FE蒼炎の軌跡 最強クリミア軍育成録   作:天星

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第十章 捕虜解放

 前代未聞のダブルボスチクが始まるプレイ動画は~じま~るよ~

 

 物語の流れを説明すると、アイク君たちはエリンシア様に雇われてクリミア王国を取り戻す事に決めました。

 その為にはクリミアを実効支配しているデインの連中を駆逐する必要があります。

 今の傭兵団の戦力を考えたら真っすぐ王城に突っ込んでも意外と何とかなる気もしますが……大人の事情で手順を踏んで進めなければなりません。

 まずは外国に助けを要請する所からです。ガリア王国は腰抜け揃いなので手を貸してくれません。そもそもベオクなんて助けたくないって人も多いみたいです。

 仕方がないので大陸一の大国であり、デイン、クリミア両国の宗主国であるベグニオン帝国に行く事にします。

 

 残念ながらガリア王国とベグニオン帝国は国交が開いておらず、道もありません。元々ガリア王国ってベグニオンからの逃亡奴隷が興した国なので仕方ないですね。

 実は抜け道があって直で通行できる事が続編で判明しますが、抜け道の存在は戦略的な重要機密なので亡国の王女如きが使えないのは仕方ないですね。

 そういう訳で、一度クリミアに戻ってから船を手配してベグニオン帝国を目指します。

 なお、前章で友軍だったレテさんとモウディさんも着いてきてくれるようです。初めてのラグズユニットの仲間ですね。適当に活躍してもらいましょう。

 設定上は2人の上司であるライさんも着いてきてるのですが、味方ユニットとして操作できるようになるのは大分先になります。

 

 そんな感じで良い感じの港町に直行……する前に捕虜収容所の側を通りました。

 せっかくなので捕虜解放して戦力に加えよう! という話になります。

 どうやって牢屋の鍵を開けようかな~と相談していた所、都合よく盗賊っぽい奴が現れます。

 名前はフォルカ。緑風の完全上位互換とも言われるお方です。

 何かグレイルさんに雇われていたとかで、依頼された情報を渡しに来たから50000ゴールド寄越せとか言ってます。メチャクチャ胡散臭いですね。詐欺の常套句っぽいです。

 そんな大金は無いので後で払う事にしました。まぁ、情報を受け取ってみて詐欺だったらぶっ飛ばして差し上げれば良いだけですからね。

 払う気がある事だけ確認したフォルカ殿は帰ろうとしますが、セネリオくんが呼び止めます。鍵開けできませんかと。

 そしたら都合のいい事に50ゴールドでやってくれるそうです。これはフレーバーテキストとかではなく1回毎に本当に50ゴールド取られます。そしてその50ゴールドすら無いと開けてくれません。金欠にならないように気を付けましょう。

 今回のマップは牢屋の扉だけでなく宝箱もあるので存分に活躍してもらいましょう。なお、扉だけでなく宝箱の開錠も有料です。

 

 

 

 

 では、ゲームシステム的なマップ解説を。

 今回の勝利条件は『離脱』となります。2回目ですね。

 本マップはかなり特殊なもので、最初は数名の見回りと数名の兵士、敵将が居るだけの貧弱に見えるマップです。

 しかし、見回りの兵士の攻撃範囲に入っている状態でターンを終了する、見回りに攻撃する、あるいは鍵のかかった牢屋を力技でこじ開けようとすると警報が発されて増援がわらわらと湧いてきます。

 見回りを背後から一撃で仕留めた場合でも断末魔の声でやっぱり警報が発せられます。解せぬ。

 

 なお、警報が発生するのは見回りに見つかった場合のみです。敵将とその取り巻きは普通に倒せます。

 ただ、敵将を倒した後でも見回りに見つかったらやっぱり増援が出てきます。号令を発する人はもう居ないのに。解せぬ。

 

 戦闘開始前の会話では隠密行動しましょうとセネリオ君とかに言われますが、それを無視して普通に突っ込んでも構いません。

 一応、完全隠密に成功するとボーナス経験値が貰えるのですが……本プレイだとあんまり意味無いので普通に突っ込む事にしました。

 普通に面倒だし。隠密。

 

 

 なお、クリアするだけなら隠密行動をして離脱地点まで駆け抜ければ一切戦闘せずに抜けられます。

 その場合、約1名だけが自力で脱獄して去って行き、それ以外の3名が取り残されたままとなります。何のためにここに来たのやら。

 

 

