あべこべ世界で昼はぼっちイケメン夜はえっち配信者をやってる俺のアカウントが女バスのエースの同級生にバレて彼氏にさせられる話   作:ちくわサンド

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あ…ありのまま 今 起こったことを話すぜ!

「おれは 処女作の二話目を書いていたと
思ったら いつの間にか無関係な第一話を書いていた」

な…何を言っているのか わからねーと思うが

おれも なにをしてるのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 休憩がてらメモ書きとかTwitterの一発ネタだとか

そんなチャチなもんじゃ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…



昔あった事件の話と垢バレした話

もうそろそろ梅雨も終わり、気の早いセミが鳴き始めるであろうこの季節。

 

夕焼けが校舎を色づかせ、残っていた生徒が次々と帰宅していく。

 

その様子を横目で見ながら、俺は渡り廊下から人気のない校舎裏へと歩いていた。

 

普段ならだれもいないはずのその場所には、珍しいことに先客がいる。

 

その先客がどうしているのか、前もって送られた手紙で、俺は知っていた。

 

 

「来てくれてありがとうね、片山君……」

 

俺は短く返事をする。本当は「夜の時間」が短くなるから早くしてほしい。と言いたいが、言わない。

 

その先客は、早川早紀といった。俺のクラスメイトであり、女子バスケットボール部の期待のエースとして有名な彼女。この間出場した大会で大きな活躍をしたと、他のクラスメイトが話していた。

 

よく手入れをされた栗色のショートカットと、長すぎず短すぎないスカートから出た程よく筋肉のついた足から、彼女が快活なスポーツ女子であることが一目でわかる。

 

ピシっとはった長袖のワイシャツは、彼女のよく育った胸元をきちんと隠し、普段はナチュラルに抑えられているメイクは、今日は幾分か気合が入っている。

 

その節度のある振る舞いと、誰とでも分け隔てなく接する姿勢、そして誰がみても可愛いというであろうその容姿から、学校内での男子からの人気も高い。

 

彼女は落ち着かない様子で俺のことを見ている。大きく一度深呼吸をし、少し間をおいてからこういった。

 

「あなたのことが好きです。付き合ってください。」

 

 

...あぁ...やっぱりね...

 

 

 

 

 

 

翌朝、俺が登校してくると、クラスメイト達は一瞬こちらをみて、不自然に目をそらした。

 

明らかに教室が気まずい。や、まあ原因は俺なんですけど。

 

教室の前のほうでは、クラスメイト達が早紀さんの周りに集まって何かをしゃべっている。早紀さんの様子はよく見えない。

 

俺は、窓際一番後ろの自分の席に座り、いつも通りワイヤレスのイヤホンを耳につけ、読みかけの文庫を広げる。クラスメイトが何を話しているかなんて、聞かなくたって容易に想像できる。

 

「聞いた...?片山くん、早紀さんの告白断ったんだって...」

 

「サッカー部の柊さんも断ったんでしょ...やばいよね...どんだけ理想高いんだって感じ...」

 

「すました顔してムカつくよね...」

 

「きっと心の中で僕たちのことを見下してるんでしょ」

 

こんなところだろう。実際断ったのは事実だし、客観的に見て俺の容姿は整っている。告白もされる。

 

あとは、やれ生徒会長と付き合っているとか、やれ実は大学生の彼女がいるとか、やれ年齢ごまかして接客の仕事をしてるとか、同じ男子からは若干距離を取られ、女子からは蓋のあかなくなった宝石の瓶のような関わり方をされる。

 

俺こと、片山蒼は、まあ有り体に言えば、完全に浮いた存在だった。

 

 

 

 

 

俺は、物心ついた時から少し変わっていたらしい。母は生まれた俺を見て「この子は将来すっごいイケメンな男の子になる!!」と親族ご近所によく話していたという。実際、幼稚園に入園したときには、大勢の女の子があっちで一緒に遊ぼう、お弁当一緒に食べようと、我先にと俺の手を引っ張ったらしい、俺は覚えていないが。

ある日、一人の女の子に、一緒に鬼ごっこをしようといわれた。片山君はもっとほかのことをしたいはずだって、その時周りにいた人たちは言っていたが、俺は男の子と静かに遊ぶより、女の子みたいに外で大はしゃぎしながら遊ぶほうがなんとなく好きだった。男子とおままごとをすることもあったが、女子とおにごっこやたたかいごっこをよくしていた。

 

小学校に上がってもそれは変わらず、よく近所の女の子たちと、公園で泥だらけになりながら遊んでいた。木の棒を振り回して何かを壊し、よく女の子と一緒に怒られていたことは覚えている。

