサメ、ハヤブサ、トラ、
マンモス、オオカミ、ゴリラ、チーター、ハチの
8種のライダモデルを召喚するサウザー。
サウザー「ならば数で勝負だ!」
〈ザイアエンタープライズ〉
ビルド「ッ…_ッ!?」
プロトバース「逃さないよ!」
抵抗しようとしたビルドだがプロトバースが
クレーンアームで簀巻きにする事で成功。
ライダモデル達の総攻撃を受けたビルドは
今度こそ変身が解除され_
ビルド「…」
プロトバース「ウソ〜ん…今の、耐える?」
サウザー「しぶとい奴め」
_る事は無かった。
必殺技を耐えたビルドは自身を縛るプロトバースを
引き寄せると、そのままムーンサルトキックを
プロトバースの顎に浴びせると変身が解除される。
リア「ウゥ…!」
〈ニンジャ! コミック!
スーパーベストマッチ!
アンコントロールスイッチ!
ブラックハザード! ヤベーイ!〉
サウザー「【ニンニンコミック】の
ハザードフォームだと!?」
クリス「次はアタシ等が行くぞ!」
未来「さっきは私が助けてもらった…
だから今度は私が響を助ける!」
【4コマ忍法刀】を取り出したビルドは
トリガーを引いて分身の術を発動。
クリス「分身しやがった!?」
未来「この暴走状態のライダーに
変身した響を1人ずつ相手するの!?」
サウザー、未来、クリスに合わせて3人に分身すると
それぞれが4コマ忍法刀と【ドリルクラッシャー】を
両手に装備。ジリジリと3人に近づいていた。
クリス「腹くくれ!」
未来「待って、この紋章は…!?」
ニンニンコミックのハザードのビルドの3人の内、
2人の足元に出現した紋章により動きが封じられる。
その紋章を誰が発動させたかは
サウザー、未来、クリスは分かっていた。
Ⅱ世「〈ウェイクアップ・ツー!〉」
ダークキバ「さっきの お返しだぁぁぁぁぁ!!!!!」
ダークキバのライダーキックの必殺技
【キングスバーストエンド】が紋章により
動けなくなったビルドの1体に直撃すると爆散。
ダークキバ「逃さないよ!」
ライダーキック時に紋章ごとビルドを破壊した為に
もう1体のビルドを紋章の拘束から解放してしまうも、
逃すまいと本来サガの専用武器であるジャコーダーを
装備からの鞭 形態のビュートにして2体目のビルドの
胴体を突き刺してスネーキングデスブレイクを発動。
ダークキバ「…2体共 手応えあったけど、
倒しても残ってるって事は君が本体?」
ビルド「…」
サウザー「自我を失ってるのに答えられる訳ないだろ」
ダークキバ「それもそっか…それじゃあ覚悟してね?
今の君が破壊兵器だろうとスクラップにして上げる!」
キバの紋章を使って拘束、引き寄せ、蹴りを入れる。
そんなハメ技【ロイヤルパニッシュメント】を
ビルドに喰らわせるダークキバ。
ビルド「ッ…!」
〈隠れ身の術! ドロン!〉
ダークキバ「なぁッ!? ど、何処に行った!?」
ダークキバは そのまま変身解除されるまで
ビルドに蹴りを入れ続けるつもりだったが、
4コマ忍法刀による隠れ身の術でダークキバの
ハメ技から抜け出したビルドは_
〈火遁の術! 火炎斬り!〉
〈フェニックス!
Ready GO! ボルテックブレイク!〉
クリス「なッ!? アタシ等かよ!?」
サウザー「しまった、ハザードのビルドが
見境ない事を完全に失念していた…!」
_クリスとサウザーに標的を変えていた。
ハザードのビルドは炎を纏った4コマ忍法刀と
ドリルクラッシャーの二刀流で斬り伏せると
不意打ちを喰らったクリスとサウザーの
変身は解除されてしまう。
クリス「痛ってぇなぁ! ん? お、お前は…!?」
?「…誤魔化すのは1000%無理か」
サウザーの変身者。その正体はサウザー系女子こと
【魔法少女事変】の首謀者にして【奇跡の殺戮者】
【キャロル・マールス・ディーンハイム】だった。
クリス「お前まで蘇って…って、先輩の相棒や
マリアの妹は ともかく、何回も蘇ってるから
お前の復活には そんなにビックリもしねぇや」
キャロル「そうか…なら冷静ついでに
聞かせてもらおう。 この状況を どうするつもりだ?」
〈アンコントロールスイッチ!