 まぁ、とりあえず進めてみましょうか。どうせ時間はたっぷりと、それはもうたっぷりとあるので適宜解説していきましょう。

 まずは出撃メンバー設定ですね。前章までは何も考えずに全員出撃できましたが、本章から出撃枠がシビアになってきます。

 今回の敵将はアーマー系なので……魔導士の皆さんはお休みにしておきましょう。杖使いも1人でOK。ミストちゃんに出てもらいましょう

 盗賊のフォルカ殿は当然入れて……せっかくだからラグズ2人組も入れておきましょうか。ラグズは体重が重いので体当たり・救出要員として非常に優秀です。ついでに余裕があれば鍛えておきます。理論上はここでカンストまで鍛え上げる事も不可能ではないです。やらないけど。

 重りのヨファ君もしっかり入れて……では、スタートです。

 

 まずは見張りをぶっ飛ばして差し上げましょう。断末魔の声で増援が出てきます。

 この時入口付近にも出てくるのでしっかり処理しましょう。

 さて、入口を処理したら狭い通路を塞いで立てこもりましょう。近くの牢屋に突入すれば通路が1マスしか無いので塞ぎやすいですが……狭いせいで乱数調整もしにくくなるので入口付近で立てこもるのがベストだと思います。

 

 なお、一番近い牢屋には超硬いNPCユニットであるセフェランが居ます。『セフェランシールド』とも呼ばれる彼を使って敵を堰き止め、ヨファ君などを鍛えた人はそれなりに居るかと思われます。

 しかし本プレイでは使いません。だって必要無いもん。

 本プレイではミストちゃんシールドを……やるのは流石に厳しいですが、ボーレ先輩シールドとか使えそうな盾はいくらでもあります。

 それに、ノーダメージだと杖が使えません。杖使いは後でいくらでも鍛えられますが、少しずつ鍛えておくに越したことはありません。

 死亡の危険がほぼゼロで、セフェランシールドよりも融通が効いて、ついでに1経験値得られるのでセフェランなどというサギ野郎は不要です。

 ただ、完全に放置しておくと敵ターン終了時に『その他軍フェイズ』が入って地味に面倒なので救出だけはしておきましょう。第2の重り要員として役立ってもらいます。

 

 そうこうしているうちにモブは大体始末できましたね。

 では、各地の牢屋を開けて捕虜を解放していきましょう。

 なお、牢屋に限らず鍵付きの扉は開放する方法が2つあります。

 1つは盗賊のスキルや扉の鍵を使用する『開錠』

 もう1つは力技でブチ破る『破壊』です。詰まないようにする為の配慮でしょうかね?

 先述の通り、フォルカ殿による開錠は50ゴールド必要になります。鉄の剣の値段は460ゴールドで、46回使用できるので、単価は10ゴールドです。5回以内に破壊できるのであればそちらの方がお金が浮きますね。武器熟練度も一応上げられるので破壊の方がお得ではあります。雀の涙ほどですけど。

 

 それじゃ、扉破壊と並行して捕虜を回収していきます。4人の捕虜が居ますが、順番とかは特に気にせずに話していきましょう。

 なお、セフェランは仲間になってくれないので話す必要はありません。一応話しかけておくけど。

 他の捕虜は通常だと扉を開けておくだけで章終了時に仲間になってくれます。マニアックモードだと更に離脱させてやる必要もあるので要注意です。

 あと、捕虜にも関わらず何故か騎馬が取り上げられていない騎兵ことケビンさんはオスカー兄貴で話しかけてあげなければなりません。

 オスカー兄貴の出撃を忘れるとかが無いようにしましょう(1敗)

 

 

 

 

 

 

 

 はい。残りは敵将が居る部屋と、離脱地点付近の敵だけです。

 敵将とその取り巻きは近づくと動いてきますが、離脱地点付近の敵は一切動きません。出入口を塞いでくる番兵の鑑ですね。

 今回もまたボスチクをやっていくので敵将であるダノミル獄長は殺さないようにしておきますが、今回はもう1人残しておきたい敵が居ます。

 それはモブの中で唯一の上級職であるハルバーディア君です。

 彼はレベルが敵将と同じ。彼をボスチクする事で敵将をボスチクするのと同じ経験値が得られます。ボスチクとか言っておきながらボスじゃないけど。

 え? ボスチク要員が2人居ても意味がない? いえいえ、この章に限ってはそうでもありません。

 本章は離脱地点が2スクエアあるという極めて珍しいマップです。離脱地点が2箇所……と言うよりは1箇所の広い廊下という感じで、隣り合った2スクエアが離脱地点となっています。

