fate/extraは既プレイですが、ところどころうろ覚えなので、間違ってたら申し訳ない。
いつからだったろうか。
その違和感に気づいたのは。
いつもの日常、いつもの風景。
いつもの登校時間に、いつもの持ち物チェック。
まるで焼き増しし、つなぎ合わせた写真のように。
変わらない毎日。
変わらない…変わらない?
あるのだろうか?
ありえるのだろうか?
そんなことは!?
気づいたら、動き出すのは早かった。
クラスのアイドル、そして謎の転校生。
思い返せばそう言ったイベントらしいイベントも、多くの生徒はスルーしていたように思う。
違和感のままに、いつもとは違うことをして見る。
何か言いようのない焦りに背を押され、色々なところを歩いて回る。
廊下で高校に似つかわしくない少女を見かけた。
しかし追いかけても、突き当たりを超えた先で幽霊のように消えていた。
誰に話しかけても返ってくるのは同じことばかりで気味が悪かった。
やがて、学園のアイドル…遠坂凛が通った壁の前に立つ。
………手をかざすと扉が現れ、中に入る。
案の定、用具室のような部屋だった。
壁に立てかけられた…否、もたれかかるように倒れていたのはのっぺりとしたソレ。
いわゆるデッサン人形をそのまま大きくしたようなソレは、自分が近づくのを感知したのか、ぎこちなくも動き出す。
突然のことに身構えるが、襲ってくる気配は無い。
次の瞬間、物置の奥の壁に再び扉が現れる。
中は向こうまで見えるほどの一本道。
ところどころに現れるエネミーを倒すこと三度。
最奥にあったのは教会のような壁と、教会に飾られるようなステンドグラス。
そして、自分が従えているのと同じような人形がひとつ。
ムクリ、と起き上がるとソレはゆっくりとこちらに寄って来る。
咄嗟のことにこちらも人形に指示をするが、パワーが違うのか押し切られてしまう。
そして、気がつけば倒れていた。
「ふむ。キミは残念ながら予選敗退だ」
性格の悪そうな声が頭に響く。
「フランシスコ・ザビエル。同士を見送らねばならぬのは心苦しいが…まぁ、なるべく早く意識を手放すことをすすめる。そうすれば楽に終われるぞ?」
まだだ…。
まだ終われない。
「終わったのだよ。だからキミはそこに、そうして、倒れている」
なら…。
「立ち上がると?誰のために?何のために?」
誰でもいい、何でもいい。
だって、この手はまだ…。
「うん?」
何も掴んではいないのだから!!
「おいおいマジか!?この状況で諦めねぇなんぞ、この上ねぇどれ…ンッン〜!!(咳払い)マスター候補じゃあねぇかよ!!」
パリンッ…とステンドグラスが割れる。
次の瞬間に目の前に居たのは…。
「さて…色々と話してぇこともあるがよ。まずはこの木偶をなんとかするかねぇ」
立派な髭をたくわえ、頭をすっぽりと覆う帽子をかぶった船長風の大男だった。
多分続かない(フラグ)。