俺が今、この世界でこうやって戦っているのは、ひとえに、幸運だったのだろう。
俺があの時死に、原作前の世界に来れた、神の気まぐれによる。
ーーーーーーーーーーーーー
俺がいつも通り学校から帰る途中、最近建築が進んでいるマンションを
うるさいなと眺めながら横を通っていると、
「キャァァァ!」
と言った漫画か小説かアニメでしか聞いたことがない様な女性の叫び声が聞こえ、
振り向いた瞬間、俺の意識が黒く染まった。
そしていつの間にか、気がついた瞬間、俺は自分の部屋に居た。
気の所為だったのか、そう思って、ゲームで寝落ちしたのか、目の前にあったPCを起動すると、
俺は驚きのあまり、キーボードを叩き割りかけてしまった。
そこには
[
そう書かれてあった。
ログ・ホライズン原作所持者は知っているだろう、
そう、あのゲームだ、大災害が起こってしまう、
どうやら、アカウントを作ろうとして寝てしまっていたらしい、
とりあえずアカウントを作ろうと、キーボードを打つが、
画面が反応せず、とりあえず買い直しか、
と思い、エルダーテイルの画面を閉じ、時間が[午前3:20]だと言うことを確認して、
顔を洗いに洗面器に行き、顔を洗って、ふと鏡を見てみると、俺は再び唖然とした、
鏡に映っている俺が、前よりもかなり若いのだ、高校生だったのが、中学1年生にまで、
「な、何だこれ……一体何んで……」
そう顔をペタペタ触っていると、背後からペタペタと言う足音が聞こえて来て、
振り向いた瞬間、やっぱり夢だろう、そう思った、
たとえ転生したとしても、何でこの人がこんな所にいるんだよ、
「ん?どうしたんだ?お前も顔を洗いに来たのか?と言うか何だ!せっかく私が誘ったのに、
なぜ来なかったんだ!お陰で寝落ちしてしまったでは無いか!」
そう、小さい彼女は言った、此処での関係性が分からないから、どう言えば良いか悩んでいると、
「はぁ、ったく、まぁ良い、明日、今度こそ来てもらうぞ。」
そう言って彼女……いや、アカツキさんは俺を退けて、台に乗り、顔を洗い始めた、
俺はゆっくりと部屋に帰り、部屋を漁っていると、一冊のノートを見つけた、
内容は、[父の従姉妹の娘さんのお世話になる事になってしまった……確かに此処の方が学校が近いが……]
どうやらアカツキさんは俺にとっての
血の繋がった姉弟でない事に安堵しつつ、俺は今日から夏休みだと言う事を確認し、急いで外へ出る準備を始めた、
俺が外に出ようとしてるのを見てアカツキさんは、
「どうしたんだ?何か夜食でも買いに行くのか?ついでに私の分も買って来てくれ。」
と言って来たので、
「あ、いえ、ちょっとキーボードを壊してしまって、買いに行こうかと……。」
と言った瞬間アカツキさんは物凄い勢いで近づいて来て、
「今何と言った?もう一度言うぞ?今何と言った?」
と言って玄関の側に立て掛けられている対強盗用であろう竹刀を取りそう言った。
「まぁまぁ、ちょっと落ち着きまs」
「これが落ち着いていられるか!……全く、しょうがない、今日買いに行くぞ、とりあえず小腹が空いた、何か作ってくれ。」
そう言ってアカツキさんは竹刀を立て掛け、廊下を歩いて行った。