征竜の決闘者、ヲ級を拾う   作:バージ

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いやー、低速ですね。
ちなみにボブ妖精ちゃんはデュエル初心者どころかこれが初デュエルです。征竜の効果はシラユキから教わったという背景。デュエル描写難しかったです。

そして襲いかかるチェーン処理の妙。
デュエル分からない人は雰囲気だけでも味わってくれたらと思います。



素征竜VS純妖精伝姫その2

 

ボブちゃん

手札3 ライフ3850

フィールド:妖精伝姫-シラユキ、妖精伝姫-シンデレラ

魔法罠:魔術師の右手、憑依覚醒、ウィッチクラフト・スクロール

 

竜然征谷

手札4 ライフ2200

フィールド:なし

魔法罠:伏せ1

 

---

 

 

「もしかして、ピンチ?!頑張れー!征谷ー!」

「ヲ。ガンバレー」

 

 

---

 

ここで何か引けなければ、何もできずに終わる!

 

「俺のターン、ドロー!俺が引いたカードは…!」

 

七星の宝刀!(カンコーン!)これに賭けるしかない!

 

「俺は手札から焔征竜ブラスターの効果発動!2枚目のブラスターを捨て、"魔術師の右手"を破壊!」

 

まずはかぶっていたブラスターを使う。自身と炎属性モンスターを手札から捨ててフィールド上のカードを選択して破壊できる効果だ。これで魔法が使える。

 

「七星の宝刀を発動!手札から厳征竜レドックスを除外し、2枚ドロー!除外されたレドックスの効果で地征竜リアクタンをサーチ!」

 

よし、これなら!

 

「手札から水征竜ストリームの効果発動!リアクタンを捨てて、来い!瀑征竜タイダル!!」

 

瀑征竜-タイダル 攻撃表示 攻撃力2600 守備力2000

 

「さらに速攻魔法"超再生能力"を発動。子征竜の効果で特殊召喚された親征竜は攻撃できない。エンドフェイズ、超再生能力の効果で捨てたドラゴン族の枚数、4枚ドロー!ターンエンド」

 

 

ボブちゃん

手札3 ライフ3850

フィールド:妖精伝姫-シラユキ、妖精伝姫-シンデレラ

魔法罠:憑依覚醒、ウィッチクラフト・スクロール

 

竜然征谷

手札5 ライフ2200

フィールド:瀑征竜-タイダル

魔法罠:伏せ1

 

---

 

「おおおー、あれがおっきい方の征竜?ボク初めて見ちゃった!」

「ヲ。呼ぶのが、大変」

「普段は出せないんだもんね。でも、デュエルなら大丈夫なんだ」

「ヲ。チャンス」

 

---

 

 

「すごい動き…!でも、私の有利は変わらない。私のターン、ドロー」

 

(永続魔法"妖精の伝姫(フェアリーテイル)"が二枚目…手札には妖精伝姫-ラチカしかないし…)

 

「私は"妖精伝姫-ラチカ"を召喚!ラチカと憑依覚醒の効果発動!」

 

二枚目のラチカの効果が発動しデッキからめくった三枚は、"妖精伝姫-カグヤ"、"妖精伝姫-ターリヤ"、"シャインスパーク"。ターリヤとシャインスパークはまずい、カグヤを選ぶしかないか。

カグヤを手札に加えたボブちゃんはシンデレラの効果で手札から"妖精の伝姫"を捨て、二枚目の"ガーディアンの力"を装備。さらに手札の"ガーディアンの力"もシンデレラに装備した。

装備魔法"ガーディアンの力"は攻撃宣言時に自身に魔力カウンターを乗せ、カウンターの数×500の攻守アップを持つ。さらにカウンターを消費して破壊から守ることまでできる装備魔法だ。

 

(憑依覚醒で引いたのは、"魔法族の里"…は、後だよね。ガーディアンの力は攻撃時に攻撃力が500上がるから、二枚で1000。3150でタイダルを越えた。伏せカードがあるけど、さっきのターンで使わなかったんだから攻撃反応系じゃないはず)

 

そう考えたボブちゃんは残った"妖精の伝姫"を発動し、効果でカグヤを通常召喚。

"妖精の伝姫"は同名モンスターが自分フィールドに存在しない、手札の攻撃力1850の魔法使い族モンスター1体を相手に見せて発動し、そのモンスターを通常召喚する永続魔法だ。

召喚したカグヤの効果でターリヤをサーチし、バトルフェイズ。

 

「バトル!シラユキで瀑征竜-タイダルを攻撃!二枚のガーディアンの力が発動して…」

 

その瞬間、カッと見開く。

この瞬間を待っていたんだー!