 当然、両方とも回復効果があります。敵将とモブ君を隣り合わせて押し込んでおけば並行してボスチクという事が可能になります。

 これで効率は2倍! ……なんて事は無く、せいぜい1.2~1.3倍くらいしか便利になりませんでしたが……まぁ、大した手間でもありませんし無いよりマシです。

 ターン数の短縮を目指すならかなり縮められるんでしょうけど……プレイ時間やプレイヤーの手間を基準に考えるとターン送りしまくる方が楽です。

 

 では、ボスチク開始です。

 今回は前回のように敵将がスキル持ちではないので普通に乱数調整して普通に殴れば大丈夫です。

 ただ、敵将もモブも幸運が4しか無いのが難点です。

 幸運の値はそのまま必避(敵から受ける『必殺』を抑制する効果)になります。こちらの必殺率が5%であれば5マイナス4で1%となります。

 この5%というものが曲者でして。下級職の技の最大値である20の場合、必殺率は半分の10%です。

 ヨファ君などの重りを利用すると技は半分の10になり、必殺率は5%です。

 つまり、ある程度鍛えた後はどんなに頑張っても1%の確率で必殺を出してしまうという事です。

 あえて技を上げないように乱数調整するという手も考えましたが、色々と面倒なので止めておきます。

 

 必殺が出るとダメージが3倍になります。相手も結構タフなので最大まで回復していれば耐えてくれます。

 万が一……もとい百が一必殺が出ても殺してしまわないようなHPまで回復してから殴るようにしましょう。どうしても回復しきらない内に殴りたいなら乱数調整して必殺しないようにしてから殴りましょう。

 

 注意点としてはこんな感じですかね。

 では、サクッとカットします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 はい、こんなもんで良いでしょう。

 オスカー兄貴とボーレ先輩、あとマーシャさんがクラスチェンジするまで粘りました。

 これ以上強くなると全快の状態でも必殺で仕留めてしまう危険もありますし、こんなもんで十分です。

 今回の新人のフォルカ殿、重りを抱えられないヨファ君もある程度鍛えておきました。

 レテさんとモウディさんも1レベだけですが上げておきました。後から考えるとあんまり意味無かったけど。

 では撃破……の前に敵将が持っているマスタープルフを盗んでおきましょう。倒せば落としますが、盗めば経験値10が手に入るので一応やっておきます。

 ……はい、これで完了です。では順番に離脱させましょう。

 アイク君を最後にします。捕虜たちを離脱させるのを忘れないようにしましょう。

 

 

 これでオッケーですね。ではまた次回!

 

 

 ……と、お別れする前に1つお話が。

 本シリーズでは何度か『ボスチクが3連続でできる』みたいな事を言っていたと思います。

 前章、本章、そして次の章です。

 

 原作既プレイの聡明な視聴者様はこんな事を思っていたのではないでしょうか?

 

『次の章は港町トハだけどそんな所でボスチクできる訳無いだろwww』

『騎士様の事忘れてんのかこのアホうp主はwww』

『身の程をわきまえよ』

 

 そう、次の章のマップである港町トハでは攻略の途中で何の変哲もない民家からラスボスクラスの敵が湧いてきます。

 難易度ノーマルであれば攻撃範囲に入らない限りは動かずにいてくれるのですが、ハード以上ではじわじわと迫ってきます。そんな状況で数百ターンもボスチクするのは普通は不可能です。

 

 しかし、極めて簡単な方法で対処する事が可能です!

 まったく、こんな簡単な事を何で誰も思いつかなかったんでしょうね。

 出てくるタイミングは条件さえ知っていればある程度調整できますし、出てくる場所は1回見れば分かり切っています。

 場所さえ分かれば……そう、その道を塞いでしまえば良いだけの話です!

 しかも、湧いて出てくる民家は奥まった場所にあるわけでもなく普通に塞ぎ易い場所にあります。

 これで思う存分ボスチクできます。はっはっはっはっは!

 

 それでは改めて、また次回!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私の名は……まぁ、セフェランと名乗っておきます。しがない巡礼僧です。

 え? 胡散臭いですって? 失敬な。これでも嘘を吐いたのは長い人生の中でたった1回だけなのですよ。

 

 クリミアの兵士を治療していたらデイン軍に捕まってしまいました。この程度の牢屋は懐に隠し持っておいたハンマーを使って破壊できるのですが、妙な予感がしたので留まっていました。

 

 ……ふむ、風の流れが変わりましたね。何者かが侵入してきたようです。クリミア軍の方でしょうか?