ブラックハザード! ヤベーイ!〉
ラビットタンク ハザードフォームに戻ったビルドは
相手が生身だろうと気にせず逃げる事も抵抗する事も
出来ない満身創痍の2人に ゆっくりと近づいていた。
未来「やめて響!」
そんな2人を庇おうと前に出る未来だが、
自我の無いビルドは2人の前に出て来た事で
優先順位を未来に変更して首を掴んで絞め殺そうした。
クリス「おい、やめろバカ!」
未来「ひ、響ぃ…!」
ビルド「…」
ダークキバ「コレは傑作だ! 自ら大切なモノを壊す…
そんな心が折れた状態でホムラちゃんに挑んで勝てる_
いや、そもそも立ち向かおうとする事すら出来るかな?
このままホムラちゃんから与えられたライダーの力を
使いこなせず、心が折れて、怯えて、逃げて、
そのまま不戦勝になるがいい!」
ビルド「…」
未来「お願い、響、元に、戻って…!」
破壊兵器と成り果てた響を見て涙を流す未来。
その未来の瞳から出た涙が響が変身する
ハザードのビルドのマスクに落ちた途端、
タンクの部分がラビットに変化した。
ビルド「…み、く…? 未来ッ!?」
マスクが両側 共にラビットになるとビルドこと響は
正気を取り戻して掴んでいた未来の首を手放す。
首締めから解放された未来は咳き込み、
そんな未来をアワアワとビルド姿で心配している響。
ダークキバ「そんなバカな…!?
まさか、今の涙で自我を取り戻した…この土壇場で
ライダーの力を扱えるようになったっていうの…!?」
ビルド「そう…なのかな…?」
キャロル「だったら今後の為に、
そのデータを貰うぞ!」
〈ジャックライズ!〉
ビルド「な、何ッ!?_というよりキャロルちゃん!?
死んだはずの奏さんや、話に聞いてたマリアさんの妹の
セレナちゃん?さん?も ライダーになって復活して…
何が どうなってるの!? 今って お盆の日だっけ?」
奏「聞いたかセレナ?」
セレナ「えぇ…まさか今日が お盆の日だったとは」
奏「そこじゃねぇし、今日は お盆じゃねぇから!
アタシ等オバケ扱いされてるって言ってるんだよ!!」
セレナ「あぁ、そういう…スイマセン。
まだ日本の習慣に慣れてなくて」
キャロル「おい、即退場の装者コンビ!
お前達が くだらない事を話してる間に
今の状態のコイツのデータを手に入れたぞ!」
ビルド「なんか、力が抜けた感覚が…」
ダークキバ「ムカつく…
ムカつくムカつくムカつく!!!
何その物語みたいな ご都合 展開!?
もしかして君が主人公だから主人公補正ってヤツ!?
そんなズルで暴走 状態から元に戻ったっていうの!?
認めない…認めない認めない認めない!!!
そんな特権みたいなので力を得られるだなんて!!!」
Ⅱ世「〈ウェイクアップ・スリー!〉」
ダークキバ「こうなったら、この身が滅びようが
関係ない…【キングスワールドエンド】を使う!!!」
ホイール「バカッ…ベルお前、
世界を滅ぼすつもりか!?」
Ⅱ世「そんなに あの女の存在が気に食わないか?
諸刃の剣でもある闇のキバの秘伝の技を使ってまで…
命が惜しくないのか?」
ダークキバ「ホムラちゃんが どんなに強くても、
彼女が主人公である この世界では確実に彼女が勝てる
主人公補正という名の『奇跡』が起きてしまう…!
