ミカヤ「さて、随分遠回りしたけど、乱数調整についての講義はこれで最後ね。
……あら? アイク? 居ないの?」
ミスト「こんにちは!」
ミカヤ「あら? ミストちゃんじゃないの。どうしたの?」
ミスト「お兄ちゃんから代わりに行っておいてくれって言われたの。
ほら、先週爆発事故があったでしょ?」
ミカヤ「え? そんなのあったかしら……?」
ミスト「あったの。それにお兄ちゃんが巻き込まれちゃって、命中率半減と毒の状態異常にかかっちゃって……」
ミカヤ「…………ああ、爆発事故ってそういう……」
うp主注
バルオーラは毒の追加効果があり、奥義『暁光』は命中率半減の効果があります。
ミスト「キルロイさんに診察してもらったんだけど、全治1週間だって。
しょうがないから私に代理参加して欲しいって頼まれたの」
ミカヤ(……ヤバい。ちょっとやり過ぎたかもしれない)
ミスト「……? どうしたのミカヤさん」
ミカヤ「あ~……何でもないわ。それじゃあ始めていくわよ。
そういう訳で今回の講義内容はコレ!」
【スキルと発動率】
ミスト「スキルは確率で発動するから乱数を消費する。
だから気を付けましょう……みたいな感じだったっけ?」
ミカヤ「ちゃんと予習してるのね。そういう事よ。
ただ、乱数がズレるのはあくまでも『確率発動のスキル』のみなのよ」
ミスト「なるほど」
ミカヤ「まずやるべきなのはスキルの種類分け……いえ、その前にスキルの習得方法についてまとめておくわ。
手段は2つ。『初期入手』か『スキルの書を消費して習得』よ」
ミスト「スキルの書?」
ミカヤ「『祈りの書』とか『待ち伏せの書』とかね。
拠点で使用(消費)する事で対応するスキルを習得させられるわ」
ミスト「じゃあ、スキルをどんどん覚えさせればどんどん強く……」
ミカヤ「っていうのは無理なのよ。
ユニットにはスキルの習得数上限……キャパシティが存在するわ。
大抵は20とかでクラスチェンジで+5されたりするわ」
ミスト「と言う事は20個もスキルを覚えられ……」
ミカヤ「覚えられないのよ。
比較的軽いスキルでもキャパシティ消費は5必要よ。
標準は10、重めのスキルは15、かなり重たいスキルは20も必要になるわ」
ミスト「……実質、キャパシティ4か5?」
ミカヤ「スキル数で言うならそうなるわね。尤も、軽いスキルは4種類しか無いから5つも覚えるのは不可能だけど」
ミスト「う~ん、残念」
ミカヤ「あと、『奥義の書』についても解説しておくわ。
これはゲーム中でも4つしか手に入らない貴重な……いえ、そこまで貴重でもないわね。
まぁ、レアなアイテムよ」
ミスト「貴重じゃないんだ……」
ミカヤ「他のスキルの書は1個しか手に入らないからそれに比べるとね。
奥義の書は上級職専用の特殊なスキルを覚える為のアイテムよ。
公式に厳密な分類として存在する訳じゃないけど……便宜上、『奥義スキル』あるいは単純に『奥義』と呼んでおくわ」
ミスト「奥義……強そう」
ミカヤ「……一部を除いてそうでもないんだけどね。
奥義の書は1つのスキルではなく『職業毎に対応したスキルを覚えられる』という特徴があるわ。
ある職業にとってはゴミだけど、ある職業では神スキルを覚える……なんて事もあるわね」
ミスト「誰に使うかは慎重に決めないとって事ね」
ミカヤ「そういう事よ。
それじゃあ話を戻して発動率についてよ。まずは確率発動なのかそうじゃないかをしっかりと分ける必要があるわ。
それに加えて乱数消費のタイプ分けも必要なんだけど……まぁ、とりあえず種類分けの一覧を並べてみましょうか」
・確率発動型
・攻撃強化型
・回数増加型
