ついに前半戦が終わる章を攻略するプレイ動画は~じま~るよ~
タナス公は取り逃しましたが、とりあえず皇帝様に報告です。
あと、前回逃がす事には成功したサギの民の王族の生き残り、リュシオン王子が20年前の事件に関する恨み言を言っていたのでそれも確認です。
前回の茶番パートでタナス公も言っていましたが、20年ほど前にセリノスの民が虐殺されるという事件がありました。
なんでも先代の皇帝を暗殺したとかいうデマが流れて暴徒と化した民が殺害してまわったとか。
セリノス王国の民であるサギの民は戦闘手段は一切持たないそうです。
タナス公の鼻を殴り飛ばす事くらいはできるようですが、その拳の骨にはヒビが入ったとか。明らかに殴った方のダメージが大きいです。
まぁ、そんな軟弱な種族が人を殺せる訳が無いのですが……デマっていうのは本当に恐ろしいですね。
前回の仕事はタナス公を失脚させられるくらいの情報は集まったので一応成功ではあります。サッサとクリミアの支援を始めてくれと言う事は不可能ではないですが……流石にこのまま放置する訳にもいきませんね。タナス公は逃げたままだし、セリノスの王族も放っておくわけにもいきません。
皇帝様からも『悪いけどあと一仕事してほしい』と頼まれ、アイク君も快く引き受けます。
仕事内容はタナス公の捕縛、あるいは討伐。そしてセリノスの王族の保護……というのは失礼ですね。セリノスの王族との接触、交渉です。
どちらも旧セリノス王国領であるセリノスの森に逃げたっぽいので森の中を捜索します。
ではシステム的な解説です。
この章はなんと4戦仕立てとなっております。
普段は『戦闘』→『拠点』→『戦闘』→『拠点』……という順番で進むのでいくらでも武器が補充できましたが、本章では4戦連続で戦闘しなければならないので武器やその他消耗品はしっかりと沢山持っていきましょう。
一応拠点画面で『しっかり準備していけよ。絶対準備しろよ!』と言われますが、今までにない構成なので事前知識が無くて武器が尽きかけた人は結構居たんじゃないかと。
勝利条件はそれぞれ『敵の全滅』『到達』『10ターン生存』『敵将の撃破』です。
2戦目ではボスチクっぽい事ができそうですが、流石に面倒なので普通にクリアします。レベルが高めのボスも居ないし。
そういう訳で、手の込んだ事をする必要はほぼありません。いつも通りに乱数調整しながら成長させるだけです。
ああでも、盗賊は入れておきましょう。どういう訳か俺のリブローを持っている不届きものが多数居るので根こそぎ回収します。毒消しとか傷薬を持っている人も居るので……まぁ、お好みで。
1~2戦目は普通に戦って大丈夫ですが、3戦目からアイク君にちょっと変わったペナルティが課せられた状態での戦闘になります。
森の探索を進めているとリュシオン王子の親戚っぽい女性、リアーネ王女を発見します。死に絶えた筈のセリノスの王族がまたしても見つかるとか、奇跡ですね。
それを見た美しいタナス公(本人基準)が強奪しようとしてくるのでこちらで保護します。何か気絶しちゃったし。
そういう訳で、アイク君はこの章が終わるまで常にリアーネ王女を救出した状態で戦います。技と速さが半減した状態ですね。
途中で降ろす事は勿論、誰かに引き継いでもらう事もできません。
本プレイのアイク君は普通に鍛えた場合と比べてメチャクチャ強いのでそれでも十分戦えますが……あんまり突っ込み過ぎるとアッサリ死ぬので気を付けましょう。
4戦目は空気を読まない外野が乱入してきます。
鳥翼族の中でも鷹の民だけが集まって作られた国であるフェニキスの国王、ティバーン様。
その腹心であるヤナフさんとウルキさん。
そして、今回の任務目標でもあるリュシオン王子です。
その他軍として勝手に参戦してきます。死んでも特にペナルティは無い上にただただ邪魔なだけですので敵軍に上手い事殺してもらいましょう。
リュシオン王子は先述の通り戦闘手段が一切無いので放っておけば死にます(正確には撤退します)。一体何しに来たんだお前。
ヤナフさんとウルキさんも……まぁ、放っておけば死にます。それでも鬱陶しいので騎兵などで救出しました。この足手まといどもめ。
ティバーン様は『化身の腕輪』を装備している為、常時化身しています。その上パラメータもラスボスと張り合えるくらい強いです。事故死を期待するのは無駄なのでサッサと救出しましょう。
鳥翼族の皆さんは飛べるだけあってラグズにしては軽めです。騎兵や竜騎士、天馬騎士等で回収できます。
一応彼らを戦力として運用する事もできますが……ドロップアイテム持ちの敵の止めを持っていかれるとアイテムが入手できなくなります。
タナス公が持っている魔導書『リザイア』
タナス公の近くの敵兵が持っている『連続の書』
どちらも貴重品なので確実に回収したいです。経験値も勿体ないし。