もうホムラちゃんに『怒られる』とか『嫌われる』とか
そんなの どうでもいい! そうなる前に…潰す!」
ホイール「この世界ごと立花 響を滅ぼすつもりかッ!」
ダークキバ「その通り。 さぁ、絶滅タイムだ。
滅びの時を…刻めぇぇぇぇぇ!!!!!」
赤い月夜での満月をバックに空中には
ダークキバを中心に巨大な黒いキバの紋章が出現。
本気で自らの命と引き換えに闇のキバの秘伝の技、
キングスワールドエンドを放とうとしていた。
キャロル「マズいぞ…このままだと、
Aホムラが やらかす前に この世界が…!」
弦十郎「トゥッ!」
ビルド「師匠!? なんで此処に…!?」
今まさにダークキバがキングスワールドエンドによる
自爆が行われようとした その瞬間、司令室に居るはずの
弦十郎が現場に現れて回転ジャンプでダークキバよりも
高く跳び、キックの構えを取ると_
弦十郎「ライダァァァァァァ…キィィィィィィック!」
ダークキバ「グハッ…!?」
_生身の弦十郎によるライダーキックが直撃。
その威力はダークキバの装甲を上回る程であり
キングスワールドエンドがキャンセルされてしまった。
ダークキバ「くッ…もうちょっとだったのに、
ちくしょォォォォォ!!!!!」
Ⅱ世「闇のキバとなったベルにダメージを与えるとは…
この男、見た目は人間だがフランケン族か何かか?」
弦十郎「タダの…人間だ!」
クリス「ギアも纏ってないのに
核爆発の中心に居ても無傷なライダーに
ダメージ与えといて流石にソレは無理あるだろ!?」
弦十郎「…確かにな。 だが、少なくとも『まだ今は』
人間だ…コレから そうじゃなくなるかもしれないがな」
未来「ソレって どういう…?」
弦十郎は灯から譲り受けたデルタのウォッチを
ダークキバに見せるように突きつけた。
奏「ライドウォッチ!?」
イドゥン「という事は…!?」
〈デルタ!〉
弦十郎はウォッチをスライドさせてボタンを押すと
【デルタドライバー】が腰に装着された状態で出現。
弦十郎「…ウォッチを押した瞬間に全て理解した。
このシステムの使い方も、歴代デルタの装着者も、
並行世界でのオルフェノク、そしてデルタとなった
俺が君等を裏切って何をしたのかも…変身!」
〈スタディングバイ〉
音声コードを入力してトランシーバー型の携帯
【デルタフォン】をビデオカメラ【デルタムーバー】に
セットして合体させると弦十郎の姿は変わった。
〈コンプリート!〉
悪魔の機能で闘争本能を刺激させる
【仮面ライダー デルタ】
ダークキバ「ソイツは確かプロトタイプの
ライダーだったっけ? そんなので完成品である
この闇のキバことダークキバに勝てるとでも?」
デルタ「その通りだな…だが、
さっき俺は生身の蹴りで君を吹き飛ばした。
生身でも君を倒せる可能性が あるのに
変身した状態なら どうなると思う?」
ダークキバ「…」
弦十郎ことデルタの言葉に『油断ならない』と感じてか
究極のバイオリン【ブラッディ・ローズ】を取り出して
弾き始めると音色と共に無数のコウモリが出現。
デルタ「ファイア!」
〈バーストモード〉
嫌な予感に気づいたデルタは腰から
デルタフォンとデルタムーバーが合体して
ブラスターモードとなった銃を取り出して
構えるとコウモリ達を撃ち落としていった。
ダークキバ「そんな事やっても無駄だよ!
