FE蒼炎の軌跡 最強クリミア軍育成録   作:天星

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Ex2 おしえて! アイク先生! 【漆黒の騎士:生存編】

ミカヤ「さて、今日はアイクの担当だったわね。騎士様を褒め称える文句が足りなかったらボロクソにけなしてあげようかしら」

 

アイク「俺はあくまでも事実を解説するだけだ。

   じゃあ始めていくぞ。今回のお題はコレだ」

 

 【漆黒の騎士:生存編】

 

ミカヤ「生存?」

 

アイク「具体的には漆黒の騎士の攻撃能力と、それに対抗する為の最低限生き残るのに必要な強さを考察していく。

   さて、まずは漆黒の騎士のパラメータ……はもう何回か出してるから攻撃能力に関する部分だけピックアップしていく」

 

 

攻撃力射程基礎命中率必殺率攻撃速度その他

漆黒の騎士481~21512027奥義『月光』を使用(命中時30%)

 

 

アイク「以上だ。バカみたいに高い攻撃力のせいで大抵のユニットは一撃で殺される。俺もHPが10しか残らないしな。

   その上、アホみたいに速い攻撃速度のせいで大抵のユニットは追撃を喰らう。

   守備力が20程度あると仮定しても……HPが57ないと死ぬな」

 

ミカヤ「流石は騎士様ね! 騎士様の相手が務まる人はそうそう居ないわ」

 

アイク「極めつけは奥義『月光』の存在だ。

   これは相手の守備を半減(端数切捨て)して攻撃するというものだ。

   命中が確定した後、30%の確率で発動する。高い確率ではないが……決して低くはないな」

 

ミカヤ「騎士様の前では防御を固めて凌ごうとするのは無駄という事ね」

 

アイク「あくまでも『半減』だから決して無駄というわけではないが……まぁ、そういう事だ。

   これのせいで上級職のフルカンまで鍛えた俺でも2撃で葬られる」

 

ミカヤ「……あなたですらそれって、2撃に耐えられる人なんて皆無なんじゃないの?」

 

アイク「ベオクでは洩れなく全員死ぬな。

   最大HPの高いラグズであればメッチャ鍛えれば耐える事は可能だ。レテとかモウディとかな。

   ただ、そこまで鍛えたら速さも上がるんで追撃を喰らう事も無くなるな」

 

ミカヤ「となると……生き残る条件を探るとなるとまずは追撃を受けない事になるかしらね」

 

アイク「ああ。だから本編では速さに定評のある剣士ワユを速さ24まで上げたという訳だな。

   ……乱数調整があるから誰でも速さ上げられるんで後から考えると誰でも良かったんだけどな」

 

ミカヤ「なるほど」

 

アイク「その結果は……本編でやった通りだな。追撃さえ喰らわなければ何とか生き残れる。

   俺の能力値が月光1発でジャストキルだから、乱数調整で鍛えた上級職なら1発耐えるのは容易い。

   相手の必殺も20しかない……いや、20も十分高いんだが、それ以上にこっちの幸運も高いから必殺も出ないし」

 

ミカヤ「ちなみに、必殺が出た場合って生き残れるの?」

 

アイク「やっぱりアホみたいに鍛え上げれば必殺を耐えられるユニットはそれなりに居る。

   ただ、月光+必殺に耐えられるユニットは皆無らしいな」

 

ミカヤ「まぁ、でしょうね」

 

アイク「さて、生存条件の総括としては大体こんな感じになるだろう。

   ボスチクとかを考えて長期的に確実に生き残る為の条件だ」

 

・速さが24以上

・幸運が20以上

・防御の半分+最大HPが48より大きい

 

アイク「以上だ。乱数調整で成長させれば上級職のレベル3~4くらいで達成できるな」

 

ミカヤ「真っ当に鍛えてたらかなり厳しい条件ね。

   幸運が上がりやすいのは神官系だからHPや防御の条件を満たしにくいし」

 

アイク「俺が期待値通りに成長した場合、上級職レベル20で幸運は19になるらしい。

   成長率は決して高くはないが低くもないんだがな」

 

ミカヤ「あら? という事は真っ当に育ったあなたと騎士様が一騎打ちした場合1%の確率で事故死するんじゃ……」

 

アイク「その時は別の必殺対策があるから心配要らない。具体的にはその時に話すとしよう。かなり後になるが。

   ……しかし残念だ。ラグネルをこの時点で使えれば、そして剣士が全員装備できるなら、漆黒の騎士相手にボスチクできるんだが」

 

ミカヤ「騎士様を稼ぎスポット扱いするんじゃないわよ」

 

アイク「可能であれば有用だから仕方ない。

   なにせ相手はレベル20の上級職。しかもスキルによって毎ターン回復する。

   これ以上優れたボスチク相手はそうは居ない。

   まぁ、やりすぎるとうっかり殺してしまうが」

 

ミカヤ「騎士様をうっかり殺すって……」

 

アイク「杖使いがつきっきりで後ろから援護してたらそりゃ勝てないのは当たり前という話だな」

 

 