4戦目の敵将であるタナス公オリヴァーはHP吸収能力を持つ武器である『リザイア』を装備しています。
これを上手く使えば結構な回数の回復をさせる事が可能です。有限のボスチクが不可能ではないですね。
まぁリザイア自体が貴重なので速やかに抹殺しておきます。回避しちゃうと回復させられないし。あと全然美しくないし。
はい、これにて本章の戦闘が完了しました。
これで『蒼炎の軌跡』の物語の前半戦が終了となります。
次回からはついにデインを相手に侵攻をかけていきます。
では、また次回。
俺の名はティバーン。フェニキスの国王にして旧セリノス王国の王子であるリュシオンの後見人だ。
数日前、リュシオンは親友だったはずのキルヴァス王ネサラに裏切られてニンゲンに売られた。
幸い、怪我させられる前に……手の甲の骨にヒビが入っていたらしいが……とにかく脱出に成功したようだ。
戦闘能力の無いリュシオンが単独でフェニキスまで帰ってくるのは厳しい。急いで迎えに行ってやらないと。
にしてもネサラの野郎め。前からニンゲンと取引したりするいけ好かない野郎だと思っていたが、まさかリュシオンを裏切るとはな。
この件が片付いたら血祭に上げてやる。
俺の側近は優秀な目と耳を持っている。その能力で何とかリュシオンを見つけ出し、保護する事に成功した。
この神聖な森で戦っているニンゲンどもも殺してやりたい所だが、今は少人数で行動しているから分が悪い。この森を血で汚すのも躊躇われる。
今は見逃してやるよ。今はな。
踵を返して去ろうとしたその時、俺の側近の『目』担当のヤナフが声を上げた。
「王っ! 王子っ! み、見て下さい! アレ!!」
「何だヤナフ、どうしっ!?」
ヤナフが指さす方向。それはこの森で争っているニンゲンどもの中で剣を片手に戦っている青髪の小僧。
そしてそいつが背負っているのが『誰』なのか、この距離ならヤナフの千里眼が無くともハッキリと見えた。
「金髪に白翼っ!! セリノスの王族だと!? 誰だ!?」
「ま、まさか……そんな……生きて……?」
「ウルキっ!」
『耳』担当であるもう一人の側近、ウルキに問いかける。情報を探れと。
「…………あの青年はタナス公を追い詰めようとしている軍の指揮官ようです。
……どうやらサギの姫君を守りながら戦っているらしいです」
「タナス公……リュシオンを買ったとか抜かす貴族の野郎か。
しかし、ニンゲンがサギを守るだと? そのまんまどこかに売ろうって気じゃないだろうな?」
「…………考えにくいかと。
……彼の軍の中にはガリアの獣牙族も居るようです。ラグズを奴隷扱いしない類の珍しいベオクなのでしょう」
「ガリアの獣牙族だと? それはそれで何でこんな所に?
……まぁ、確かにそういう事であれば考えにくいか」
「オレの『目』でも確かに獣牙族が居ますね。ガリア出身かまでは分かりませんけど、化身解除もしてるみたいなんで例の薬を盛られた奴隷って事も無さそうです。
それにサギの民を商品扱いするようなゲス野郎だったら怪我させるリスクのある戦闘は避けて逃げてるんじゃないですかね? あいつら、商品としては大事にするんで」
「それも一理あるか」
「……どうなさいますか? 我が王よ」
「少々不本意だが参戦するぞ。サギの姫を全力で守る!」
「「はっ!」」
「ティバーン、私も行く!」
「リュシオン!? ……待てって言って大人しく待つ訳が無いよな。俺たちと一緒に居た方が安全か。
着いてこい! 但し、無理はするなよ!」
「ああ!」
さて、どう動くか。
あの青髪のベオクの元に行って指示を仰ぐ……なんてのは俺の流儀じゃないし突然言われても迷惑なだけだろう。
俺たちは俺たちでタナス公の首を狙うとしようか。敵の大将の首さえ取れればとりあえず戦いは終わるはずだ。
奴の特徴はネサラのお目付け役のニアルチから聞いている。なんでも太ったハゲのオッサンだとか。
……うん、あいつだな。どう見てもあいつだ。
よし、それじゃあ突撃……
「そこの半……ラグズの方! こんな所に迷い込んでどうしたのですか!?」
「え、迷っ?」
突然竜騎士の女に声をかけられた。俺が道に迷ったように見えたのだろうか?
「ここは危険です! 早く避難して下さい!」
「いや、俺は参戦に……」
「ああもう、仕方ありませんね!
私の背中に乗ってください!」
「ちょ、待っ、うぉぉおおお!?」
何かよく分からない力で強引に騎竜の上に引きずり込まれた。
慌てて脱出しようとするが、どういう訳か抜け出せない。
仕方がないので周囲を確認するが……何だか余裕そうにタナス公の軍を蹴散らしているらしい。
……俺の参戦、要らなかったか。と言うか凄い練度だな。こいつら一体何者だ?
この竜騎士の女も放してくれる様子は無さそうだ。大人しくしておくか。
ティバーンの力は未化身でも33あり、極めて強いです。ジルなんかが引きずり込める訳が無いのですが……謎の力で担ぐ事が可能です。