ちょっと待って。なんで俺、Gガンダム世界にTS転生して、東方師匠と拳交えてるの!? 作:ひいちゃ
さて……いよいよ、舞台は、原作では大きな転換期となる新宿に移りました。
原作では、ドモンはここで、さる驚くべき人物と再会し、さらに衝撃的な真実を知り、そしてその人物と決別することになりました。
その末にどうなったかは、原作をご覧になられた皆様には、既にご存じのことでしょう。
ですが! この話はそれだけには収まりません。
ここから先の展開は、原作から大きく変わっていくこととなるのです。
「受けて立ちます、ドモン・カッシュ! 私の望む未来のために!!」
果たしてジャンヌは、この世界での物語を、どのように変えていくことになるのでしょうか?
今回のカードは、なんと、Gガンダムのラスボス、デビルガンダムですが、やはり我々の知るものと違うような?
今回も目が離せそうにありません!
それでは、ガンダムファイト、Ready Go!!
俺とドモンがともに、拳を退いて戦いをやめたその時!
突然、地響きと共に地面があれ、何かが現れた!
「な、なんだ!?」
「あ、あれは!?」
「むぅ……!」
そこに現れたのは、ガンダムだが、まがまがしい姿。デビルガンダムより、さらにまがまがしい感じがする。
そしてその頭部に立っているのは……。
「ふふふ、これがあれば、お前らなど虫と同じよ!」
「偽マスターアジア!」
そして、偽マスターアジアはデビルガンダムもどきの頭部から飛び降りると、たちまちその胸部からの触手に絡みつかれ、内部に取り込まれていった。
『さぁ、見よ! 降臨の時を!』
そのデビルガンダムもどきに、偽マスターアジアのデスアーミー……デスアーミー・オルタたちが群がり、その肉体となっていく。デビルガンダムもどきはどんどん大きくなり、ついにはギアナ高地での第二段階ぐらいの大きさにまでなった!
『ふふふふ、これぞ、あのお方がフェイク
だが、その偽マスターアジアの言葉にも、師匠は動じない。さすがだ。
「ふん、黒幕の奴から借りただけの力を見せつけておいて、何を偉そうに」
「『虎の威を借る狐』という言葉の意味を知らないと見えますね!」
『ふふふ、口だけは達者だな。だが、五人だけでは何もできまい!!』
そう勝ち誇ったように偽マスターアジアが言う。だがその時!
「五人だけではありませんよ!!」
* * * * *
ビルの上に立っている二人の影。それを見たドモンが叫ぶ。
「ジョルジュ・ド・サンド! アルゴ・ガルスキー!!」
そう、手の甲にシャッフルの紋章を浮かべた、ジョルジュとアルゴの姿だった。
「心配をおかけしましたね、ドモン・カッシュ。私、ジャック・イン・ダイヤことジョルジュ・ド・サンドと」
「俺、ブラック・ジョーカーの紋章と力を継承したアルゴ・ガルスキーも助太刀させてもらうぞ!!」
さらに! 援軍は続いた。
「待たせたな、ジャンヌ、東方不敗マスターアジア!」
「アネキ、オマタセ! ブジダッタカ?」
反対側のビルにも二人……というか、一人と一匹。
「チコ・ロドリゲス! カンちゃん!!」
「うむ、修行とDG細胞の制御の訓練が終わったのでな。急いで駆け付けてきたぞ!」
「アネキ、テツダウ! マカセトケ!」
そう、我がデビルガンダム四天王の残り二人の姿だった。
「よし、我らの力を結集させて、このアナザーデビルガンダムとやらを倒すぞ! いでよ、デスセラフ軍団!!」
そして師匠の号令で、俺たちの背後にデスセラフ軍団が現れた。
しかし、その軍団の姿を見て、ドモンは複雑な表情を浮かべている。
「いくぞ、ドモン! 用意はいいか?」
「は、はい!」
「かかれぇ!!」
そして俺たちは、アナザーデビルガンダムに襲い掛かっていった!
