全てを破壊する者 全てを繫ぐ者   作:強者

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〜後日/ホムラ達〜

 

ホムラ「んっ…ここは…?」

 

ベル「良かったぁ〜気がついて…!」

 

ホムラ「ベル…俺は気を失ってたのか?」

 

ベル「ふふ〜ん。

私が ここまで運んであげたんだよ」

 

ホムラ「…そうか」

 

ベル「ちょっと、助けてあげた お姉ちゃんに

感謝の言葉くらい無いの?」

 

ホムラ「俺は『助けて』なんて頼んでない」

 

ベル「ケチ」

 

ホムラ「はぁ…ほらよ」

 

ホムラは新しいデザイアドライバーを

ベルに投げ渡す。

 

ホムラ「これで貸し借り無しだ」

 

ベル「ぶぅー」

 

ベルは『そうじゃない』と言いたげに

頬を膨らませていた。

 

ホムラ「ん?ない…」

 

ホムラは装備を確認していると足りない物に気づく。

 

ホムラ「チッ…無銘剣虚無を回収し忘れたか。

…となると持ってるのは

あの時スチールベントで奪い取ったオーディンか」

 

ホイール「だったらオーディンに関係する

良いニュースと悪いニュースがある。

どっちから聞きたい?」

 

ホムラが目覚めのコーヒーを作っていると

ホイールが現れた。

 

ホムラ「好きにしろ」

 

ホムラは豆から栽培した自作のコーヒーを飲むも

『不味っ』と言ってコーヒーをベルに押し付ける。

 

ベル「うん。美味しい」

 

ホイール「(コイツ、味覚ぶっ壊れてるのか?

前にオレが飲んだ時は一服盛られたかと思ったぞ。

ホムラの作ったモノなら五感が麻痺するのか?)」

 

ホムラ「まだ吐血するくらい不味いコーヒー

飲ませたことを根に持ってるのか?」

 

ホイール「えっ…?あぁ…いや、良いニュースは

オーディンの正体が分かったことだ」

 

ホムラ「そうか。

 

_でも、そこで一度 区切るってことは

そのオーディンの変身者が誰かってのが

俺にとって悪いニュースってことか」

 

ホイール「…その通りだ(やっぱり、

コイツは力だけじゃなくて頭脳面でも侮れないな)」

 

ホムラ「で、誰なんだ?オーディンの正体は」

 

ホイール「死んだはずの

ガングニールのシンフォギア装者、天羽 奏だ」

 

ベル「ブーッ!?」

 

それを聞いたベルは吹き出し、

カップを落して破片とコーヒーを ぶちまける。

 

ベル「ウソ…だよね…?」

 

ホムラ「フッ…それがウソじゃないなら、

どっちも良いニュースじゃねぇか。そうだなぁ…

よし、次はアイツの お望み通り激情態で殺るか」

 

ベル「うわぁ…殺意マシマシ、決意カタメだね」

 

その真実にホムラは悪い笑みを浮かべていた。

 

 

 

 

 

〜ウォズ&奏〜

 

ウォズ(生身)「いや〜

アタシが誤魔化したから いいけど、

もうちょっとで正体バレてたよ」

 

奏「…悪いとは思ってる」

 

ウォズ「なら、

新しいサバイブ疾風のカードが出来るまで

しばらく動かないことだね」

 

奏「おい!私が動かなくなったら、

誰が翼を助けるんだよ!」

 

ウォズ「ゲンムかサウザーにでも頼むよ」

 

奏「おい!もっとマトモな奴が他にいるだろ!?

イドゥンとか_」

 

ウォズ「それ本気で言ってる?

君はそのマトモな奴の実の姉

変身させて戦わせてたんだよ?