それとも私のバイオリンの弦か、お前の弾丸か、
どっちが先に切れて打ち止めになるか勝負する?」
再びダークキバが演奏すると向かっていくコウモリ達。
それを撃ち落とすデルタ。 途中で弾切れになって
チャンスと思って追い詰めようとするダークキバだが_
デルタ「チャージ!」
〈チャージ〉
_音声コードを入力してリロード。
再びコウモリ達を撃ち落とすデルタを見て
痺れを切らしたダークキバは演奏の手を止めた。
ダークキバ「弾切れ無しか…
だったら接近戦で仕留める! 喜びな、
私の音楽を間近で聞かせて上げるよ!」
Ⅱ世「〈ウェイクアップ・ワン!〉」
ダークキバ「ダークネスヘルクラッシュ!」
デルタ「オラァ!」
周囲一同「ウワァァァァァ!!!!!」
Ⅱ世「闇のキバの奥義と互角だと…!?
この男、やはり通常の人間とは訳が違う…!」
デルタの通常パンチがダークキバの必殺パンチが
ぶつかり合ったものの、その余波により周囲の者は
吹き飛んでいって倒れる。 タダの人間であるはず
デルタこと弦十郎のパンチが必殺技と同レベルの
威力だと分かるとⅡ世は驚きを隠せなかった。
Ⅱ世「ベル、警戒しろ! この人間を他の人間と
同等の存在として見るな! 下等生物と侮るな!」
ダークキバ「五月蝿い! こんな奴等…消してやる!
ホムラちゃんを脅かす雑音は、私が消してやるッ!」
Ⅱ世「〈ウェイクアップ・ツー!〉」
ダークキバ「キングスバーストエンド!」
頭に血が上り、冷静さを欠いたダークキバは
Ⅱ世の忠告を無視してライダーキックを放つ。
デルタ「折角の忠告を無視するのは良くないぞ」
〈レディ!〉
今のデルタの装着者は司令官という
立場にある弦十郎であるので物事を冷静に判断。
ドライバーのミッションメモリーをムーバーに
装填して必殺技に必要な音声コードを入力した。
デルタ「チェック!」
〈エクシードチャージ!〉
ライダーキックを放つダークキバに狙いを定めて
トリガーを引くと、胴体にポインターが発射され
再び必殺技がキャンセルされて動けなくなってしまう。
ダークキバ「うッ! う、動け…な、い…!」
デルタ「ハァッ!」
ダークキバ「グハッ!?」
ポインター目掛けてライダーキックを放つデルタの
【ルシファーハンマー】がダークキバの身体を貫く。
デルタ「…」
ダークキバ「う…あ…あぁ…_グァァァ!!!」
『勝負は決した』と言いたげにデルタは背を向け、
ダークキバは『まだ負けてない』とでも言いたげに
デルタに向けて手を伸ばしたが、身体からΔの記号が
出現したと同時にダークキバの身体は爆発した。
ベル「そんな…ホムラちゃんから与えられた
闇のキバが…ダークキバが…負けるだなんて…!」
デルタ「君達の負けだ。 大人しく俺達に身柄を_」
ビルド「うッ…!? やめ、やめろぉぉぉ!!!」
デルタ「_ッ!? どうしたんだ響くん!?」
ホイール「ッ! チャンスだ、逃げるぞ!」
変身が解除されてベルの姿に戻ったのを見て
ホイールとリアも含めて3人 纏めて拘束しようとするが
自我を取り戻して大人しくしていたはずのビルドが
急に苦しみ出し、そちらに視線が向かうとホイールは
今なら逃げれるチャンスと見てドライバーを装着した。
〈爆走バイク!〉
ホイール「いきなり2速で変身!」
〈ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ!