* * * * *
「ギガンティック・マグナームッ!!」
チボデーのガンダムマックスターが、銃を発射する。発射された銃弾は、光線となってアナザーデビルガンダムに突き刺さり、爆発を起こした。
「グラビトン・ハンマアアァァァァ!!」
アルゴのボルトガンダムの投げつけたグラビトン・ハンマーがアナザーデビルガンダムに炸裂した。
しかし、アナザーデビルガンダムも負けてはいない。全身からビームを発射し、爪を振り下ろして、反撃を返してくる。
その爪の一撃が、サイ・サイシーのドラゴンガンダムに炸裂して、吹き飛ばした!
「うわぁ!!」
「ダイジョウブカ、チビ!? ユダンハキンモツ!」
その吹き飛ばされたドラゴンガンダムを、カンちゃんのダークホッパーガンダムが受け止めた。
「あ、ありがとよ、助かったぜ……。でも、オイラはチビじゃなくて、サイ・サイシーだからな!」
「ワカッタ、チビ!」
「だからチビじゃねえって! うおっ!!」
そこに、アナザーデビルガンダムのビームが発射され、二機は左右に散開して、それをかわした。
その後も、俺たちの猛攻は続く。
「いきなさい、ローゼス・ビット!」
「ガトリング・デススピアー!!」
ジョルジュのガンダムローズから放たれたローゼス・ビットが、アナザーデビルガンダムを取り囲み、四方八方からビームを浴びせ、チコのガンダム・ヘルトライデントの無数の突きが、アナザーデビルガンダムを襲う。
「スプラッシュ・ソード!!」
「十二王方牌大車併!!」
俺のスプラッシュ・ソードと、師匠の十二王方牌大車併が同時に炸裂。奴にダメージを与える。
もちろん、デスセラフたちも、こん棒やビームライフルで、アナザーデビルガンダムに応戦する。
だが、そんな中、ドモンのシャイニング・ガンダムだけ、ちょっと動きが悪い。何か、戸惑いがあるようだ。やはり、宿敵であるデビルガンダムのしもべであるデスアーミー(正しくはデスセラフだが)たちと共に戦っていること、そして俺と師匠がデビルガンダム側であることに、迷いがあるのだろうか。
「ドモン、しっかりしてください! あなたにも思うところはあるでしょうが、今は目の前の脅威であるアナザーデビルガンダムを止めることだけを考えましょう!」
「わ、わかっている! くっ……!」
俺の言葉に、ドモンはそう応えて応戦を再開するが、やはり動きに精彩がない。それほど、彼の迷いは深いのだろう。
そこに!
「危ない、ドモン、よけよ!」
「え? うわあ!!」
「ドモン!!」
迷いを抱えて戦うドモンのシャイニングガンダムに、アナザーデビルガンダムの拳の一撃が直撃し、彼は大きく吹き飛ばされた。
そこに、アナザーデビルガンダムの放った触手が迫る!
「ドモン!!」
「!!」
その時!
ズバッ!!
何者かのガンダムが割り込んできて、その触手を断ち切った。それを見た俺は思わずつぶやく。
「え? あれは……」
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あと、テテテの続編である『テテテ
* 次回予告 *
皆さん、お待ちかねぇ!
ピンチのドモンを救った男、彼は一体何者なのか?
そして、彼の加勢で、再び勢いを取り返した連合軍は、再びアナザーデビルガンダムに猛攻を浴びせます!
その末についに、悪魔に最期の時が訪れるのです!
次回、『ちょっと待って。なんで俺、Gガンダム世界にTS転生して、東方師匠と拳交えてるの!?』
第10話『新たなる戦いへの別れ! アナザーデビルガンダム最期の日』
にReady Go!!
それでは、6/1 12:00にまたお会いいたしましょう!