ミカヤ「さて、まずは出世おめでとう。アイク将軍」
アイク「勘弁してくれ。こういうのは苦手なんだ」
ミカヤ「ふふっ、その服装も以外と似合ってるわよ」
アイク「ったく、他人事だと思って」
ミカヤ「本当の事を言ったまでよ。
でも、確かに何かちょっと疲れてるみたいね。早いとこ進めましょうか。
今回のお題はコレ」
【アイクの強さその2 奥義『天空』】
アイク「長いタイトルだな。と言うかその1はどこ行った?」
ミカヤ「『優秀な成長率』がその1ね。これがあなたが最強主人公と呼ばれる所以の約3割を担っているわ。
今回解説する奥義『天空』の存在もまた3割。
ついでに、後で手に入るあなたの専用装備も3割ね」
アイク「残り1割はどうなっているんだ?」
ミカヤ「う~ん……『丁度いい時期のクラスチェンジ』かしらね。早すぎず遅すぎず、物語の折り返し地点で発生するから。
『強すぎる支援効果』も入れようかと思ったけど、あなた個人の力じゃないから除外しておくわ」
アイク「確かに微妙なラインだな。
大体分かった。それで、今回の内容は?」
ミカヤ「奥義スキルに関しては……あなたには話してないけどミストちゃんには話したわね。
あなたも晴れて上級職になったから奥義を習得できるわ。
それが、あなた専用の奥義『天空』よ」
アイク「効果は……これまでにもちょくちょく出てきてたっけか」
ミカヤ「ええ。
HP吸収効果を持つ『太陽』
相手の守備の半分を無視する『月光』
その2つの攻撃を『連続』で繰り出す。それが『天空』よ。
3種のスキルを複合させたそれぞれの完全上位互換となるスキルね」
アイク「それぞれのスキル単体の評価としてはどうなんだ?」
ミカヤ「『太陽』は極めて優秀な評価を受けるスキルの1つね。ちなみに奥義スキルの1つよ。
敵の軍団に放り込んでおけば勝手に回復しながら殲滅してくれるわ。
習得できるのは騎兵の上級職ね。ティアマトさんとか、あとミストちゃんの本来の奥義でもあるわ。
尤も、ミストちゃんは腕力がそんなに強くないからあんまり向いてないんだけどね」
アイク「太陽を切り捨てたミストは正しかった……?」
ミカヤ「まぁ、月光の方が有効な場面は多いかもね。
続いては『月光』。騎士様の奥義として有名ね。
重歩兵の上級職であるジェネラル、ソルジャーの上級職であるハルバーディア。この2つが覚えられるわ」
アイク「あれ? ハルバーディアも対象なのか」
ミカヤ「槍兵が対象って感じかもね。ジェネラルは剣も使えるけど」
アイク「なるほど。で、効果の程は?」
ミカヤ「……残念ながら、少々微妙ね。キャパシティ20使う割には。
1撃の威力を上げるスキルとしては優秀なのよ。ただ、それだったら『連続』で十分だよね? っていう」
アイク「連続なら単純に倍だもんな」
ミカヤ「勿論、自分が弱すぎる又は相手が強すぎるとかの理由でダメージがゼロとかだと『連続』はゴミ屑と化すわ。
でも、そうじゃないなら発動条件無しの純粋なダメージ強化で『連続』に敵うスキルは存在しないわね。
おまけにスキルの書さえあれば誰でも習得でき、発動率は事前判定な上に技%だから最強。
しかもキャパシティはそこらの奥義の半分である10よ」
アイク「ボロクソに言われてるな。奥義が勝っている所は無いのか?」
ミカヤ「そうね。まずは『武器耐久値の節約』が可能ね。
連続だと当然2回消費するけど、月光とかだと1回で済むわ」
アイク「そりゃそうだな」
ミカヤ「後は『入手のしやすさ』かしらね。前にも言ったけど奥義の書はゲーム本編では4つ手に入るわ。
それに対して『連続の書』は1個だけ。ああ、ちょうど前の章でモブがドロップしてるわね。
そういう訳だから、『連続』の代わりとして奥義を習得させるというのは十分アリよ」
アイク「漆黒の騎士の奥義が代替品扱いとはな……」
ミカヤ「騎士様にとっても月光よりも連続があった方が強かったでしょうね。
あなたが守備を最大限鍛えていたとしても連続の方がダメージ量は多いもの」
うp主注
アイク将軍は最終的には守備が29となるので、月光を喰らうとダメージが+15される。
騎士様の攻撃力は48なので素のダメージは19。
命中率だの必殺率だの細かい事を考慮しなければ連続の方が優勢。
逆にアイク将軍が騎士様に攻撃する場合、素のダメージは9。
騎士様の守備は35なので月光で+18。
連続2倍に対して月光3倍なのでこちらの方が有利。
アイク「……おい、ボロクソ言っていたのに月光が勝ってるぞ」
ミカヤ「騎士様は規格外だから。仕方ないわね」
アイク「これは……アレか。月光はどちらかと言うとボス向けなんだな」
ミカヤ「まぁ、そういう事ね。
それじゃあ最後に『連続』ね。これは……説明するまでも無さそうね」
アイク「さっき散々やったからな」
ミカヤ「『発動条件無し』でかつ『単体のスキル』でこれに勝るスキルはほぼ無いんじゃないかしら?
さっきの『騎士様相手に月光』とかくらいじゃないかしら?
ああ、あと今議論中の『天空』も除外した話ね」
アイク「単体じゃない場合だと違うのか?」
ミカヤ「複数のスキルを積まれたら負けるかもしれないから一応予防線を張っておいたわ。パッとは思いつかないけど。
あと、『発動条件有り』のスキルだと『怒り』と『勇将』がバランスブレイカーと化すわ。流石にそっちの方が強いわね。
この2つを積むのはぶっちゃけ『天空』よりも強いもの」
アイク「これだけ持ち上げてきたのにまだ強いスキルがあるのか」
ミカヤ「『怒り・勇将』はHPが半減していないと発動しないスキルよ。
『怒り』は必殺率を50%引き上げ、
『勇将』は力・技・速さを1.5倍にする。
半殺しの状態で運用しなきゃならないから常に死の危険があるわね。勇将のおかげで回避率は上がってるけど絶対じゃないし」
アイク「『天空』なら『太陽』が含まれている分安全ではあるな」
ミカヤ「そういう事よ。
『攻防一体の優秀な奥義』が『天空』で、
『攻撃特化の爆弾』が『怒り・勇将』って感じね」
アイク「爆弾……なるほど」
ミカヤ「さて、今日はこれでおしまいよ」
アイク「天空……親父の剣技。
親父は本当に強かったんだな」
ミカヤ「そうね。私もあなたみたいに専用の奥義が欲しかったわ」
アイク「そう言えばあんたの奥義は……」
ミカヤ「……どういう訳か汎用クラスと同じ奥義が用意されていたわ。
あのタナス公と同じ奥義が」
アイク「……その、なんだ、俺で良ければ協力するぞ。
新しい奥義の開発とか」
ミカヤ「……ありがと。後で時間があったら付き合ってもらうわ。
それじゃ、また来週」