他の男子たちがお人形遊びやビーズ遊びをしようと誘ってくれたが、その時の俺はまだ幼く、突っぱねるように誘いを断ってしまったため、早いうちから自然と距離が生まれてしまった。

 

しかし、小学校も高学年になってくると、今まで一緒に遊んでいた女の子たちが、なぜだか急によそよそしくなった。俺がみんなとサッカーをしている最中、汗をかいたので上着を脱ごうとすると、女子たちが下唇をかみながら待ったをかけ、水泳の授業なんか目も合わせてくれなくなってしまった。

一般的に、11,12歳くらいになると、まず先に「男子」の身長が伸びる。早い子では、自分の股間についているものについて、深く知ることになる子もいる。俺がそれについて知ったのは、比較的後になってからだ。

そして、中学生くらいになると、男子の成長はとまり、次は女子の成長期が始まる。ちなみに、大人の男子の平均身長が165cmなのに対し、女子の平均身長は180cmだ。俺が六年生だったとき、クラスの中の一人に、ものすごく背の高い女の子がいた。その子はバレーをやっていて体つきがよく、俺はその子の腕にぶら下がってよく遊んでいた。

 

ある日の放課後、俺が机に置き忘れた宿題を取りに、誰もいないはずの教室に戻ってくると、その子が俺の席に座っていたことがあった。

 

後ろのドアから入ったので、あまりハッキリとは見えていなかったが、その子は俺の椅子の、やけに端っこの角の所に座り、小刻みに動きながら机にうつぶせになっていた。

 

俺がどうしたの?と声をかけるとその子はよほど驚いたのか、「ビクッ」と一瞬大きく跳ね、頬が紅潮し息も絶え絶えといった様子で俺の顔を見ると、みるみる顔を青くした。

 

その時俺は、その一週間前まで風邪をひいていたため、治ったと思った風邪をうつして体調を悪くしたのだと思い焦った。そしてその子に包まれるような形で肩を貸し、慌てながらも保健室に連れて行こうとした。

 

俺が「大丈夫?」や「元気だして」と声をかけると、そのたびに体を震わせた。しかし次第に何かに気づいたようにハッとすると、急に慌てだして、病気の類ではないから保健室に行く必要はないと言い出した。

 

結局その日は保健室に行くことはなかったが、心配だったため家まで送っていくことにした。別れ際にその子が、やけに重く暗く、「ごめんね」といったので、早く元気になって、また一緒に遊ぼうねと返事をしたら、その子は泣き出してしまった。

 

その子は後日一日だけ学校を休み、その次の日に登校してきた。そして俺に頭を下げ、どういうわけだか、自分があなたの友達でいいのかと聞いてきた。

 

俺は、その子が元気になるのが一番だと思っていたし、自分がうつしてしまったのかもと若干の罪悪感もあったため、「俺は、君といると楽しいし、ずっと一緒にいてほしい」と返事をした。

 

 

因みに、その子は今も同じ高校の同級生で、最近行われた生徒会選挙で、見事会長に就任した。

 

 

 

そんな感じで、よく言えば素直に、悪く言えば考えが足りないような子どもだった俺だが、中学に上がったとき、クラスの男子からいじめの標的にされてしまった。

 

思えば、今みたいにひねくれた考え方をするようになったのは、この頃からだ。

 

当時、クラスのイケてる男子グループで、最も中心的だった子がいた。その子は、一つ上の女子バスケ部の先輩のことが好きだったらしく、マネージャーにもなりアピールをしていたのだが、その先輩からは俺のことについて聞かれることがよくあったらしく、早い話、嫉妬をしていたんだろう。

 

最初は、掃除をしたあとの椅子を上げっぱなしにしたり、クラスラインに参加させないようにしたりといった軽いものだった。しかし、俺が何もリアクションをしなかったことが気に食わなかったのか、給食をわざと目の前でこぼしたり、提出するはずだった課題を俺の分だけ抜き取ったりといった、より悪意の高いものになった。

 

クラスの無関係な男子は見て見ぬふり、女子も半数は同じで、近づいてきたもう半数は下心が見え見えだった。

 

教師や周りの大人たちは、いくら片山君がそういっても、あの子がそんないじめなんてするはずがないと、まともに取り合おうとはしてくれなかった。その子は、少なくとも教師からは信頼されていたらしい。

 

一時期、学校に行かなかったこともあった。しかし、小学校来の友達で、中学でもまたバレーをやっていて、当時唯一の友達だったあの子が、毎日必ずやってきてくれた。

 