・特殊型
・固定発動型
・条件発動型
・確定発動型
・常駐型
・コマンド型
ミカヤ「以上、大分類2種、小分類7種かしらね。
あくまでもうp主の独断による分類よ」
ミスト「何となく分かりそうなのもありそうだけど……う~ん……」
ミカヤ「上から説明していくわ」
・攻撃強化型
通常攻撃に何らかの付加価値を与えるスキル。
命中が確定した後に初めて判定が行われる。
該当スキル:月光、太陽、キャンセル、武器破壊 等々
ミカヤ「騎士様の月光を初めとしたベオクの奥義の大半、それに加えて細々とした小技が該当するわ」
ミスト「威力増強の奥義だけじゃなくてキャンセルとかも該当するのね」
ミカヤ「ええ。これらの特徴は『命中判定をクリアしてから初めて判定が行われる』という事よ。
躱される場合、あるいは躱す場合は乱数消費は考えなくて良いわ。
あと、正確には『命中判定をクリアした後の必殺判定の後』に判定が行われるわ。現在位置から4つ目の乱数を参考にするという事ね。
まぁ、成長の為の乱数調整の後で攻撃強化型のスキルに関して発動するか否かを気を付ける事はそうそう無いけど」
ミスト「なるほど。
あれ? じゃあもしキャンセルと武器破壊を両方持ってる場合はどういう判定になるの?」
ミカヤ「検証してないわ」
ミスト「え」
ミカヤ「順当に考えれば所持スキル順に順番に判定するんじゃないかと思ってるけど、そんな面倒な検証はしてないわ。
最強キャラを作ろうとしたら『勇将』とか『連続』とかを入れる事になるから攻撃強化型のスキルを2つも積むのはハッキリ言ってネタ構築か、あるいはスキルの書が勿体ないからとりあえず詰め込んだだけの間に合わせの構築よ。
このうp主がいちいち検証する訳が無いわ!」
ミスト「でも、『太陽』とか『月光』は強いスキルだと思うけど……」
ミカヤ「奥義関係のスキルはキャパシティが重いのよ。枠の大半を食いつぶすから『祈り』とか『挑発』とかの軽いスキルしか入らないわ。
やっぱり検証の意味が無いわね」
ミスト「う~ん……」
ミカヤ「次は回数増加型ね」
・回数増加型
攻撃回数そのものを増やすスキル。
攻撃を行う前に判定が行われる。
該当スキル:連続、流星、天空
ミカヤ「以上よ」
ミスト「あれ? 3つだけ?」
ミカヤ「『連続』が『攻撃回数を増やすスキル』なんだから3つでも多いと言えば多いわね。
それぞれのスキルの詳細を軽く説明すると……
・連続:技%の確率で攻撃を1回増やす
・流星:技/2%の確率で攻撃1回をダメージ半分の5連撃に変更する(実質2.5倍ダメージ)
・天空:技%の確率で発動。攻撃1回を『太陽』の効果を持つ攻撃と『月光』の効果を持つ攻撃の2連撃に変更する
こんな感じね。
なお、増えた攻撃に対して発動する事は絶対に無いわ」
ミスト「……天空って連続の完全上位互換になってるのね。私も頑張って覚えてみようかな」
ミカヤ「天空はキャパを20も食うのに対して連続はキャパ10で済むから完全上位互換とは言えないわね。
ちなみに、そのキャパの関係でこれらのスキルを2つ以上習得する事は不可能よ。ややこしい検証をしなくて済むから助かるわね」
ミスト「……頑張ってキャパシティを上げないと!」
ミカヤ「あ~……そっちに行くのね……
話を戻しましょう。これは攻撃強化型と違って命中判定よりも前に発動判定が出るわ
個々の攻撃が命中するか否か、あるいは必殺が出るか否かといった要素はそれぞれの攻撃毎に判定されるの。
既プレイ者なら天空による攻撃がカラス王とか騎士様に躱されたっていう経験をした人はそれなりに居るんじゃないかしら」
