朝、身体の上に変な重みを感じた。何だ?これは……もしかしてあの力の後遺症が出てるのか?
そう思い、目を開けると僕の身体の上に一匹の犬が乗っていた。
「…………何だ?この犬は……」
昨日まではいなかったよな?もしかして何処からか潜り込んできたのか?
「ようやく起きたパム!」
「はっ?」
今……喋った?えっ?どう言うこと?
「初めまして!パートナル・フワフワン・コーバシィヌ・イースト・パムサンド! よろしくパム!」
いや、名前長いわ!
マリーさんを起こして、ゆいの家に行く僕ら。因みにマリーさんも喋る事については驚いていた。
「あれ?マリちゃんになゆくん、どうしたの?」
「ゆい! 見てみて! この子、見て!」
「うわー! 可愛い!」
「知ってるパム」
「うわっ! 普通にしゃべってる!」
「普通にしゃべるのよ! しかも、名前がね……」
「パートナル・フワフワン・コーバシィヌ・イースト・パムサンド! よろしくパム!」
「え……パートナル・フワフワ……」
うん、一発で覚えられないよな。
「立派な名前ですね~」
するとシンがどこからともなく現れた。というかお前、どこにいたんだ?
「私なんて……なゆが適当につけましたから……」
「いや、適当だけど……」
パッと思い付いたのがそれだったんだから仕方ないだろ
するとパートナムなんとかがコメコメを見て……
「先に目覚めてるなんてビックリパム!コネクトル・モチモチット・フックララ・グリコーゲン・コメックス二世!」
コメコメも名前が長かったよ……というか二世なのな。
「え……それって、まさか……コメコメの……とりあえずこれからよろしくね! えーっと……」
「パムパムでいいパム!」
あ、パムパムでいいのね……
「あ……お気遣いありがとうございます……」
「パムパムは心が広くて、とってもプリティーなエナジー妖精パム!」
「言うわね、この子……」
パムパムと話していると、どうやらパムパムはコメコメの言っていることが分かるみたいだ。理由としてはパムパムの方が大人だからとか……
コメコメはお腹が空いたと言ってるらしく、ゆいがご飯を用意しようとすると……
パムパムはハートキュアウォッチを使ってお粥を出した。そんな使い方が出きるのか……
「ハートキュアウオッチって、こんな事もできるんだね!」
「これからは何でもパムパムに聞いてパム!」
「すごいね、パムパム!」
「当然パム!」
「頼りになるじゃない!」
「確かに頼りになるな」
「なゆ、それ……私よりも頼りになるということですか?」
「まぁな。僕の記憶の方も戻るように何とかしてくれればいいのに……」
「記憶がないパム?」
「まぁな」
「じゃあ、この画面ってどういう事?」
「これはレシピッピスタンプパム! いっぱい集まると、きっと良い事が起こるパム!」
「おー、何それ? 楽しみ!」
「ホント、よく知ってるわね!」
パムパムかなり優秀だな~
ブンドル団アジトにて、ジェントルーにセクレトルーが小言を言っていた。
「次のターゲット、目星はついているのですか? っていうか、失敗続きとかありえねぇっての!」
「はっ! 次は、カレーかプリンと……」
「カレーにしましょう!」
「はっ! 仰せの通りに……」
「必ずやレシピッピを捕まえてくるのです。っていうか、昨日からカレー食べたかったし……」
「承知しました!」
「それでは、まいりましょうか。せーの……」
『ブンドル! ブンドルー! ブンドル! ブンドルー!』
ジェントルーは早速レシピッピを奪いに行こうとする中、あることを考えていた。
(あの男……プリキュアとは違う……報告をしたが特に気にするなと言われたが……)
それなりに注意を払うべきと考えるジェントルーであった。
気がつくとコメコメがいなくなっていたことに気がついた僕ら。手分けして探していると、青髪の子が歩いていたのを見かけ、声をかけた。
「君!」
「えっ?私ですか?」
「あぁ、聞きたいんだけど……白とピンクのキツネみたいなの見かけなかったか?」
「白とピンクの……さっき八百屋で見かけましたが……」
「そっか、ありがとうな」
お礼を言い、八百屋の方へと向かうけど……そう言えば何処にあるんだよ?
未だにヒロインが決まらない……