しかし、不登校になって数日が過ぎた時、ふと思った。

俺に嫉妬と悪意を向けてくるアイツらのせいで、自分の学ぶ機会と時間が奪われ、自分が震えて眠るようになってしまっては、アイツらの思う壺ではないか。

 

他人にどう思われているかを気にすることに、意味なんて全くないのではないか。

 

 

次の日から、俺は学校に行った。一切誰とも口を利かず、教師との最低限のやり取りをして、授業が終わり次第即帰宅をした。

 

もちろんいじめは続いた。心の底からしんどいと思った。でもそれ以上に、アイツらの考え通りに事が運ぶのが嫌だった。他人にどう思われているかを気にしてしまう自分が嫌だった。

 

 

進学は、同じ学校の人が誰もいないところにするといったら、教師は意外にも、誰も行かない学校がどこか教えてくれた。近隣の学校はどこも誰かしら行くことになっていて、結局、電車で一時間近くかかる、少しレベルの高いところに行くことにした。一人だけ、あまり勉強は得意ではないはずなのに、死んでも俺と一緒の学校に行くと、部活を早くに引退してまで、ついてきてくれた子がいた。

 

 

 

 

 

 

一日の授業が終わった。登校中の電車内で予習をするように心がけているので、大きく分からなくなるような授業はない。後は帰って復習を軽くすればいいだろう。

 

俺が教室を出ると、明らかに他のクラスメイト達の話声が大きくなるのが聞こえる。もう入学してから何日もたつのに、この疎外感にはなぜか慣れることができない。

 

まあそのうち慣れるはずだ。中学とは違って、この学校は俺に害をなそうとするやつは今のところいない。

 

それに...放課後はなるべく早く勉強を済ませて、時間を作りたい。

 

 

 

なぜなら...夜は『趣味の時間』だからだ...♡

 

 

 

 

カメラの角度に細心の注意を払いつつ、もう慣れた手つきで準備を済ませる。

 

角度は決まって、首から下のみを映すように。

 

念のため、大きめのマスクを顔に着け、「今日着る服」を決める。

 

「前回」はオーバーサイズで可愛いけど、露出が抑えめ過ぎたことを踏まえて、少し大きめで首の隠れる、

ノースリーブのシャツと、足の形がわかる適度なサイズのスキニージーンズにした。

 

メモ帳に書いた今日の会話デッキを用意し、誰も部屋に入ってこないように部屋の外に「勉強中:静かにして!」と書かれた札をかける。

 

この前、危うくお母さんの声が入りそうになったからだ。

 

あらかた確認し終えると、ようやく、趣味の時間が開始される。

 

 

俺は高校に上がってから、コツコツためたお小遣いで最低限の機材を買い、配信活動を始めた。

 

最近はいくらか振る舞いも板についてきたとはいえ、まだまだ駆け出しの俺のチャンネルは、ありがたいことに同接が2000人を超えることが度々ある。

 

それもそのはず、俺は、最近にしても珍しい「男性配信者」だからだ。

 

一般的に、男がそういった表舞台に立つことは少ない。もちろん俳優や男芸人も少なからず存在するが、女性に比べればその数は少ない。

 

比較的低音の女の人が、男の人になりきって配信や実況をするチャンネルは多く存在する。しかし、直接、ライブカメラを使って配信をする男のチャンネルは、日本には俺くらいのものだった。

 

こんなことをしているのだから、同級生が「実は淫乱」なんて陰で言っていても、あながち間違っているとは言えないと思う。

 

最初の数回は、カメラ無しの配信だったため、本当に男だと信じてもらえずに、同接も増えなかったのだ。

 

「それでさー!あのゲームホント難しくて、マジ誰がクリアできんのって話だよね!?」

 

最近話題のゲームを話題にしながら、エナジードリンクを片手にカメラに向かって体で感情を示す。

 

コメントを見ると、同じゲームについて話す人、もう少し体を傾けてカメラに近づいてほしいという人、ゲーム実況はやらないのかと尋ねる人など、本当にバラバラで面白い。

 

「ゲーム実況ねー...やりたいんだけど、まだちゃんとした道具とか買えてないんだよね...」

 

すると、コメント欄に、一日コンビニバイトをしたくらいのお金が投げ込まれる。しまった。あんまりこういう話題を振りすぎるのは、狙っていると思われて印象を落としかねない。少し慎重にいこう。

 

 

 