爆走 独走 激走 暴走 爆走バイク!〉
真実を求めて爆走するウソつき監察医
【仮面ライダー レーザー(レベル2)】
クリス「あのアクセルとかいうライダーの
変形と違って、いきなりバイクに変身しやがった!?」
レーザー「リア、ベル、ジブンに乗れ! 撤退だ!」
ベル「くッ…覚えておいて、チューニングを済ませて
今度こそ君達を圧倒する私の音楽を聞かせてやる!」
リア「ネーサン、
次に会う時こそボクのモノにしてみせるよ!」
レーザー「いいから早く運転しろよ!」
デルタ「待て!」
未来「響!?」
デルタ「くッ…響くんが どうしたんだ!?」
バイク形態のレベル2のレーザーに乗って
逃亡を図る3人にデルタはデルタムーバーの
銃口を向けるも、未来が響の名を呼んだのが
聞こえたので苦渋の決断としてレーザーが
逃げるのを見逃して その方向を見てみると、
倒れた状態で頭を抑えて苦しんでいたビルドの姿が。
ビルド「う…うぅ…グァァァァァッ!!!!!」
その時、両側がラビットだったビルドの片側が
タンクに戻ってしまうと_
ビルド「…」スッ
〈マックス ハザード オン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
Ready GO! オーバーフロー! ヤベーイ!〉
_ゆっくりと起き上がり、再びハザードトリガーの
スイッチを押してオーバーフローの状態になったものの
ダメージが蓄積されていたのか動きが ぎこちなかった。
ハザードトリガーを攻撃されてないにも関わらずにだ。
ビルド「…」
デルタ「…もういい」
〈 ガタガタゴットン! ズッタンズタン!
ガタガタゴットン! ズッタンズタン! 〉
デルタ「もういいだろ!」
BANG!
そんな姿を見るに堪えかねなかったデルタは
ビルドの肩を撃つと倒れて変身解除と同時に
響が気を失った事で彼女の活動は停止した。
〜ホムラ〜
ベル達と装者 達が戦ってる間、
ホムラは何をしていたかと言うと_
ホムラ「俺の肉体を持ってる
Aホムラって奴は…お前か?」
Aホムラ「…へぇ、
よく俺ちゃんの居場所を見つけられたね?」
_Aホムラを見つけ出して対峙していた。
〜舞台裏〜
灯「暴走克服の兆候、謎に包まれたホイールの過去、
雪音クリスとリアの邂逅、オーディン達の正体、
風鳴 弦十郎のライダー化、ホムラとAホムラの邂逅。
本編で何百話も経った部分を
無理矢理に詰め込んだ感じもするけど
こうして1話に纏められて良かった…。
それに作者が入れたがってた【♪109】の
ハザードのビルドによる暴走と装着者が死しても
それでも尚 動き続けるG4システムに対する
【氷川 誠】の『もういいだろ!』のシーン…」
創世「他にも入れたよね?
例えばキングスワールドエンドを
キャンセルさせるシーンはレジェンド。
止める為の生身のライダーキックはコウモリ繋がりで
【仮面ライダーになりたい】のアニメ最終回のキック」
詩織「あとはデルタの必殺技のシーンは
ゲイツ VS アナザーファイズをモデルにしてましたね。
恐らく手加減されていたのでしょうが、
あの技を受けても灰にならないなんて
流石はダークキバ、ナイスです!」
ベル「いや、手加減なんてされてなかったからね!?
身体 貫通されたし…もう少しで死ぬかと思ったわ!!」
弦十郎「確かに手加減してなかったが、
だがダークキバは核爆発でもノーダメージだと…」
ベル「君が生身で放つパンチやキックは核爆発 以上の
威力だって言ってるの! アンダースタンド!?」
弦十郎「そんな人間が存在する訳ないだろ!」
一同「「「「「鏡を見ろ!!!!!」」」」」
弦十郎「お、可笑しいと思うのは俺だけなのか…!?」
作者「はい、それでは響が言ってた通り
後書きに重大な告知を書きました。 ご覧あれ!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
〜予告〜
ホムラの犠牲によって生み出された
新世界による平和な日常。
輪回「おやおや、ツヴァイウィングの2人じゃないか?
スター・オブ・ザ・スターズ・オブ・ザ・スターズの
この小車 輪回に何か用かな? もしかして共演 依頼?」
奏「普通にスターで良いだろ?
