アイク「よし、今回でようやく念願の奥義の書が手に入った。
確か【スキルと発動率】の講義はこれを手に入れた後にやるって話だったからな。
乱数調整も一通り終わりか。それでも講義は続いていくんだろうが」
ミカヤ「ええ。その通りね。私もずっとそう思っていたわ」
アイク「……うん?」
ミカヤ「何か今回は本編の方でうp主がトチ狂った発言をしていたから。
視聴者の皆さんに植え付けられてしまった誤った認識をぶち壊す必要が出てきたわ」
アイク「……? 何か変な事言ってたか?
いや、いつも変な事は言っているが」
ミカヤ「コレよ! コレ!!」
本編ナレーションより抜粋
『だが残念だったな。うp主はアイミカ派だ』
ミカヤ「くっ、迂闊だったわ。うp主がまさか異端の信仰をしていたなんて!
どうやったら私がこの筋肉バカとカップリングを組むなんて話になるのよ!!!!」
アイク「おい」
ミカヤ「そういう訳で今回の講義内容はコレ!」
【カップリング論争】
ミカヤ「変な認識が広がる前に! 正しい認識を広めていくわ!!」
アイク「正しいとは一体……」
うp主注
アイクは公式には女性とのペアエンドが存在しません。
なので、正しいカップリングというのは事実上存在しません。
独断と偏見に満ち溢れたカップリングの選択肢を提示していこうと思います。
物量でごまかす作戦だけど、きっとミカヤさんも納得してくれるでしょう。
アイク「……ところで、あんたの方はどうなんだ?」
ミカヤ「と言うと?」
アイク「俺じゃなくて、あんたのカップリングが固定しているという体なら反証になるんじゃないか?」
ミカヤ「なるほど確かに。
今の私は当然騎士様推しよ!」
うp主注
ミカヤは公式には1名のみペアエンドが存在します。
なお、騎士様ではありません。
『ここのミカヤさん』は騎士様推しというだけです。
ミカヤ「……そういう訳で任〇堂の陰謀で私が固定カップリングを持っているという証拠は残念ながら無いわね」
アイク「そうか。陰謀なら仕方ない」
ミカヤ「ではまず1人目!
ファイアーエムブレムと言えば兄妹愛!
癒しの春風、ミストちゃん!!」
アイク「いやいやいやいや」
ミカヤ「どうしたのよ。FEと言えば近親恋愛でしょう。
ほら、3DSで出てた作品では義理の兄弟姉妹が8人も居る上に全員結婚対象よ?」
アイク「いや、そんな話をされてもな……」
ミカヤ「仕方ないわねこのヘタレが。
しょうがないからミストちゃんへのインタビュー映像を流すわよ」
………………
ミスト
『え? お兄ちゃんが好きか?』
『うーん、お兄ちゃんとしては好きだし、最近だと常日頃からどうぶん殴ろうか考えてるけど……』
『え? 結婚したいかって? いやいやいやいや、それはあり得ないよ。お兄ちゃんだし』
………………
ミカヤ「って感じだったわ」
アイク「妹がどんどん物騒になっている件について」
ミカヤ「これはアレね。愛情の裏返しというヤツね。
私の目に狂いは無いわ」
アイク「……今回の講義の趣旨が大体分かった気がするな。
ミカヤ「ミストちゃんだけでも十分な気がしないでもないけどどんどん紹介していくわ!
2人目!
父親を愛していたならきっと息子も愛してる!
紅の聖騎士、ティアマトさん!」
アイク「…………いやまぁ、ティアマトが親父の事を好きだった事は知ってるんだが……だからと言ってどうなんだ?」
ミカヤ「とんだ甘ちゃんね。グレイルさんを愛していながらも半ば諦めていたティアマトさん。
だけど彼はもう居ない。
ならば、面影を受け継ぐ息子に恋をするという展開も十分にあり得るわ!!」
アイク「……ホントか?」
ミカヤ「そういう訳で、インタビューレッツゴー!」
………………
ティアマト
『アイクの事をどう思うか?』
『時々奇行が目立つけど、立派に団長をやっているわね。グレイルとは違った形で、皆を引っ張って行っているわ』
『え? そういう事じゃない? え、結婚!?』
『そ、そそそれは無いわよ! アイクは……そう、息子みたいなものだから!!』
………………
ミカヤ「十分脈アリな反応だと思うわ」
アイク「……そうか?」
ミカヤ「そうよ!
では次! 3人目!
忠誠を捧げる相手は唯一人! 性別なんて関係ない!