ミスト「月光とかは当たる攻撃じゃないと出ないから絶対に当たるけど、天空は外れる可能性がある、と」
ミカヤ「そうよ。月光とかはある意味必中攻撃と言えるわね」
ミスト「その分、命中判定を潜り抜けないと発動しないから出にくい、と」
ミカヤ「そういう事よ」
ミカヤ「次は特殊型ね。
上記2種類以外の確率発動型のスキルの総称よ」
ミスト「何だか雑な名前……」
ミカヤ「うp主のセンスだからしょうがないわ。
それじゃ、はいっと」
・特殊型
攻撃には直接関わらない確率発動型スキル。
発動する機会がある時に判定が行われる。
被弾時に技%で発動する『翼の守護』
ダメージを受けた際に技/2%で発動する『カウンター』
死亡するダメージを受けた際に幸運%で発動する『祈り』
以上の3つが該当する。
ミカヤ「以上ね。『被弾型』みたいな名前にしても良いかもしれないわね」
ミスト「祈りは私が持ってるスキルだね。
カウンターはティアマトさんのスキル。
翼の守護は……知らないなぁ」
ミカヤ「鳥翼族の中でもタカだけが覚えられる奥義よ。まだ全然出てきてないからしょうがないわね。
これらのスキルは被弾した時か、あるいは致命的な攻撃が被弾した時に発動するわ。
逆に言えば、躱してさえしまえば発動はしないという事ね。当たり前だけど」
ミスト「私の祈りスキルは致命傷じゃないと発動しないから良いとして、ティアマトさんは気を付けないとね」
ミカヤ「ええ。うp主のように数十回の乱数調整が水の泡になるような悲劇を起こさない為にもしっかり気を付けなさい」
ミスト「一体なにしたのうp主さん……」
ミカヤ「さて、固定発動型は巻きで進めていくわ。乱数調整には関係ないし」
・条件発動型
特定の条件を満たした際に確定で発動するスキル。
HPが半分以下の時に発動する『怒り』『勇将』
傷付いたユニットや状態異常のユニットが隣に居る時に発動する『空の祝福』『地の祝福』
ダメージを受けている時に発動する『回復』
等々
・確定発動型
常に発動するスキル。
『条件無し』の条件発動型のスキル。
『能力勝負』
・常駐型
常に発動するスキルだが発動エフェクトが出ない。
エフェクトが無い確定発動型のスキル。
『安定』『気分屋』
『エリート』『大器晩成』
等々
・コマンド型
コマンドを選択する事で発動するスキル。
『ぶちかまし』『一発屋』『盗む』『再行動(呪歌)』『咆哮』『疾風の刃』
ミカヤ「以上ね」
ミスト「……あの、ミカヤさん。こんなに細かく分ける必要、あった?」
ミカヤ「うp主も『条件発動型』『確定発動型』『常駐型』は1まとめにしてしまおうかと考えたらしいわ。こんなもん実質同じだし。
でもまぁ、『確率で発動』と『条件を満たせば確定で発動』というのはハッキリと分けておきたかったし、
『派手なエフェクトはあるけど乱数は消費しない』っていうのもハッキリさせておきたかったからこうなったらしいわ」
ミスト「あくまでも乱数基準で見てると」
ミカヤ「そういうプレイだから、コレ」
ミスト「……そうだったね」
ミカヤ「これにて講義は終了よ」
ミスト「あれ? 肝心の『発動率』ってあんまり触れてなかったような……」
ミカヤ「……そう言えばそうね。うp主的には発動するか否かよりも乱数を消費するか否かの方が大事だからあんまり気にしてなかったわ。
軽く解説しておくと、大抵のスキルの発動率は技%、あるいは技/2%とかになるわね。
ごく一部の例外、祈りスキルなんかは幸運%よ。まぁ、納得の設定ね」
ミスト「技って大事なんだね。スキル使いにとって」
ミカヤ「ええ。とっても大事なのよ。
こんなもんかしらね。それじゃ、また来週!」