『オブ・ザ・スターズ』2回は長いったらしぃ…
それに今回はツヴァイウィングとしてじゃなくて
もう1つ顔として来た。 単刀直入に聞かせてくれ」
翼「貴方から私達S.O.N.G.に預けて貰った
オーディエンスから贈られながらも使われる機会が
無いままとなったライダー関連のアイテムの1つ、
【ドゥームズギーツバックル】が紛失した」
輪回「…ギーツ関連だからオレに聞きに来たのか?」
持ち物の紛失…
この時点で事の重大さに気づくべきだった。
?「やっとAホムラが倒されたか…
おかげで解放されたぞ!」
Aホムラが倒された事で彼が危険視していた
神の封印が解け、新たな敵が生まれてしまう。
?「ようやく見つけた…数多の世界を
滅茶苦茶にした元凶…世界の敵は…私が裁く」
新たな敵の名はレーム。ホムラ達のいる
シンフォギア世界を守護し、見守る神。
響&ネオ激情態「「オラァッ!!」」
レーム「くッ…やはり神殺しの力は私の天敵か…!
こうなったら、例の組織に動いてもらおう!
あのケダモノ達でも、この世界を解放する為の
新たなゲームを始めるまでの時間稼ぎには なるか」
次に現れたのは元旦の日に神により集められた動物 達。
華武利「リドが…ウチのネコが世話になったようだね?
僕は彼に力を与えた真のネコ、十二支同盟のリーダー…
【
ホムラ「おいおい十二支同盟が敵になったとは聞いたが
こうも早く組織を束ねる頭目さんの登場かよ…」
リア「十二支同盟って…マイスの世界の!?」
切歌「十二支って干支デスか?
それならネコは居ないはずデス!」
調「レースの日を忘れて、ネズミに騙されて
一日 遅れでレースに参加した戦う前から負けた動物…」
クリス「一応ネコが居る国も あったはずだろ?
ベトナムとかが有名だったか…?」
華武利「楽しく話してるところ悪いけど、
既にリドから聞いたと思うが君等S.O.N.G.の存在は
もはや不可思議と並ぶ脅威だ。だから…
十二支同盟を差し向けたレームが次に取った行動は
メタトロン「おめでとうございます。
厳正な審査と結果、今日から貴方は
世界を解放する仮面ライダーとなりました」
新たなデザグラ
【解放のデザイアグランプリ】が開幕する。
レーム「怪人を生み出し、この世界の均衡を乱し、
世界融合の原因たる
キッカケを作った その大罪、絶対に許さない…」
翼「アレは もしや…紛失していた
ドゥームズギーツバックル!?」
奏「いや、見た目が少し違う!」
レーム「変身」
〈EXTREME DOOMS GEATS ONENESS〉
輪回「ドゥームズギーツとギーツワンネスを足した…
いや、それだけじゃない! リガドΩの装備も!?」
その神の もう1つの姿の名は
【Ex-ドゥームズギーツワンネス】
〈READY FIGHT〉
そして開幕のデザグラに選ばれた
一般人が変身した白いジエンドライダーと
レームに【四大天使】と呼ばれる者達と戦う事に。
灯「地球の本棚で閲覧した!
四大天使と呼ばれてる奴等の正体は
【ロードジャマト】と呼ばれる特殊なジャマト達だ!」
【ジット】に似た【ミカエル】
ミカエル「生憎 俺は、世界平和も、世界の行末も…
興味ないんでね。そう言うのはレーム様の本分だ。
俺達は審判のもとに神罰を下すだけだ」
【五十鈴 大智】に似た【ラファエル】
ラファエル「それはこっちのセリフだよ。
僕のオリジナルが悪どい奴だったことは把握してるよ。
まぁ、だからって君等も人のこと言えないと思うけど」
【ベロバ】に似た【ガブリエル】
ガブリエル「贖罪してる気になってるバカが
皆不幸となる…そんなゾクゾクする
世界を私に見せて…?」
【ケケラ】に似た【ウリエル】
ウリエル「涙を背負わないものが
ライダースーツを纏うな」
さらにはレジェンドライダーの力を扱う者も
ファイズ「私は闘う…
あの子の隣に立つ者として、ファイズとして!」
仮面ライダー ファイズに変身する【秦 祀】
デイブレイク「 選択肢は二つだけ…罪を償って
罰を受けるか…ワシに倒されるかじゃ!決断せい!!」
仮面ライダー ガッチャード デイブレイクに変身する
【ミリアム・ヒルデガルド・V・グロピウス】
ライジングジュウガ「グゥレイトォォォッ!