静寂の風使い、セネリオ!」
アイク「セネリオのアレは決して恋愛とかではないだろ……
と言うか男だし」
ミカヤ「ハッ、これだから素人は。
いつからファイアーエムブレムが同性婚に対応していないと錯覚していたの?」
アイク「少なくとも初代とかは対応していなかったと記憶しているが」
ミカヤ「まあ良いわ。VTRスタート!」
………………
セネリオ
『アイクについてですか?』
『全部語ろうとしたら1週間では足りませんが……え、要らない?』
『結婚? いえ、それはあり得ません。何と言うか……僕ごときが恐れ多いです』
………………
アイク「……性別には突っ込まないのか」
ミカヤ「実際、あなたと公式ペアエンドがある2名のうち1名だし。相性は抜群ね。
アレをペアエンドって呼んで良いのかは個人差が出そうだけど」
アイク「それで、次は?」
ミカヤ「おー、乗ってきたわね。じゃあ4人目!
海賊から助けられた恩義は忘れない。白馬の王子様を忘れない!
苦労性の天馬騎士、マーシャ!」
アイク「ようやくまともな選択肢が出てきたな」
ミカヤ「あら? あなた視点でも脈アリかしら?」
アイク「いや、今までがヒド過ぎただけだ」
ミカヤ「ふーん。じゃ、VTRスタート!」
………………
マーシャ
『アイクさんですか? うーん、何考えてるか分からない事はありますけど、仲間想いの人だっていうのは伝わってきます』
『え? そうじゃない? け、結婚!?』
『か、考えた事も無かったですけど……まぁ、悪い人ではないんですけど……結婚するとなると苦労しそうです』
………………
ミカヤ「脈アリの範疇ね」
アイク「マーシャの場合は基準となる身近な男がアレだから感覚が麻痺してるだけじゃないか?」
ミカヤ「…………否定できないのが辛いわね。
まあいいわ。次、5人目!
あなたの剣に惚れ込んだ! あなたの生き様に惚れ込んだ!
頂へ昇る剣士、ワユ!」
アイク「あいつは若干脳筋なだけだと思うが」
ミカヤ「ブーメランって言葉知ってるかしら」
アイク「……そうか、俺が続編でゴリラだの何だの言われるのは脳筋のあいつを従えているせいだったのか」
ミカヤ「いや、断じて違うでしょう。
では、VTRスタート!」
………………
ワユ
『大将の事? 凄い人だよね!』
『今は私の方が力が強いけど……ありゃきっかけさえあればメチャクチャ強くなるよ! 今でも十分強いのに』
『え? 結婚相手として?』
『ん~……アリかもしれないね。だって結婚すれば毎日勝負を挑めるから!』
………………
アイク「こんなコーナーでまさかの肯定派が出た件について」
ミカヤ「私としては嬉しい事だけど絶妙なコレジャナイ感が出てるわね。
ちなみにあなた的にはどうなの?」
アイク「そうだな……ワユの言う通り毎日勝負できるのは魅力だな。
傭兵団メンバーには剣士が殆ど居ない。ワユを除けばミストくらいだ。
剣の腕を高めあうのには丁度いい」
ミカヤ「やっぱり脳筋ね」
アイク「結婚云々は置いておくとしても少し興味が出てきた。
次は誰の紹介なんだ?」
ミカヤ「じゃあ行ってみましょうか。6人目!
その佇まいは儚げに、食料在庫も儚げに。
放浪の賢者、イレース!」
アイク「また妙なチョイスをしてきたな……」
ミカヤ「あなた達は加入時にも話しているし、2人とも食事が大好きっていう共通点があるわ。
これは中々良いペアなんじゃない?」
アイク「……逆だと思うんだが……」
ミカヤ「? まあいいわ。VTRスタート!」
………………
イレース
『アイクさん……ですか? あ、はい。ちゃんと覚えてます。流石に傭兵団の団長さんの名前は覚えてますよ』
『感想? 沢山お食事を食べる人だなと』
『……結婚……ですか? 有り得ませんね』
『だって、私が食べられる量が少なくなってしまうじゃありませんか』
………………
ミカヤ「……あ~、そういう」
アイク「美味しい食事を作ってくれるオスカーとかなら相性は決して悪くは無さそうだが、俺とイレースのカップリングは無理があるな」
ミカヤ「大量の食事を集めている人同士が一緒に居ればより沢山の食事を集められる……みたいな解釈はどうかしら?」
アイク「その更に大量の食事を巡って争うのが目に見えているな」
ミカヤ「ままならないわね……
じゃあ7人目! ガリアの女戦士、レテ!」
アイク「レテ? あいつベオクの事嫌いだろ」
ミカヤ「かー、分かってないわね。
種族としては嫌い。でもその中でも貴方だけは……みたいなのが良いんじゃないの!」
アイク「…………素朴な疑問だが、あんたの恋愛観もそうなのか?」
ミカヤ「いえ、見てる分には良いという話よ。
っていうか私が種族の話したら騎士様とセネリオ君とどっかの先生以外は全員異種族じゃないの」
アイク「まあ、それもそうか」
ミカヤ「という訳でVTRスタートよ!」
………………
レテ
『アイクの事について聞きたいだと?』
『そうだな……まぁ、ベオクにしてはなかなか見どころのある奴だ。あいつの強さは本物だ』
『何、違う? 結婚相手として……だと?』
『……え、結婚だと!? ななな何をバカな事を言っている! そんなのは有り得ん!!』
………………
ミカヤ「以上よ」
アイク「案の定否定されたな」
ミカヤ「本当に脈無しだったら切り捨てられるわ。動揺している時点でアリね」
アイク「そうかそうか。そういう事にしておこう」
ミカヤ「じゃあ次、8人目!
