ついに最強のクソスキル持ちが登場するプレイ動画は~じま~るよ~
では
無事に船に乗ったアイク君。のんびり船旅を楽しんでいます。
薄汚いコソ泥が忍び込んでいたのでとっ捕まえて勧誘したり、
フォルカ殿が狭い船内でも無駄に隠密を効かせるのでミストちゃんが心配して探し回ったり。
そんな感じで過ごしています。
あ、最強のクソスキル持ちこと薄汚いコソ泥の緑風(本名サザくん)の解説は使う時にします。数章先になるかと。
そんな感じで過ごしていましたが、何か鴉の半獣に追われています。
海賊らしいです。船を持たない海賊と恐れられているとか。
相手にするのも面倒なんで逃げようとしますが、罠に追い込まれて船が座礁してしまいます。襲ってくるので経験値にしてやりましょう。
相手は上級職扱いのラグズです。経験値おいしいれす。
本マップのシステム的な解説に進みます。
本章のクリア条件は敵の全滅です。四方八方から敵の増援が湧いてくるタイプのマップですが、速攻で殲滅すれば増援が湧きだす前にクリアとなります。
ただ、本マップは増援が結構良い物を落とすので全員湧かせて倒すようにします。経験値もおいしいですし。
船が座礁しているという設定なので、飛行系ユニット以外は狭い船の上で戦う必要があります。人数もそんなに出せません。
メンバーはどうしましょうね……乱数調整要員にマーシャさんを入れて、盗みもしたいからフォルカ殿も入れて……後は適当に配置しましょう。
ボスチクもできないクソマップなので強い人で無双してしまっても良いです。経験値を稼ぐに越したことは無いですが、思わぬタイミングでレベルアップしてしまう事故が発生しやすいマップなので無理は禁物です(2敗)
途中からデイン兵の竜騎士が何かその他軍としてやってきます。アイクに話しかけてもらう事で何故か仲間になってくれます。彼女を放っておくと敵兵にアッサリ殺されるので早めに回収したいですね。南の方から来るんで待ち構えておきましょう。
他に注意事項は……ああ、敵将が地味にスキル持ちです。武器破壊と祈りの2つを持っています。乱数ズレに気を付けましょう。
では開始です。前回クラスチェンジしたミストちゃんでうまい事削りつつヨファ君とかに止めを刺してもらいます。
本マップに限った話ではありませんが飛行系の弱点は弓と風魔法です。良い感じに撃ち落としてくれます。
危うげない感じですね。では加速します。
はい、南の方から赤髪の竜騎士ことジルさんが出てきました。
新兵でしかない脆弱な彼女はアイク君の前でデイン兵だと名乗りますが……弱い人を軍人と認識できていないうちのアイク君がどんな反応をするのやら。まぁ、新兵だから許してもらえるか。
まあとにかく、サクッと保護しておきましょう。余裕があれば経験値稼ぎも行う感じで。
はい、敵将が動き出しました。
今回の敵将であるシーカーは『半化身の腕輪』を装備しているため常に化身しています。
その分若干能力値が下がっています。具体的には化身で上昇した分の半分ほど。
この半化身の腕輪は本プレイではかなり有用なアクセサリなので強奪したいですが……残念ながらドロップ品ではありません。装備中なので盗む事も不可能です。小数点以下の確率ですら無いです。大人しく数章後の別口の入手を待つ事にします。
この敵将は数ターン経過したら動き出すタイプの敵将ですが……真っすぐ来た所を返り討ちにしてしまうと敵が湧ききらないままクリアとなってしまいます。
今回の勝利条件は『敵の全滅』なので敵軍のモブを残しておけば問題ないですが、うっかり全滅させてしまわないように気を付けましょう。
敵将の持つスキルは先述したように武器破壊と祈りです。
武器破壊は攻撃命中時に一定確率で敵の武器耐久値を削るスキル。
祈りは死亡するダメージを受けた時に一定確率でそのダメージを現在HPの半分に差し替えるスキル。
敵の攻撃が命中する度に乱数が1ずれ、止めを刺す直前にも1ずれるという感じですね。祈りのせいで殺したつもりが殺せなかったという事もあり得るので面倒ならカンストしているアイク君とかで止めを刺してしまっても問題ありません。少々勿体ないですけどね。
うん、大体出切ったと思います。50ターンほど経過させてみましたが問題なさそうです。
ではモブ兵士をサクッと倒します。くたばれやぁぁ!!