 

「チェーンしてトラップカード、閃光のバリアシャイニングフォースを発動!!」

「えっ…!?なんで!!?」

 

シャイニングフォースは相手フィールドに攻撃表示モンスターが3体以上存在する場合のみ発動可能。相手フィールドの攻撃表示モンスターをすべて破壊する。

要するにミラフォの完全下位互換である。そりゃあ何でと言いたくもなる、こんなカードミラフォがあるなら入れる意味が無い。ミラフォがあるなら。

 

「ガーディアンの力が…」

「チェーン処理の関係上、魔力カウンターが乗る前にシャイニングフォースが発動する。ガーディアンの力は効果を使えない」

 

これで妖精のモンスターはすべて破壊され、フィールドががら空きになる。

 

「うう…でも、タイダルは自分の効果で手札に戻るはず」

「その通り。特殊召喚された征竜は相手エンドフェイズに手札に戻る」

 

 

ボブちゃん

手札3 ライフ3850

フィールド:なし

魔法罠:妖精の伝姫、憑依覚醒、ウィッチクラフト・スクロール

 

竜然征谷

手札6 ライフ2700

フィールド:なし

魔法罠:なし1

 

---

 

「あのバリア?、すごいね!征竜も戻っちゃたから、誰もいないけど」

「多分、最後のターン」

「そうなの!?」

 

---

 

 

(大丈夫……墓地に親征竜はブラスターだけ。征竜は1ターンに一度しか効果を使えないはず。墓地からシラユキが2回分特殊召喚できるんだし、このターンはなんとかなる!)

 

 

「さぁ……覚悟は良いか!ドロー!!」

 

ここから一気に征竜を召喚する。

手札からストリーム・ライトニングの効果でテンペスト・レドックスを捨ててタイダルとテンペストを特殊召喚。攻撃できない2体をリリースしてタイダルをアドバンス召喚。

アレキ、ブラスター、リアクタン、ストリーム*2、ライトニング、テンペスト、タイダル。

この8枚を次々と除外し、ブラスター、タイダル、テンペスト、レドックスを特殊召喚する。

これでタイダルだけ2枚で、5枚の征竜がフィールドを埋め尽くした。

 

「合計攻撃力は12000。バトルフェイズだが、どうする?」

「墓地から7枚のカードを除外して、シラユキを特殊召喚!シラユキの効果、ブラスターを裏守備表示にする!」

「ならば守備表示のシラユキをレドックスで撃破!」

「もう一度!!墓地、フィールド、手札から7枚のカードを除外して、特殊召喚!片方のタイダルを裏守備表示にする!これで残りはタイダルとテンペスト、シラユキでテンペストを防ぐから、これで…」

「普通はあまり入らないだろうが、持ちカードの関係で、これも三積みしてたんだ。手札から、"幽鬼うさぎ"の効果発動。シラユキを破壊する」

 

守備表示でテンペストの攻撃を凌ぐはずだったシラユキは、無慈悲にも幽鬼うさぎによって破壊される。

 

「そんな!?」

「行け!タイダルとテンペストでダイレクトアタック!」

 

氷の嵐がボブちゃんに襲いかかり、ライフをすべて削りきった。

そうして俺は勝利を収めたのであった。

 





・シラユキ
実はターン1制限がない。なんなら自分の除外効果に自分でチェーンできるという珍しい効果。

・フェアリーテイル
マスターデュエルで見たら全部SR以上でびっくり。お高いケモ姫である。

・実績解除
"EXなしで勝利"
エリアが入っているが、実質0枚だったので取得。

初デュエルということで、良ければ感想や評価等お願いします!!
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