蝶よ花よと育てられ、戦場では一兵卒として駆け抜けたい!
つつましき弓騎士、ステラ!」
アイク「今回初登場の期待の新人だな。
俺も興味がある。強さ的な意味で」
ミカヤ「それじゃあVTRスタート!」
………………
ステラ
『アイク様についてですか? 先日知り合ったばかりですので詳しい事は一切存じ上げないのですが……』
『え? 私個人の純粋な感想で十分? 分かりました』
『あの方はとても力強い方です。何者にも恐れる事は無く、自身の力で道を切り開いていく。とても憧れる存在です』
『私の事をディアメル伯爵家の令嬢としてではなくただの兵士として見てくれたのも彼が初めてでした。私の望みを察して下さったのでしょう』
『結婚相手として、ですか? 残念ながら難しいです』
『私には許嫁が居りますし、アイク様は平民出身でしょう? 私の家族が許しはしないでしょう』
………………
アイク「ハッキリと断られたな」
ミカヤ「分かってないわねこの軟弱者が。
これはアレよ! 私を攫ってくださいっていうアピールなのよ!!」
アイク「いや、それは無いだろ。
万が一上手く行ったとしても一生お尋ね者だぞ?
豪華な暮らしには興味はないが、追われながら暮らすのは勘弁してほしい」
ミカヤ「どうしてこういう時だけ現実的なのよ……」
アイク「結婚とか言っている時点で現実的にならざるを得んだろ」
ミカヤ「いや、確かにそうかもしれないけど……
まあいいわ。次で最後よ!」
アイク「ようやくか。長い茶番だったな」
ミカヤ「茶番言うなし。
それじゃあ9人目!
絶望の淵でその手は伸ばされた。身分を超えた絆が今生まれる!
清真王女、エリンシア!」
アイク「まぁ、来ると思ったよ」
ミカヤ「このカップリングはトリに残しておいたわ!
この『蒼炎の軌跡』っていう物語をどっかの太閤様みたいな平民からの立身出世物語とするならばあなたと姫様は結婚すべきなのよ!!」
アイク「実際には……何だろうなコレ」
ミカヤ「……実際には、武芸一辺倒の実直な男の英雄譚って感じかしらね。
異論は認めるわ」
アイク「褒められているのかけなされているのか微妙なラインだな」
ミカヤ「とりあえず、VTRスタート!」
………………
エリンシア
『アイク様をどう思っているか、ですか?』
『そうですね。時々、妙な事を言ってからかってきたりします』
『怒るべきなのかもしれませんが、私を王女だからと言って特別扱いしないというのは凄く好感が持てます』
『私の為に戦ってくれる傭兵団の皆さんとは仲良くしていきたいのですが……変にかしこまったりせずに仲良くしていただけるのはやはりアイク様だけです』
『え? 結婚相手として……ですか?』
『それは……とても素敵な事だと思います』
『ですが、アイク様にとって王城は狭すぎるでしょう。私にはとても仲の良い友人が居る。それだけで私は満足です』
………………
ミカヤ「素敵な事だって言ってるわ。これはもう実質プロポーズでしょう!」
アイク「その後、友人だけで満足とも言っているが」
ミカヤ「そんなのあなたを送り出す為の方便に決まってるでしょう!