これで完了です。ボスチクが無いとサクサク進んで楽ですね。成長は少なくなるけど。
ではでは。また次回。
私の名はジル・フィザット。ダレルカ地方の領主であるシハラム・フィザットの一人娘だ。
数日前、私は生まれて初めて戦場に立つ事になった。
半獣どもと仲よくしようという忌まわしき思想を持ったクリミア王国の平定。それは退屈な任務だった。
我々ダレルカの竜騎士隊はマッコヤー将軍の補佐でしかなく、僅かな残党は全て将軍の部隊の手で葬られた。
そして西進するに連れて反抗はどんどん減っていく。この大陸の西端の町である港町トハに到着してしまった時、私は酷く落胆した。
また戦果を挙げる事ができなかった。父になんと報告すれば良いのか、と。
思い悩んでいると、不意に町の方から戦闘音が響いてきた。
遅れて我々の隊にも情報が入ってきた。マッコヤー将軍の部隊が武装集団と戦闘している事、そして、劣勢である事。
それを聞いて、不覚にも私は喜びを感じてしまった。
我が軍の仲間が劣勢であると聞いて喜ぶなど不謹慎極まりない。しかし、劣勢ならば私が戦場に出る機会があるだろう、と。
出撃の準備はとうに完了している。私はすぐさま飛び立とうとした。
しかし、私たちの隊長であるハール隊長はこう命令した『待機。向こうから仕掛けてきた時だけ応戦しろ』と。
何なのだこの人は。どうしてこうもやる気が無いのだ。
確かに戦場に立つ事はできた。しかしこれでは意味が無い。
結局、私はマッコヤー将軍の部隊が壊滅していく様を指をくわえて見ている事しかできなかった。
敵軍が、悠々と船で離脱する様を眺める事しかできなかった!
戦闘が終わってハール隊長はあくびをしながらこう告げた『帰るぞ』と。
私は到底納得できなかった。
だから私はたった1人でもあの船を追いかけた。命令違反だという事は重々承知だ。でも、それでも、手ぶらで帰るわけにはいかなかったんだ。
父上の、シハラム・フィザットの娘として。
「見つけた! やっと、やっと追いついた!」
あの船の外観、忘れもしない。あの時にトハから悠々と離脱したあの船だ。
停止している? 座礁でもしているのか? ならば好機だ。
この海峡の上では飛べない者は満足に動く事はできないだろう。ならば竜騎士である私が有利だ。
さて、誰が大将だ? ここは正々堂々と一騎打ちを……
「……? なんだ? 様子がおかしい……?」
船の上の連中は武器を振り回しているようだ。
仲間割れ? いや違う。鳥を相手に戦っている。
野生の鳥を追い払うためにわざわざ武器を?
……いや、違う。あれはっ!
「鳥の、鴉の半獣だと!?」
敵軍が半獣に襲われている。そう認識した私は即座に動いた。
たとえ敵であっても、たとえデイン軍の仲間を討った集団であっても、邪知暴虐なる半獣に襲われている様を黙って見ている訳にはいかない!
とにかく半獣を叩き落す、いや、敵軍の指揮官に会うのが先か? 考えるのは後だ! ひとまずは突っ込む!
大声を出しながら剣を振るう青髪の青年が見える。あれが指揮官だろうか? 少々若い気もするが……
彼の元へと向かうように騎竜に指示を出した。しかしその直後、視界の片隅にあるものが映った。
それは、私と同い年くらいの小さな少女が鴉に襲われようとしている姿。
「なっ!? 何故あんな子供がっ! くっ、危ない!!」
慌てて方向転換を指示する。しかし、どう考えても間に合わない。
戦場では人が死ぬ。そんなの当たり前の事だ。
けれど、私はちゃんと理解できていなかったのかもしれない。私自身の意思で守ろうとした人の命が失われようとしている今、ようやく実感できた。
……駄目だ。間に合わない。こんな私にできるのは……せめて、目を逸らさない事。
私がもっとちゃんとしていれば、ちゃんと回りが見えていれば、助けられたかもしれない命をその目に焼き付けておく事だ。
鴉が飛び掛かる数秒の間、私の思考は極限まで加速していたのだと思う。
そして結論を出したその時、再び時間が動き出した。
鴉が少女と交差する。その瞬間……私は見た。
射て刺す月光のような、閃光を。
鴉はその身体の半分が消し飛び、その躯を甲板に晒していた。
少女は返り血で染まった杖を振りぬいていた。
ははっ、何だ。私はまだ何も見えていなかった。
彼女は無力な少女ではなく立派な……それこそ私など歯牙にもかけないような戦士だったのだ。
だいたい、『私と同じくらいの年齢』と判断していたはずなのに無意識のうちに下に見ていた。父上に鍛えられた私なら同年代には負けないし、あんな一般人のような少女に負ける事はあり得ないと、そう思っていた。
私など井の中の蛙に過ぎなかった。世界はこんなにも広かったのだな。
「おい、あんた大丈夫か?」
「え? あ、ああ……貴殿はこの軍の指揮官か?」
「ああ。俺はアイクだ。あんたは……どこかから迷い込んできたのか?