 

アイク「さて、後半の講義を始めよう」

 

ミカヤ「あら? 終わりじゃないの?」

 

アイク「さっきまでは『最低限生き残るのは割と簡単』という話をした」

 

ミカヤ「乱数調整で成長すれば……ね」

 

アイク「ここからは具体的に、『漆黒の騎士はどんな行動を取るか』『どうすればより生き残れるか』といった事を語っていこう。

   結論から言ってしまうと……オスカー兄貴が受けるのが一番という結論に達した」

 

ミカヤ「ふむふむ。理由は?」

 

アイク「理由は主に2つ。

   まず、騎兵だから再移動が可能だという事だ。

   経験値が99溜まった時にはこっちから殴りかかるわけだが、その時の位置調整が楽だ。

   杖使いの位置取りを間違えると間接攻撃で狙われて死ぬから結構大事だ」

 

ミカヤ「騎兵だと体当たりができなくて不便そうだけど……」

 

アイク「それはそうだが……うp主としては体当たりよりも再移動の方が有用に感じたとの事だ」

 

ミカヤ「数百ターンこなした経験者が言うならまぁそうなんでしょうね」

 

アイク「もう1つの理由は回避率の高さだ。

   うp主の方針としては『ライブの杖が尽きるまでボスチクをする』という感じだったからできるだけ回避したかったらしい。

   杖使いの養成スポットと見るならさして重要ではないし、むしろ邪魔だが……オンオフできる要素で回避を積めるから別に問題ないようだ」

 

ミカヤ「オンオフ? 回避率にそんなのあったっけ?」

 

アイク「ああ。具体的には『支援効果』と『3すくみ』を使う。

   オスカーと俺の支援は1段階につき回避が10上がる。2つなら20だ。

   回避したい時は俺が近づいて、逆なら離れていれば良い」

 

ミカヤ「3すくみは『槍は剣に強い』っていうアレね。命中回避が10、ついでに攻撃と防御も1上がるわね。

   ついでに、武器を外せば補正も消えると」

 

アイク「そういう事だ。うp主も計画段階で3すくみの事は気付いてはいたし、オスカー兄貴も受け役の候補には入っていたんだが……漆黒の騎士の挙動に不安があったんで没にしたらしい。

   支援効果も後からは組みなおせないから当てにしていなかったとか」

 

ミカヤ「支援が取返しが付かないから遠慮したってのは分かるけど、騎士様の挙動って?」

 

アイク「奴が常に近接攻撃を仕掛けてくるのであれば、武器を持っていたら反撃してしまう。

   そうなると鉄の槍が無駄に浪費される羽目になる。だから最初から当てにするのは止めておいたようだ」

 

ミカヤ「でも今は当てにしているって事は……」

 

アイク「奴も敵兵の極めて基本的なルーチンである『なるべく反撃されないように立ち回る』に従って動いているようだ。

   可能であれば何が何でも間接攻撃を行うらしい。

   弓兵を近づけた時の挙動は確認してないが……まぁ、近接してくるだろうな」

 

ミカヤ「なるべく動きたくないから間接攻撃してた……みたいな事は考えられない?」

 

アイク「別のプレイでオスカー兄貴を運用してやってみたが、距離を詰めたらその分奴も後退した。

   連続でやると更に後退していった。

   うp主は『騎士様ビビってるゥゥゥ~~www』と上機嫌だったな」

 

ミカヤ「おいうp主」

 

アイク「最終的にはしっこくハウスの扉の隣のくぼんだスペースに閉じ込められてたな。

   近接攻撃されてしまうのが難点だったが、漆黒の騎士の挙動が完全に制御できるんでうp主は満足そうだった」

 

ミカヤ「おいうp主」

 

アイク「そういう訳でオスカー兄貴が最適だった。

   生き残れる最低レベルである上級職レベル3の場合、速さも幸運も24になる。

   基礎回避率は72。支援補正と3すくみ補正で+30だから102。

   漆黒の騎士の基礎命中率が151だから……実際の命中率は差し引き49だな」

 

ミカヤ「低っ!? えっ、技が30もある騎士様が命中率半分割るの!?」

 

アイク「バイオリズム補正も考えれば更に落ちるぞ。

   オスカー兄貴の絶好調と漆黒の騎士の絶不調が重なると更に10下がる。

   命中が39……山賊並みだな」

 

ミカヤ「酷すぎる! うp主には血も涙も無いの!?」

 

アイク「いや、別に漆黒の騎士をいじめたいわけではないと思うが……

   ……ついでだから調べてみよう。オスカー兄貴がフルカンまで育った場合、速さ27、幸運40だ。

   基礎回避率は94まで上がるから……命中率27±10だ」

 

ミカヤ「卑怯よ! 何なのよこれは! 私の騎士様の事を一体何だと思っているの!?」

 

アイク「杖経験値を稼がせてくれる人」

 

ミカヤ「………………」

 

アイク「…………

   それじゃ、今日の講義はこれまでだ。

   次の俺の担当回はかなり後になるだろうな。それじゃあまた次回」

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