もともと、自分はテンションが高い人間で、誰かとはしゃぐことが好きだ。しかし、学校生活で楽しいと思えるような出来事はこれまで無かった為、俺は、行き場のない感情を常に抱えていた。

 

そんなとき、画面の向こうで楽しそうに話をする配信者をみて、これならば自分にもできると思った。

 

人気の人はなぜ人気なのか、会話の引き出しを増やしたり、最新の話題をチェックしたりといった活動はなかなかおもしろく、すぐにハマっていった。

 

どうせやるならば大勢の人に見てもらいたい。そう思った俺が、カメラの前であえて少し無防備なポーズをとったり、絶対外には着ていかないコスプレみたいな服を着たりすると、じわじわと、だが確実に視聴者は増えていった。

 

中にはもちろん批判的なことをいう人も少数いたが、自分は楽しく大勢と話ができて、自分に興味を持ってもらえるし、向こうも見たいものが見れる。ぱっと見た感じだと、今のところは肯定的な人が大多数を占めていた。

 

カメラの前で話をしているといったが、流石に顔を映す勇気はなかった。そのため、いつもカメラを見下ろすような姿勢で配信をしている。うちの学校はアルバイト禁止だし、内容が内容なので、バレたらただでは済まないだろう。

 

その事実もまた、俺に知らない感情を覚えさせた。

 

少しずつデッキを使いながら、なんでもない話をしていくと、急にワッとコメントが盛り上がった。

 

どうやらさっき体をひねったとき、シャツが少しめくれ、腹筋が映ったらしい。

 

男の人は基本的に女性より筋肉のつき方が悪く、細くなよなよとした体が一般的なため、少しとはいえ鍛えられた俺の体に興奮が抑えられないらしい。

 

俺はそんなコメント欄に茶々を入れながら、時計を見る。もうそろそろ配信を始めてから一時間が経過するころだ。終わり際としてはちょうどいいだろう。

 

最後に、次の配信の予定と内容を軽く言って配信を切る。次はちょっと思考を変えて、執事服配信をしようと思い、通販で注文を済ませておく。

 

寝る前のケアを済ませたら、なるべく早く布団に入る。しっかりと寝ないと、朝まで疲れが残ってしまうからだ。

 

 

 

 

 

翌日、昨日となんら変わらずに授業を受け終え、そそくさと帰り支度をしていると、俺の席の前に早川さんがやってきた。

 

一昨日とは違い、少し緊張しながらも真剣な表情をした彼女が何を言いたいのか、俺はわからなかった。

 

「ごめんね、片山君。ちょっと話があるんだけど...」

 

そこまでいった彼女は、場所を変えて話そうといった。正直、昨日言ったゲームの続きをしたくて早く帰りたかった俺はこの場で話してはダメなのかと聞いたが、彼女が教室中の視線を集めているなかで深く頭を下げだしたので、彼女に従うしかなかった。

 

 

流石に前と同じように校舎裏に行くのはよして、比較的人通りの少ない、校門と反対の場所にある階段の、四階と屋上の踊り場に向かった。前々から、隠し事や悩み事を言う、学校の有名スポットだが、なにか大した事情でもない限り、人が訪れることはない。

 

そこにたどり着くと、彼女は複雑な表情をしながら、スマホの画面をこちらに向ける。

 

そこには、俺の機能のアーカイブが映っていた。

 

「これの喋ってる人って、片山君だよね?」

 

「...違う。誰だかわからない」

 

すると彼女は小さく笑みを浮かべて言った。

「嘘ばっかり。ほら、ここんところに小さくだけど、私の手紙が映っちゃってるよ?」

 

嘘だ。そんなはずはない。だってあれはちゃんと隠し...

 

 

と言ってしまった時点で、自分が、自分が思っていた以上に焦っていたことと、もうこれ以上白を切るのは無理だということに気づいた。

 

「ねぇ片山君、お願いがあるんだけど...」

 

彼女は、自分が優位な立場であるという自信と、少しの緊張と、どこか悲しさの含んだ声でこう言った。

 

 

「私の彼氏になってよ」

 

 

 

 

 




この話は続きますか  YES / NO

せっかく処女作第一話がみんなに読んでもらえて、感想までいただけたのに、第二話ほったらかしてあたらしく6500文字を書いたのは俺ですか  YES / HAI

反省してるとはいえ楽しくかけたからいいかなとか思っちゃってますか YES / UNN

小学校でオ〇バレしちゃった子の名前が結局出てこなくて、頭の中で〇ナバレちゃんって呼んでたのは創作とはいえちょっと引くよ俺。

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