ここは危ない。船の中に避難するといい」
「……いや、私も戦える。私も戦いに参加させてくれ」
「ん~……まあいいか。俺の指揮に従ってくれ」
「分かった。ところで、あっちの少女は……」
「ミストの事か? 俺の妹だ」
「妹……彼女は、どうしてあんなにも強いんだ?」
「俺が鍛えたからな。乱数調整で」
「らんすうちょうせい?」
「何だ、あんたも強くなりたいのか?
なら安心しろ。俺が鍛えてやる」
「……分かった。ならば私も恩を返そう。誇り高き軍人として」
「軍? どっかの軍人なのか?」
「え?」
「え?」
私の鎧を見てデイン軍だと分からなかったのだろうか? いやいやそんなはずは無いだろう。
出自は見なかったことにしてくれるという訳か。ありがたい話だ。
~~船が襲われる数分前の話~~
「お兄ちゃん! フォルカさん見つかった!?」
「ああ、見つかったが……」
「良かった。じゃあ次からはちゃんとご飯食べに来てくれるね?」
「いや、一緒に飯を食うなら100ゴールド寄越せと」
「えええええっ!? そんな事までお金取るの!?」
フォルカさんは普段から私たちと一緒に行動はしない。
だけど、この狭い船の中でまで一切顔を合わせないとなるとどこかで倒れてるんじゃないかって凄く不安になる。
だからせめてご飯の時くらいは顔を見せて欲しいって思ったんだけど……
「あ、でも100ゴールドで済むなら……」
「多分、1回につき100ゴールドだぞ? 3食なら300だ。1/2ライブだ」
「ええっ!? っていうか鍵開けより高い……」
「戦場でもないのに人が沢山居る所に出てくるのは苦痛らしい」
「うーん……じゃあせめて晩御飯の時だけでも……」
「1週間で700ゴールド。1ライブ+100ゴールドだぞ?」
「…………はぁ、諦めるよ」
「そうしてくれ。うちは貧乏だからな」
「うん。ところでお兄ちゃん」
「どうしたミスト」
「隙アリっ!!」
懐に隠し持っておいたライブの杖をフルスイングする。
ガリアの砦でぶん殴る事を決意してから何回もチャレンジしているけどお兄ちゃんは一向に堪えた様子は無い。
今回は私もクラスチェンジしたから少しくらい効いてくれるはず!
キンッ
「はっはっはっ、どうしたミスト」
「うぅぅぅぅ……全然効いてないっ!」
「それじゃあ俺は見回りに行ってくる。じゃあな」
残念ながら全く効いていないみたいだ。
どうすれば、一体どうするれば……
《力が、欲しい?》
「えっ、誰?」
《私は……メダリオンに封じられている者よ》
「お母さんの形見のメダリオン……」
お母さんの形見だからずっと大事にしていたけど、まさか何かが宿っていたとは。
一体何者なんだろうと思うけどそれ以上に私は力が欲しい。
「あなたが、何とかしてくれるの?」
《……今の私には加護を与えてあげられる力は無い。
けど、知恵を出す事ならできるわ》
「どういう事?」
《港町で戦った漆黒の鎧を纏った騎士。
彼のような剣技があれば、非力な貴方でもきっと痛打を与えられるわ》
「……そっか。分かった。ありがとう妖精さん」
《妖精じゃないわ。女神よ》
「え?」
《……もう話せる時間は無いみたい。またね、ミスト。
歌を楽しみにしてるから》
「あっ……眠っちゃった……?」
ひとまずヒントは掴めた。あの漆黒の騎士の剣閃のような、射て刺す月光のようなあの剣技を模倣できれば……
『敵襲! 敵襲!! 全員配置に付け!!』
「えっ、こんな所で敵!? 丁度いい。試してみよう!」
うp主の悪癖その1:インフレするヒロイン
うん、過去作の長編だと大体異常に強化されてるけど本作でもそうなったよ。
主人公以上に強いヒロインとかロマンだから仕方ないね♪