 

自分の大切な人を操り人形にしていて

動けなくなったから

自分の大切な人を守ってくれなんて

どの面 下げて言えるの?」

 

奏「それは…」

 

ウォズ「オーディンのタイムベントで

何度も時間を巻き戻して過去に戻っても

いろんな時間軸で片翼ちゃんを救えなかった。

だから最悪 片翼ちゃん さえ救えればいい。

そう考えるようになったみたいだけど、

 

同じ犠牲にする やり方でも犠牲にした人達を

『知ったこっちゃない』みたいな考え方してるから

『恨まれ役だって引き受ける』って信念を持つ

ホイールに覚悟の差で勝てなかったんだよ」

 

奏「…」

 

ウォズ「それと1つ良いこと教えて上げる。

時間ってのは本みたいなものだよ」

 

ウォズは自身の持つ本

破壊者 降臨暦に栞を挟む。

 

ウォズ「このページの1枚1枚が時間。

挟まってる栞が自分でページが自分がいる時間だ。

 

君は物語の結末を見てバッドエンドだと知り

栞を序盤のページに戻してるだけだ」

 

奏「…何が言いたい?」

 

ウォズ「君には歴史を改変する力、

物語の内容を書き換える力が出来ないってこと。

このままだと同じ運命を辿る事になるだろうね」

 

それを聞いた奏はウォズの胸ぐらを掴む。

 

奏「だからアタシは翼を救うために、

真の敵を倒すために、

人間をやめて、命を捨てる覚悟だって ある」

 

ウォズ「『生きるのを諦めるな!』って言ってた君は

その台詞の後すぐに死んで、生き返ったと思ったら

また死のうとして…片翼ちゃんと

君が助けた響ちゃんが見たら どう思うのやら…」

 

奏「最後まで騙し通せればいい。

天羽 奏は あのライブで絶唱を使って死んだ。

今のアタシは…オーディンだ」

 

ウォズ「…そう。まぁ、大人しくしてる間は_」

 

ウォズは奏が翼を救うためにホムラから奪った

無銘剣虚無を渡す。

 

奏「この剣どうしたんだよ?」

 

ウォズ「隙を見て回収したんだ。

もしオーディンの力が使えなくなった時も考えて

この剣で素振りでもしてなよ」

 

 

 

 

 

〜S.O.N.G.〜

 

あおい「けど、まさかホイールの正体が

そんな危ない奴だったなんて…」

 

朔也「同行しないのも、逃げることが出来たのに

捕まるのが嫌だったからなんじゃ?」

 

翼「コレで分かったな。

奴の言葉は聞く価値がないと」

 

弦十郎「奏が生きていてオーディンの正体だなんて、

雑にも程があるウソだな」

 

リア「ボクとしては たやマ…じゃなくて、

マリアさんが山羊座の使徒だったのに驚きだよ」

 

調「ノリノリでギター弾いてた」

 

マリア「言わないでちょうだい!」

 

切歌「ロックンロール デース!」

 

マリア「切歌ぁぁぁぁぁ!」

 

未来「使徒で思い出したんですけど

ゾディアーツの人も騙されてるのかな?」

 

エルフナイン「その可能性は高いですね。

なんでも彼には記憶操作が出来るアイテムを

持ってるとか」

 

クリス「それで信じさせたってか…つっても、

誰か分かんなきゃ説得も何も出来ねぇしなぁ…」

 

未来「手がかり…前にスコーピオンが

『072の無念を晴らす』って言ってたみたいだけど

その『072』が誰のことを言ってるのか_」

 

リア「多分それは【ロイミュード】だよ」

 

全員「ロイミュード/【ロリ少女】?」

 

リア「誰か1人 間違えたな、ロイミュードだよ」

 

弦十郎「リア君。

その【ロイムーチョ】とやらについて_」

 

リア「犯人アンタかッ!!」

 

ツッコミつつもリアはロイミュードについてを語る。

 

108体(プロトタイプの000を足すと109体)の

機械生命体が生みの親、【蛮野天十郎】によって

人間の悪意をインストールされてしまったために

人類の敵となってしまった被害者だと話す。

 

弦十郎「なるほど…では、

スコーピオンが言っていた072とは

【ホイコーロー】のことだったのだな」

 

リア「(絶対わざと だ)072はドライブの仲間

ヲタクの【西城究】にコピーしたロイミュードで、

最初はコピーしたからコピー元を殺そうとしてたけど

『殺す前に録画してたアニメの最新話を見せてくれ』

といって、見せてもらってたんだけど、

そのロイミュードは感性までコピーしたみたいだから

終わったらオリジナル共々 神回に号泣してた」

 

響「アニメ…」

 

 

 

スコーピオン『アニメじゃないんだから』

 

 

 

響「やっぱり…ゾディアーツの正体って_」

 

完結後に映画 風なリメイク版を書く。

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