これぞ最高の仮面ライダー! 私達 狩崎親子の
研究の集大成【ライジングジュウガ】だ!」
【仮面ライダー ライジングジュウガ】に変身する
ジョージ・狩崎の娘【アグネス・狩崎】
あまりの戦力差にS.O.N.G.陣営は劣勢だったが
そこに現れたのはワンダーワールドの守護者。
梨璃「飛羽真さんが守ってきた
このワンダーワールドを守るために、頑張ります!」
〈クロスセイバー! クロスセイバー!
クロスセイバー! 交わる十本の剣!〉
ホムラ「アイツ等は確か…【一柳 梨璃】に
【白井 夢結】に【楓・J・ヌーベル】だと!?
バカな…なんで【アサルトリリィ】の世界の住人が
この世界で仮面ライダーに変身してるんだよ!?」
ワンダーワールドに逃げ込んだS.O.N.G.陣営は
アサルトリリィ組からレームが怒り狂う理由を聞いた。
自分 達が憎まれても仕方ないと思う一方、
だからといって倒される訳には いかないと
再びレーム陣営と戦う事を決意。
奏「辿り着いたのは…」
翼「我々のようだな」
そして激闘の末に遂にレームの元へ辿り着き、
戦う事になったツヴァイウィングと輪回。
覚悟を決めて全員が変身しようとするも
この時の輪回は疑問に思った。
輪回「…(どう考えても違和感しかない…
変身してない生身の状態でも肌でピリピリと感じる。
この圧倒的な強さは確実にオレよりも創世の神として
上位の存在…それなのに、何故Aホムラはレームという
危険分子を『殺す』のではなく『封印』したんだ?)」
Ex-ドゥームズギーツワンネス「その命…
創世の神たる私の名の下に滅却してくれる!!」
奏「行くぞ、翼」
翼「両翼が揃った私達なら、
何処までも翔んで行ける!」
輪回「…悩んでいても仕方ない。
戦いながら『答え』を見つけるか!」
奏「それにしても、まさかアタシ等を嫌ってる
アンタと また手を取り合って戦う日が来るなんてなw」
翼「大切な人達の、生命を防人る為だ!」
ギーツ「オレは お前等の お目付け役だ!」
今、元祖 神殺しの激槍と片翼の防人と白狐の九尾。
険悪な関係で結成されたチームが神に挑んだ。
【全てを破壊する者 全てを繋ぐ者 (Vシネ風)
ツヴァイウィング×輪回 神は新世界を否定する】
輪回「久しぶりだな、並行世界の
まさか お前の方から呼び出してくれるなんてな…」
三郎「お前が いつまでも来ないからな。
それでも お前は本当に俺の友…ダチなのか?」
ウェル(並行世界)「どうぞ、粗茶ですが」
輪回「ありがとな、この世界のウェル。 それで?
ジブンに相談したい事ってのは? 質問は嫌いだが
ダチの頼みだから大人しく聞いてやるよ」ゴクゴク…
三郎「あぁ、どうやら俺は…
俺は『
輪回「ブフゥーッ!? ゴホッ…ゴホッ…!?
(えぇ…!? まさかコイツの口から恋愛相談かよ!?
確か この世界の暁 切歌って2人 居たよな…?
どっち事を言ってるんだ? 人間の方?
それとも まさかアンドロイドの方!?)
あのぉ…チェイス。
悪いがオレに恋愛相談しても…それにオレは
創世の神であって恋愛の神じゃないんだが?」
そして輪回のダチである
並行世界のチェイサーの恋の行方は!?
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作者「そんな訳で読者の【勇者王さん】さんが
大量に送ってくれたオリキャラと その設定により、
Vシネマ風の新たな話を創作する事になりました!
そう自分で言ったものの、私の作業ペースって遅いので
大まかな話の流れを設計して現在進行系で書いてる
この【NEO】と別作品【アナザーワールド】と並行して
書くつもりですが、それでも投稿までに結構な時間が
必要かもしれません…なので、気長に待ってて下さい!」