さぁさぁさぁさぁ! 今すぐ結婚指輪を投げつけに行きなさい!!」
アイク「貴重品を投げさせるな。うちの傭兵団はただでさえ貧乏なんだから」
ミカヤ「デイン軍で集めた宝玉を行商人を通してあなたに贈るからそれで資金調達しなさい。
数千ゴールドもあれば買えるでしょ」
アイク「なぜそこであんたが身銭を切るんだ……?」
ミカヤ「あなたが姫様と結婚してくれれば私も枕を高くして眠れるからよ。
その為の投資だと思えば安すぎるくらいよ!」
アイク「……そこまで俺の事が嫌いなのか? そうまでされると少しショックなんだが」
ミカヤ「……え?」
アイク「何だかんだ言って、あんたの事は結構好きだぞ?
この謎の空間での付き合いも長いしな」
ミカヤ「……ふぇ?」
アイク「さっきまでのインタビューみたいに結婚だのどうこう言うつもりは無いが、あんたとは仲良くやっていきたい」
ミカヤ「……え、えっと、その……
ま、まあ私も言い過ぎたわ。別にあなたの事は……色々と因縁はあるけども、別に嫌いってわけじゃないから。
だから……そうね。仲良くするくらいはしてあげても良いわよ」
アイク「よっしゃ! これで肉ゲットだ!」
ミカヤ「は?」
アイク「うp主から『ミカヤさんから好意的な一言を引き出せたら焼き肉奢るよ!』と言われていた。
ありがとな。あんたのおかげだ」
ミカヤ「…………そう。そうなのね」
アイク「ああ。そうだ、良かったら一緒に……おい、魔導書なんて取り出してどうした?」
ミカヤ「気にしないで。ちょっとだけ暁光バルオーラの試し打ちがしたくなっただけだから。
ああ、丁度いい的があるわね。付き合いなさい」
アイク「え、いや、俺これから焼き肉に……」
ミカヤ「問答無用! やっぱりあんたなんか嫌いよ!!」
ドゴォォォォン……
ミカヤ「……制裁完了。後でオームの杖でも使ってあげましょう。私なら使えると思うし。
ん? 紙切れが落ちてる。うp主からアイクへの手紙?」
アイク君へ
ミカヤさんから好意的な一言を引き出せたら焼き肉奢るよ!
食べ放題だから遠慮なく食べてね!
台本とか用意しようかと思ったけど止めておくよ! キリが良い所で本音をぶつけてあげて!
うp主より
ミカヤ「……一応、嘘では無かったって事ね。
仕方ない。嫌いっていうのは撤回してあげるわ」
うp主メモ
No10.銀の髪の乙女 ミカヤ
彼女はストーリー終了後、デインの女王となる。
しかし、彼女が本当に女王になりたかったのかは謎だ。
国民を導く存在になりたいと願ったから王位を望んだのか、
なりゆきで国をまとめる為に仕方なく王になったのか。
ストーリー中、彼女はどう見ても権力を望んでいるようには見えない。むしろ自由になりたがっているように見える。
軍人として働いていた事による疲労やらストレスやらのせいで彼女の予知能力に陰りが見える……なんて事もあった。
また、そもそも彼女が王に向いているのかという疑問もある。
エリンシア様が女王としての覚悟、大切な人を切り捨ててでも国を護るという決意を見せたしばらく後、
ミカヤさんの方は大切な人が命の危機に晒された際に即座に攻撃停止命令を下すという背任行為を行っている。
(エリンシア様の場合は十分に考える時間があったのに対してミカヤさんの方は即座に決断を要求されて反射的に対応せざるを得なかったという違いはあるが)
慈悲深さは美徳ではるが、王の素質としては疑問だ。
乱世ではなく治世ならそれでも十分かもしれないが、そもそも治世ならミカヤさんがわざわざ王になる必要があるのかという。
あくまでも個人による推測だが、彼女が幸せになりたいのであれば信頼できそうな、そして趣味の合う仲間と共に旅をして回る方が良いのではなかろうか?
それこそ、アイク君みたいな人と一緒に。
そう思うからこそ、うp主はこの2人のカップリングを推したい。
……ただ、これはあくまでもうp主の主観。ミカヤさんの本当の望みが何なのか、そこはイマイチハッキリしていない。
うp主の確証バイアスがかかっているだけであり、実際には女王として心の底から民を慈しもうとしていた可能性も十分にある。
彼女はストーリーの途中から状況に流され続け、終盤は別の人に出番を食われるので彼女自身の最終的な望みがプレイヤーに、少なくともうp主には伝わらなかった。
旅の方が向いているのでは? といううp主の意見は序盤の彼女の言動を見ての意見である。その後心境の変化があっても全然不思議ではない。
そう考えるとシナリオを書いた任〇堂が黒幕……いやいや、きっと解釈の余地が残るようにあえてぼかしてくれたのだろう。きっと。
支援が発生しました。
アイク・ミカヤ C
回避+7