 恐らくは隠密行動で牢屋を開錠していきそのまま離脱を……

 

「ヒャッハァ!! 経験値だぁ!!」

「な、何をする貴様らゴフッ」

 

 ……お、おかしいですね。何やら青い髪の青年が剣を片手に見張りをなぎ倒しています。

 当然のようにカンカンという警報が鳴り響き、デイン兵たちがわらわらと湧いて出てきました。

 

「よっし、今回はボスチクできるから雑魚はぶっ飛ばして差し上げるぞ!

 あ、ヨファは適当に稼いで」

「う、うん、分かったよ!」

「ミストは誰か怪我したら杖な」

「うん! えいっ!」ボコッ

「はっはっはっ、俺はまだ怪我してないぞ」

 

 デイン兵を容赦なくなぎ倒しながら子供に殺人を指示し、ついでに何か杖で殴られています。正気でしょうか?

 彼は……一体……?

 

「さてと、開けてくか。壊すのも面倒だな。フォルカ、頼んだ」

「金さえ貰えるならば異存はない。全て開けてしまって良いんだな?」

「ああ。宝箱も頼む。敵の近くは気を付けてくれ」

「無論だ」

 

 胡散臭い男がてきぱきと牢を開錠しているようです。あ、私の所も外れました。

 逃がそうとしてくれているのは間違いなさそうですね。一応挨拶してから離脱させて貰いましょう。

 

「こんにちは。助かりまし……」

「オスカー! この無駄に胡散臭い奴抱えておいて!」

「了解です」

「え、ちょっ!?」

 

 突然、緑髪の騎兵に拘束されました。

 一体何事でしょう? まさか敵の攻撃の盾にされてしまうのでは……

 

 

 と、そんな不安を抱えていましたが特に何事も無く制圧を進めています。

 本当にただ手の届く場所に置いておきたかっただけのようです。

 

「よし、これよりボスチクの準備を始めるぞ!

 所定の位置までボスを誘導!」

「おうよ!」

 

 遠くの方でここの獄長と傭兵団の方が戦っているようです。

 しかし、獄長を脱出口の方へと誘導しているような……

 

「ククク、ここまで制圧された時は少々焦ったが、やはりただの凡骨だったようだな。

 この私自らが唯一の出口を守れる体勢に入った。これでお前たちは万に一つの脱出する事は不可能だ。

 さぁ、諸君らの監獄生活を始めようではないか!」

 

 逆に獄長を倒してしまえば突破できるわけですが……わざわざ要所を守らせる意味が分かりません。一体何を考えているのでしょうか?

 

「フッ、何を勘違いしているんだ?」

「ひょ?」

「まだ俺たちのボスチクフェイズは始まってすらいないぜ!

 速攻魔法発動! 狂戦士の魂(エムブレマーソウル)!!

 俺たちの武器とうp主の気力が続く限り、乱数調整をしながらボスチクを何度でも繰り返す!!」

「な、何だ!? 何を言っているんだ!?」

「まず1枚目ドロー! 『鉄の剣』! くらえ!!」

「ぐわぁああああ!! ……いや、あまり痛くない?」

「2枚目ドロー! 『鉄の斧』! ボーレやれ!」

「おうよ!」

「ぐわぁああああ!! ……いや、やはりそこまで痛くないぞ」

「3枚目……をやると止めを刺しそうなんで少し休憩!!」

「何を企んでいるかは知らんが、今のうちに殺してやる!」

「ミスト! 杖!」

「はーい」

 

 

 

 そうやって死なない程度の攻撃を繰り返す傭兵団の皆さん。多少の傷を負っても先ほどの少女が杖で即座に回復しているようです。

 いったい何をやって……あ、獄長の武器が折れた。

 

「ば、バカな! 一体何が起こって……」

「どうした、武器が折れた程度では俺たちのボスチクフェイズは終わらないぜ!

 48枚目ドロー! 『鉄の槍』! マーシャやれ!」

「あ~、えっと……ゴメンナサイっ!」

「ぐわぁああああ!!」

 

 これは……もはやたたの虐殺……いや、殺してはいないのでただの虐めにしかなっていないのでは?

 止めた方が良いのでしょうか? 止めようとしているのは私しか居ないのでしょうか?

 ……仕方ないですね。話しかけてみましょう。

 

「お待ちなさい。彼の武器はもうゼロです。

 これ以上の攻撃は……」

「HANASE!

 ……いや、俺はもうレベルカンストしてるから大丈夫だな。

 俺がこいつ抱えておくから後頼んだぞ~」

「えぇぇぇ……?」

 

 

 

 

 結局、虐めはその後数時間ほどの長い時間に及びました。

 神よ……女神アスタルテよ、そして女神ユンヌよ。

 コレは一体何だったのでしょう。どうかお答え下さい。

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