デリシャスパーティ♡プリキュア 大罪の勇者   作:水甲

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11 ちゅるりんを探せ

ここねから話があると言われて、カフェに来ていた僕とゆい。ここねの話と言うのはキュアスタにあげられたとある投稿についてだった。

 

「『ぱんだ軒のラーメン最高! これを食べたら、ラーメンの妖精が現れて』!?あ、これって……」

 

「えー!? もしかしてレシピッピ!?」

 

ちゅるりんって言う人が書いた絵はまさにレシピッピだった。だとしたらゆいたちと同じように見えてるのか?

 

「うん」

 

「ちゅるりんさんは見えるんだ!」

 

「うん……」

 

「やっぱりブンドル団と関係あるパム?」

 

「そう思うしかないか……もしくは見えるだけで、普通の人かもしれないし……」

 

現状なんとも言えないよな……これ

 

「だったら行ってみようよ!」

 

「え?」

 

「行くって……このぱんだ軒って所にか?」

 

「うん!確かめてみないと分からないしね」

 

ゆいは早速マリさんに連絡を取ると、何故か既にそのぱんだ軒に向かっていた。ゆいがその理由を訪ねると……

 

『ラーメン食べたいんですって。メンメンが』

 

「メンメン?それってもしかして……」

 

コメコメやパムパムと同じ妖精の?

 

 

 

 

 

 

待ち合わせ場所のぱんだ軒に行くと、マリさんとぱんだの置物の上に乗る小さな黄色いドラゴンの妖精がいた。パムパムはその姿を見て抱きつき……

 

「やっと目覚めたパム! メンバーヌ・チュルチュルット・クルクルリン・グルタミンサン・メンドラゴン!」

 

うん、長い名前だな…………

 

「メ……メンチュルクルクル……」

 

ゆいも困惑してるし……

 

「メンメンでいいメン!」

 

「あ、ありがとう! メンメン!」

 

メンメンとの自己紹介を終え、一旦ぱんだ軒の中の様子でも見てみることになった。

すると突然扉が開かれそこには……

 

「いらっしゃいませ。あれ?和美さんと芙羽さんと結城くん」

 

「華満さん!?」

 

クラスメイトの華満らんの家だったのか。ここは……

華満が案内しようとしてくれるため、僕らもとりあえず中に入るのであった。

 

 

お店はパンダ一色……だからぱんだ軒なのか

 

「可愛いお店……」

 

「そうなの!?」

 

「お待たせしました!」

 

『わー』

 

「さ、うちの特製スープをお楽しみ下さい!」

    

『いただきまーす!』

 

早速食べてみることに……うん、これは……

   

「デリシャスマイル~!」

 

「やだ! 箸が止まらない!」

「美味しい……」

 

「中々いけるな」

 

「このスープ、優しい海の味がする……」

 

「これは昆布かな? 出汁が絶妙!」

 

「一口食べただけで、うちの隠し味が分かるなんて、嬉しい!このスープは、うちの家族の涙と汗の結晶なんだ!

この味を完成させるまでにはね、ものすごーく長い時間がかかって、ある時は荒れた海を乗り切り、またある時は異国の地をさまよって、ようやく最高の食材と出会って生まれた、うち自慢の特製スープなんだ!」

 

「わー、そうなんだ!」

 

「はっ……はにゃ……食べてたとこごめんね……」

 

ラーメンに対して熱い思いがあるみたいだな。華満は…

食べ終えるとラーメンのレシピッピが現れた。

 

「あ!ラーメンの妖精」

 

「レシピッピが見えるの!?」

 

「およ?レシピッピ?」

 

「うん、妖精さんの名前」

 

「もしかしてみんなにも見えるの?」

 

「うん!見えるよ」

 

華満も見えるのか…あれ?良く考えると…もしかして……

 

「なぁ、華満って」

 

「うん、そうかも」

 

「え?」

 

ゆいだけピンと来てないみたいだけど、まぁいいか。

 

「よーし! 今日は、らんらんのレシピッピ記念日に決定!」

 

「す、素晴らしい記念日メン!」

 

「だよね! メン? って誰?」

 

メンメンが興奮して喋りだし、慌ててマリさんがメンメンを隠し……

 

「ホント、素敵な記念日メン!」

 

誤魔化した。流石にレシピッピが見えるからって、エナジー妖精までは紹介できないよな……

 

ぱんだ軒を後にして帰ろうとする僕ら。あれ?そう言えば何か忘れているような…………あ……

 

「ちょっと忘れ物した」

 

「それじゃ私たちも」

 

「ゆいたちは先に行っててくれ」

 

ゆいたちにそう言ってぱんだ軒に戻る途中……

 

「また会いたーい! 今度会えたらお話しして、ラーメンについて語り合って、はわわー! 楽しさ無限大!」

   

「止めてメーン……」

 

「ほにっ? 誰?ほわわーほわ、ほわ、ほわー」

    

「キミ! 何の妖精?」

   

「驚かないメン?」

 

「マシマシに驚いてるよ。でも、レシピッピがいるんだもん! 他の妖精だって全然あり! むしろ、ウエルカム!」

 

「ボク、メンメン。ラーメン美味しかったメン!」

 

「ありがとう! 華満らんだよ!」

    

「じゃあ、メンメン! お友達記念にツーショット!」

 

何か既に仲良さそうにしてるし……

 

「はにゃ?結城くん。どうしたの?」

 

「えっと、そいつを迎えに来たんだよ」

 

「ありゃ、そうなの?」

 

「あ、なゆ……ごめんなさいメン」

 

「気にするな。悪いけど華満」

 

「うん、秘密にしておくんだよね。分かった」

 

華満からメンメンを受けとるとゆいたちがこっちにやって来た。どうやらゆいたちもメンメンの事に気がつき戻ってきたみたいだ。しかもメンメンと間違えてパンダのぬいぐるみを持っていくなんて……

ゆいたちには帰ってから、メンメンの事がバレたけど、華満は秘密にしてくれることを話した。

 

 

 

 

 

ブンドル団アジト

 

「一度に沢山のレシピッピをですか?」

 

「はい。より強いウバウゾーを作るため、最適な場所を見つけました」

   

「分かりました。良い作戦ですねっていうか、そんなイケイケの店、私が行きたいわ……それでもは」

 

「「ブンドル!ブンドル!」」

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