FE蒼炎の軌跡 最強クリミア軍育成録   作:天星

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#17 おしえて! ミカヤ先生! 【ユニットの評価】

アイク「ふぅ、今日は普通に疲れたな」

 

ミカヤ「4戦連続だったものね。お疲れ様」

 

アイク「途中からはリアーネ姫も抱えた状態で戦ってたからな。

   ミストの半分くらい軽い姫だったが……普通に疲れた」

 

ミカヤ「そりゃ疲れるでしょうね……

   それじゃあ今日はのんびり行きましょう。

   今日はどうしてもやりたいっていう講義が無いから雑談っぽい感じになるわ。

   お題はコレ!」

 

 【ユニットの評価】

 

ミカヤ「具体的には、男性剣士である『ツイハーク』と『ソーンバルケ』の比較。

   ついでに、シーフである『フォルカ』と『サザ』の比較ね」

 

アイク「……何か、論ずるまでもない比較がある気がするが」

 

ミカヤ「あくまでも『乱数調整を駆使して成長させた場合』の比較になるわ。

   だからちょっと変わった事になったりするわけだけど……ま、のんびり話していきましょう。

   うp主がちょっと前に言ってたわね。ソンケル先生はツイハークさんの下位互換だと」

 

アイク「ああ。言っていたな。

   初期値とかだけを見れば明らかに先生の方が強いんだが……」

 

ミカヤ「レベルが高いから当然ね。

   当たり前だけど、本プレイでは初期レベルが低い人が基本的に有利になるわ。

   乱数調整のおかげで本来の倍くらいのスピードで成長するんだもの。当然と言えば当然ね」

 

アイク「期待値での成長で考えても同レベルで考えるならレベルが低い方からの叩き上げの方が基本的に有利のはずだよな。

   そうじゃないとユニットを育成する意味が無い」

 

ミカヤ「まぁそうね。ただ、運が悪いと成長がヘタレるんでやっぱり初期レベルが高い方が安定はするでしょうね」

 

アイク「ヘタレるのとは逆に急成長する事もあるからそこらへんは言ってもしょうがないだろう」

 

ミカヤ「それもそうね。

   まあそういう訳で、本プレイではソンケル先生とツイハークさんは同じ職業であるにも関わらずツイハークさんの方が明らかに強くなるわ。

   ただ、うp主が下位互換扱いする理由はそれだけじゃないの」

 

アイク「どういう事だ?」

 

ミカヤ「まず、ソンケル先生の異様な幸運の低さが挙げられるわね。

   ユニットの持つ個性として、彼の幸運はとんでもなく低いのよ。

   具体的な初期値は何と『5』。あなたの初期値が『6』だからそれ以下よ。

   成長回数が少ない上級職は幸運の値は多めに設定されている事が殆どなんだけど……彼に関しては完全に逆ね」

 

アイク「……とんでもなく低いな。必殺を受け放題だし命中回避も心もとなくなる」

 

ミカヤ「本人の技量で不幸はカバーするっていうスタイルなんでしょうね」

 

アイク「流石は先生だな。そう聞くとちょっとカッコいい」

 

ミカヤ「もう1つの理由として、スキルが挙げられるわ。

   ツイハークさんのスキルは『連続』、ソンケル先生のスキルは『流星』よ。

   それぞれの『効果』は以下の通り」

 

連続:一定確率で2回攻撃

流星:一定確率でダメージ半分の5回攻撃

 

アイク「……流星の方が強そうだな」

 

ミカヤ「ダメージ量だけならね。

   でもね、どういう訳か流星の発動率は連続の発動率の半分に設定されているのよ!」

 

アイク「……連続の発動率が100%で、通常のダメージが2とすると……

   連続スキル持ちは常に4ダメージ与える。

   流星スキル持ちは50%で2ダメージ、50%で5ダメージ。期待値を計算すると3.5か。

   僅かだが連続の方が優秀だな」

 

ミカヤ「流星が勝っているのは瞬間的なダメージと、あと発動時の安定性くらいね」

 

アイク「安定性?」

 

ミカヤ「さっきのあなたの計算、命中と必殺を考慮してないでしょ?

   命中50%が2回の攻撃で2回とも外れる事はそれなりにあるけど、5回とも外れるっていのはそうそう無いわ。

   必殺が50%とかの場合も同じ理屈よ。

   攻撃回数が多いからこそ安定性……期待値通りの値への近づきやすさは増えていくわ。

   ……尤も、発動率が低いから安定性はやっぱり低いんだけどね」

 

アイク「結局低いのか」

 

ミカヤ「あくまでも『スキル発動時』の安定性の話ね。発動率込みの安定性はトントンって所かしらね。

   そして他の要素……ダメージ期待値、武器耐久の消費度、スキルキャパシティ、どれを取っても連続の方が上よ」

 

アイク「なるほど。これは確かに下位互換だな」

 

ミカヤ「分かってくれたようね。

   じゃあ次、シーフ同士の対決よ」

 

アイク「やる前から勝負は決まっているな。どうせフォルカの勝ちだろ」

 

ミカヤ「それがそうでもないのよ。シーフ同士、つまり下級職同士の戦いであれば実はサザに軍配が上がるわ」

 

アイク「嘘だろ!?」

 

ミカヤ「サザの方が初期レベルが低いから、同じレベル帯まで上げた時はサザの方が強くなるわ。

   あなたがさっき言っていた事ね」

 

アイク「……確かに。当たり前の話だったな」

 

ミカヤ「そういう訳で、今回の章のプレイ時はフォルカではなくサザを連れて行ったらしいわ。

   杖を盗んだりと大活躍だったらしいわよ」

 

アイク「あのサザが役に立つとは」

 

ミカヤ「問題は費用対効果が全く釣り合わない事ね。

   強いと言っても誤差の範囲だから最初からサザを切り捨ててフォルカを鍛えた方があきらかにやりやすいわ。

   フォルカの方はもうちょっとしたらクラスチェンジするし」

 

アイク「……まぁ、そうだよな」

 

ミカヤ「あと、開錠の際にお金を取られない事もサザの強みね。

   50ゴールドとかいうはした金だけど節約にはなるわ」

 

アイク「なるほどな」

 

 

ミカヤ「さて、今日はこんなもんね」

 

アイク「本当に軽い感じだったな」

 

ミカヤ「毎回全力だと疲れるでしょう。

   来週は普通の講義に戻るわ。

   それじゃ、また来週」

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